フェリー・鉄道・自転車・噺・歴史・本・カレー

乗物と落語好きの40代親父の記録です。フェリー・鉄道・自転車・落語・本・歴史・ヤフオク・カレー屋あたりの話題が雑然と…

2017年7月 京都国際マンガミュージアム訪問

関西の実家に息子と2人で帰省する途中、前から行きたかった京都国際マンガミュージアムへ立ち寄る。
その前に天下一品で昼食。こってりラーメンを注文したかったが、「あっさりラーメンがいいが、半分くらいしかたべられない」という息子の言葉で、あっさりラーメンとギョウザとたまごとビールを注文。天下一品でこってりラーメンを注文しなかったのは、初めての体験。
京都国際マンガミュージアムに行くというのに、息子に「本屋さんでマンガ買って」と言われコナン君購入。
地下鉄の駅からほど近い廃校小学校が京都国際マンガミュージアム。
大人は800円とそこそこだが、小学生は100円と破格の安さ。
紹介記事で、芝生の校庭で思い思いにマンガを読む人々の写真に憧れてきたのだが、うだるような暑さの中、芝生で読むチャレンジャーはいなかった。
階段下のこんなとこにも本棚がある。
天井までつながる本棚がいいなあ。
このコーナーは年代別になっている。

自分がマンガをよく読んでいた時代にいって、懐かしきマンガを読む。
子どもと2時間ばかり居たが、時間が全く足りない。

10年ばかり前にできたらしいが、20数年前の大学生時代にあったら、間違いなく通っていた(入り浸っていた)だろうなあ。
当時の下宿から自転車で行ける距離だし。今の京都に住む人がうらやましい。

フェリー本(ムック)新刊「定期便で行く 豪華フェリー船旅ガイド」









趣味人口の少なさからか、滅多に刊行されないフェリーの雑誌(ムック)が刊行された。

定期便で行く 豪華フェリー船旅ガイド (サクラムック) [ムック]

フェリーの雑誌(ムック)というと今までは「フェリーズ」と「にっぽん全国たのしい船旅」が、それぞれ年1回刊行されるのみ。

フェリーズ(16) 2017年 05 月号 [雑誌]: クルーズ 増刊 [雑誌]

↓8/4刊行が決まった次の「にっぽん全国たのしい船旅」
にっぽん全国たのしい船旅2017-2018 [ムック]

数少ないフェリーの雑誌なので早速購入してみた。
まだパラパラみただけだが、なかなか充実した内容のよう。
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たまにフェリーの特集をしていた「LAMER」という雑誌も、この春に休刊になってしまったし…

