商標弁理士Nの業務外ブログ

横浜市にある商標専門の特許事務所で商標弁理士をやっているNの業務外ブログです。弁理士業務とはあまり関係のない日常のことについて、商標に関する話題をたまに絡めつつまったり綴ります。

カテゴリ: 弁理士

こんにちは、横浜市の商標弁理士Nです。

さて、ブログを更新しようと思ったのですが、ネタが思い付きませんでした

そこで、私がたまに電車の中とかお風呂の中とかトイレの中でやっている、「空想商標類否判断」の例題でも出してみようかと思います。今回のネタは、例によって大好きないつものアレです。暇つぶしにぜひどうぞ!!笑

問題:次の商標の類否について考えなさい。また、その結論に至った理由を述べなさい。
(指定商品・指定役務や取引の実情は考慮しないものとする。)


Q1: 商標「ナメック」 と 商標「ナメッフ」

Q2: 商標「ベジータ」 と 商標「ペシータ」

Q3: 商標「クリリン」 と 商標「クリンリン」

Q4: 商標「悟空」 と 商標「五久卯」

Q5: 商標「限界突破サバイバー」 と 商標「限界突破サイババー」


ちなみに、当たり前ですが正解はありません笑

どれだけ現在のプラクティスに沿って、論理的な理由付けができるかがポイントでしょう

こういうことを常に考えていると、結構な修行になるのでオススメ(?)です。

おわり 

こんにちは、横浜市の商標弁理士Nです。

さて、毎日商標実務をやっていると、徐々に職業病とも言える症状が出てくる人も少なくないと思います。私もおそらく、その一人です笑

休日に何かの商品やサービスに使われている商標を見てその場でJ-Platpatを検索してみたり、街を歩いていると行き交う人達よりもどんな商標が使われているかの方が気になったり、暇つぶしに妄想で設定した商標を類否判断してみたり等、ふつうの人からしたら結構ヤバイ症状だったりします・・・。

先日、某地域物産展でお菓子を買いました。

そのお菓子には、パッケージにドーンっと商品名が表示されており、その上部には「登録商標」と書いてありました。

しかし、その商品名。識別力の観点から、「これ商標登録すんの無理じゃね?」というものだったのです

「ん~、でもデザイン枠とか一応あるし、パッケージデザインとして登録したのかな?」と思い、その場でスマホからJPlatPatを検索(かなりうざいw)。するとビックリ、どうやら、商標登録がされている事実はないようなのです。

まさかの虚偽表示!?

いや、もう一つの可能性としては、「商標登録されていたけど、更新しないで商標権が消滅した」とも考えられます。にもかかわらず、昔から使っているパッケージを使い続けている・・・みたいな?

まぁ、それでも虚偽表示疑惑は残りますが。

さて、こんな状況になったらモヤモヤしますよね?

モヤモヤするのが、もはや職業病な気もしますが。「危ないよと指摘してあげたほうがいいのか」とか、「まぁ、誰も気が付かないだろうし、スルーすべきか」とか、いろいろ考えるわけです。

結局、いろいろ考えてスルーしましたが、そのことが気になりすぎて肝心のお菓子の味がよくわからなかったという・・・

今度、また買いに行きたいと思います。

おわり


こんにちは、横浜の商標弁理士Nです。

本日の朝方、J-PlatPatが復旧しましたね

いやー、本当に待ちに待った念願の復旧って感じでした。
対応にあたっていただいた関係者の皆様、本当にお疲れ様でした。

でも、たぶん皆さん気付いていらっしゃるかと思いますが、今日の午前中は商標検索関係のデータベースはめっちゃ重かったですよね おそらく、大勢の方がいっぺんにアクセスしていたからでしょうね。とてもじゃないですが、商標調査ができる速度ではなかったので、ランチタイムまで待っていたら、案の定軽くなりました笑

はー、今日中に調査できてホント助かった・・・。

ちなみに、今日J-PlatPatが復旧した関係で、明日からの3連休が出勤になってしまった方もいらっしゃるでしょう・・・。が・・・、頑張ってください!!きっと!きっと良いことありますヨ!!(無責任

私は土日は休みま~す

とりあえず、J-PlatPatが使える幸せをかみしめつつ、今日の業務を終了します!
皆様、今週も(ある意味、本当に)お疲れさまでした!!

