2012年01月

頑張らなくてよいから

「頑張らなくて良いから。もらっている給料分だけ働いてくれれば。」
急にこの言葉を思い出しました。
今の仕事をはじめた一番最初の上司からの言葉です。

最近の自分。なんとなくで仕事を進めていないか?
手を抜いていないか?気を抜いていないか?

やることはたくさんあるのに、なんとなく時間になったら帰ってきて。
昔は仕事が終わらないと不安で。何日も帰らなかったり。
それだけ仕事に余裕ができてきたということか。

もっともっと自分に厳しくしないと。もらっている給料分は働かないと。

もらっている給料分?

それが高いのか安いのか。どれだけ働けばよいのか?

結局は自分のプライドなんだろうね。
会社とは利益をあげることを目的とする組織である以上、利益をあげなきゃ。
やり方がわからなくてもそれを目的としなきゃ。
自分の1時間はいくら?30分はいくら?1分は?
それをわかってない人が多すぎる。

カラーコピー禁止。じゃあ白黒コピーをとって蛍光ペンでマークするのとどっちが
高いの?そんな小さなことからでも考えてみようよ。

こんなことを書くとどこからか怒られるかもしれないけど。
時間をかけた分残業代をもらって結局利益をあげられない人と、
残業を付けずに利益を上げる人・・・どちらが将来会社に必要とされるか
だよね。自分が社長だったらどちらに多くの給料を払いたくなるかだよね。
今をとるか将来をとるか?

手を抜くことも気を抜くことも必要。それはわかっている。
けど、それがばれてないとか思っていると信用を失うだけ。
失うときは一瞬。

プライド。ただそれだけ。

給料分働いていますか?





クビになってよかった

「戦力外通告を受けてからの8年間は、実はずっと悔しい思いがあった。
この日を迎えられて、クビになってよかった。」
高校野球の選抜に選出された早鞆高校 元ダイエー大越基監督の言葉です。

なかなかクビになって良かったなんて言えませんよね。
悔しい思いをして、いろいろと努力して、プロという憧れの世界よりも
幸せな人生を送っている。

人生何が起こるか分からないから。けど、一つ言えるのは全ての出来事は
全部繋がっているんだろうなということ。
打ちのめされてそれで諦めちゃうのか、そのこと自体楽しもうと思えるのか?

どう繋がっていくのかなんて誰にもわからないけど。
けど・・・、自分の未来は疑いたくないよね。

今の自分が描いている未来の自分。それが自分との約束。

大丈夫。
悔しいと思っているうちは大丈夫なんだよね。

いつかきっと振り返れる時が来ることを信じて。




一段と、また一段と

「嬉しいことに一段と、また一段と難しい役を皆さんがくれる。
まだまだ落ち着いていられないんだな~と実感しているところです。」
ブルーリボン賞を受賞した永作博美さんの言葉です。


ずっと思っていたことがあって。
人に褒められた時が人から見た自分の限界なのかなって。

自分ではまだまだやれる。そう思っていても、頑張っているねとか、
良くやっているねとか言われると、なんかがっかりします。

イチローが2割8分しか打てないと絶不調と言われるが、2割8分打って良くやったね
と言われる気分。なんかたとえがうまく書けませんが(笑)。
とにかく面白くなかったのと、これ以上やってもダメかなって自分で決めちゃって
最初の職場を辞めました。

前に進めば進むほど壁ができて。自分がどんどん成長するほど高い高い壁になって。
それを乗り越えられると思っていたら褒めないよね。早く超えてとか、遅いよとか
そんな言葉になるよね。

今の職場を続けられるのは、常にわからないものに遭遇できるからかも。
わかるようになって成長していけると感じられるからかも。

そもそも誰でもできる仕事を与えられて絶対間違えられないって思うほうが
プレッシャーになりません?はじめてやることだから失敗して当然って思えたほうが
気が楽なような気がします。失敗しても、次に繋がればよいのだからね。