なんとか売れて、来年も刊行されて、3つ目のフェリーの年度版雑誌にならないかなあと期待している。




備中松山城・松本清張記念館・五島列島・京都鉄道博物館・彦根城の旅1

備中松山城、北九州松本清張記念館、五島列島、佐世保、京都鉄道博物館、彦根城と各地に広がる行きたかった場所を訪れる旅。
まずは最後の定期夜行列車となったサンライズ出雲・瀬戸に乗車する
定番のノビノビ座席へ
弁当がイマイチピンとくるものがなかったので、サンドイッチや唐揚げを購入
取りづらいサンライズ出雲だが、平日なので確保出来た
備中高梁駅には少し遅れて到着した
備中松山城行き乗合タクシーまで時間があるので、市内を散策
武家屋敷通りの休憩所。休憩所自体がのんびり出来そうな良い雰囲気。缶コーヒー飲んでしばしの休憩
庭園だけ入場買って入ってしばし鑑賞する。朝一なので他にお客さんはいなかった。
備中松山城行き乗合タクシーがdwる観光案内所。写真入りのクリアファイルが100円は破格の安さのため、購入した。
乗合タクシーを下車してから、かなりの急勾配を上がる。
天守閣からの眺め。
ポケモンGOでこんな写真も撮ってみる。
山といえば「おむすび」かなとおにぎりで朝昼兼用の食事。
天下一品とのコラボ商品も。
行きはライトバンみたいな車だった乗合タクシーが、帰りは本当にタクシーが来て、一瞬戸惑う。
一生に一度は目に焼き付けてみたい風景
こんないい雰囲気の街もあるらしいが、今回は時間切れ。
このあと伯備線と山陽新幹線を乗り継いて九州小倉の小倉城近くの松本清張記念館ヘ。
松本清張の著作が表紙を見せる圧巻の展示
鉄道好きにはおなじみの「点と線」関連の展示
館内に松本清張の家が大掛かりに再現されている。
再建天守閣は、興味の度合いが現存天守閣より薄れるが、近くまで来たので入場してみる。
現存天守閣内だと現存天守閣しか展示していないことが多いような気がするが、ここは差別なくいろんな天守閣の写真が展示されている
何度来ても近未来的な風景に思える、モノレールが駅の中に乗り入れる小倉駅
博多駅に到着
駅ナカでラーメンで晩飯。
五島列島行きのフェリー乗り場がある博多港までバスで行き、遅くまで営業していて入場無料の博多ポートタワーへ
この赤いライトがなんか変ではある。
博多の夜景や
停泊するフェリーを眺める
このあと、夜行フェリーの「太古」に乗って五島列島を目指す。

娘と同じ本を読む

娘からLINEが入る
娘が買った本が父親(自分)の本棚にみあることに気づいて喜んでLINEしてきた。
こちらも嬉しくなる。

2016年お正月(1月1日)橿原神宮、娘におすすめ読書

2014年、2015年とお正月に救急車のお世話(自分と家族)になったので、2016年お正月は無理せず、張り切らず、暴飲暴食せずを念頭に、過ごす。
北陸から奈良に着き、大晦日はお酒も軽めに早めに寝る。
翌日は娘とダウンタウンの年末番組を録画で見て初笑い。
そのあと橿原神宮にみんなで初詣。
(昨年初詣した神社はその後親が救急車で運ばれたため、今年は却下になった。)
最近小学6年生の娘に「お父さんがおすすめの本買って!読んでみるから」とリクエストされることが増えた。
1回目「父の詫び状」向田邦子
2回目「夜のピクニック」恩田陸
を買って渡したが、娘的にはイマイチ合わなかったよう。
今回は
「いとみち」越谷オサム
を買って渡したところ、娘的にはあったようで、えらく熱心に読んでいる。
夕方は、これまた久しぶりに家族でトランプして、お酒も程々にして寝た。
普段は別々の布団だが、実家でみんなで寝たので、娘が同じ布団に寝て暖かい。
来年は中学生なので、いつまで同じ布団で寝てくれることやら。


日曜日、娘と本屋さんに

「本屋さんで本買って」と娘に言われ、休日に近所の本屋さんに。
娘が欲しい本がなかったようで、
「お父さんが面白かった本を私も読むので選んで」とまさかのリクエスト。
選書が非常に難しい。面白かった本は数多あるが、小学校高学年の娘が読んで面白いとおもう本てどんなだろう?
結局、自分が子供の頃、読んで、小説以外にも本ってあるんだと思ったエッセイ集(向田邦子の父の詫び状)を選んであげたが、果たして娘が気に入ってくれるのやら。

コロコロコミックで大変!

2014-10-21-07-28-04
ある日曜日。
下の息子が「コロコロコミック」買いたいと言い出すが、2軒の本屋とも品切れ。
どうも発売日から3日後の土曜日には売り切れたらしい。
こども愕然として、半泣き…

月曜日に朝からやっている書店に、始業前に立ち寄るが、やはり完売。
たまたま仕事上で、この出版社の説明会があり、「ほぼ完売」と言われ、焦る。

やはり仕事上で付き合いのある人に、ある書店チェーンで在庫がありそうな店を教えてもらい、かみさんに連絡して、その書店に電話してもらう。
3軒目で、「まだある」というので、取り置きしてもらい、仕事を終えたあと、その店まで行ってようやく手に入れた。

