商標弁理士Nの業務外ブログ

横浜市にある商標専門の特許事務所で商標弁理士をやっているNの業務外ブログです。弁理士業務とはあまり関係のない日常のことについて、商標に関する話題をたまに絡めつつまったり綴ります。

カテゴリ:弁理士 > 弁理士試験のこと

こんばんは、横浜市の商標弁理士Nです。

ずいぶん久しぶりのブログになってしまいました
みなさんGWはゆっくり休めたでしょうか?

さて、GWが過ぎると、弁理士短答試験がやってきます。
GWに予備校の模擬試験を受けた方もいらっしゃるかもしれませんね。
一番アタマがパンパンになって(人によっては花粉症もプラスして)ツライ時期かと思いますが、体調管理には気を付けて、試験当日にもっとも良いコンディションとなるようにしてください!

私が今の受験生にあえてメッセージを送るとすれば、2つあります。

1つは、「完璧になりすぎる必要はない」ということです。

この業界、わりと完璧主義な人が多い気がします。
私もその気があり、実は短答試験は「満点狙い」でいつも受けていました

もちろん、「その意気や良し!」なのは間違いありません。
満点狙いで臨めば、多少しくじっても7、8割の得点になりますので、楽勝で合格します。
現在の試験制度は、たしか分野別の足切りもあると聞いた気がしますし、なおさらです。

ただ、私の経験上、満点狙いで勉強すると相当なエネルギーを消費します。
すごく頑張って56点/60点を取った年は、合格後に燃え尽き症候群のようになってしまい、論文対策にあまり注力できず、結果不合格となりました。

弁理士試験は、とにかくマラソンのように長く続きますので、いかに体力配分を考えるかが大事だと思います。今にして思えば、短答試験から徐々にエンジンをかけて論文本試験でレベルMAXにするのが、正しいやり方だと思います。

短答試験でかなりの高得点をたたき出しても、たぶん自己満足でしかありません。
「とりあえず、合格できればそれで良い」というスタンスでいいと思います。
48点周辺を目標にしておけば、間違いないでしょう。
回答を悩んだ場合は、時間をかけすぎずにいったん飛ばして後で戻りましょう。
不合格になっては本末転倒ですが、短答は「どれだけ力を抜いて合格できるか」がポイントだと思います。


もう1つは、逆説的になりますが、「そうは言っても、勉強した分だけ合格後にも役に立つ」ということです。

合格することだけを目的として、「出そうなところだけを勉強する」というのは受験テクニックかもしれませんが、これをやると合格後、弁理士になった後でおそらく苦労します。試験によくでるところと、実務でよく使うところが異なることも少なくないからです。

私は上述のように毎年「満点狙い」でアホみたいに細かく勉強しましたが、今にして思えばつくづく「勉強してて良かった」と思います。何か問題になったとき、「そういえば、〇〇法(〇〇条約)の〇条らへんに関係あること書いてあったな」と、すぐ思い出せるからです。勉強したことがない(見たことがない)と、これがわからないでしょう。

最近の合格者は質が落ちたとよく耳にしますが、個人的にはテクニックに走りすぎて合格していることが原因ではないかと思っています。実際に、「そんなことも知らないのかよ!?」と思ったことが何度もありました。

めっちゃ勉強してるのに、短答試験が苦手でなかなか受からないという受験生の嘆きも聞きます。
しかし、積み重ねた勉強、蓄積された知識という点からは、合格後、そういう人達の方が1発合格者などよりも間違いなく良い仕事をしてくれるのではないかと私は思います。そういう人達にこそ、ぜひ最後まであきらめずに最終合格を勝ち取ってほしいですね。

短答試験の勉強は、絶対に無駄にはなりません


というわけで、完璧な点数を取る必要はないけれど、完璧な範囲を勉強することは将来的に決して無駄にはならない、というのがまとめです。

ご参考になれば幸いですが、今からはもうスタイルは変えないでくださいね笑
それでは、今日もおつかれさまでした!!

