2005年08月05日

くしまる

kushimaru1京阪深草駅から徒歩約5分。龍谷大学からも近い「くしまる」へ行ってきました。地図
昔懐かしいラーメンです。
スープは豚骨醤油。背脂あり。具材もチャーシュー、ネギ、メンマ、もやしと基本形。オーソドックスながら、京都のラーメンの王道のスタイルです。
スープは臭みがなく、豚骨と醤油ダレのバランスもよい。ネギはキリっとした九条ねぎを使用。麺もスープによくあう細めのストレート。麺の固さやネギの量、背脂の量なんかを指定くださいとメニューに案内があるのが親切。
京都で暮らした時間が長い人は、きっとこのラーメンを食べて一種のノスタルジーを感じることと思います。ラーメンって昔はこんなんだったなぁ、と。筆者もしかり。しばし懐古感に浸っておりました。
しかし、そうした経験のない人にとっては、ただ「地味」なラーメンに感じられてしまうかも...という懸念はあります。

お店の経営的には非常に厳しいらしい。実は以前にもこの「くしまる」を目的に訪れたのですが、あまりにお客さんが少なくてスープの火を止めてしまったという憂き目を見ています。今回は「ぼくが行くまで待っててね」とばかりに電話をしてみましたが、つながらない。「まさか...」と一抹の不安がよぎりますが、なんとか営業はされていました。(メインの営業はお昼なのかもしれませんが)

近隣を見渡すと新しくできた「木島どんと市」、深草の駅前に「きん太」、龍大前の第一軍道にはチェーンの「天下一品」「第一旭」、ちょっと道を入れば老舗の「萬福」「きらく」と軒が並びます。大学の門前とはいえ、飽和気味は否めません。

8月末までラーメンをなんと400円で提供されています。学生が休みの時期なので、苦しい時期かと思います。後期開講してから、学生向けに50円引きのクーポンなんかを配布したほうが、効果的じゃないかと思ったりもするのですが...。

ともかく、彩が華やかなだけだったり、奇をてらったりしているお店が散見される中、こんな実直なお店の灯火が消えることは、京都のラーメン好きにとっては残念でなりません。このサイトをご覧になられた方は、一度赴いてください。とくに、昔の京都のラーメンを知っている人にはお勧めしたいと思います。

【2005年8月5日訪問】

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