2005年12月21日

来来亭 野洲本店

rairaitei1いまや飛ぶ鳥を落とす勢いのチェーン本店。実は私自身はあまり食べたことがありません(ないとは言いませんが)。はたして巷で支持が高いこのお店、いかなるものなのか訪れます。おそらく、あのチェーンを網羅することは叶わないので、発祥の地、野洲本店をもって来来亭の紹介とさせていただきます。地図
写真で確認できるとおり、かなりの背脂が浮いています。が、それほどしつこくはない。スープはオーソドックスな鶏がら醤油。ですが獣骨の風味が全面に出ているというわけではありません。インパクトのある滋味の深い醤油というわけではない。あっさりしています。
一方麺は京都では定番の加水の少なめな中細ストレート。慣れ親しんだスタイルです。
チャーシューは赤身の薄くスライスしたものが比較的たくさん入ります。これも個性らしきものはなく、残念ながら「ハム」みたいに感じました。

ラーメンを構成するそれぞれの要素を考えると上記のような感想をもったのですが、いざ食べてみるとそれなりにまとまっている。大きな減点はない一方、得点も少なく、ある意味、最大公約的にはじきだしたラーメンという印象でしょうか。


そこで思い出したのがマクドナルドのハンバーガーです。

はたして、みなさんはマクドナルドのハンバーガーを、それぞれのパーツに分解して食べたことがあるでしょうか?
ハンバーガーは、説明するまでもなく、ハンバーグをパンでサンドにしたもの。パン、牛肉(パテ)、ピクルス、ケチャップ、とそれぞれをひとつひとつ分けて食べてみると......


「不味い」(-_-;)


パンはボソボソ、パテもカスカス、ピクルスは妙に酸味が強く、とてもそれぞれを単体で食べる気にはなりません。

が、ハンバーガーとしてまとめて口へ運ぶと、それなりにいけるのです。なにを隠そう、ラーメンと同様ハンバーガーもよく食べます。恥ずかしながら、ジャンクな食べ物大好きな管理人でございます。(/o\)
マクドナルドさんにも、たびたびお世話になっています。(^^ゞ

要は、マクドナルドのハンバーガーの場合、それを構成しているパンやパテはそれ単体では美味しくはありませんが、ハンバーガーというひとつのまとまりになると、それなりに美味しい。使用される具材が良質のもので構成されると質の高いハンバーガーができそうに思いますが、必ずしもそうではないのです。大切なのは個々のクオリティもさることながら、それ以上に全体の統一感なんですね。

rairaitei2来来亭のラーメンも実はそんな傾向があるのかなぁと。
スープや麺やチャーシューやネギや...と気になってしまう人にとって。評価はけして高くならないのですが、ラーメンがなんとなく食べたいなぁとお店に入ってきた普通の人にとっては、あの気の張らない普段着のラーメンがある種しっくりいくのかも知れません。

それがあの急激な店舗数拡大につながっている一因と指摘して、この項を締めくくりたいと思います。


しかし、あの五月蝿い掛け声には、やはり馴染めんなぁ...と思いながらお店をあとにしました。

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この記事へのコメント
どもです
 そうですね。来来亭って、可も無く不可も無くという、それなりにまとまった、味ですね。いわゆる「チェーン店」ほど酷くないラーメンです。
 あの、やや塩分が前に出たスープは、決して嫌いではないのですが。
 そうそう。あのうるささは何とかなりませんかね?落ち着いて食べられないというか、ツバが飛んでいそうで衛生的にもどうかと・・・
Posted by Archy at 2005年12月25日 01:44
関西ウォーカーで葱ラーメンが賞を取った時(3年ぐらい前?)日野店で普通のラーメン食べたときおいしかったですが去年京都で食べたときは普通でした。

接客はドリフのコント長さんが銭湯で無理やり洗われるコントぐらい威勢がいいですね。
Posted by マッコイ at 2005年12月25日 09:41
Archyさま・マッコイさま

いつもコメントありがとうございます。m(__)m
関西ウォーカーでの受賞、ありましたねぇ。忘れていました。そういえば、あれを機に「来来亭」さんの快進撃がはじまりました。

来来亭の関係者の方も、このブログを目にされるかも知れないので補足説明を。上記の寸評は、ややもすると低い評価を下しているように見えますが、外食産業界におけるマクドナルドを想像してください。他の追随を寄せ付けないほど、影響力の大きな存在。「来来亭」さんはラーメン界における、そんな存在になりうるという主旨で読んでいただければと思っています。

要は同じラーメンでも、どういう目的でラーメンが作られているか、誰を対象にしているか、「美味しい」といわれるのは当然としても、どういう意味の「美味しい」なのか。

ラーメンひとつでこれだけ語れるくらい、京都のラーメン事情は豊かなんだなぁ、と改めて感謝する次第です。
Posted by at_you_see at 2006年01月01日 00:28