2005年05月29日

第13回オフ - 和歌山遠征 -

第13回オフ 和歌山遠征報告

勇んで出発した和歌山オフ。車で片道3時間の道のり。
ただただラーメンを食べることを目的としてやってきました紀州和歌山。
今回訪れたお店は次の4軒(来訪順)。

○ 味まる(県体前中華そば)
○ ○宮-毛見店(まるみや)
○ ○京(まるきょう)
○ 岩戸屋

今回訪問にあたっては、和歌山中華そばを扱ったHP「極私的和歌山ラーメン頁」をたいへん参考にさせていただきました(掲載画像も借用)。ありがとうございました。m(__)m

さて実施食した感想です。
○ 味まる (12:00)

最初に訪れたお店。井出系にあたる。今回はあえて井出商店へは赴かない。メンバーに既食の方がいたのことと、行こうと思えばこれほどの有名店、いつでも行けますからね。あと、参考にさせて頂いた「極私的和歌山ラーメン頁」では必ずしも最高の評価ではない。京都でもそうですが、一般に名前が売れているお店と実際の実力とは往々にして乖離していることがあることを知っています。
井出系で選んだのがこのお店です。
まったりとしたスープ。雰囲気は京都のもの近い。豚骨が強い色合いですが、醤油の濃さがやはり和歌山。使っている醤油が京都のそれとは違うのでしょうが、「香ばしい」という表現に相当するのかな?麺は若干かん水っぽさを感じましたが、ツルツルとして喉越しがよい。メンマは自家製でした。帰り際に厨房を除くと、おおきな鍋に戻したメンマが大量に入っていました。
一品で「土手串」というのを頼んだのですが、豚骨と白味噌をからめた牛筋がトロトロで美味しい。逸品です。これ京都で食べられるお店ないかなぁ...。

○ ○宮 (13:00)

和歌山に赴任されたケンボーさんのオススメのお店。車庫前系に属します。中華そば屋ではあるのですが、中華料理屋であり、メニューには「町の中華屋さん」的料理が並びます。
かなり黒いスープで圧倒されるのですが、意外に「くどい」ことはなく、骨太の醤油の味が芳醇。豚骨もしっかり煮出されており、こってりとした満足感は十分。チャーシューは固め。昔の古きよき時代の「煮豚」って感じ。古典的な車庫前系の味を承継したスタイルらしいですが、納得です。保守的だけど、確かにうまい。

○ ○京 (16:30)

市内中心部。京橋の一角にあります。最近改装されたみたいで、コンクリ打ちっぱなしのちょっと垢抜けた店内。夕方開店の一番のお客でしたね。
同じ車庫前系でも、こちらは若干発展系。自家製の太めの麺が特徴的。事前のリサーチで「もちもちとした食感」と聞いていたので、あえて「固め」で注文しました。正解だったと思います。丸くて太い麺、京都ではあまりお目にかかれませんが、これはこれで、すごく「食べ応え」があります。太いのにツルツルしているってのは、結構快感だなぁと気がつきました。讃岐を筆頭にうどんの形状がやや角ばっているのと比べると、この太さでまん丸な麺は、ある意味稀有な存在でしょう。
スープは豚骨が強い。和歌山標準と比べるとやや豚骨「臭い」部類に入るのではないかと想像します。「男っぽい」味。京都だと、この豚骨の味が前面に押し出されるのだけど、和歌山では「やはり醤油の香がしないとだめだろう」って感じで、濃い豚骨に負けないくらいの醤油の風味の強さが伴います。
このスープにしてあの麺ですからね。非常にインパクトのあるコンビネーションです。

○ 岩戸屋 (17:30)


ここはバスラーメンのお店。廃車になったバスを改造したお店が和歌山にはいくつかあるのですが、そのひとつです。京都では、まずお目にかかれません。珍しいの一言。メンバー観光客よろしく、写メとりまくってましたな(笑
中華そば自体は、極めてオーソドックスな醤油ラーメン。蒲鉾が愛くるしい。むかしの「中華そば」ってこんな感じですよね。
面白かったのは、ここのスープはどうやら鶏がらでとってそうなこと。和歌山だと「豚骨醤油」という感が先行していたのですが、こんなお店もあるんですね。おそらく、今の「和歌山ラーメン」が確立してくる前から営まれていた中華そば屋のそれなのでしょうね。僕自身のルーツではけしてありません、否応にもノスタルジーを感じさせる味わいです。


最後に今回の訪問で気がついた和歌山ラーメンの特徴を簡潔に触れておきます。
・「ラーメン」ではなく、「中華そば」である。
・タレの基本、醤油が根本的に違う。
・ナルトもしくは蒲鉾が欠かせない。
・「○」を冠する屋号がやたら多い。
・単価は安いが一杯の量が少ない。だから寿司が必ずといっていいほどサイドメニューにある。
・日曜休みのお店がやたら多い(今回はこの点が一番キツかった)
・伝統を引き継ぐ醤油の黒さを前面に出した「車庫前系」と豚骨のスープに主軸を置いた「井出系」。 新横浜ラーメン博物館の武内伸氏によって命名された分類だが、基本はやはり「車庫前系」だと思う。

今回いけなかった実力店、○三や山為食堂、幸太郎なんかにも、ぜひとも行ってみたいと痛感しましたね。

いやぁ、しかし食べたよ。3杯半。ご参加されたみなさん、ほんとお疲れ様でした。

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