2022年05月07日

誰もが住み続けられる藤沢に!

またもやご無沙汰続きで申し訳ありません。

会では年に数回、障害があるために生活の様々な場面で介助が必要だったり、医療的ケア(治療目的ではなく生活上必要な医療行為)が必要な人たちが、いつか親の手を離れ、地域で安心してその人らしく暮らすことのできる住まいや支援について考える意見交換会を、会員や行政、関係事業者等も交えながら行っています。現実はとても厳しいのですが・・・

そのような中、今回、会員の富永ファミリーが「Ana Letter」というWebサイトでインタビューを受けられ記事がアップされました。とっても素敵な記事になっています。広く知っていただきたくご紹介します。ぜひご覧になって下さいね。

 

2020年10月25日

湘南海岸公園 再整備計画

皆さま、お元気でお過ごしでしょうか?新型コロナでの緊急事態宣言を受け、会の活動を自粛してきましたが、感染防止対策(マスク着用・手指消毒・ソーシャルディスタンスなど)を行いつつ出来る範囲での活動を再開したところです。10月の定例会に神奈川県藤沢土木事務所の方がお見えになり、鵠沼海岸・片瀬海岸に位置する”湘南海岸公園”の再整備計画に関するアンケートが行われました。
既存の遊具が老朽化しているとの事で、計画では障がいのある人も利用できる遊具を検討しているとのお話でしたが、会員からは遊具だけでなく公園に木蔭やベンチの設置、駐車場の整備、横断歩道の整備などの意見が上がりました。アンケートは公園に隣接する町内会自治会にも行われており、その結果が公表されていましたのでお知らせ致します。すべての人に優しく利用しやすい公園になるといいですね
http://www.pref.kanagawa.jp/documents/10757/888538.pdf


asukafujisawa at 11:27|PermalinkComments(0)

2020年04月14日

4月定例会 総会について

4月10日、今回も在宅でLine グループ通話を使用し定例会を行いました。
2度目なのでスムーズです。主に毎年5月に行っている定期総会の開催について話し合いました。
結論を言えば、今年度の総会は書面で行うこととしました。これに関して会員には後日封書が届きますので、必ずご確認をお願いいたします。例年当会の総会は、会員以外にも多くのお客様をお迎えし、障がい福祉課題について意見交換を行う場を設けています。また、本人部会を同時開催することも定着しつつあったのですが、これも残念ながら中止となりました。

新型コロナウイルスの感染拡大は益々深刻な状態になってきています。神奈川県は、緊急事態宣言も出されました。藤沢市の障がい福祉団体連絡会も、神奈川県肢連の活動も自粛。関ブロ(関東甲信越肢体不自由児者父母の会連合会 群馬大会)も中止になりました。先が見えない辛さがありますが、今は各自が予防や体力維持に努め、誰もが感染するだけじゃなくさせる立場になり得ることを自覚しつつ、周りの人には思いやりの気持ちが持てる心のゆとりも大事にしたいと思います。

このような状態の中で、介護事業所や放課後デイは毎日緊張感の中で、工夫しながら子どもたちを受け入れてくださっていると聞いています。対応は事業所により少しずつ違うようですが、スタッフの皆さんには感謝の思いで頭が下がります。
私も娘の検温、サチュレーションチェック、顔色やご機嫌を見ながら、問題が無さそうだといつも以上にホッとしています

大変な日々が続いていますが、皆さんどうぞお体に気を付けて、わずかでも何か好きなことが出来る時間を見つけられるといいですね。






asukafujisawa at 19:22|PermalinkComments(0)

2020年03月06日

在宅でLINE定例会

 前回の投稿からあっという間に1か月。お久しぶりになってしまいました

 2月は、7日「定例会」8日「県肢連役員会・研修会」18日「藤沢市障がい福祉団体連絡会」20日「多機能型療養介護施設の設置を考える第6回意見交換会」などがありました。意見交換会の内容は後日発行される機関紙「飛鳥」242号に掲載される予定です。

