2005年08月14日

天琴 @熊本玉名

tenkin1翌日、今回の旅のメインでもある「玉名」地方へ向かいます。この玉名、一説によると熊本ラーメンの源流筋にあたり、そのスタイルは「玉名系」として認知されているそうです。下調べの候補の中から、一番基本形に近そうな「天琴」に赴きます。
tenkinとにかく、旨かった。脱帽でした。こんな片田舎(失礼!)にたくさんのラーメン屋の軒が並び、それでいてこれだけの水準のラーメンを提供しておられることに驚きです。人口5万に満たない地域にもかかわらず、この出来栄え。これはもう、「文化」として成立しているといってよいでしょう。一朝一夕に作り上げられるような代物ではございません。

写真では、色合いから薄く見えますが、かなりしっかりスープは取られており、豚骨の旨みが凝縮されています。透明ですが、ここにも油分が表面を覆っています。結構な厚さで覆われており、これはラードのようです。経験上ラードが使われると、やたらギトギトでしつこいだけになると思っていましたが、全く「ぎっとり」していません。不思議です。

チャーシューは脂身の少ないロースかウデ。熊本ラーメンには海苔が入るところが多いですが、天琴の海苔が一番香が強かったです。普通海苔の香が強いとラーメン自体の味が変わってしまい、雑味となってしまうケースもありますが、豚骨自体が極めてしっかりしているので、全く気にならないどころか、むしろ妙にマッチしています。小ネギを細かく切ったものと、やたら長さのあるきくらげ。あと揚げニンニクは、ラーメンを運んできてくださったときに、入れるかどうか聞かれます。昔から使っている金属製の入れ物(たいがい他の食品の空になった缶)から、ぱらぱらとまぶしてくださいます。揚げすぎなのか、ちょっと焦げが入っていましたが、これぐらいがスタンダードなのかもしれません。

お店は老舗らしく、かなり古い店内。厨房とテーブル席、カウンター席のバランスが悪く、不器用な造りですが、これがまたレトロな感覚を醸し出し、案外よいのかも知れません。ただ、豚骨扱うお店によくある独特の獣臭もまた、頭飛び抜けた存在なのか。かなり臭かった...。友人曰く、夏に飼い犬をしばらく洗わなかった匂い...らしい。(-_-;)

ま、美味しけりゃ、いいんです。遠くから訪れる人の行列が物語っています。

【2005年8月14日訪問】


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tamanoyu余談
玉名を観光。国指定重要文化財の「石貫ナギノ横穴群」「石貫穴観音横穴」などを見て周り、汗を温泉で流します。(^^♪

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