2005年03月12日

博多っ子

実家の近くでもあり、昔のアルバイト先の近所でもあったので、高校生のころから知っているお店です。 地図


以前は口ひげをたくわえた細身の方が店長でした。わりと個性のある人だったのでよく覚えています。現在はもっと若い方が店主です。この方2代目で、
息子さんだそうです。まだまだ新規気鋭。お店の雰囲気もピリッと引き締まっている印象を受けました。厨房におられるときも真剣な面持ちです。

写真は「ピリカラとんこつ」ですが、aquaさんもご指摘の「トロうまラーメン」をいただきました。
京都と博多のラーメンを食べ歩いた2代目が2003年に生み出したラーメンです。数量限定。
このラーメン激戦の京都にあって、頑なに暖簾を守り、さらに発展させるために編み出された一品です。それほどの価値であると思っていただいて、間違いはありません。

基本的には屋号のとおり、九州の「とんこつラーメン」です。しかし、これほど多種多様な個性派ラーメンが割拠する京都において、老舗が投じる新メニュー。一筋縄ではいきません。はっきり言って、素人のぼくには、一度食べただけでどこがどう斬新であるのかを断ずることは叶いません。
ただ、九州博多のラーメンが、一般に保守的で進化系があまり見出せないのに対し、京都のそれは発展させ続けることが存在価値であるように、この「博多っ子」の「トロうまラーメン」は九州ラーメンという枠組みのなかで、京都的発展概念を投影したという印象を受けます。伝統的形式美と革新的抽象美の弁証の体現です。
(久しぶりのカキコで、テンション高いなぁ。美術評論みたいになってきた...(^_^;) )

要は、博多ラーメンなんだけど、かなり工夫が施されたとんこつラーメンで、こんなラーメンってのは、京都という土壌ゆえに生まれたんだろう。それに、先代が築いたお店とお得意さんがいたからこそ、冒険できた、または冒険せざるを得なかった2代目だったがために、編み出すことができた一杯なんだなぁ、ということです。

ぜひご一食をオススメします。「強く」ね。(^^♪

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