前回の投稿でSONY純正のImaging Edgeは使用に耐えないとお伝えしましたが,とはいえ現像ソフトは必要なわけで,久しぶりに市川ソフトラボのSILKYPIXのサイトを訪問することにしました.

メルマガの配信を受けていて,しばしばキャンペーンをしていることは知っていたのですが,通常のスタンダード版が期間限定で6,800円になっていることに気づき,もう買うしかないかと.心は一瞬で決まったわけですが,キャンペーン終了はまだ1ヶ月以上先なので上位のプロフェッショナル版(手持ちのバージョンからのアップグレードで14,800円)を試用してみることにしました.ちょっと高いよね、というお値段なので,差額を出す価値があるのかないのかを確かめてから納得してスタンダード版を買おうと考えた次第です。ちなみに,2年前にE-M1 MarkIIのモニターに当選した際に8のスタンダード版を試用したことがありましたが,結局E-M1 MarkIIを手に入れることもなかったので購入に至りませんでした.

旧バージョンと共存できる設計のようなので,メイン機でデスクトップのWindowsに導入.デフォルトのレイアウトから自分のスタイルに合わせたのが以下の状態.

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8もそうでしたが,各設定の上下の間隔が古いバージョンよりも広がった配置になっているため,WUXGA(1920x1200)のモニターでも普段よく使う設定が縦一杯に入りきらないのがイマイチなところ.お試しに,前回投稿した写真をレタッチしてみましたが,ストレス無く短時間で完成.前回SONY純正のツールを使っていて,RX100M6は色のりが浅いのかと思っていましたが,色合いも自分好みに仕上げることができました.

Pro版のウリの機能らしいかすみ除去を過去に撮影したデータのいくつかで試してみましたが,効果は今ひとつ.ヒストグラムを確認すると,かすみ除去を強くすると山がそのまま左にシフトする感じで,全体の明度を落としているのと大差が無い印象.トーンカーブで手動で明部・暗部を切り詰めて補正した方がよほど良さそうな結果が得られそうでした.簡単な作例を以下に.2017年の秋に撮影しながらも条件が悪くて掲載しなかった奈良県のナメゴ谷の画像です.この機能は結構期待していたのですが,ちょっと残念な結果でした.

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こちらがレタッチ前の元画像.半逆光で大気中の水分が多めなのか霞んでいて目視でもコレに近い状態でした.条件は相当悪いです.

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かすみ除去機能のみで補正(75/100)した結果.元画像よりマシに見えますが,全体の明度が落ちています.

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トーンカーブで明部・暗部を適当に切り詰めたもの.かすみ除去機能よりマシ?

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さらにトーンカーブを調整して追い込んだもの.
他のパラメータは一切触っていないので,さらに見栄えをあげることは可能.ただ,ここまででも実際に自分が見た景色とはギャップがあり掲載するのは倫理に反するレベル.

以下,自己満足に過ぎませんが,前回の投稿を再掲してSILKYPIXでの現像結果と並べてみます.現像結果の善し悪しはともかく,掛けた時間は1/10とか,そのレベルです.試用初日ですが,他のPro固有機能には食指が動かず,スタンダード版で十分かなという感じです.

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SONY Imaging Edge

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SILKYPIX Developer Studio 9 Pro

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SONY Imaging Edge

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SILKYPIX Developer Studio 9 Pro

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SONY Imaging Edge

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SILKYPIX Developer Studio 9 Pro

撮影機材: SONY DSC-RX100M6
現像SW: SONY Imaging Edge (Edit Ver. 2.0.00.08020)
SILKYPIX Developer Studio 9 Pro