おわり




こんにちは、横浜の商標弁理士Nです。

J-PlatPat、さすがに今日あたり復旧すると踏んでいましたが、ダメでしたね。メンテナンス画面だけが下記のように更新されていました。

mentenance2

ちょいちょいちょいちょい、「数日中に」ってことは、普通に解釈して「あと数日はかかるからヨロシク」ってことですよね?

ふおおおおぉぉ、これは発狂するレベルですね 

いやいや、特に商標弁理士の方々は、こんな感じだと思いますよ、冗談抜きで・・・。商標調査以外でも叩きまくりますからね。

てか、「商標調査無料」と言ってる特許事務所は、どう対応してるのか気になりますね。

復旧担当の方々も、きっと必死に対応していただけているのだと思います。私も元々はSEなので、現場のカオス的状況はなんとなく予想がつきます・・・。体を壊さない程度に頑張っていただき、(できれば1日も早く)復旧をお願いできれば幸いです。

おわり




こんにちは、横浜の商標弁理士Nです。

さて、このブログをご覧になられているような方は当然ご存じだとは思いますが、J-PlatPatが使用できない状態が続いています

mentenance

先週の木曜日(9日)の夕方頃に、「外部からの攻撃を検知したためサービスを停止した」との告知があった後、上記の画像にある表示がされています。金曜日、土曜日、日曜日とダウンしたままで、本日も現時点で復旧していません。

IPDL時代を含め、私が弁理士になってからは、あらかじめ予定していたメンテナンスによる利用不可以外の理由で、ここまで長時間に渡ってデータベースが使えない状況というのは初めてのような気がします。

私は商標弁理士ですので、特許や意匠のことはわかりませんが、商標に関して言えば、受託している案件によっては致命的なダメージを受けている弁理士もいるかもしれないのではないかと思います。商標実務でJ-PlatPatを叩かない日などめったにありませんし、正直、私自身も「いいかげんにしてくれ~」と、泣きそうな状態です。

商標調査については、民間企業の提供するデータベースで行なうという手段ももちろんありますが、やはり基本はJ-PlatPatとのダブルチェックだと思いますので、さすがに不安が残りますよね。有料DBをダブル使用するという手もありますが、これは下手をすると赤字になる可能性があるので怖いです。(どうしてもの場合は仕方ないのかもしれませんが・・・)

ちなみに、「指定商品・指定役務リスト」の代用としては、TM-SONARの「商標辞書(商品・役務リスト)」が使えますが、J-PlatPatの感覚で検索するとそれなりの料金がかかりますので、こちらも「うぐぐ・・・」といった感じです。

J-PlatPatが使えないとこんなに無力なのか・・・」と実感したのは私だけではないと思います

そもそも、無料で提供してもらっているデータベースですので「早く復旧しろ!!」とも力いっぱい言えませんし、こんなに長時間ダウンすることなんて考えたこともありませんでした。いかに私たちはJ-PlatPatの存在を今まで当たり前だと思っていたのかと、本当に痛感します。

「当たり前にあるものが当たり前でなくなる恐怖」

J-PlatPatだけでなく、身近にいっぱいあるのかもしれません。
今回の件では、本当にいろいろと考えさせられました。

それにしても。

「J-PlatPat----ッ、早く来てくれーーー!!」

いや、マジで笑えないんですけどね。

おわり


こんにちは、横浜の商標弁理士Nです。

お久しぶりのブログになってしまいました。
花粉症が苦しいので、今回はアニメ・マンガネタです。

私が好きなドラゴンボールの名言について、商標実務における使い方を考えてみました笑

ドラゴンボールを知らない人には意味不明だと思います、ごめんなさい。知っている人にはちょっと笑えるものもあると思いますので、ぜひ怒られない程度に(できれば心の中だけで)使ってみてください笑


1.「がんばれ〇〇〇・・・おまえがナンバー1だ!!」
→大量の商標調査でヒイヒイ言って残業している後輩を見捨てて、お先に失礼するときに使うセリフ。商標調査を途中から手伝うのは性質上なかなか難しいのです。

