2006年07月30日

志七そば 吉田屋

志七そば 吉田屋百万遍を東へ。吉田山の麓に差し掛かる手前にそのお店はあります。
近隣に住んでいるものの、恥かしながら初訪問。お店ができてからは1年半ほどになるでしょうか?

扉を開けてびっくり。和出汁の臭いが店内充満しています。Wスープとは聞いていましたが、これほど骨太な和出汁を感じさせてくれるお店とは思いもよりませんでした。

吉田屋 焼飯セット「志七そば」(600円)を注文。チャーハン(500円)を同時に頼むと半額の250円になるとのことで、セット(850円)でいただくことにしました。

「志七そば」は、お店に入ったときに感じた強烈な香りのとおり、和出汁のパンチが効いた正真正銘のWスープ。白髪ネギや糸唐辛子の盛り付け、そして茶褐色のスープをみると、高倉二条にも相通ずるものがあります。って後発のお店と比較するなんて、「吉田屋」さんには大変失礼なお話なんですが...m(__)m

しかし、そのスタイルを広くご紹介することを目的として、あえて比較させていただければ、「高倉二条」が和出汁にせよ豚骨にせよ、「究める」という姿勢を感じるに対し、この「吉田屋」はもう少し自然な感じでの和出汁と豚骨・鶏がらの融合を志向されているように感じます。つまり、幅広く受け入れられるスタイルを追求している。

といっても、けして「和風」を売りにする刺激のないスープではなく、それなりにどっしりとくる食べ応えのあるスープであることは言い添えておく必要があります。なので、超アッサリの「和風のらぁめん」みたいなものを求めて食べに行くと期待はずれになりかねないので、ご注意ください。

麺は、かなり細めで、それほど低加水ではありません。一般的に低加水なほど、スープを吸う麺となりますが、それなりにスープが絡まってきます。ちょっと粘度のある出汁に浸かった蕎麦を食べているような感覚。チャーシューは、じっくりと煮汁を吸っていてジューシーです。脂身も少なく、個人的な好みに合致。白髪ネギのほかに普通の青葱も入り、メンマは一般的なものよりも細めで、自店で戻したものを調理されており、丁寧な仕事を感じます。

吉田屋 焼飯チャーハンには、5種類の削り節や干し海老などが入っていて実に香ばしい。中盤を過ぎたころから、甘味を出すための調味料のせいか、ややもたれた感が出てしまうのが残念だけど、ラーメン店のチャーハンとしては実に個性的で面白かったです。

メニューには、この「志七そば」のほか、一日限定20食の「志七そば 濃口」というのがあります。能書きには多くは語られていませんが、実に興味を起こさせますね。次回はこれを是非いただいてみたいです。

店先にはラーメンの写真が吊り幕で大きく掲げられています。その井出達から会社経営のお店かとも思いましたが、他に類似するスタイルのお店が思いつかないので、意外に独立したお店なのかもしれませんね。

(もともとの)「龍馬」無き今、百万遍界隈で「和出汁」を担うラーメン店として、志高く、今後も頑張っていただきたいお店です。応援していきたいですね。

地図 

【2006年7月30日訪問】

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この記事へのコメント
どもです。
 吉田屋さんは、開店直後から何度か通っています。(当初から完成度が高かったこともあり「定点観測」という表現は使いません。)
 最初は、本当に魚ダシが前面に出ていて、本当にそばつゆのようでしたが、その後、獣系とのバランスを取るようになり、今に至っています。
 細麺にアッサリスープ、また具の白髪ネギなどもあり、スルスルと食べられるラーメンですね。
 ただ、思ったより量があることも事実です。一度飲んだ後に食べに行って、ゲフゥ!となったこともあります(笑)
 それにしても、龍馬、しゃかりき、高倉二条、大蔵・・・と色々な魚の使い方があるなぁと感心するとともに、各店ご主人の努力には本当に頭が下がります。しかも、その努力の結晶をほんの数百円で食べさせてくださるなんて!
 偉そうに批評するなんて、バチが当たりますかね!?

 
Posted by Archy at 2006年08月16日 16:18
僕は逆に魚系の出汁を強さをとても感じることが出来ました。先入観がなかった分、驚きがよりそう感じさせたのかも知れませんし、「しゃかりき」さんや「高倉二条」さんの評価が巷で高くなっていることを受けて、修整されている可能性もあると思います。

「批評」といってしまえばそれまでですが、ぼくはできるだけ「賞賛」となるよう心がけています。
Posted by at_you_see at 2006年08月23日 02:17