お雪が牢に閉じ込められてから十日程が経ったその日、名主の高橋がお雪の牢にやって来た。

「おいっお雪っ、お前はとんでも無い事をしでかしてくれたなっ」

「・・・・・はい」

「明日っお雪っお前の刑を執り行う事となったっ覚悟はいいなっ」

「はいっもう既に覚悟しておりますっ、それであの伊豆守はどうなりましたか」

「うむっお雪っ伊豆守様の事が気になるかっ」

「はいっ」

「何とか命は取り留めたがっ、もう男ではなくなったっ、酷く落胆しておるがな」

「殺すことは出来ませんでしたがっ男ではなくなったっ、それは祝着っこれで思い残す事も有りませぬ」

「そうかっ思い残す事も無いかっ、ただ明日っお前に科せられる刑は長く辛く苦しい刑になるぞっ分かったなっ」

「そっそれはっ、どうかお願いでございます高橋さまっ一思いに殺してください」

「それは出来ぬなっ」

「・・・・・」

一糸纏わぬお雪は牢の壁を見つめブルブルと震えている。それは寒さのせいでは無く明日の自分に科せられる過酷な刑を思ってであった。

高橋がニタリと不気味に笑いながらお雪の元を去ると、褌男の一人銀次が現れた。

「お雪っお前のあそこの毛はまだもじゃもじゃのままであったなっ、明日の刑の執行がやり易い様にっこれから剃らして貰うぞっ」

「えっ、そんなっ」

「この島の女囚達はっ皆あそこの毛は綺麗さっぱり剃り落とす決まりだったがっ、何故かお前はまだであったなっ大人しく剃らせるんだぞっいいな」

「・・・・」

それから暫くして牢の中にジョリジョリと卑猥な音が響いた。お雪は観念した様に仰向けになり、素っ裸の体の股間を銀次に預け剃毛をされていた。お雪の恥ずかしい肉の亀裂が少しづつ剥き出しにされている。

「しかしっお雪よっお前も良い身体つきだなっ、惜しいのう勿体無いのうっ、明日はこの女の部分をくり抜かれる事になるとはのうっ」

銀次はお雪の陰毛を剃りながらお雪のその部分を何度も撫で回した。

「あっああーーっ、こっ怖いっああーーっあしたが怖いっ」

お雪は股間の毛を剃られながら一粒の涙を流した。

伊豆守は傷の手当の為に女囚島に留まっており、奉行の遠山以外の美代の磔を見物しに来ていた要人達は皆島を後にしていた。その代わりに女囚が残酷な刑を受けるとの話に、徳川御三家の一つ水戸藩の光忠とその水戸藩出入りの商人の常陸屋の庄兵衛が島にやって来ていた。光忠は水戸家の男子とはいえ未だ部屋住みでうだつが上がらぬ身分であった。庄兵衛は材木商として財を成した商人であった。そして二人共、女を責め苛む事に目の無い残忍な二人であった。水戸において二人は夜な夜な庄兵衛の屋敷で女達を残忍に責めていたのである。その二人が今回、残忍な処刑が有るとの話を伝え聞き女囚島にやって来たのであった。勿論、お雪の処刑に立ち会う為である。

庄兵衛は何故か一人の男を女囚島に連れて来ていた。その男は魚正の主人太助で、水戸では名の知れたその包丁捌きでは右に出る者がいない名人であった。太助は何も知らされずにこの女囚島に連れて来られたのである。そして、太助は自慢の包丁の一刀を持って来させられていた。

高橋の娘小夜はお雪の処刑の前夜、お雪を牢から逃がそうと画策していた。お雪が入れられている牢の鍵を盗み出そうとしたその時に、見回りの者に咎められ、高橋の命に寄り屋敷の奥の間に軟禁されてしまったのであった。小夜はお雪を助け出す事が出来ないでいた。

(お雪さんっ御免なさいっ、小夜はお雪さんを助ける事が出来なくなりました。)