使用例:「がんばれ山田・・・おまえがナンバー1だ!!」(山田君、お先に失礼します)


2.「きえろ、ぶっとばされんうちにな」
→審判の口頭審理などで相手方と対峙した時に、あくまで心の中でつぶやくセリフ。
もちろん、ぶっとばされるのは自分。


3.「オレにやらせてくれ
ここらでお遊びはいいかげんにしろってとこをみせてやりたい」

→「それはないでしょ!?」という拒絶理由通知(主に4条1項11号)がきたときに、意見書対応を名乗り出るセリフ。もちろん、拒絶査定になるというオチ。


4.「〇〇〇ーー!!早く来てくれーー!!」
→いきなり現地代理人が事務所に訪問してきて、英会話が達者な同僚が他にいないときに発するセリフ。

使用例:「田中ーー!!早く来てくれーー!!」(俺の英会話力やばいからーーー!)


5.「〇〇〇、よけろーーーっ!!」
→事務所に電話がかかってきたが、いつものマンション営業からの番号と察知したときに発するセリフ。

使用例:「佐藤、よけろーーーっ!!」(佐藤さん、その電話出たらダメ!)


6.「オラ、ワクワクしてきたぞ!!」
→審決取消訴訟をやるという指示がクライアントからきたときに発するセリフ。実際にはワクワクするどころか、「絶対に負けられない」プレッシャーで気が重いのがふつうなので、これが言える人はすごい。


7.「ちくしょう・・・!!ちくしょおおおーーーっ!!」
→拒絶査定、拒絶審決を食らった時や、異議や審判で負けた時に発するセリフ。


8.「くそったれーーーッ!!」
→大量の審判答弁書や弁駁書の副本をコピーしていて、コピー機の紙が途中で詰まったときに発するセリフ。どこから再印刷すればいいのかチェックするのが大変。


9.「やってくれましたね、みなさん・・・」
→現地代理人がOA報告を寝かせてて、実際に報告してきたのが応答期限直前だったときに発するセリフ。金曜日の夕方や連休前だと激おこ。


おわり


こんにちは、横浜の商標弁理士Nです。


さて、私は鳥類が好きで、通勤時間にはよく鳥を探したり、観察したりしながら歩いています。(オイそこ!暗いとか言わない!!笑)

で、最近気になるのが、カラス諸君です。

全国的に問題になっていると思いますが、カラスによるゴミ袋漁りがホントにひどい!!あちらこちらで、ゴミ袋がつつかれ、破られ、道路に中身が散らばっていることも少なくありません

ただ、彼らの賢いところは、人が近くを通りかかると、反対側の路地に飛んで行ったり、漁るのをやめたりして、「オッス!オラ、何もしてねーぞ?」的なドヤ顔をするとこなんですよね。で、その人が立ち去ると、また戻ってきてゴミの物色を始めるという・・・。動き自体は、鳥を超えてもはや人間レベルな気がします。鳥類の中でも、頭が良い方なんでしょうねきっと。

そんな光景を見て、

「カラスたちも、よほどお腹を空かせて必死なんだろうなぁ・・・」

なんて思うのですが、よくよく考えてみると、彼らは迷惑行為は行いますが、人間を襲ってはきませんよね?襲ってくる悪いカラスも中にはいるでしょうが、少なくとも、うちの地元にはそのようなカラスはいないんですね。先日、ためしにコンビニ弁当をチラつかせながらカラスの群れの中を歩いてみましたが(※危ないので絶対マネしないでください)、襲ってくる気配はありませんでした。

「おまえの顔が怖いからだよ!」って理由もあるかもしれませんが、私にはカラスにはカラスなりのモラルのようなものがあるのではないかと感じられるのです。だって、彼らはその気になれば、わざわざゴミ漁りなんてしなくても、買い物帰りの人間を襲って食料を奪取することなんて、簡単だと思うんですよ。

でも、あえてそれはしない。

完全に推測ですが、カラスにも「やってはいけない一線は守る」という武士道魂のようなものがあるのではないかと。そう考えずにはいられないのです。人間と違って、カラスには守るべき法律も道徳もないはずなのに。