子供は喜んだが、こちらはくたくた。カレンダーに次の発売日をしっかり書き込んだ。

この号の前の月の「コロコロコミック」でもひと騒動。
購入は、無事発売日に行ったとので、買えたのでが、この号の特典で、レアな妖怪ウォッチのキャラが3DSで出るものがついていたらしい。
息子がやってみたが、レアなキャラは出なかったらしいが、お姉ちゃんの3DSでやったところ、ものすごくレアなキャラが出たらしい。
息子は、自分の買ってきた本なので、最初は強気に「そのキャラ僕のだ」と主張し、お姉ちゃんに言い負かされると、号泣。
その後、慰めに来た父(私)に向かって、そのキャラがいかにレアなキャラか切々と訴え続けた。そんなことお父さんに言われてもねえ

結局、実はそんなに「妖怪ウオッチ」にはまっていないお姉ちゃんが、弟にそのレアなキャラを譲ってあげて一件落着となりました。

2013年4月「ガソリン生活」伊坂幸太郎

 
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初伊坂。
興味あるし、あいそうな作家と思っていたが、昔少年サンデー誌で連載されていたコミック(伊坂が原作者だった)のストーリーの仰々しさに、今まで未読の作家さんだった。
今回車を主人公とした話。
読んでみて、やはり当たりの作家さん。
小生意気な次男坊を中心に会話のユーモアやストーリー運びが楽しい。
有川浩の時もそうだが、その作家さんの代表作でなく、こういった肩の力の抜けた佳作から入った方が、次も読んでみようという気になる。
(有川浩の時は、代表作の図書館戦争や自衛隊3部作ではなく、阪急電車という佳作が初読みだった。)

2013年4月「王妃の帰還」柚木麻子

初めて読んだ作家さん。 クラスのトップグループから地味グループに"落ちてきた"美少女(=王妃)を、元のトップグループに復帰させる、というストーリーが面白そうで読んでみた。 久しぶりに、初読み作家さんの作品であたり。 性格悪かった"王妃"が後半には物事をわきまえた好い人になるのは、出来過ぎ感はあるものの、教室内のパワーバランスを、教室内で一番地味だとわきまえている主人公が変えていってしまうお話で読後感も良かった。 画像1

日本のフェリーを紹介したイギリスの本「Japanese Ferries」

たまにチェックしている雑誌「クルーズ」公式サイトのニュース

そこにイギリスで日本のフェリーについての書籍が刊行されたと載っていた。
→日本のフェリーに関する書籍、イギリスで発売

amazonUKでも購入可能としてリンクが張られていたので、アマゾンUKを見てみる。
→Japanese Ferries [Paperback]
表紙写真もなく、内容がさっぱり分からないが、話しの種に購入してみることにした。

買い方は下記のサイトを参考にしたところ、特に戸惑うことなく購入できた。
→Amazon.co.uk イギリスのアマゾンで買い物する方法 (個人輸入)

注文してなんと9日後に下記の荷物が届く。
(こりゃ、洋書販売の洋販やタトル商会がつぶれ、丸善が苦戦するはずだなあ。こんなに簡単に洋書が手にはいるなら)

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表紙はインパクトのある写真。
ちなみに後ろにうつっているのが、amazonUKの送られてきたときの箱です。
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裏表紙はこんな感じ。
正直内容は期待していなかったが、
合計160ページのほとんどのページでフェリーの写真が複数のっていて
すべてカラーページ(写真自体が古い時代でモノクロというのはありますが)
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英語はさっぱり分からないが、写真たっぷりで楽しめる。

面白いのは110ページから155ページまで45ページにわたって海外に売られた元日本のフェリーの現在の状況を写真で紹介していること。
英語力はまったくない自分だが、写真の説明に旧船名がローマ字で書いてあるので、元が何のフェリーかも分かって面白い。
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ちなみにお値段は
items: (商品代)GBP(イギリスポンド) 16.79
Postage & Packing:   (送料)GBP(イギリスポンド) 7.98
Total before VAT: (合計)GBP(イギリスポンド) 24.77

