2005年07月16日

天津閣

自宅近くの老舗「天津閣」へ行きました。地図

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同志社大学の門前。烏丸今出川のちょうど対角線角にあります。


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相当な老舗です。ぼくがまだ小さかった頃から古びた店舗だったのを覚えています。調べてみると、'54年の開業。ということは...エ!?50年以上になるの!?

これだけの営業年数がありながら、知名度的にはかなり低いお店。京都の主要なラーメンサイトで取り上げられているのも「としむね」さんくらいです。

「中華そば」です。各店が鎬(しのぎ)を削って、その味を競っている「ラーメン」とは対照的に、大昔から変化が無い一杯だと思います。こんな風に「京都ラーメン」というスタイルが確立するまえから、変わらずに作り続けられている一杯はそれはそれで価値があるでしょう。

具はネギと海苔、支那竹とチャーシュー。チャーシューはかなり固い。今の時代を逆行する固さです。スープは鶏がらの醤油。極めてオーソドックスなものです。しかしながら、逆に探してもなかなか見つけられないくらいレトロな存在です。
残念ながら、今日まで生き残っていることを実証する実力ある味とまではいえません。麺はストレート細麺ですが、底のほうでからまっています。他にも指摘をしている人がいたので、たまたまではないでしょう。あと、化調の後味も残る。まぁあの狭い厨房では仕方の無いことだと思います。

ちょっと辛辣なコメントにはなりましたが、このお店、実は中華そばよりも「やきめし」の評判がよい。具材が大きめにスライスされ、ネギには九条ネギが使用されている模様。これも化調で整えられた味ではありますが、なかなか美味しい。

大将も奥さんも、もう結構お年と存じます。体力的に営業を続けることができなくなったら、このお店はどうなるのでしょう?代を引き継ぐものが現れるのでしょうか?それとも、ビルオーナーが改修を行って、となりのチェーンフード店の一角となるのでしょうか?それはそれで寂しいお話です。

【2005年7月16日訪問】

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この記事へのコメント
また、お休みの時に自転車でひたすら食べ歩きましょうね♪
Posted by HigeBOSE at 2005年07月22日 00:40
先日はなんのおかまいもなく、失礼いたしました。
お付き合いいただいてうれしく思っております。

また遊びに来られるときは一声かけてください。
いっしょに食べまわりましょう!
Posted by at_you_see at 2005年07月22日 02:20