2005年09月19日

富士太鼓

fujidaiko1東山三条「富士太鼓」へ行ってきました。看板の一杯「こっさりラーメン」をいただきます。地図
東山三条という好立地ながら、なぜか今まで訪れる機会に恵まれませんでした。「こっさり」と名づけられたラーメンがあることは聞いていましたが、それとこのお店を頭のなかで一致できていなかったんですね。気がついていれば、もっと早くに訪れていたかも知れません。

開業は5年くらい前だそうです。もっと昔からあるような気がしていましたが、案外最近なんですね。お話を伺うとここの店主、従兄弟が松原川端東入の「ポパイ」さん、テナントの大家さんの友人が最近一乗寺に進出した「新座」さんだそうで、お店をはじめるにあたっていろいろノウハウの伝授を受けられたそうです。なるほどなぁ。

さてラーメン。「こっさり」ラーメンです(700円)。もう説明するまでもありませんが、「こってりしてそうで、実はあっさりした」ラーメンとのこと。ですが、個人的にはお店の入り口に掲げられた「遊京ラーメン」のコピーが気に入っちゃったりします。(^^♪

基本はオーソドックスなラーメン。ただ随所に富士太鼓さんならではのオリジナリティを見てとれます。まず、具材。ネギ、もやし、メンマに加え、京都系のラーメンには珍しくきくらげが入ります。長めで若干ぬめりを湛えたもの。豚骨ベースのスープに合いますよね。チャーシューは分厚く、甘辛い砂糖醤油の味がよく滲み込んでいます。固めの仕上がりが個人的には大好きです。麺は黄色がかったものですが、スープの温度が高いのか、結構伸びやすい。もう少し歯ごたえのある麺がほしいところ。

蛇足ですが、厨房ではビニールの袋を破ってスープを鍋に移す様子が見られますが、これはレトルトとかそういった類ではございませんのでご安心ください。お店のスペースが限られているので、スープはご自宅のほうで作られ、小分けしてお店で温めて用いられているのです。その手間を考えると、これこそこだわりと言えるのではないでしょうか。

メニューには、「こっさり」以外に普通の「しょうゆ」ラーメン(650円)とキムチラーメン(750円)。それぞれ「しょうゆ太鼓」「こっさり太鼓」と「太鼓」を冠したものがあり、卵がはいったり、チャーシューが増えたりとゴージャスになります(それぞれ100円増し)。
テーブルにはゴマが据えられ、またラーメンを持ってこられたときには、豆板醤もお好みでと置いてくださいます。

お店はお昼と夜からなんと朝方5時までの営業。場所柄呑み屋街で仕事を終えた方がよく立ち寄られるそうです。おいしいラーメンもさることながら、優しいお人柄の店主に「癒し」を求めて、今日も夜のお仕事を終えた人たちがひとときの安らぎを過ごす様が目に浮かびます。

*お昼は店主の母上がお店きりもりされていますが、ケガをされてお昼の営業はお休みをされているそうです。早くよくなられて、店頭に復帰されることをお祈りいたします。お見舞い申し上げます。

【2005年9月19日訪問】

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