ところで、われわれ弁理士はどうでしょうか。基本的には勤勉・誠実・真面目な人が多いと思いますが、「法律や会則で禁止されていないから」という理由で、あきらかにモラルに反することをしている人も、残念ながら、ごくごくたまに見かけます。

わかりやすい例が、最近話題となった大量先取り商標登録出願の人とか。まぁ、彼はすでに弁理士ではありませんし、弁理士会いわく「日本弁理士会の秩序又は信用を害するおそれのある会員」だったから退会処分にしたということですので、そもそもモラルなんて期待してはいけないのかもしれませんが。

あと最近気になるのが、詐欺まがいの料金表示で広告を行なっている弁理士とかでしょうか。詳しくは書きませんが、一般人が見て、あきらかに誤解するような料金表示をするのは、トラブルや苦情の元ですし、弁理士全体の信用にも影響しますので、ホントやめていただきたい・・・。日本弁理士会にも、こういった広告に関しては、もう少し強硬な態度で注意などしてほしいと、個人的に思います。

いくら苦難の時代と言っても、カラス以下にはなりたくないものです。

おわり

こんにちは、横浜の商標弁理士Nです。

さて、前回の記事で、「事務所ホームページは自作してます」と書きました。

正直、デザインや顧客誘引的な仕掛けはまだまだという自覚がありますが、一つだけ、ホームページ作成において当初からひそかにこだわった点があります。

それは、字の大きさです。

特許事務所のホームページって、字が小さいものが多くないですか?

私はまだそこまで歳ではないですが(苦笑)、それでも昔から目が疲れそうなページが多い気がしていました。

だって、特許事務所のホームページなんて、10代のヤングは見ませんよね?

20代でも、真剣に見る人は一部の大企業の知財部員とか、一部の意識の高い起業家&経営者くらいだと思います。おそらく、閲覧者のほとんどは、30代~60代くらいの方々ではないかと・・・。

で、知財をやっているような方々って、たいてい目を酷使していると思われるので、絶対に小さい文字を見るのはツライと思うんですよね。研修会に行くと、弁理士のメガネ率って87%(※商標弁理士Nしらべ)くらいですし(笑)。(ちなみに残り12%はコンタクト使用と思われます。)

というわけで、自分も含めて、ホームページの文字は絶対に大き目のほうが読みやすいだろうと。これは、「シニアが使いやすい ウェブサイトの基本ルール」という本にも書いてありました。まぁ、字を大きくするとページが縦に伸びるので、人によっては逆に見づらい可能性もありますが・・・。

そんな感じで、「見てくれる人のことを考えて作る」というのは、今後も自分のポリシーとしていきたいと思っている次第です。某都知事風に言うと、SEO対策優先ではなく、「閲覧者ファースト」で!!(笑)

皆様、今日も一日お疲れ様でした!!

おわり

こんにちは、横浜の商標弁理士Nです。

さて、当事務所のホームページは、一部の画像を除いて全て私自身で作っています。

「閲覧者の方に少しでもお役に立つコンテンツを!」という思いで、時間を見付けてはちょくちょく更新をしているのですが、「作ったコンテンツを見直す作業」が、いまひとつ十分ではなかったと、この度反省させられました。

というのも、作成から約1年以上経って、ちょっとした「誤記」があるページを発見したのです。

発見した時は、「どうしてこうなった・・・」と本気で焦りました。
1年以上も誤記のまま掲載されてたという・・・。

幸い、閲覧者の方には実質的に影響がない事項ではあったのですが、コンテンツを一生懸命読んで下さった勉強熱心な方の中には、この誤記のせいで混乱された方もいらっしゃったかもしれません・・・。

そう考えると、本当に申し訳ない気持ちと、プロとしての責任感の認識が足りなかったという気持ちでいっぱいです。というか、私自身、「ミスをしないこと」が自分の強みだったりするので、結構凹みます。

原因は、自作の他のコンテンツからのコピペでした

著作権法の分野で作ったコンテンツを、商標法の分野でコピペして、一部分を修正するという手順だったのですが、修正し忘れた箇所があって、結果誤記になってしまったと(文脈からは誤記だとわかるものでした)。

