2006年10月24日

大正軒

大正軒四条烏丸の街中にあるラーメン店。こんな市中心部に位置するお店ですが、今まで入ったことがありませんでした。
オロナミンCやボンカレーなどお馴染みの看板で装飾された昭和レトロ調の店内。屋号は「大正」軒なんですけどね。まぁ、謂わば懐古系です。

実はこのお店、最近府外にも積極的な出店を重ねられている「魁力屋」や三条河原町の「赤鬼」と同じ母体(マルフジフーズ)。

「魁力屋」は、関西で大成功を納めている某チェーンのインスパイヤという認識をしています。比較的強い醤油ダレが前面に出ている。一方「赤鬼」では一味を大胆に使って変化を出しています。ではこの「大正軒」はどう差別化されているのでしょう? 一番基本のメニューである「中華そば」を注文しました。

基本的に、オーソドックスな京都ラーメン。鶏がらベースのスープに、キメの細かい背脂が浮かびます。まったりと甘い。麺は中細ストレート。具材はネギ、メンマ、チャーシュー。

非常にまとまっています。スープが結構熱い温度で提供されるため次第に伸びた感じになる麺ですが、出されたときの茹で加減はいい塩梅。当然化調味を感じますが、その味に慣れてしまっている多くに人にとっては、全くの許容範囲でしょう。

ネギ、メンマの量はさほど多くはありませんし、煮卵も入っていませんが、これらは100円の追加で増量のオプションを選択することが出来ます。

出汁が薄い...。

逆説的な表現になりますが、この「大正軒」、最大の特徴は、一番京都らしい線を狙ったと思われる、出汁の薄さ。本来、京都の伝統料理と京都ラーメンには正反対のベクトルが働くギャップが存在しますが、ステレオタイプな「京都」を彷彿とするかのような出汁の薄さです。確かに、全体的に化調で味が調えられており、それはそれで了解できるのですが、その投入される分量に対峙できるほどのスープに厚みがないので、翻って出汁の薄さが目立ってしまいます。とは言っても、受け入れられない水準というわけではなく、これはこれで「薄味」を好む人には支持されるでしょう。現に閉店間際にもかかわらず、僕を含めて5組のお客さんが店内にいました。

大正軒 チャーハン大正軒 ぎょうざ大正軒 Dセット

セットメニューも充実しています。一番ボリュームのあるDセット(1,000円)はチャーハンと餃子。残業でヘトヘトに疲れた今宵はこちらを頼みました。

ともになかなかの出来栄え。餃子は小粒ながら、しっかり餃子らしいニンニクのパンチが効いています。チャーハンも大き目のチャーシューが認めらしたますし、提供される直前に炒められたであろう、粒の揃わない卵が、かえって手作り感を表現していました。ラーメンのチェーンともなると、結構なおざりにされかねないサイドメニューですが、充実していますね。

四条烏丸という一等地にあって、なかなか健闘しているチェーンです。ずっと存続しているという事実が物語っていますね。

地図 

【2006年10月24日訪問】

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この記事へのコメント
ここ大正軒は以前、違うスタイルのラーメン屋だったよねぇ〜???
Posted by POIKA at 2006年10月30日 03:22
POIKAさま

どうもです。m(__)m
「康竜」というお店でしたよね。結構評判は悪くなかったのですが、辞めてしまわれました。残念ながら、僕は食べていません。(x_x;)
Posted by at_you_see at 2006年11月04日 22:58