2004年11月23日

○竹

麺屋○竹。評判に違わず美味しい一杯でした。(第5回オフ)地図

京都有数のラーメンサイトを巡回して気がついたのですが、この○竹、2001年9月に海鮮中国料理『花薫風』としてオープンしたあと翌年11月に「○竹」と改名します。当初は定食メニューなどもあったみたいですが、その後ラーメン一本に絞り、ラーメン自体も相当の変化を遂げています。店構えも同様に。現在は「醤油」と「背脂」の二本立ですが、かつては「中華そば」「醤油」「味噌」「塩」「野菜」とったメニュー構成の時期もあったみたいです。さらにスープに合わせて麺の種類を変えたり。現在の炙りチャーシューに屋号を冠した海苔など「○竹」独特の具材も当初はなく、複雑な変遷の中で行き着いたものだということがわかりました。

いかに研究熱心だったかが伺えます。
さて実食した感想です。まずスープに驚かされます。各媒体でも報じられている通り、「魚出汁の利いた背脂ラーメン」なのですが、ラーメン小路内「匠力」に代表される所謂「ダブルスープ」(獣骨+魚出汁)系として食べた今までのラーメンとは比較にならないぐらい「魚出汁」が利いています。しかも、不思議なことにこれが「甘い」。明らかに「豚骨」の甘さや化調の甘さとは一線を画しています。ちょっと高級な懐石とかに出てくる「お吸い物」が、しっかり「甘さ」を湛えているように、このラーメンのスープもしっかり「甘い」のです。びっくりでした。

炙りチャーシュー。お客さんに出す直前にバーナーで焼き目を入れ、香ばしさを演出します。卵入りを注文したのですが、その煮卵。半熟で、しっかり中心まで出し汁が染み込んでいます。和出しと醤油の煮卵、調和しています。
「背脂」とメニューにありますが、所謂背脂系と称される「チャッチャッ」ではありません。熱して液状化した背脂を攪拌しながらベースのスープと魚出汁とともにブレンドするといった感です。しつこすぎず、適度にコッテリ感がでて美味しい。

こんなラーメンでした。
店主の試行錯誤の成果が、あの行列になったのだと思います。今まで何回か「売り切れ」で憂き目を見ましたが、無理をせず地道に味を守っていただきたいものです。

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麺屋 ○竹【京都ラーメン膝栗毛】at 2005年07月13日 18:48