「提出書類・報告書類等でのコピペとか使い回しをしたら、絶対に修正漏れがないように!」

とは、さんざん後輩指導などでもうるさいくらいに言ってきたくせに、本当にお恥ずかしい限りです・・・。

「そうは言っても、一人でホームページって大変なんだゾ!?」と言いたい気持ちがないわけではありませんが(苦笑)、今後はこのようなことがないよう、より一層気を付けようと思いました。

自分のことって意外と気付かなかったりします。皆様もどうかご注意を。

おわり

こんにちは。横浜の商標弁理士Nです。

PPAPの商標出願に関する騒動の反響が大きくなっていますね。
これまでは実名が伏せられてきた印象がありますが、出願人のU氏やB社も実名で報道されています。

さすがに、これだけ騒がれたら商標弁理士N的には何か書かなきゃいかんだろう・・・。
というわけで、当事務所のホームページにコラム「PPAP商標騒動について」を掲載しました。よろしければ、ご覧ください。

今回の件、「とんでもない!」とか「ひどい!」といった世論が多数を占めていることに、実は安心していたりもします。また、普段知財とは関わりのない一般の人たちに、商標制度や商標登録に興味を持っていただけるきっかけになったという点では、皮肉なことではありますが、メディアで騒がれたことはプラスなのかなとも思います。

実際に当事務所のホームページのアクセスも、ここ数日でかなり増えています。

ただ、本件については一般の方々も興味を持たれて、ブログやTWITTERでいろいろ意見や議論されているようですが、だいぶ誤解されている点も見受けられましたので、ここでいくつか簡単に指摘しておきます。あまり商標に詳しくない方々、ぜひチェックください。

1.「商標出願」されているだけで、「商標登録」されているわけではありません
まだ、単に「申請されただけ」の状態です。登録されていませんので、商標権は生じていません。また、U氏やB社は数万件の商標出願をしていますが、実際に保有している登録は、ざっと確認したところ7件程度しか見当たらないという状況です。

2.商標出願は、ちゃんと「審査」されます
商標出願をすれば、すべてに商標登録が認められるわけではありません。
特許庁でちゃんと審査がされ、理由があれば登録は拒絶されます。

3.商標登録は言葉を独占するものではない
商標権は、自分と他人の商品・サービスを識別する機能を発揮するような使い方がされている場合にのみ、実質的な効力が認められます。仮にB社の商標登録が認められても、「PPAP」という言葉を使えなくなるわけではありません。

急いで書いているので、とりあえず以上です。
本日はこれから友人と新年会ですので、お先に失礼いたします

皆様、今週もお疲れさまでした!!

おわり

こんにちは、横浜の商標弁理士Nです。

さて、特許事務所でも法律事務所でも行政書士事務所でも同じですが、たいていは事務所ホームページに「メンバー紹介」のページがあって、そこで有資格者のプロフィールが掲載されていることが多いかと思います。

で、「開業本」とか「集客本」の類いでも強くオススメされているせいか、プロフィールとあわせて、その人の顔写真についても掲載している事務所も少なくありません。「どんな人がやっているのかわかる方が、依頼人は安心できる」という点は大いにあるかと思いますので、きわめて合理的だと思います。

ただ、最近はスマホの普及もあって、非常に多くの人がネット環境にアクセスできるようになっていますし、ネット上での申請サービスのようなものも増えてきていますので、「プロフィールと顔写真を公開することのリスク」も考えなくてはいけないように思います。

たとえば、真面目な人(堅実な事務所、歴史のある事務所)ほど、プロフィール写真は「証明写真風」というのが多い印象があります。しかし、もしこの証明写真風画像と氏名などの個人情報が組み合わされて犯罪者に悪用されたら・・・と考えると、とても恐ろしいと言わざるを得ません。具体的には書きませんが、考えられ得るケースは結構あるように思います。

このような面もあってか、最近では打ち合わせ時の写真とか、背景入りでポーズを決めた写真とか、証明写真風ではない自然な動きのある写真をプロフィールとともに掲載している事務所も多くなったように思います。

