リュベロン 3日目

この日は、レンタカーでサン・レミ・ド・プロバンスにある「サン・ポ−ル・ド・モーゾール修道院」へ。

01サンレミ地図

この修道院は、その名前の通り聖者ポールの奇跡を記念して建てられたものですが、その後(18世紀)精神病院になり、ゴッホが1889年から約1年間入院していました。

修道院から旧市街にかけて、ゴッホが絵を描いた場所21か所にパネル展示があり、当時と現実の風景を比べることができます。足跡を追いかけてみるのも、楽しそうですね。
この作品は「アイリス」。入院してすぐの頃の作品だそうです。
01サンレミ_ゴッホ足跡


門から建物までの道の両側には、ゴッホの作品が展示されています。
01サン・ポール・ド・モーゾール1

ゴッホ像
01サン・ポール・ド・モーゾールゴッホ像


最初に目にするのは、修道院の付属教会。
01修道院付属教会


内庭回廊も素敵でした(*^_^*)
01サン・ポール・ド・モーゾール中庭


この病院に入院中の約1年間で、150点を超える作品を残しています。
その作品が建物内に沢山展示してありました。
01ゴッホ糸杉
この3つの作品には、糸杉が描かれています。
南フランスでは突風「ミストラル」の風除けとして、糸杉がいたるところに植えられています。
絵に描かれた糸杉は、南仏の象徴なんですね。
その時の精神状態で、木の描き方も違っています。

そしてこれが、ゴッホの病室を再現した部屋です。
01サン・ポール・ド・モーゾール病室

窓から見える風景はこんな感じでした。
01サン・ポール・ド・モーゾール病室窓から

これは患者用のお風呂だそうです。
01サン・ポール・ド・モーゾールお風呂


庭に出て、ラベンダーの畑から建物をパチリ。
01サン・ポール・ド・モーゾールラベンダー

01サン・ポール・ド・モーゾール1ラベンダー


ゴッホの作品の「青」や「黄色」が大好きです
青い空、どこまでも続く小麦畑・・・
現地に行って、その色が本当にその土地の色なんだと実感しました。
今後ゴッホの絵を見るたびに、南仏の風景を思い出すんだろうなぁ〜

帰り道・・・
01プラタナスの街道
後部座席からプラタナスの並木道をパチリ。

この日のスケジュールはここまで。
帰りにスーパーに寄ってお買い物。
時間があったら、半日はうろうろしていたかったわ
夕飯までには少し時間がありそうなので、簡単にできるデザートを作ろうと思い食材を探しました。
小麦粉、バター、砂糖など、とってもシンプルなものですが、パッケージがオシャレでした。
小麦粉は大量に残ったので持ち帰ろうと思っていたのに、忘れてきてしまいました

夕飯はバーベキュー
といっても、台所で焼いた肉や野菜を、外のテーブルでいただきました。
おいしかったです。写真はとり忘れましたけどね。

この頃の日の入りは10時半頃。
その少し前に外に出て、暮れゆく空を撮ってみました。
01夕暮れ
庭はライトアップされてステキでした
空の青がきれいですね。

さて、翌日は最終日。
ラベンダーを見にソーという村へ→アビニヨンの橋を見て→アルルでまたゴッホの足跡を追いました