おわり

こんにちは。


特許庁のホームページで、「平成28年度弁理士試験最終合格者統計」が公表されましたね。

遅くなりましたが、
合格者の皆様、おめでとうございました。


この統計資料によれば、合格者は296人。
口述合格率は、93.9%。
合格率は、7%。

ということで、合格者の数としては一昔前に比べてだいぶん少なくなりましたが、比率としては例年並みといったところなのでしょうか?

複雑な免除制度が入ってから、このあたりの見方がよくわからなかったりします・・・。

厳しい世の中ではありますが、弁理士はなくてはならない職業だと思いますし、今後ますます必要になると個人的には思っています。今回残念ながら結果が出なかった皆さんも、ぜひあきらめずに頑張っていただき、未来の知財業界を共に盛り上げていただければと願っております。

P.S.
ファミコンミニ、まだ入手できません(><)


おわり

こんにちは。

今回は、弁理士口述試験の個人的3つのアドバイスについてのラストです。
引き続き10年前の経験に基づくものですので、お役に立つかわかりませんが、ご参考になりましたら幸いです。


3.最後の最後まであきらめないでください!


「あきらめたら、そこで試合終了ですよ」


口述試験でも同じでしょう。たとえ最初の「特・実」がうまくいかなくても、「来年もあるし、次頑張ろう」という弱気な発想は絶対にしないようにすべきだと思います。こんなツライ試験、2回も3回もやったら心が折れてしまいますよ。


さて、前回の記事でも少し書きましたが、実際に私も試験本番早々に絶望的な状況に追い込まれました。最初の「特許・実用新案」の試験でのことで、10年経った今でも試験官とのやりとりをはっきり覚えています。受験番号と名前を名乗ってからの流れは、こんな感じでした。※()は私の心の声


試験官A「それでは、特許・実用新案の口述試験を始めます。」


私「はい、よろしくお願い致します。」


試験官A「えー、特許法第41条には何が規定されていますか?」


私「はい、いわゆる国内優先権について規定されています。(やったー、PCTこなかったー!)」


試験官A「そうですね。では、国内優先権とはなんですか?」


私「はい、国内優先権とは・・・です。(ふははは、ここは完璧に覚えたもんねー)」


試験官A「んーーーーー、そうなんだけどね。もう少し正確に。」


私「(なん・・・だと?途中で何か抜けたかな?)は、はい。えーっと、国内優先権とは・・・です。」


試験官A「んーーーー、それはわかってるんだよ。だから、もう少し正確に!!」


私「(なに言ってんだこいつ、意味ワカンネーヨ!)ええええっと、つまり国内優先権とは・・・・・・です(←説明風に変えてわかりやすくした)」


試験官A「だからーーーー、それはいいんだって。正確に言ってほしいわけですよ。


私「(こいつ何が聞きたいんだよー!?)あ、はい。スミマセン。えっと、法文集を見てもよろしいでしょうか?(←困ったときのセリフ発動)」


試験官A「どうぞ。」


私「えーっと、国内優先権を正確に言いますと、・・・・・・・・です。(←そのまま条文を読む)」


試験官A「そりゃそうだよ!だから、それを正確に言ってほしいんですよ!」


私「(ハァ!?マジで意味ワカンネーヨ!!)あああ、すみません。えーっと・・・(←隣の試験官Bに助けを求める顔をした)」


試験官B「(しかし、試験官Bは遠い目をしている!!)」


試験官A「(試験官Aは、イライラしている!!)」)



チーーーーーン!!(ベルの音)



試験官A「では、これで特許・実用新案の試験を終わります。」


私「あ、ありがとうございました・・・(震え声)」


はい、結局今でもあの試験官が何を聞きたかったのかわかりません(笑)。
まともに答えたのは「国内優先権です」だけという・・・。


1本目からこれだったので、「これは確実に×評価だ・・・ヤバイ」という絶望感を味わったことは、容易にご想像いただけるのではないでしょうか・・・。たしか、×評価が2科目あると問答無用に不合格だったと思うので、いきなり崖っぷちに立たされたわけです。