それでも壁を乗り越えるのはしんどくて。たまに脇からぐるっと回ったり。
トンネル掘って潜り抜けたり。限界を知って終わらせたくないからね。

けど終わりのあるものには必ず始まりがあったように。
またこれからいくらでも始まりはあるのだから。
怖がらず、恐れずに時間なんて考えず
できるまでがむしゃらに、ひたむきな情熱で何ごとにも
ぶつかっていった子供のころの気持ちって
大人になればなるほど必要なのかも知れない。

それを乗り越えて、また壁ができる。その繰り返し・・・。
ずっとずっと成長できるのだから、もっと楽しまないとね。


永作博美さん。大好きな女優の一人です。

モンティ・ホール問題

「モンティ・ホール問題」
言葉ではないかもしれないのですが、今日の新聞に載っていた記事で、
ちょっとココロが動いたので自分なりの解釈で書いてみます。

出題者がA・B・C3つの箱を用意しています。そのうち一つには宝物が入っていると。

3つのうち一つを選ばせます。たとえばAを選んだとします。すると出題者がCの箱を
開けて宝物が入っていないことを確認させます。さて残ったのはB。
あなたはBに変えても良いと言われたら変えますか?

AとB。どちらが宝物が入っている確率が高いのでしょうか?




答えは・・・




Bのほうが高い。なぜか・・・・・?







3つのうち1つに宝物が入っている確率はどれも1/3です。

では、a君とb君がいたとします。もしじゃんけんで勝ったほうが2つ選べるとしたら。
a君が勝ってBとCを選びました。b君はAになります。
b君が当たる確率は1/3。a君は2/3。
Cを開けて何も入っていませんでした。
それでも。
b君の選んだAに宝物が入っている確率は1/3。
a君の選んだ残りのBに宝物が入っている確率は2/3のまま。

よって、Bに宝物が入っている確率のほうがAの2倍高い。



こんな解釈をしたのですが当たってる?
少なくとも自分はその通りだと思いました。

結構自分では最初に決めたものを変えない性格なので、いろいろ損をしてきたのかなっと。
目からウロコとはこんなことを言うのでしょうね。

考え方、発想を変えてみるのってとても面白い。
いろんな発見があるものね。
物事に悩んだ時、迷った時は、別の視点から自分を見てみると、
悩みが実は楽しんでいることだったり、不幸な出来事も幸せに思えたりするかもね。

柔軟に生きていくって大切なことなんだろうね、きっと。

待つな

「チャンスなんて待つな。」
詩人 三代目魚武濱田茂夫さんの言葉です。

チャンスは与えられるものではない。自分で手に入れるもの。

けどね。実際はどうやったら手に入るのかわからなくて。
何がチャンスなのかさえ分からなくて生きてきた気がします。


諦めたり、妥協しかけたりしている自分の弱さと向き合い、
それを克服できれば自分が変わるのかも知れない。それもチャンス。

うまくいかない方法で頑張っているからうまくいかない。
今が苦しい。それに気がついて、今の状態を捨てる覚悟ができて
はじめて人生がうまくいくチャンスが生まれるのかも知れない。

自分の仕事は何の役に立っているか?誰のために役に立っているのか?
どうすればもっと役に立つようになるのか?そんなことを考えているだけで
仕事は退屈でなくなるのかも知れない。仕事が面白くなるチャンス。

要はきっかけなのかも知れない。その時何を感じたか。
何を受け取ったのか。
周りにチャンスはいっぱい転がっている、
隠されているのかも知れない。気付かないだけなのかも。


「最高の自分」に出会うためのチャンス。
チャンスが来たときに、そのチャンスを1mmでも逃さないように。
そのために全力を尽くす。どんな時も手を抜かず準備をしている
自分をもっと誇りに思うべきなのかもね。

「幸運は勇者に味方する」
チャンスとともにきっと運も一緒に運ばれてくるのだと信じましょう。

濱田さんの詩集です。とにかくかっこ良いです。いろんな言葉が突き刺さります。
良かったら読んでみてください。


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