商標弁理士Nの業務外ブログ

横浜市にある商標専門の特許事務所で商標弁理士をやっているNの業務外ブログです。弁理士業務とはあまり関係のない日常のことについて、商標に関する話題をたまに絡めつつまったり綴ります。

カテゴリ: 読書

こんにちは、横浜の商標弁理士Nです。

さて、一昨日になりますが、弁理士会の研修会に出席した帰りに、神保町へ行きました。

目的は、新しい「類似商品・役務審査基準(2017年版)」を買いに行くことだったのですが、フラっと寄った古書店でこちらを発見して購入しました。

「サイマル出版会 実学・著作権(上下) 鈴木敏夫著」

furuhon2

上下巻セットで、それぞれ単行本サイズです。「サイマル出版会」って、初めて聞きましたね。いずれも1976年刊行のようです(私はまだ生まれてない・・・)。

パラパラとめくると、なかなか面白いトピックが多いように感じました。中でも上巻の「一見著作物風の非著作物」の部分は、ページ数も多く割いており興味深いです。私のある意味専門の「キャラクター」の著作物性についても検討されています。というか、現代の(お堅い)著作権法の書籍では、「一見著作物風の非著作物」なんて表現の見出しを付けることなんてないでしょうから(笑)、そこがむしろすごくセンスが良いなと感じましたね。やはり、古い時代の書籍ならではでしょうか。

ちなみに、上下巻セットで100円でした笑

これは儲けた!!

まぁ、これらを買ったために、年々重量感の増す「類似商品・役務審査基準」と合わせて、腕がちぎれそうな思いで満員電車に乗って帰路につくことになったわけですが・・・

それにしても今回の「類似商品・役務審査基準」・・・。あんまり商標実務をやらない弁理士や知財担当者には便利な増量な気がしますが、主に商標しかやらないような私みたいな人たちにとっては、むしろ邪魔な(?)増量のような気がしなくもないですが、まぁ、そのうち慣れると信じましょう!!

というわけで、皆様今日もお疲れ様でした!!

おわり

こんにちは、横浜の商標弁理士Nです。

一昨日、弁理士会の研修会に出席した帰りに、神保町に寄りました

あ、そういえば、弁理士会館の机とイスが新しくなりましたね!!
高級感のある色合いになって、部屋自体もワングレード上がったように感じられました。
以前の机とイスも馴染みがあるので、ちょっと寂しいですが・・・。

で、フラリと立ち寄った古書店で発見したのがこちら。

「有信堂 法律実務大系5 特許と商標の保護 播磨良承著」
furuhonjpeg

1973年発行です!!(私はまだ生まれてません。)

「商標」の部分をサラリと読んでみたのですが、並行輸入に関する研究的な言及が多く見られたのが印象的でした。当時はまだフレッドペリー判決もなく、並行輸入と商標権の効力について混沌としていた時代でしょうから、商標の本質に基づいて議論されている当時の考え方を学ぶのは有意義に思います。

時間ができたら、ゆっくり読んでみようと思います。

ちなみに、100円でした笑
でも、結構キレイです。

それでは皆様、今週もお疲れ様でした!!

おわり

こんにちは、横浜の商標弁理士Nです。


たいへん遅くなりましたが、皆様明けましておめでとうございます
本年も何卒よろしくお願い申し上げます

最近、ブログ村のランキングを見ると、ほかの商標弁理士さん達による有意義なブログが続々と登場しているようで、本ブログの存在価値はかなり微妙になってきてはおりますが(苦笑)、今年もマイペースに更新していけたらと考えております。

さて、年は(とっくに)明けましたが、なんだか世の中の「どんより具合」は相変わらずのように感じます。

2016年を自分なりに回顧してみると、ますますもって「その場しのぎ」や「後回し」、「自分さえ良ければの精神」、「本質から反れたいろいろ」が蔓延している世の中だからこそ、わたしたちは日本人としての品格やモラル、そして人間力を日々より一層高めていかなくてはならない、と実感した年明けでした。

人としてもそうですが、もちろん、職業人である弁理士としても同様です。

というわけで、最近は、新渡戸稲造先生の「武士道」を読み直しています。

ちなみに、この「武士道」。10件以上の商標登録があるようですね。
(新渡戸稲造に関係があるものかは不明。)

おわり

こんにちは。横浜の商標弁理士Nです。

先週の土曜日、ひさしぶりに神保町に行ってきました

以前、有楽町の商標事務所に勤務していた頃は、よく帰りに寄っていたのですが、現在は横浜市で仕事をしていますので、あまり行く機会がありません・・。
弁理士会館で研修会とか定例部会があった帰りに、ダッシュで寄って帰るくらいですかね。

というわけで、のんびりと神保町の街を回れたのは久しぶりでした。

さて、話は変わりますが、私はインターネット上の情報は疑ってかかるタイプです。

自分の目で見るまでは信じない!!