Payment Total: (合計→日本円)JPY(日本円) 3,683円
でした。


2012/11/22「夏服パースペクティブ」長沢樹

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前作のデビュー作「消失グラデーション」には、びーくりさせられた長沢樹の2作目。
2012/01/21「消失グラデーション」長沢樹
しかも前作の樋口真由が探偵役だという。

今回は、前作ほどの驚きはなかった。複雑な構図すぎて、かえって謎解きされても驚かなかったという感じ。
前作読んでいるひとには、探偵役の描写に”ニヤニヤ”して読むという副産物の楽しみはあったが。

ただ文章の雰囲気は前作同様、好きだなあ。
最後の父親の探偵に言われて、息子と樋口真由がガールズバーに潜入するシーンとかは、やはり樋口有介の初期の作品を彷彿させる。もう何作か読んでみたい作家さんだ。

恐竜のペーパークラフト

神保町のブックフェアへ、下の子を連れて行く。
あいにくの雨(なんか神保町ブックフェアって雨の日が多いような気がする。台風直撃された年とかなかったけ)で
ぷらぷら歩くのもしんどくなり、児童書新刊書店の「ブックハウス神保町」へ。
頭の中が最近「恐竜」だらけの下の子は、「恐竜」の本のコーナーに釘づけ。
結局、恐竜のペーパークラフトの本に目を輝かせる。
「むつかしいところはパパつくって!」と言っていたが、買って帰って、案の定全部作るはめに。
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「1日1体まで」とこどもに言い聞かせたけど、
「20種類」って買って帰った本の表紙にうたわれているんですけど

ちなみに買って帰ったのはこちら。
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この本シリーズだったようで、他にも色々出てるみたい。 喜びそうだが、「作って!」ともいわれそうだ。

2012/10「いとみち2」「てのひらの記憶」「ひとり家飲み通い呑み」「禁断の魔術」

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あいかわらず可愛らしいお話。強烈な津軽弁が今作も健在。
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連作短編集。最後に今までの話しが繋がっていくのが連作短編集の醍醐味の一つと思っているのだが、今作は中途半端に感じた。
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まさに家での自分の状態が、この表紙の絵
家で飲むと、酔っ払ったらすぐに寝れるし、追加追加もお財布は痛まないので、
ついつい飲みすぎるんだよなあ…
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ガリレオ最新作。ガリレオ作品の中では、今作は仕掛けはそんな大げさではないが、人物描写は読み応えがあるかな。

テレビドラマ「小さな故意の物語」東野圭吾ミステリー感想

大学生の時はまって、それから新作出るたびに読んでいる東野圭吾だが、この短編は今から20年以上前の大学生の時読んだ切りだが、今でも印象に残っている。
読んだ当時、主人公たちの年齢と近かったせいか。
特に最後のほうで「これも浮気になってしまうのかな…まだ高校生なのに、一人の人に一途にそいとげなきゃいけないの」(台詞は流石にうる覚えだがそういった趣旨のセリフ)が印象に残っていた。
今回のドラマではこういったセリフはなかったが、河原での3人のシーンを映像ならではでうまく描いていた。
主人公の視点、あとから女の子の視点、最後にもう一人の男の子の視点。
特に最後の男の子のシーンで、途中違和感があった男の子のしつこいほどの屋上での言動が気持ち的におさまった。
20年ぶりに再読してみよう。

2012/09 「キシャツー」小路幸也 「夢より短い旅の果て」柴田よしき

鉄道物の読書2点

「キシャツー」小路幸也
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「東京バンドワゴンシリーズ」を好んで読んでいる小路幸也の新刊。
”汽車通学”の学生たちの出会いや別れみたいなのを想像していたが、
読んでみると、あまり「汽車通学」の要素は少なく、ストーリーも割りと淡白だった。
ちなみに鉄道のイメージとしては、気動車が海岸線沿いに走るというので、
留萌本線の留萌~増毛あたりが目に浮かんだが、作者のイメージはどの路線?