 さて、前回「マスクが買えない!」と書いた頃はまだ序章で、そこから今日まで新型コロナウイルス感染拡大による日常生活への不安や影響が続いています 3月は市内の公共施設が使用できなくなったり、施設の空室開放等も制限されています。会員の子どもたちが通う学校の卒業式も参加できる人が卒業生とその家族のみに限定されたりして、いつもより少し寂しい卒業式になってしまうのでしょうか

 そんな中、父母の会の定例会も皆で集まることを自粛し、在宅でLINEの役員グループ通話を利用しての会議を行いました。初めての試みでどうなることかと思いましたが、事前に資料等をメール配信や画像配信し、思ったよりスムーズに進めることが出来たのではないかと思います 学校がお休みになっているご兄弟の声が混じったりして、和やかで新鮮な印象を持ったのは私だけ??? とにかくこんな不便な状況だけど、皆の協力で年度末の整理と来年度の計画について最低限の話し合いが出来て良かったと思います

 ところで、定例会後に見たニュースの中で、同じく新型コロナウイルに苦しめられている地域、イタリア・ミラノのヴォルタ高校の校長先生が、休校になっている同校の生徒の皆さんに宛てた手紙(メッセージ)が紹介されていました。ネットでも挙がっていますので、すでにご存知の方もいると思いますが、色々とデマやパニックが起きつつある今のようなときにこそ、本当に大切な心の持ち方を改めて教えて頂いたと感じました

 一日も早くこの事態が終息し、穏やかな日常が戻ることを願いつつ…皆さんもどうぞ健康に気を付けてお過ごしください。次は、明るく楽しく集まれますように!!!

asukafujisawa at 17:35|PermalinkComments(1)

2020年02月01日

マスクが買えない!!!

 
 昨日、外出のついでにドラッグストアに立ち寄りマスクのコーナーを見てみると、箱入りの品は完売(今後の入荷は未定)袋入りの物が多少残っていましたが、よく見るとサイズが小さいものや子供用の物がほとんどという状況でした。近隣の店舗4か所とも同様です
消毒用エタノールも品薄で、普段見かけるような消毒用のハンドジェル等は全く見当たりませんでした。ネットショップでも、どちらの製品も「現在取り扱いがありません」とか、有ったとしてもものすごく高価
 もともとインフルエンザの流行シーズンに加え、連日の新型ウイルス拡大のニュースを受け、あっという間にこのような事態になったのでしょうか。
 日常的に痰の吸引機を使用している娘のケアには消毒用のアルコール綿は欠かせません。数日毎に自宅用や通所用のために作っているのですが、消毒用エタノールは買い置きがあったのが幸いで今のところ大丈夫なのですが、これが長引くと困るなぁと思っています。施設や医療機関はどうなんでしょうか

asukafujisawa at 14:13|PermalinkComments(0)会員のひとりごと 

飛鳥241号発行 「成人おめでとう!」


 
今日は会の機関紙「飛鳥」241号の印刷、発送作業をしました。広報担当理事3名の他5名の会員がヘルプに入って手も口も動かしながら、にぎやかに作業を進めています。会員さんには、近日中に届けられると思います。その他、藤沢市内の市民センターや公民館にも置かせていただいています。

今号には、今年成人を迎えた3名の方達のお母さんの言葉が掲載されています。
子どもが生まれて間もなく障がいがあることを告げられた時のショックは忘れることが出来ません。同時に幼子を見つめ、小さな手に触れながら「自分の手でこの子を守っていくのだ」と決意する。普通の子育てだって大変なことがいっぱいあるのに、障がいのある子どもの養育はとても育児書通りにはいきません。たくさん迷い、悩み、でも同じくらい一緒に楽しみ、小さな変化や成長に喜んだり戸惑ったりの連続。親もそんな障がいのある子どもを育てる中で、
色々なことを見て、感じて成長するのかもしれませんね。そして、特別な出会いも子どもたちからの素敵なプレゼントなのだと思います。
 母校や通所先での成人のお祝い、そして藤沢市の成人式に親子で参加した人も、皆、無事に二十歳の節目を迎えられたことに感慨もひとしおだったことと思います。
3人それぞれのお顔を思い浮かべながら記事を読み、胸がいっぱいになりました
 亮さん、たまねさん、宏典さん、成人おめでとうございます 
 そしてご両親も