その頃、水戸の光忠が逸物を千切られ床に伏せっている伊豆守の元にやって来ていた。

「おうっ伊豆よっ大事無いかっ、何でもおなごに大事な物を噛み切られたとの事っとんだ事だったな」

「はっこれは光忠様っ、不覚で御座った。この無念は明日、拙者の逸物を食い千切った女に何倍にもして返そうと考えております」

「何倍にもして怨みを晴らすとはっそれは重畳っ、それで伊豆よそのお主の怨みを晴らす為に一人面白い奴を連れて来ておるぞ」

「光忠様っその面白い者とはっ」

「なに、包丁捌きの名人でなっ明日の刑に使ってみてくれ」

「包丁捌きとなっ、それは愉しみな趣向ですなっ、ではその者にお雪の女陰のくりぬきをお願い致しまするっよしなにっ」

「よしよしっ任せてくれ伊豆守っ、明日が愉しみじゃなっ血湧き肉躍るようじゃっはっはっはっ」

お雪はその晩、明日の刑の執行の恐怖に震え一人牢の中で泣き崩れ、そして寝ることが出来ないでいた。

そんなお雪の牢に光忠、常陸屋庄兵衛、そして先程お雪の陰毛を剃った銀次が現れた。その三人の後ろには後ろ手に縛られた女が立っていた。

「ほうっこの女が明日っくりぬきの刑に処せられるお雪かっ、なかなかの美形な女よのう」

嫌らしい目付きで光忠がお雪を見て感嘆の声をあげた。

「確かに殺してしまうのは惜しいおなごでございますな光忠様っ」

庄兵衛がこたえる。

「お雪とやらっこの光忠はっ、お前の刑を止めさせる事も出来るぞっ、あの伊豆守は拙者の命には逆らえぬからなっ」

光忠のその言葉に、お雪が牢から光忠を見つめた。

「そっそれは本当で御座いますか」

「この光忠様はっ徳川御三家の方で伊豆守様さえっ、光忠様には逆らえぬ」

庄兵衛がお雪の裸身を舐めるようにしてお雪に声をかけた。

牢の鍵が銀次に寄って開けられ、三人の男と縛られた女が牢の中に入った。

「うんっ、ちとここは臭いのうっ、これはお雪お前の臭いじゃな」

「あっ申し訳ありません」

そう言うと、お雪は跪き光忠に正対した。

「それでじゃなっお雪お前を助けてやっても良いぞっ、但しこれより面白い趣向をしてっお前が拙者を満足させたらば考えてやっても良いぞ」

「面白い趣向とはどんな事で御座いましょう」

光忠が全裸で後ろ手に縛られている女をグイッとお雪の前に引き出した。

「この女は島の畜女っお涼じゃ、この女と恥辱勝負をしてっお雪お前が勝ったらっ刑の事は考えてやるぞ」

お涼はその場で恥ずかしいそうに俯いている。

「ちじょくしょうぶっそれはどんな事で御座いますか」

光忠が顎で銀次に指図した。すると銀次は牢の外から見るからに卑猥で異様な物を持って牢に入って来た。

「ひぃーっ、そっそれは」

お雪が驚きの声をあげる。

それは男の逸物に似せた張型が五本並んでニョキッと聳えていた。そして、その張型は端からだんだんと太く長くなって聳えていた。一番太い物は男の二の腕程の太さがあった。

お雪は気の遠くなる様な太さのそれが、もし自分のあそこに使われたとしたら体が裂けてしまうのでは無いかと恐れ慄いた。

「良いかっ良く聞けっ、その逸物そっくりな張型を細いほうから順番にお前の穴で呑み込んでいくんだっ」

「ひぃっ、やっぱり」

「始めはっ前の穴だけで良いがっ次からは前の穴と後ろの穴で呑み込むことになるぞっ、それがだんだんと太くなって行きっ、最後のその見事に太い張型をしっかりと根元まで咥え込んだ方が勝ちじゃ」

光忠が愉しそうにその嫌らしい道具の説明と勝敗をお雪に話した。この道具は光忠と庄兵衛が女を責める時に、いつも使っている物であり今回わざわざこの島に持ち込んだ物であった。

「良いなっお雪そしてお涼っ二人の淫乱勝負じゃ、ひっひっひ」

光忠が卑猥な笑いをする。

「お雪っお前が勝てばっ刑の執行を考えてくれると光忠殿はおっしゃってくれてるぞ」

そう庄兵衛がお雪に言い放ち、そしてお涼を見つめた。

「お涼っお前もさっき言った通りだっ、もしお涼お前が負ければっお雪の代わりにお雪が受ける刑をお前が受ける事になるぞっ、死にたくなければ負けるでないぞっ」

「はっはいっ」

お涼はキッとした顔をして答えた。

二人の女は向かい合わせに立たされ、二人の間にはその嫌らしい道具が各々の前に置かれている。そしてお雪もお涼と同じ様に後ろ手に縛られていた。

続く



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