証明写真風の方が、見る人に真面目さや誠実さを印象付けられるのは間違いないですが、やはりリスクもあるように思います。時代の流れとして、プロフィール画像がフランクな写真となっていくのも、リスクヘッジの面からも仕方ないのかなと思いますし、むしろ賢いのではないかと思います。依頼人の方々には、このあたりご理解いただきたいところですね。

まぁ、もちろんフランクな写真だとしても、悪用されるリスクはありますが・・・。
名前だけでも同じことですし、「そんなことイチイチ気にしても仕方ない」という考え方もあると思います。

以上、木曜日の雑感でした。

おわり

こんにちは。


以前話題にした、「ユーキャン新語・流行語大賞」が発表になりましたね。


年間大賞は、「神ってる」に決まったそうです。

「ん?んんんん!?」と思ったのは、私だけではない気がします多分・・・。


で、本日は2016年「ギャル流行語大賞」が発表されました。
1位から10位は以下のとおりです。


1位:沸いた
2位:よき
3位:らぶりつ
4位:リアタイ
5位:最&高
6位:ソロ充
7位:やばたにえん
8位:ありよりのあり
9位:フッ軽
10位:きびつい


オッサン弁理士の私には、半分くらいしかわかりませんでした
いや、半分わかるだけで健闘したというべきでしょうか・・・。


個人的に、使ったことも聞いたこともない「やばたにえん」(※「やばい」の意)が気に入りました(笑)。なんとなくフリーライド感満載ですが、このセンスはすばらしい・・・。なんか、マーボー春雨食べたくなるし。


ところで、もし、ギャル商標弁理士が特許事務所にいたら、こんな感じのトークが繰り広げられるんでしょうか?


事務員A「先生、特許庁から通知が届きました。どうぞ。」


ギャル商標弁理士「どれどれ・・・。あーっ!! あの件、登録査定になったー!! 審査官よき!! これ沸くわぁ~。マジ最&高かよ


事務員A「良かったですね!おめでとうございます!」


ギャル商標弁理士「え?待って。もう1通の拒絶理由通知なんですけど・・・。え・・・3条1項3号(識別力なし)??? は!? これ、きびついやろ!? やばっ、依頼人に多分大丈夫ですって言っちゃったわ・・・マジやばたん、やばたにえん・・・。もー、審査官もうちょいフッ軽で頼むわ~。」


・・・・・・。

こんな弁理士いたら、イヤすぎますね笑。


ちなみに、使い方あってるかわかりません


という感じで、みなさん今週もおつかれさまでした

おわり

こんにちは。


特許庁のホームページで、「平成28年度弁理士試験最終合格者統計」が公表されましたね。

遅くなりましたが、
合格者の皆様、おめでとうございました。


この統計資料によれば、合格者は296人。
口述合格率は、93.9%。
合格率は、7%。

ということで、合格者の数としては一昔前に比べてだいぶん少なくなりましたが、比率としては例年並みといったところなのでしょうか?

複雑な免除制度が入ってから、このあたりの見方がよくわからなかったりします・・・。

厳しい世の中ではありますが、弁理士はなくてはならない職業だと思いますし、今後ますます必要になると個人的には思っています。今回残念ながら結果が出なかった皆さんも、ぜひあきらめずに頑張っていただき、未来の知財業界を共に盛り上げていただければと願っております。

P.S.
ファミコンミニ、まだ入手できません(><)


おわり

こんにちは。

今回は、弁理士口述試験の個人的3つのアドバイスについてのラストです。
引き続き10年前の経験に基づくものですので、お役に立つかわかりませんが、ご参考になりましたら幸いです。


3.最後の最後まであきらめないでください!