asukafujisawa at 00:58|PermalinkComments(1)会長コメント 

2020年01月21日

第4回藤沢市障がい者総合支援協議会 午後は家族会新年会

 午前中、総合支援協議会に参加しました。計画検討委員会及び4つの専門部会(相談支援、重度障がい者支援、就労・進路支援、権利擁護)からの報告の他、支援者向け『あなたの気持ちが知りたい〜家庭で、家族から学ぶ〜』の紹介…これは、以前行ったアンケート「ご家族の関りについて」から作成した簡易版リーフレットです。また、将来の不安に関するアンケートの結果(速報値)と記述の抜粋が示されました。休憩をはさんで、藤沢市行政改革2020について、特に障がい福祉分野の4つの見直し検討対象事業について討議し、これについては当事者(家族)団体から多くの発言がありました。まだ結論に至っていませんが、障がい者の生活に影響が及ぶものであることから、当事者や家族に広く周知し、丁寧に意見の擦り合わせをして頂きたいと思います。父母の会でもそのような機会を作りたいと考えています。
2月初めは障がい計画・障がい福祉計画・障がい児福祉計画策定のための団体ヒアリングに臨みます。

 会議終了後は、娘の通所先家族会の新年会へまっしぐら 今年は長後駅近くのお蕎麦屋さんです。利用者家族とボランティアさん20名程が集まり、すでに始まっていました。美味しいお料理を頂きながらホッと一息 家族会の新年会では、いつも役員さんがみんなで楽しめるちょっとした余興を用意して下さるのですが、今年は「ザ・脳トレ」まずは、A4サイズにプリントされた二つの絵の間違い探し。「脳」以前に「目」に難のある私たち世代、細長くセッティングされた座席では、位置によっては全然絵が見えな〜い ということで、Hさんがササーッと絵をもって移動してくれ、口々に見つけたところを言い合いました。もう一つのゲームは、好きなスイーツを一人ずつ、前の人が言ったものも加えながら言っていきます。  「イチゴ→フィナンシェ→みたらし団子→チーズケーキ→チョコレートケーキ→おはぎ→チョコレート→大福→赤福→柿→スイカ→アイスクリーム→マンゴー→ブドウ→プリン??」何かまだ抜けているような???忘れていたらゴメンナサイ🙇 みんなでワイワイ言いながら笑って、また介護頑張りましょう!ということでお開きになりました。

asukafujisawa at 21:49|PermalinkComments(1)

2020年01月17日

ブログ復活⁉ そして新年会

5年以上も放置してしまったこのブログ、ふと思いついて覗いてみたら、まだ生きていました
もちろん、その間も会の活動はずっとずっと続いています。

50年以上続いている私たちの会は、きわめてアナログ でも近年、「もっとWebを使った発信が必要よね」という意見が多々あったものの新しいものを立ち上げる手間をなかなかかけられない現状の中、今後どうするかは別として、取りあえずこのブログを復活させてみることにしました。
無理のない範囲で会の活動や感じることなどを時々お伝え出来たらと思っています。

さて、今日は父母の会の新年会でした。湘南台駅近くの中華料理店(最近恒例になっている)で、会員や日頃お世話になっている方たち(市選出の議員さんたちや障がい福祉に携わる法人の方々等)30名ほどが集まりお昼のテーブルを囲む和やかな会となりました。会員の参加が少ないのは寂しいのですが、それぞれ情報交換をしたりして有意義なひと時を過ごせたことと思います。

新しい1年が、障害のある人たち、その家族、そして応援して下さる皆さんが健康で穏やかな日々を過ごせますように。そして、ささやかでも喜びを感じられる時間を持てますように
今年もよろしくお願いいたしますm(__)m

asukafujisawa at 19:43|PermalinkComments(1)