特に、よくないことは。

で、先日「岩波ブックセンター」のニュースを取り上げましたが、実際に自分の目で確かめるべく、行ってきました。

iwanamibc


たしかに、「店主急逝により休業中」の張り紙があり、お店はやっていませんでした・・・

何度も行っているので、おそらく店主の方をお見かけしたこともあるかと思います。
今までありがとうございました。ご冥福をお祈りいたします・・・。

あ、そうそう。

前の記事で、個人書店特有の「たこ焼きのパックみたいな本の包み方」と書きましたが、

honpackaging

こんな感じのことです。(※画像は「大雲堂書店」さんの包装)

包装袋ではなくて、包装紙を本に巻いて、輪ゴムでとめます。
多分、包装紙をそのままブックカバーにできるものと思われます(私はやったことないですが)。

ちなみに、上記写真。
本の一部の「あなたの家紋が」という文字が透けていますが、「家紋と苗字の研究」的な本です。
家紋から、自分の祖先がわかるという内容です。興味深くないですか

別にこれが欲しくてお店に行ったわけではありませんが、店頭のワゴン的なBOXにあるのをたまたま見つけて、パラ読みしてみたら興味深かったので、購入しました。

神保町は、このようにフラっと寄ってみたら面白い本を発見できるところが楽しいですね。
便利なAm●zonに依存していたら、一生出会うことはないでしょうから。

美味しいものも多く、楽しい街なので、行ったことがない方は神保町にぜひ!!

おわり

こんにちは。

先ほど、驚きのニュースが入ってきました。


岩波書店発行の書籍をメインに取り扱っていた、神保町の「岩波ブックセンター」を経営する(有)信山社が、東京地裁から破産開始決定を受けたとのことです。すでに11月23日から、店舗営業を休業しているそうです。


「岩波ブックセンター」は、知的財産に関する書籍はほとんど扱っていなかったので、しょっちゅう訪れていたというわけではありませんが、童話とか児童文学に関する本が充実しており、たまにお世話になることがありました。


神保町駅を出ると、「岩波ブックセンター」がまずデーンと構えていて、九段下方面に向かう時も横切りますので、昔から私にとっては、存在していることで安心する店舗です。休業中ということですが、営業再開はあるのでしょうか。このまま店舗までなくなってしまうのは、本当にさびしいかぎりです。


神保町の古書店の街並みも、ここ10年くらいでずいぶん変わったように思います。


ちょっと昔には、レアな知的財産の法律書が置いてある古書店(巌松堂さんとか金子書店さんとか)が結構あったんですよ。弁理士受験生時代には、高田忠先生の「意匠」(オンデマンド版ではない)を格安でゲットできたりして、すごく嬉しかった気がします。


「これください」と本を持っていくと、店番のおじいちゃんやおばあちゃんが、たこ焼きのパックを包む紙みたいな包装をしてくれるのが、味があって大好きでした。


それが、4~5年前頃から、このような知財の本が置いてあるお店はほとんど閉店になってしまいました。いまや知財法の古書が豊富に置いてあるのは、水道橋駅近くの丸沼書店さんくらいじゃないでしょうか。


ちなみに、最近の知財法の本って、似たり寄ったりで個性がなくてつまらないものが多い(※スミマセン個人の感想です)ですが、昔のは斬新な内容のものが結構あるんですよね(たとえば、三宅正雄先生の「商標法雑感」とか、元木伸先生の「特許民法」)。

まぁ、私の知財古書マニア的な話は別の機会に書きますが(笑)。


神保町は、私の人生において本当に思い出深い街です。


新しくてキレイな店舗が望まれるのは時代の要請でしょうし、個人書店の店主の高齢化などによる閉店もある程度はしかたないのでしょうが、個人的にはこれ以上変わってほしくないなと思います・・・。


おわり

こんにちは。

私の趣味は、最近は専ら読書になってしまっているのですが、
ここ数年ハマっているのが、「中国古典」です。
一般的には、「論語」とか「孫子」とかが、有名かと思います。

きっかけは、多くのビジネス書や自己啓発書に、

「成功者や人格者は、中国古典を愛読している」

という記載を見かけたからで、

じゃあ、アッシも成功者とか人格者になりたい!」

という安易な発想で(苦笑)、入門した次第です

ですが、いざ読んでみると本当に役に立つことを実感しました。

大昔の書物のはずなのに、現代でも通用する原理原則が多く、
生きた知恵・知識の宝庫なのです。

というわけで、一度ハマるとトコトンハマる性格が災いし(?)、
ここ数年で本棚には200冊くらいの関連書籍が増えました(笑)。
(※読んでいない本も、3割くらいありますが。。。)

ちなみに、「中国古典」と言っても、有名な「論語」や「孫子」のほかにも
たくさんあって、私は、「菜根譚」と「呻吟語」が特に好きですね。
戦国策」なんかも気に入っています。
少しマニアックなところでは、「陰隲録(いんしつろく)」も好きです。

「そこまで言うなら、俺(私)も読んでみようかな」

となった方にオススメなのは、中国古典の大家である守屋洋さんの著書、
中国古典「1日1話」」(三笠書房)です。私も一番最初に読みました。
(私のは単行本ですが、今なら文庫版もあるかもしれません。)

この本では、「論語」や「孫子」を含む12の中国古典から、
人生に役に立つ言葉がダイジェスト的に紹介・解説されています。
上記「菜根譚」、「呻吟語」、「戦国策」も収録されています。

守屋洋さんの本はたくさん読んでいますが、
非常にわかりやすく書かれているのが良いですね

全体を通して読み進めると、きっと自分にビビっとくる中国古典に
出会えると思います。そしたら、それに関する書籍を読む、というのが良いかと。

ご参考になれば幸いです。


おわり

↑このページのトップヘ