当時の私は、ショックが大きすぎて、この状況下で「最後まであきらめないぞ!!」という気持ちにはとてもなれませんでした。どちらかというと、

「あいつうううう、ふざけやがってぇぇぇぇ!!」
(ベジータ風に)

という怒りの感情の方が強かったように思います。続く意匠の試験部屋に移動している間に、私は怒りの中で思いました。「くそったれえええええ、どうせ不合格ならやるだけやってやる!残りの意匠と商標は満点取ってやる!!ただでは落ちてやらんぞおおお!!(ベジータ風に)」と。


そんな風に、ある意味でふっきれたのが良かったのか、その後は緊張感とか何もかもなくなって、意匠と商標は非常にリラックスした状態で臨めました。前回の記事で書いた、試験官とコミュニケーションを楽しんでいるような問答になっていたように思います。実は、意匠では結構ウソを答えていたようですが(笑)、必死さが伝わったのか、試験官が助け舟を出してくれたりして、なんとか最終問題まで終わりました。商標については、なぜか最初から(根拠のない)絶対の自信があったので、サッサと答えて終了時間まで試験官と雑談していた記憶があります。


結局、試験結果は意匠の評価次第、といったところでしたが、無事最終合格できました。


あの時、「特許・実用新案」の出来を引きずっていたら、意匠で投げやりになって不合格だったかもしれません。怒りからヤケクソになった感はありましたが、「前向きのヤケクソ」で、結果として「最後まであきらめない姿勢」に繋がっていたのが良かったのではないかと思います。


最近は、口述試験でかなりの不合格が出ると聞いています。
そのような状況では特に、あきらめたり、弱気になったりといった感情を本番で少しでも持つことは危険だと思います。試験官はそういった表情を読み取って、最終判断を下すかもしれないからです。評価を迷っているときは特に。。。


受験生の皆様。もし、1本目で出来が満足できるものでなかったとしても、こんな絶望的な状況に追い込まれても逆転した奴もいたということを思い出していただき、ぜひ最後まであきらめないで頑張ってください!!


ちなみに、この記事を読んでちょっとビビってしまった受験生の方もいらっしゃるかもしれませんが、近年の口述試験では、理不尽な試験官の噂はほとんど聞かれなくなったようです。当時の私が特に不運だったということだと思いますので、基本的には心配しなくて大丈夫だと思います笑。


急な思い付きで、3回にわたってダラダラと書いた記事をお読み下さりありがとうございました!!
次回からはまた、いつものゆるい記事に戻ります笑


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おわり

こんにちは。

今回は、弁理士口述試験の個人的3つのアドバイスについて前回の続きです。
10年前の経験に基づくものですので、お役に立つかわかりませんが、ご参考になりましたら幸いです。


2.試験官は「知識豊富なクライアント」だと思いましょう。
口述試験は、どんな試験官に当たるかという運の要素もある」とよく言われます。


たしかに、人当たりが穏やかな試験官の先生もいれば、厳しい先生もいると思います。
当然、前者の先生に当たった方が受験生としてはやりやすいでしょう。


そういった意味では、試験として公平性が微妙な面も少なからずあると思います。詳しくは次の記事で書きますが、私も実際にちょっとアレな試験官に見事に当たってしまい、早々に絶望を味わった経験があります


人間、いろいろな人がいますから、試験官が威圧的だったり、冷たかったり、生意気に感じたりすることもあるでしょう。でも、だからと言って、試験本番で逆らってみたり、言い張ったり、ムキになったり、イヤミを言ってみても何も良いことはありません。あからさまに反抗的な態度を取れば、「この人は弁理士になる素質・適性がない」などと思われて、不合格にされるリスクが増すだけだと思います。勉強不足で不合格になるなら納得できますが、こんな理不尽な理由で不合格になったらあんまりです・・・。