2014年11月30日

県肢連第2回研修会「ロボットスーツHAL」

研修会はロボットスーツの開発者である山海嘉之先生の講演会です。多忙を極めていらっしゃる先生に筑波への途中、下車して頂いて新横浜の駅前のFビルの会議室を急遽お借りして開かれました。・・・時間も3:30〜4:30という事だったので中々参加できなかった方も大勢いらしたと思います。
山海先生は大学の教授ですが、それだけでなく広く活躍していらっしゃるようで、大学での仕事とロボットスーツを作った会社の社長でもあり、また国の内閣府のプロジェクトに関わってそれに費や時間も多いという事です。
学問を社会に役立てる必要があると考えていると言われ、ロボットスーツも介護する側と介護を受ける側の間に入って、残存する能力を引き出すことに貢献できると説明されました。
1991年から始まったロボットスーツの研究の過程を年代順に話され、<人が動く前にロボットをどうしたら動かせるか>等を次々クリアして、ドイツでは医療保険の適用が出来るようになったそうですが、日本ではまだ認められていません。前回辻堂のロボケアセンターを見学した時には子ども用のロボットスーツはもう少し先とお聞きしましたが、先生によるともうほぼ完成しているとの事です。
先生の話はロボットのみならず、医療との連携に寄与することへどんどん話が広がり、私など頭の固い者には付いていけないところも多々ありました。先生も会場からの質問に丁寧に答えて下さりながらご自身にも良い考えのチャンスを受けたと仰っていました。
1時間という約束が30分も伸びて、私たちも科学に期待するところが拡がっていくのを感じました。

asukafujisawa at 17:48|PermalinkComments(2)TrackBack(0)

2014年11月05日

目黒巻?!

飛鳥前号でお知らせしましたが、11月5日(水)に障がい者のための防災研修会が藤沢市、福祉団体連絡会の主催で市民会館第2会議室で開かれました。
50人弱の参加予定が「目黒巻」のお蔭か会場は一杯の人、人で役員さんは〜席無し〜の身分になってしまいました。あとで講師の宇田川先生が問うたところ、障がい当事者、障害児者の家族、サポーターそれに行政の方や社協の方・・・という参加者は多方面の方でした。
今日のテーマは「災害時生き抜く障がい者になろう」で講師は宇田川規夫氏で国際救急法研究所の理事長です。
まず災害というのは突然やってくる理不尽な出来事ではあるが、その災害時のイメージを持つ事が必要である。
災害時生き抜くためには、ただ助けてもらうという気持ちだけでは助からない。助かろうという強い気持ちそれに備えることが必要になる。
災害直後の問題点は全ての事が日常と異なり、環境の激変、お気に入りが手に入らない、時間の流れが違う、好きな事が出来ないなどが起きる。
一般には発災後は避難所へ行く事になるが、障がい者のような避難が困難な場合、一番良いのは自宅で過ごせる事である。そのためには自宅で死なないために、家具固定、ガラス飛散防止、住宅の耐震化などは個人で出来る対策である。激変する環境にある程度耐えられる力、さまざまな経験を重ねる事が身を救うことになる。
共助の段階では障がい者は近所の有名人になることである。いざという時にサポーターとなれる人を作っておく。普段の関係が災害時の助けになってくる。
後半は題名にもあるように“目黒巻”の作成を行った。
“目黒巻”とは災害時の状況を自分自身の問題としてイメージするトレーニングツールである。
今回は日時を10月31日14:46に発災(地震で震度6強に設定)記入日を11月5日にし、自分の事として記して行く。皆発災時にいた場所でそこからどう動くかを記して行く。そこからは架空ではあるが自分の取るであろう行動を書いて行く。10秒後、30秒後、1分後、5分後までは書けるが3時間後、1週間後となると見当がつかない、家族と連絡を取る方法をお互いにしっかり把握している人が少なかったのも心もとない。伝言ダイヤルや携帯での災害時連絡番号もきちんと覚え、毎月1日、正月3が日は無料なのでぜひ試してみたいものである。
2時間はあっという間に経ち、改めて自分自身の災害対策を見直して行かなければと思った次第。他の皆さんはどうでしたか?父母の会からも大勢参加していました。終了後旧近藤邸で先生を囲んで懇談食事会も10人以上の方が出席された。
今日の講演会はなかなか良かったと思った。


asukafujisawa at 17:29|PermalinkComments(0)TrackBack(0)