先日、別件で少し任地を離れ、その出先で携帯電話(今年手に入れたばかりの
iPhone7)をもってかれました

 

はい、、、やられました..

 

どんなに慣れていても、警戒していてもやられるときは無抵抗にやられます、グアテマラ。

でも、そんなことも全部ひっくるめてぼくはグアテマラが大好きなようです。笑

 

まぁ、それ以上にこの国の良さを知ってるから。笑

 

 

どーも、飛鳥です☆

 

 

ここの教育を大きく発展させるために・・・

 

今年からは、現地の方々の力のみで、自分たちの力でここの教育をより良いものにしようという強い意思により、任地の教育は大きな発展の一歩を踏み出しています。
 

 

そしてぼくは、そんな彼らの背中を押すため、約半年ぶりに、1ヶ月間限定でここに戻ってきたわけですが、そんな再訪問期間ももう終わり。

 

ここ1ヶ月間、久しぶりに活動パートナーである3人の教育学区長とともに、学校を巡回し、現在彼らで運営している『全市内算数科授業研究プロジェクト』の事後調査とサポートを行ってきたわけです。
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協力隊時代は、どちらかというと、はじめての導入ということもあって、ぼくが彼らをひっぱっていく立場にありました。

 

でも、今は自身で歩みだした彼らが立ち止まらないように背中を押し続けたり、路頭に迷わないように時に陰で軌道修正していくことが役割だと思っています。

 
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(自主的に教科書を開いて行われる授業後検討会。これまでの授業を褒めちぎるだけの浅い検討会ではなく、しっかり授業内容に視点をおいたものに!)
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(ただ座りながら行われてきた検討会も積極的に行われている光景多くなってきました。「私だったらこうする」その意見交換が大事です。)
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(パートナーである教育学区長たちも少ない時間でありながら全授業を見て、全教室をまわり技術指導に励んでおります。)

 


だから、活動スタイルは大きく異なります。

今は、彼らの活動を第三者の立場でみることができる。

 

 

そういう関わり方が、協力隊時代とはまた違って、すごく新鮮でした。

 


 

そして、何より新たな課題も見えてきました。

 

 

それは、

それぞれの学区、学校、教員間で授業の質に大きな差が生まれはじめてきたこと。

 

 

先日訪れた学校。

 

確かに先生の入れ替わりがあったり、今まで担任をもったことがない校長先生が担任を持つようになったりと、いろいろと難題を抱えているというのは考慮するにしても、

 

本当に酷かった。

 

ぼくは、任地全ての学校、全ての教員のレベルを知ってるからこそ、

どうしても他と比べてしまう。

そして、そのあまりのレベルの低さに本当にショックを受けました。

 

そして、観察者の教員もまるでこのプロジェクトの意味を分かっていないようで、

授業も事後検討会も酷い。

全体的にここまでのものはこれまではなかったから、ここだけ見たらぼくはいったい何をやってきたのか分からなくなり、少し泣きそうにもなりました。

 

今回の訪問では、ほとんど先生方に口を出すことはなかったけど、その時ばかりは、居ても経ってもいられずというか、苛立ちにすら変わってしまい、かなり感情的にもなってしまいました。

 

ダメだ!こんなこと考えちゃいけない!って分かってるけど

 

「周りはできているのに、なんであなたたちだけできないの?」
「同じ環境下にあっても頑張ってる学校が多いなか、なんでこの学校はこうなの?」 

 

今回ばかりは、ふとそんなことを思ってしまいました。

 

 

そして、その苛立ちはその学区を管轄する教育学区長へも。
 

「あなたがもっとちゃんとしなきゃダメだ!これじゃなんの為にやってか分からない。こんなに酷いグループはここだけだ!」

 

まぁ、正直その教育学区長は、プロジェクトをコーディネートしていく能力は一番高いけど、先生たちをリードしていくという点ではどうしても他の2名の教育学区長より劣ってしまう。

 

だから、かれのもつ学区全体的に他の学区で行われている授業研究レベルよりはるかに遅れを取っています。

 

 

1年半も取り組んでいると、差がひらいてくるのも、まぁ当然っちゃ当然です。

 

もの凄く質の高い授業を行えるようになって、ぐんぐん力を伸ばしていく先生もいれば、

いまだに、よく理解しておらず、それを周りの環境ばかりのせいにして言い訳ばっかり繰り返す先生だってまだいることはいる。

 

道もろくにないような農村部の学校で複式学級(1人で何学年も同時に担任しているクラス)という非常に厳しい環境でも、その中でできる最高の授業をといろいろ工夫している先生が増えてきたのに対し、