ちなみに北海道の鉄道写真家の「汽車通学」をテーマにした写真集がでているので、
こちらでイメージ補完するといいかも。
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「夢より短い旅の果て」柴田よしき
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「RIKO(村上緑子)シリーズ」が有名らしいがそちらは読んだことがなく、
花咲慎一郎シリーズ」を好んで読んだ柴田よしきの新刊。
大学の鉄道サークルを舞台にした話。
2巻でる予定だったためか、肝心の謎解きがされていないし、中にでてくるその他のミステリーも軽い。
ただし、鉄道もの(特に女性作家)を読むと、どうしても間違い(や間違いとは言わないまでも記述の不正確さ)が気になってしまうが、この本は2~3点ぐらいしか気になるところが無かった。
作者は仙台まで電車で行って、どこも観光せず帰ってくるような「鉄子」らしい。そのせいか。


2012/09/02「いつか、君へ Girls」三浦しをん、中田永一、橋本紡ほか

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40過ぎたおっさんが読むには、表紙が恥ずかしい。
短編6本中、3本が好きな作家(三浦しをん、中田永一、橋本紡)だったので、読んでみる。

中田永一はあいかわらず旨いなあ。
残りの3本のうち、島本理生は良かった。
こんどは、著者単独の本を読んでみよう。
オムニバスの利点は、普段手にとらない作家さんの作品に出会えることだなあ。

2012/08/27東京バンドワゴンシリーズ「レディ・マドンナ」小路幸也

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シリーズ第7弾となると、当然マンネリにはなるのだが、それでも読んでいてここちいい。
シリーズを重ねるほどに、登場人物も増えてきて、どんな人か忘れてしまっていたりはするのだが。
「お茶の間ホームテレビドラマ」の世界が、古本屋さんを舞台に繰り広げられるので、気楽に楽しめる。

20120504「ヘルたん」愛川晶

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落語ミステリーのシリーズがなかなか良い愛川晶の別シリーズ。
ヘルパーを目指す青年と、先輩の女性ヘルパーと元名探偵の老人による連作短編集。
キャラクター設定はなかなかいいのだが、なんか消化不良な感じ。全部伏線が解かれてるのか、いまいち微妙。

2012/04/30「舟を編む」三浦しをん

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今年の「本屋大賞」受賞作。
最近気に入っている三浦しをんだが、この作品も面白い。
ただ「本屋大賞」っていうのはどうなんだろう。
折角本屋さんが選ぶんだから、「あまり有名じゃない作家だけど良い作品」か「有名だけど、今までとは違う良い作品」を、目利きの書店員たちが「発掘」しました的なものを期待してしまうけど、三浦しをんは充分有名だろうし、作品としては、面白いけど、この作品だけ飛び抜けてという感じではないと思うのだが。

2012/04/20「アルバトロスは羽ばたかない」「真夜中のパン屋さん2」「ショートショートの花束(4)」

先週の静岡出張に引き続き、今週は福岡出張
おかげで読書がさらに進む。
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「七つの海を照らす星」を読んで、非常に良かった七河迦南の2作目。
前作とシリーズになっている。
連作短編としての仕掛けは大掛かりで、また「野球場からの全員消失」などの個々の短編の出来もいいが、なんとなく前作の方が、より好きだなあ。
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こちらも前作の読後感が良かった「真夜中のパン屋さん」の第2作。
正式なタイトルは2とはつかず、サブタイトルが違う形。
やはりこの人の文章は、読んでいて気持ちがいい。
3作読んでみて、どれも好印象だったので、全作品あたってみようかなあ。
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「ショートショートの広場」で20作、そのあと「ショートショートの花束」と名前を変えて文庫で出ているアマチュアが書いたショートショート優秀作(小説現代で毎月投稿を募っている)を集めたアンソロジー。
気楽に読めるし、選者(昔は星新一、星亡き後阿刀田高)が選んだ優秀作なので、一定のレベルに達した作品ばかりで、つい毎回買ってしまっている。ただ初期の頃の衝撃する感じたインパクトのあるショートショートは減っている感じかなあ。