とはいえ、受験生側も人間ですので、理不尽な態度を取られると、

「このやろう、ナメやがってぇぇぇぇぇ!!
(ベジータ風に)

と思うのが自然です。事実、私も思いました(笑)。そんなときは、「この人は、知識豊富なクライアント(お客様)なんだ」と思い込むことで、精神の高揚を抑え込むのがベストだと、私は後から気づきました


試験官を、普段懇意にしているクライアント(お客様)だと思えば、少々意地悪な質問をされたり、ちょっと威圧的な態度を取られたりしても、笑顔を崩さないまま丁寧に対応できるものではないでしょうか。厳しいことを言ってくるのは、すごく知識がある人だからだと思い込むのです。


要は、「試験」という体であるためか、試験官を「敵」のようなポジションに思ってしまうのが、よくないというか、イラっとしてしまうそもそもの原因だと思います。


どんなにイラっときても、丁寧な姿勢を崩さなければ、相手には何かが必ず伝わります。厳しい試験官も人間ですから、最後の最後で「まぁ、良しとするか」とか、「助け舟を出してやるか」とか思うはずです。結局、口述試験も人と人とのコミュニケーション。相手を敬って、試験官との会話を楽しむスタンスで臨めば、必ずうまくいくと思います。


少なくとも、たとえイジワルな試験官に当たってしまっても、自分だけではなく、その部屋の受験生全員が同じ目に遭っているはずです。自分的には出来が悪くても、相対的に見ればできているほうかもしれません。次の記事でも触れることですが、どんな試験官に当たっても最後まであきらめないでください!!どんな試験官に当たっても対応できるのが、真の実力者であり、合格レベルに値すると言えるはずです!!


「当事者の立場になれば、そんなの綺麗事だ!!」というご意見はごもっともです。
ただ、心構えとして、少しでもご参考になりましたら。。。

では、続き(最終回)は次の記事で。
お読みいただきありがとうございます。

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おわり

こんにちは。

そろそろ弁理士口述試験の時期ですね。

受験生の皆さん、あと少しです!!寒くなってきましたので、健康管理には十分に気を付けて、万全の体調で最終試練に挑んでくださいね。


私は、今からちょうど10年前に口述試験を受けました


はっきり言って、未だに「二度とやりたくない試験ナンバーワン」です。プレッシャーと緊張感が半端なかったです。当時は、1割くらいしか口述試験で不合格になる人はいなかったのですが、近年は免除制度があるためか結構厳しくなっていると聞きます。あんなに心身ともに疲弊する試験は、受験生の皆様が1発で終わらせられることを願う次第です。

そんなわけで、参考になるかわかりませんが、今日は口述試験を受ける受験生の方への個人的なアドバイスを紹介したいと思います。あくまで私の経験上、試験後に感じたことですので、あまり鵜呑みにはせず、参考程度に留めておいていただければ。少しでもお役に立てますと幸いです。


私の個人的な3つのアドバイスは、

1.口述練習会には必ず行きましょう。
2.試験官は「知識豊富なクライアント」だと思いましょう。
3.最後の最後まであきらめないでください!


ということです。「なんだ、そんなの当たり前やんけ」とか「よく言われてることやんけ」と思われるかもしれませんが、一応根拠がありますので、もう少しお付き合いください。


1.口述練習会には必ず行きましょう。
私が受験生の頃、「最低3回は練習会に行け!」と言われていました。私も素直にこれに従ってジャスト3回練習会に行きましたが、今にして思えば「本当にその通り!」だと思います。


特に、実務未経験者や独学の方は、必ず参加した方がいいと思います。口述試験まで辿り着ける方は、かなり勉強されていることかと思いますが、ある言葉(用語)をいくらよく目にしていて馴染みがあっても、それをいざ口に出すことは意外と難しかったりするのです。実務家であれば、毎日イヤというほど「特許」だの「商標」だの言っていますが、実務未経験者や独学の方の中には、口にしたこともないという人も少なくないはずです。


