2006年12月15日

上方ざんまい屋 鴨蒸籠

上方ざんまい屋 鴨蒸籠ひさしぶりに「京都ラーメン小路」を訪れました。大阪ざんまい屋で限定メニューを発見。最近「限定」という言葉に弱いなぁ...と思いつつ入店。
「鴨蒸籠」(1,000円)。ラーメンの類としては、駅テナントという要素を考えても、かなり高めの設定です。

ただ、箸を進めるにして実感。確かにこれだけのものを提供していれば、少なくともこれだけの値段はするよなぁ、と納得。むしろ、これだけのクオリティがあれば、1,000円は安いくらいかもしれません。

鴨の旨味がぎっしり詰まったつけ汁は、他の動物系の出汁では感じられない独特の風味をもっています。端的にいうなれば、旨味の濃度が濃い。一方、中華麺でありながら、まるでコシのある蕎麦を思わせるようなコシのある麺。冷水で締められ、ピシッと気合の入ったような雰囲気を感じます。麺表面の艶やかさは、写真からでも感じ取ることができるでしょう。つけ汁の中に浮かぶは、焼きを入れたネギ。鴨といえばネギという、極めて典型的な組み合わせに、なんとなく微笑ましさすら感じます。それに、鴨肉も入り、けれんみのない独特の脂質を感じます。

最後はきゅうすで供される出汁で割って、つけ汁を最後までいただくことができます。スープ割りではありますが、まるで蕎麦湯みたいです。つけ麺なのか、盛り蕎麦なのか...。全体にわたって、非常にオルタナティブな料理であります。

ちなみに「蒸籠」とは、「蒸す」という調理に用いられる器具であり、中華料理の点心や和食のおこわや蒸しご飯で使われます。しかし、古くはつなぎが発達していなかった時代には、蕎麦を蒸籠で蒸してから茹でられたそうです。ゆえに、今でも「盛り(そば)」は、その名残で蒸籠に盛られるわけです。

それにインスパイヤされた「鴨蒸籠」。研ぎ澄まされた高品質の麺をいただくのに、もってこいのネーミングかもしれません。

上方ざんまい屋 鴨蒸籠(麺)上方ざんまい屋 鴨蒸籠(つけ汁)上方ざんまい屋 鴨蒸籠(スープ割)



【2006年12月15日訪問】

■■■ お店DATA ■■■
京都ラーメン小路
所在地 : 京都駅ビル10階 / Tel. 075-361-4401(京都駅ビルインフォメーション)
営業時間 : 11:00〜22:00
お店HP

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