2015年06月

2015年06月07日

安中新田会所跡旧植田住宅

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宝永元年(1704)の大和川付け替えの後、河内平野では久宝寺川(長瀬川)や玉串川の旧川筋跡や新開池、深野池などでの新田開発が行われました。その中の一つが安中新田であったのです。
それらの新田を管理する「会所」がそれぞれ設けられましたが、安中新田会所もその一つでした。

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宝暦12年、ここの最初の支配人になったのが植田林蔵で、その後支配人は代々植田家に引き継がれたそうです。

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現存する新田会所は東大阪市の鴻池新田会所と此処だけです。
長瀬駅近くには吉松新田会所も残っていたそうなのですが、老朽化著しく取り壊されたようです。

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鴻池新田会所に比べると、かなり小ぶりな建物でしたが、それでも日本の伝統的な建築の雰囲気が満喫できました。

こんな家に住みたいなぁ〜

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