実は、私も最初は「口述なんて楽勝だぜ、フハハハハ!!」と、若気の至りで思っていました。でも、1回目の練習会では、さんざんでした。頭ではわかっていても、言葉がサラリと口から出てこないのです。頭が真っ白になって、軽いパニック状態です。「あ、あばばばばば!」という恥ずかしい奇声を何回連発したことか(笑)。練習会終了時、試験官役の先生が憐みの表情で私を見ていたことは、今でも忘れません(笑)。


でも、1回こんな目にあっておくと、自分のどのへんがダメで、どういうところを補強しておけば上手くしゃべれるか、答えられるかがわかってくるんですね。悔しくて「くそおおおお、次は絶対うまくやるぞ!」という気持ちも出てきます。なので、2回目に練習会を受けた時は、ところどころテンパってはいたものの、だいぶんスムーズに答えられるようになりました。


そして3回目の時は、はじめて最初から最後までスムーズにこなすことができ、試験官役の先生にも「これなら大丈夫でしょう」と言っていただきました。試験本番前に、「ああ、もう自分はしゃべりについては大丈夫そうだな」という自信を持てたことは、とても大きかったと思います。


「うまくしゃべれるだろうか」という点の他にも、本番当日の不安材料をできるだけ減らして、「当日は試験内容対策だけに専念できる体勢にする」というのは大事だと思います。たとえば、試験会場を事前に一度訪れておけば、「当日、道に迷わないかな」という余計な不安を取り除けますし、交通機関についてもある程度わかりますので、乗換えや遅延対策もスムーズになるでしょう。とにかく、本番当日はめちゃくちゃエネルギーを使います。どうでもいいところでエネルギーを消耗しないようにするのが大事です


ちなみに、ふだん特許事務所等で働いている実務家の方たちは、日頃からしゃべり慣れているので口述試験も有利だと思いますが、逆にしゃべりが達者すぎて、法律用語ではない実務用語(たとえば「クレーム」とか「願番」)を連発しないように気を付けた方がいいと思います。試験委員には、学者の方もいると思いますし、あくまで法律の試験ですので・・・。


と、長くなってしまったので続きは次の記事で。
お読みいただきありがとうございます


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おわり

(2016年10月17日追記)

「口述練習会」に参加したいけど、予約が取れなかった。
地方なので、そもそも近場で練習会がない。

という方もいらっしゃるかと思います。

その場合の対策として、受験仲間がいる場合は、彼らに試験官役をお願いするのが良いかと思います。

受験仲間がいない場合は、とりあえず過去問などを使って、家族や友人などに質問してもらう場を作ってはいかがでしょうか。「声に出してしゃべること」が何より大事だと思います。

条文を音読するのもいいと思います。声に出してみると、意外と用語の読みを間違っていたり、曖昧に覚えていたりするので、試験本番でやらかさないようにしっかりチェックすると良いでしょう。

最近なら、一人カラオケでカラオケ屋さんの個室に入って、思う存分にしゃべる練習も可能ですので、時間があればやってみてもいいかもしれません。ただし、カラオケ屋さんは密室のため、風邪や菌が移りやすいリスクもあるでしょうから、帰宅したら念入りに手洗い・うがいを忘れずに!!

追記おわり

こんにちは。


遅くなりましたが、弁理士受験生のみなさん、短答試験お疲れ様でした。

特許庁のHPに、すでに解答も公開されていますので、
おおよそ何点ぐらいかは、自己採点で把握済みのことかと思います。

余裕を持って得点できた方、今週はゆっくりリフレッシュして、
来週からまた論文試験の勉強を頑張ってください!!

ギリギリでボーダー次第という方も、いろいろ考えても結果は変わりませんので、
少し休んだら、論文試験の勉強を始めてしまいましょう!!

そして、残念ながら全然ボーダーに得点が及びそうもない方、
悔しい感情を持っている時が、人間一番頑張れると思いますので、
少し休んだら、間違った問題をしっかり見直して、またコツコツと勉強を始めましょう!!


