blackthorn (1)

画:憂国団


評:……えー、作品に添えられていたお便りを紹介します。
 なんだこれ……血? 血で書いてあるのかな……。
 ちょっとね、羊皮紙が張り付いちゃってるんですけど。ハハッ……。

 う、うわぁ……。


 「ブリタニアの王はロード・ブリティッシュ様のみ!

 
……以上であります。
 (そっとお便りをしまう)


 ……ワタグスね、まだ命が惜しいものですから、
 本作にコメントするのは正直まあコノ、差し控えておきたいと。
 そういった気分であります。

 死にたくない。
 まだ死にたくはないんです。
 だってそうでしょう。
 これはもう陛下への宣戦布告と取られても致し方ないんであります。
 こんなものを献上した日には、ベスパーの港は血の海となり
 首長ハウスは焼き払われ全市民の口座は差し押さえられてしまうんであります。
 そうなったらワイは丸裸で蛇島へ遁走し、元のねぐらの廃墟で毛布をかぶって
 ブルブル震えながらガードの足音に怯える毎日を過ごさねばならなくなるんです。

 こんなれんぢゅうとは関わり合いになりとうないんであります。
 こんな過激派、知ったこっちゃないんであります。

 やめてください。
 おい、番屋の方を見るのはやめろ!!!
 関係ないって言ってるでしょうが!!!!!
 ワイは関係ない!!!!
 うっうっ……。


 どうしたらいいのこの絵……。
 (途方に暮れる)