2012/04/12「七つの海を照らす星」「ウインターホリデー」「密室晩餐会」

先週の厚木&御殿場日帰り出張に続き、今週は静岡日帰り出張があった。移動時間が多く読みたい本が読めるのがありがたい。
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「七つの海を照らす星」七河迦南
人から薦めてもらった本だが、1話目を読んで、「おお、これはいい」という感じ。
ある破綻なくまとまったストーリーが、別のお話にキレイに換わっていく様は、オセロでそれまで黒優勢だった局面が、キレイに白にひっくり返されていくような感じ(そう思ったのだが、比喩が分かりづらい?)
しかも、連作短編集で、最終話でさらに独立していた話がつながっていくという「連作短編」の王道の展開があった。
薦めてくれた人は、この第二作目の「アルバトロスは羽ばたかない」により高評価をしていたので、早速読んでみたい。
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「密室晩餐会」オムニバス
同じ人にすすめられたのだが、こちらは合わなかった。
というか「密室モノ」がどうしても合わない。
読み終えて、登場人物のその後に思いをはせる小説が好きなのだが、密室モノは登場人物が全て密室殺人のためだけに配置されて行動しているように感じられて、楽しめない。
結局3話目まで読んで、そのあとは断念した。4話目以降にすごい話があったかも知れないが…
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「ウィンターホリデー」坂木司
坂木司のわりと軽いタッチの小説。でてくる息子の「おかあさん」ぶりが楽しい。
あと、みんなで「おせち」をつくるシーンもいいかも。

2012/04/06「真夜中のパン屋さん」「ねえ、委員長」「三匹のおっさんふたたび」

2日連続で、打ち合わせのため外出。
1日目が神奈川県厚木、2日目が静岡県御殿場市。
なので、移動時間が多く、読書が進む。

「真夜中のパン屋さん」大沼紀子
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たまたま読んだ「手のひらの父」が気に入って、この著者の代表作?を読んでみる。
やはり好きな文章だなあ。ストーリーもなかなか。
続編も最近出たみたいなので読んでみよう。
ちなみに、表紙の絵の真ん中が、男の子にどうしても見えてしまう。
スカートはいているのだが、帯でちょうど隠れていて、はじめて見たときは、主人公3人は全員男子だと思った。

「ねえ、委員長」
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「いま、会いにゆきます」は非常に良かったので、その後何作か読んでみるが、いまいち合わず。
今回もやはり合わず…
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シリーズ1作目は、非常に心地の良い楽しい小説だった。
今回も楽しいお話いっぱい。有川浩は壮大なSF的小説もいいが、こういう力の抜けたご近所小説もいいなあ。
ドラマ化しやすそうなので、どっかのテレビ局ドラマ化してくれないかなあ。

2012/04/01「ナミヤ雑貨店の奇蹟」東野圭吾

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タイトルや帯から感動物語…見たいのを期待してしまったので、その点からすると、いまいちだった。
なんか分かりづらい部分も多かったので…

2012/03/30「イルミネーション・キス」橋本紡

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あと少しでお気に入りの作家になりそうなのに、微妙にならない橋本紡の新作。
今回も少しも退屈ではなく読み進んでいくが、お気に入りとまではいかなかった。
育休中のお父さんの話とかストライクソーンなはずなんだがなあ。

2012/03/29「3月のライオン」羽海野チカ

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上のこが、一時期「将棋」をやりたがり、将棋に付き合っていた。
その頃、秋葉原の献血ルームにあったので、将棋棋士のお話と知り、たまたま手に取ったら面白かったので、新刊出ると読んでいる。

ここ何巻か、表紙の女の子のいじめ問題があって、内容が重たかったが、この巻で解決に向かう。
Amazonの感想とかだと、現実のいじめ問題はもっと深刻みたいなレビューもあったが、
お話なんだし、いいんじゃないのかなあ。
解決に向かわす先生がいい感じです。
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2012/03/25「プリティが多すぎる」大崎梢

