連日の浣腸拷問に、美代は遂に耐え切れず親殺しを認めてしまった。もうこの地獄の苦しみから逃れるには、美代にはそうするしか無かった。その結果、どのような運命が待ち受けているか、美代には考える気力も無くなっていた。
ただただ、今の苦しみから逃れたいだけであった。
そして、自白した直後にお白州で美代は奉行の遠山から、信じられない過酷な刑を言い渡された。
それは磔浣腸刑と言う、世にも恐ろしげな刑罰であった。美代はその刑を言い渡された時、余りの悍ましさにその場で泣き崩れた。その美代の姿を見ていた奉行はニヤリと卑猥な笑みを浮かべた。
磔浣腸刑など、古今東西聞いたことがない。それは奉行の考え出した。己の性癖を満足させるための刑罰であった。奉行は美代を拷問にかけていた時から、浣腸だけで美代を責めていた。そして、美代への刑は磔浣腸刑にしようとずっと考えていたのであった。
美代は仕置の沙汰を受けると、牢の中でただただ一人泣き崩れていた。
そこへお駒が楽しそうに美代の隣に腰掛け
「美代っあんたまったく恥ずかしい仕置を言い渡されたんだってねっ、糞を撒き散らしながら死んでく事になったんだねっ、何とも無様だねえっえっ美代ちゃんよっお悔やみを言わせて貰うよ」
「言わないでっ・・・・・」
「言わないでって、あたしはあんたのことが心配なのさっ」
「だったらほっといてください」
ふふーんと鼻で笑いながらお駒は
「仕置の日まではしっかりと食べなよっ、たっぷり食べなきゃ、うふったっぷり出ないからねえっあれがっ」
「嫌ーーーーっもうそれ以上は」
またも泣き崩れる美代。
お小夜が怒りを抑えながらお駒の顔を睨んだ。
「お駒さんっ、もうそれ以上はっ美代ちゃんを悲しませないでっ」
お駒がお小夜の方に振り向き。
「お小夜っあんたはいちいち突っかかって来るねえっ、うざいんだよ」
ふんっと鼻を鳴らし、お駒は美代とお小夜の側から離れて行った。
「美代ちゃんっ、わたしっ何て言っていいのやら、ともかく気を確かにね」
「おっお小夜さんっ、嫌っ嫌だよっ磔浣腸刑だなんてっ、そんなの嫌だよっ」
「そうだねっ、奉行の奴本当に許せないねっ、あいつは変態野郎だよ」
「あたいっ親殺しなんてしていないんだよっ、帰った時にはおとうもおかあも死んでたんだっ、誰かが殺したんだ」
「分かってるわ美代ちゃんっ、あんたにそんな大それた事が出来る筈がないものっ、わたしは美代ちゃんを信じるよ」
「でもでもっあたし拷問の辛さに、ついっやったって言っちゃたの、あっああああっ何て馬鹿なのあたしはっ」
「・・・・・」
もうそれ以上、お小夜は美代に何も言えなかった。
そして仕置の前の晩、美代は同心達に寄って牢から引っ立てて行かれた。
「あっああっ美代ちゃんっ」
お小夜は美代の名を呼ぶしか出来なかった。
そして次の日の朝、お小夜の予想通り同心の佐竹と伊達がお小夜を牢から連れ出しに来た。
「お小夜っ美代の仕置を見せるっ、牢から出ろっ」
「もう許してっ結構ですっ、恐ろしい物は見たくありません」
「つべこべ言わずに牢から出るんだ」
お小夜は同心二人に左右から掴まれ、強引に牢から引き出された。
「嫌っいやです、見たくありません」
抗いも虚しくお小夜は牢から連れて行かれてしまった。
引き回しの一行が街中を進んで行く。
お小夜は美代の乗せられている馬の直ぐ後ろを歩かされていた。
素っ裸同然の姿で馬に揺られる美代、前屈みに馬に跨り、尻を突き出す格好で馬の背にいる美代。
その尻の谷間の肛門がヒクヒクと蠢いている。
美代は引き回しの出立の直前に、浣腸液をしこたま呑み込まされていたのであった。そろそろ、美代は催してくる筈であった。
馬の歩みに卑猥に左右に揺れる美代の尻。微かに美代の呻き声が聞こえる。
「うっうぐぐぐっ、もっもうっげっ限界っ、でっ出そう、あっああああこっここではっはっ恥ずかしい」
「おいっよく見てみろよっ、あの女様子が変じゃないかっ」
「いやあ、単なる素っ裸での引き回しにしか俺には見えないが」
「よく見ろよっ、苦しそうに身体を震わせているだろっ、それに丸出しのケツの穴がヒクヒクしてんだよな」
「うんっ言われてみると確かに肛門がヒクヒクしてプルプルと痙攣しているなっ」
「だろうっ何か変だろっ」
「まっまさかっ、引き回しの最中にっ馬の上から、糞を放り出すわけじゃ、そんな事はっ」
「いやね、あれはうんこが出るっ前触れに違えねえ」
「こりゃあ、とんだ見せもんになるな」
見物の男が何やら愉しそうに話している。
続く


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