「あきらめたら、そこで試合終了ですよ」


口述試験でも同じでしょう。たとえ最初の「特・実」がうまくいかなくても、「来年もあるし、次頑張ろう」という弱気な発想は絶対にしないようにすべきだと思います。こんなツライ試験、2回も3回もやったら心が折れてしまいますよ。


さて、前回の記事でも少し書きましたが、実際に私も試験本番早々に絶望的な状況に追い込まれました。最初の「特許・実用新案」の試験でのことで、10年経った今でも試験官とのやりとりをはっきり覚えています。受験番号と名前を名乗ってからの流れは、こんな感じでした。※()は私の心の声


試験官A「それでは、特許・実用新案の口述試験を始めます。」


私「はい、よろしくお願い致します。」


試験官A「えー、特許法第41条には何が規定されていますか?」


私「はい、いわゆる国内優先権について規定されています。(やったー、PCTこなかったー!)」


試験官A「そうですね。では、国内優先権とはなんですか?」


私「はい、国内優先権とは・・・です。(ふははは、ここは完璧に覚えたもんねー)」


試験官A「んーーーーー、そうなんだけどね。もう少し正確に。」


私「(なん・・・だと?途中で何か抜けたかな?)は、はい。えーっと、国内優先権とは・・・です。」


試験官A「んーーーー、それはわかってるんだよ。だから、もう少し正確に!!」


私「(なに言ってんだこいつ、意味ワカンネーヨ!)ええええっと、つまり国内優先権とは・・・・・・です(←説明風に変えてわかりやすくした)」


試験官A「だからーーーー、それはいいんだって。正確に言ってほしいわけですよ。


私「(こいつ何が聞きたいんだよー!?)あ、はい。スミマセン。えっと、法文集を見てもよろしいでしょうか?(←困ったときのセリフ発動)」


試験官A「どうぞ。」


私「えーっと、国内優先権を正確に言いますと、・・・・・・・・です。(←そのまま条文を読む)」


試験官A「そりゃそうだよ!だから、それを正確に言ってほしいんですよ!」


私「(ハァ!?マジで意味ワカンネーヨ!!)あああ、すみません。えーっと・・・(←隣の試験官Bに助けを求める顔をした)」


試験官B「(しかし、試験官Bは遠い目をしている!!)」


試験官A「(試験官Aは、イライラしている!!)」)



チーーーーーン!!(ベルの音)



試験官A「では、これで特許・実用新案の試験を終わります。」


私「あ、ありがとうございました・・・(震え声)」


はい、結局今でもあの試験官が何を聞きたかったのかわかりません(笑)。
まともに答えたのは「国内優先権です」だけという・・・。


1本目からこれだったので、「これは確実に×評価だ・・・ヤバイ」という絶望感を味わったことは、容易にご想像いただけるのではないでしょうか・・・。たしか、×評価が2科目あると問答無用に不合格だったと思うので、いきなり崖っぷちに立たされたわけです。


当時の私は、ショックが大きすぎて、この状況下で「最後まであきらめないぞ!!」という気持ちにはとてもなれませんでした。どちらかというと、

「あいつうううう、ふざけやがってぇぇぇぇ!!」
(ベジータ風に)

という怒りの感情の方が強かったように思います。続く意匠の試験部屋に移動している間に、私は怒りの中で思いました。「くそったれえええええ、どうせ不合格ならやるだけやってやる!残りの意匠と商標は満点取ってやる!!ただでは落ちてやらんぞおおお!!(ベジータ風に)」と。


そんな風に、ある意味でふっきれたのが良かったのか、その後は緊張感とか何もかもなくなって、意匠と商標は非常にリラックスした状態で臨めました。前回の記事で書いた、試験官とコミュニケーションを楽しんでいるような問答になっていたように思います。実は、意匠では結構ウソを答えていたようですが(笑)、必死さが伝わったのか、試験官が助け舟を出してくれたりして、なんとか最終問題まで終わりました。商標については、なぜか最初から(根拠のない)絶対の自信があったので、サッサと答えて終了時間まで試験官と雑談していた記憶があります。


結局、試験結果は意匠の評価次第、といったところでしたが、無事最終合格できました。


あの時、「特許・実用新案」の出来を引きずっていたら、意匠で投げやりになって不合格だったかもしれません。怒りからヤケクソになった感はありましたが、「前向きのヤケクソ」で、結果として「最後まであきらめない姿勢」に繋がっていたのが良かったのではないかと思います。


最近は、口述試験でかなりの不合格が出ると聞いています。
そのような状況では特に、あきらめたり、弱気になったりといった感情を本番で少しでも持つことは危険だと思います。試験官はそういった表情を読み取って、最終判断を下すかもしれないからです。評価を迷っているときは特に。。。


受験生の皆様。もし、1本目で出来が満足できるものでなかったとしても、こんな絶望的な状況に追い込まれても逆転した奴もいたということを思い出していただき、ぜひ最後まであきらめないで頑張ってください!!