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元書店員の「大崎梢」の新作。
書店や出版業界を舞台にした小説を何本か書いていて、今回は老舗出版社に就職したしたのに、
なぜか少女ファッション誌の編集に異動になった男性出版社社員の物語。

出版社社員と契約社員との関係やら、少女ファッション誌のタイアップ広告(記事広告)のこととか、
この業界に働くものとしては、親しみもてる話が多い。ただ設定からもう少しコメディ的内容を期待したが、
割とまじめな「お仕事小説」。
なお、図書館で借りた本を電車で読んでいたが、この表紙は40歳代親父が読む本の表紙にしては恥ずかしかったなあ。(書店購入本なら、ブックカバーかけるのだが)

「一匹羊」山本幸久「風が強く吹いている」

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山本幸久の小説は読んでいる時は心地が良い。
でも、不思議なことに、後から、この小説はどんな話だったか思い返そうとしても、思い返せないことが多い。
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無名校で陸上未経験者多数の10人が、1年で箱根駅伝を目指すお話。
箱根駅伝詳しい人からすると「あり得ない」と言われそうな話(実際そういった感想もあったらしい)だが、小説の中で信じさせてくれれば気にしないので、小説としては読んでいて楽しかった。
こういう話の雰囲気をどっかで読んだな〜と思ったら、コミックの「H2」(あだち充)だと気付いた。
(野球部さえない無名高校が甲子園を目指し勝ち進んで行く話。)

2012/02/29「くちびるに歌を」中田永一

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乙一の別ペンネーム「中田永一」名義で書かれた作品。

以前たまたま手に取った「百瀬、こっちを向いて。」が面白く新人作家なのに旨いなあとおもった。
(その時点では乙一と公表していなかった。2011年に公表したらしい)
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その後でた「吉祥寺の朝比奈くん」も面白かったので、今回も購入。
(たまたま丸善御茶ノ水店で購入したらサイン本を売っていた。)

暖かい物語を紡いでくれる。
自分の存在意義を決めてしまって一人ぼっちの男の子と、たまたま”良い子”になってしまった女の子のお話が特にいい感じ。
五島列島の景色や方言もいい感じで使われている。

2012/02/26「台湾自転車気儘旅」石田ゆうすけ

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この著作でもそこかしこに出てくるが、台湾は、すごく親切で心暖かい国。
昨年、台湾をひとり旅した時も、同じように感じた。
後半、台北のおいしそうなお店が色々出てくる。
こんどは折り畳み自転車持って、再訪しようかなあ。

2012/02 「小説を、映画を、鉄道が走る」川本三郎/「オリンピックの身代金」奥田英朗/「わくらば追慕抄」朱川湊人

「小説を、映画を、鉄道が走る」川本三郎
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小説や映画に出てくる鉄道を解説する。
しかしこの作者守備範囲が広いなあ。自費出版ぽい本や、「海街diary」というコミックまで登場した。


「オリンピックの身代金」奥田英朗
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上記川本氏の本で、東北の夜汽車が印象強く描かれている旨知って、読んでみた。
オリンピック開催の昭和39年が舞台。
この時代の伸び盛りの高揚感と、身の丈に合った生活は「三丁目の夕日」などで見てあこがれるところがあるが、この本では、それは東京だけで、東北の地方の貧しさをじっくり描き出していた。


「わくらば追慕抄」朱川湊人
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これも昭和の時代に、他人の記憶を読むことが出来る少女とその妹のお話。
「わくばら日記」に続く第2作である。
ノスタルジックな連作短編集だが、洞爺丸事故を題材とした1篇が悲しい。

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昭和戦前の自転車レースを題材にした小説。
好きな「自転車」をテーマにした小説ということで読んでみたが、個人的には惹かれなかった。たぶんこのお話が悪いということではなく、自分がスポーツ小説があまり面白いと感じないためだろう。

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