学校は家から近く、普通に1学年だけの普通学級の担任という恵まれた環境下にあっても、それにあぐらをかいている先生もいる。

 

このプロジェクトを通して、学校内で定期的に勉強会をしたり、教員間で意見交換をちゃんと行ったりと、学校をあげて、一丸となって授業向上に取り組んでいる学校もあれば、

例え新しい先生が入って来たとしても、その先生にこのプロジェクトについて、授業についてなにも共有してあげない、そんな学校もある。

 

パートナーである教育学区長たちだってそう。

3人ともそれぞれのキャラクターがあって、それぞれ長所も短所もある。

 

コーディネートはあんまりできないけど、教員を引っ張っていく力はある。

コーディネートも知識も素晴らしいけど、少し強引なところがある。

コーディネートは得意だけど、知識とリーダーシップ力に欠ける。

 

 

でも、これがいまの任地の現実。

 

今や、市内全体でみたときには、教員の授業レベルが各段に上がっているのは確かだし、

ほとんどの教員が最低限の質は確保できているように思います。

そして、まだ多くなないけどもの凄く素晴らしい授業を行う先生も増えてきたり、素晴らしい取り組みをする学校も増えてきたのも確かです。

 

 

でもぼくは、昨年、市内全校でプロジェクトをはじめてからは、なんだかんだこの市内全体での評価ばかりに気をとられていた気がします。

 

確かに全体で見たときには大きく成長しているかもしれないけど、まだまだうまくいかない先生も学校もあるのが事実。

 

そこから、目をそらしてしまっていたような気がします。

 

広い範囲でばかり見てしまっていて、細かなところを見落としてしまっていた気がします。

 

今回の再訪問で、第三者の立場で見てみて、

現在、レベル、質、取り組み、やる気、その差が大きくひらいていることが分かりました。


ようやく今の任地の教育が抱える課題が見えた気がします。

 

 

もちろん、このプロジェクトはそういう差を埋めて、あくまで市内全体としての質を高めていくというものでもありますが、

ちゃんとそれに適した対策をとらなければなりません。

 

 

そんなこともあり、最終週は思った以上に大忙し。

教育学区長らと今後の在り方をじっくり検討していきました。

毎日遅くまで4人で話し合いなんだか懐かしい光景でした。

 

 

遅れをとっている学校、教員への支援はどうするのか。

素晴らしい成長を遂げている学校、教員をどう生かそうか。

 

あぁでもない、こぅでもない!

と、みんなでちゃんと意見交換。

 

いろんな案が出ました。

 

教育学区長が個人指導に出向こうか、

遅れをとっている学校、グループでは年度末に再度行うか、

素晴らしい学校をモデル校として他学校に共有しようか、

来年度からのプロジェクトでの学校グループ編成に質やレベルの観点も付け加えようか、

学区をごちゃごちゃにして遅れをとっている学区を他学区で引っ張っていこうか、

 

などなどあげたら切りがない程。

 

どれもこれも良い案だと思うけど、

学校教育は算数だけじゃないし、何より質をあげることばかりにとらわれて、肝心の子どもたちへの確実な授業時間が確保できなければ本末転倒。

それに、グアテマラの教育法もちゃんと重視しなきゃだし、その他、いろんなことがある!

 

そういうことをちゃんと完璧に踏まえた上で取り組まなきゃ、絶対に今後続いていかないから、そう一筋縄にはいきません。

 

 

まぁ、まだ本当の発展は始まったばかり!!

 

 

課題が浮上してくるのは、それだけ発展段階にある証拠でもある!

 

教育学区長たちからも、

「俺らが市全体でこのプロジェクトを行うと決めたとき、短期間での急激な発展じゃなく、数年先を見据えたものにする、持続可能なものを創りあげて、少しずつ確かな成長を促すと誓っただろ」

 

そう言われました。

 

 

その通りです。

ぼくの2年間の活動の目的は、ぼくがいなくなってからにあって、その何年も先にありました。

 

急激に発展しているかと問われたらそれはNOだけど、

発展が止まることはなく、ゆっくり確実な発展段階にいることは確実です。

そして、これからもそれを続けていけるということに変わりはないし、パートナーである教育学区長たちに任せられるということも確かです。

 

まさしく、ぼくが築き上げたかったこと。
それを改めて彼らに気づかされました。 

 

 

ぼくは、これからも定期的な支援は続けていくつもりです。

そして、この僕の任地が国際教育支援の1つの有効例になってくれることを願います。

 
 

飛鳥☆

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