ちなみに、この記事を読んでちょっとビビってしまった受験生の方もいらっしゃるかもしれませんが、近年の口述試験では、理不尽な試験官の噂はほとんど聞かれなくなったようです。当時の私が特に不運だったということだと思いますので、基本的には心配しなくて大丈夫だと思います笑。


急な思い付きで、3回にわたってダラダラと書いた記事をお読み下さりありがとうございました!!
次回からはまた、いつものゆるい記事に戻ります笑


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おわり

こんにちは。

今回は、弁理士口述試験の個人的3つのアドバイスについて前回の続きです。
10年前の経験に基づくものですので、お役に立つかわかりませんが、ご参考になりましたら幸いです。


2.試験官は「知識豊富なクライアント」だと思いましょう。
口述試験は、どんな試験官に当たるかという運の要素もある」とよく言われます。


たしかに、人当たりが穏やかな試験官の先生もいれば、厳しい先生もいると思います。
当然、前者の先生に当たった方が受験生としてはやりやすいでしょう。


そういった意味では、試験として公平性が微妙な面も少なからずあると思います。詳しくは次の記事で書きますが、私も実際にちょっとアレな試験官に見事に当たってしまい、早々に絶望を味わった経験があります


人間、いろいろな人がいますから、試験官が威圧的だったり、冷たかったり、生意気に感じたりすることもあるでしょう。でも、だからと言って、試験本番で逆らってみたり、言い張ったり、ムキになったり、イヤミを言ってみても何も良いことはありません。あからさまに反抗的な態度を取れば、「この人は弁理士になる素質・適性がない」などと思われて、不合格にされるリスクが増すだけだと思います。勉強不足で不合格になるなら納得できますが、こんな理不尽な理由で不合格になったらあんまりです・・・。


とはいえ、受験生側も人間ですので、理不尽な態度を取られると、

「このやろう、ナメやがってぇぇぇぇぇ!!
(ベジータ風に)

と思うのが自然です。事実、私も思いました(笑)。そんなときは、「この人は、知識豊富なクライアント(お客様)なんだ」と思い込むことで、精神の高揚を抑え込むのがベストだと、私は後から気づきました


試験官を、普段懇意にしているクライアント(お客様)だと思えば、少々意地悪な質問をされたり、ちょっと威圧的な態度を取られたりしても、笑顔を崩さないまま丁寧に対応できるものではないでしょうか。厳しいことを言ってくるのは、すごく知識がある人だからだと思い込むのです。


要は、「試験」という体であるためか、試験官を「敵」のようなポジションに思ってしまうのが、よくないというか、イラっとしてしまうそもそもの原因だと思います。


どんなにイラっときても、丁寧な姿勢を崩さなければ、相手には何かが必ず伝わります。厳しい試験官も人間ですから、最後の最後で「まぁ、良しとするか」とか、「助け舟を出してやるか」とか思うはずです。結局、口述試験も人と人とのコミュニケーション。相手を敬って、試験官との会話を楽しむスタンスで臨めば、必ずうまくいくと思います。


少なくとも、たとえイジワルな試験官に当たってしまっても、自分だけではなく、その部屋の受験生全員が同じ目に遭っているはずです。自分的には出来が悪くても、相対的に見ればできているほうかもしれません。次の記事でも触れることですが、どんな試験官に当たっても最後まであきらめないでください!!どんな試験官に当たっても対応できるのが、真の実力者であり、合格レベルに値すると言えるはずです!!


「当事者の立場になれば、そんなの綺麗事だ!!」というご意見はごもっともです。
ただ、心構えとして、少しでもご参考になりましたら。。。

では、続き(最終回)は次の記事で。
お読みいただきありがとうございます。

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