・・・と、偉そうなことを言ってはいますが、私が最後に短答試験を受けたのは10年前・・・。
正直、現在の試験のレベルや傾向というのは、まったくわかっていません(苦笑。

少し今年の試験問題を見てみたところ、最近は法分野ごとにまとめて、
特許法から順番に出題されているのですね。

私が受験生だった頃は、60問の出題順は法分野には関係なくランダムだったので、
瞬時の頭の切り替えに、えらく苦労した記憶があります。

あと、当時は論文選択科目くらいしか免除制度はなく、
論文試験でこけると、翌年はまた短答からの受け直しでした。

なので、数年も受験生をやっていて、論文試験で苦戦していると、
短答試験は毎年恒例のウォーミングアップみたいになっていたように思います(笑)。

私は、3回目の受験で最終合格(短答試験は1年目から合格)しましたが、
実際、最後の年の短答試験勉強はほとんどしませんでした。
それでも、54/60点だったので、昔の受験生がいかに何度も何度も
短答試験の勉強をやらされたかというのが、わかると思います。。。

ですが、この何度も何度も繰り返したことが、
最終合格後に役に立っているとも実感しています。

最近は短答試験に免除があるようですが、
以上のような理由で、これはどうなんだろう?という気もしています。


もう一つ、気になるのが受験生の激減です。

私が受験していた頃は、毎年約9000人~10000人くらいが受けていましたが、
今年はなんと、その半分程度の約4700人・・・。
弁理士試験、どうして人気がなくなってきているんでしょうか。

この答えとして、「合格が難しくなったから」という理由もあるかと思いますが、
多くの人が言っているように、「資格を取っても食えないから」というのが、
実際のところではないかと思います。

正確に言えば、「合格が難しいわりに、苦労して資格を取っても食えないから
ということではないでしょうか。

たしかに、リアルな業界の現状を見てみても、弁理士業は、

先行者利益が非常に大きく、新規で仕事を得ることは難しい。
新規で仕事を得るには、価格競争に巻き込まれるケースが多い。

という側面があり、実務未経験者が資格取得後に即独立というのは、
すでにありえない話になっているように、個人的には思います。

また、経験を積んで独立した弁理士も、そのほとんどが、
本当に苦しい中、心折れそうになりながら毎日頑張っている、
というのが実情ではないかと思います(私もです(笑))。

なので、「儲けたい」「ラクがしたい」といったような受験動機であれば、
厳しいことを言うようですが、やはりご自身の将来を再考された方がいいかもしれません。
大きな事務所に一生雇われるという生き方もありますが、
たぶん、思っているようにうまくいかないのが世の中だとおもいます。

私は、弁理士を目指すかは、「仕事内容が好きか嫌いか」で選ぶのが一番だと思います。

この仕事が「好き」であれば、どんなに難しい案件でも、
ツライ状況にあっても、いつだって楽しめます。

自分が楽しみながら、クライアントに感謝されて、
こんなに良い職業はないと思います。

他士業よりもドロドロしたところもなく、非常にクリーンなので、
人様から憎まれたり、恨みを買うようなこともほとんど皆無です。

熱しやすく冷めやすい飽き性な私が、弁理士だけは続けてこれたのも、
おそらく、この仕事が好きだからなんだろうなと思っています。

ただ、幸い(?)にも、最近は商標弁理士や商標担当者の求人が、
一昔前に比べてかなり増えている印象があります。
(私が合格した当時は、ほとんど商標の求人が皆無でした・・・。)

その理由として、「重鎮たちが少しずつ引退しており、
ちょうど世代交代の時期に差し掛かっているから」
といった話も聞きますが、いずれにしても、文系受験生の方にはチャンスだと思います。

と、なんだか話があちこちに飛んでしまいましたが・・・。
「弁理士は良い職業ですよ!」と申し上げて、このへんでおわります。

あ、受験生の皆さん、引き続き頑張ってくださいね!!

おわり

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