2007年01月05日

九州最強努豚骨一撃亭 二八らーめん

九州最強努豚骨一撃亭 二八らーめん昨年7月3日にオープンしたお店。京都の人にはあまり馴染みがないですが、大阪天王寺から近鉄南大阪線で「針中野」駅下車すぐにこのお店はあります。
九州小倉の「魚藍亭」というお店にほれ込んだ店主が同店にて修業の後、地元大阪で出店されました。なんとも奇抜な店名です。最強で一撃ですからね。屋号を冠した「一撃らーめん」が100%の豚骨。「二八らーめん」というのもあり、これは鶏がら2:豚骨8と二種類の獣骨からとったスープのラーメンです。常連客には、この「二八らーめん」が人気とのことで、こちらをいただきました。

豚骨出汁がよく出ています。骨を砕かずに、そのまま時間をかけて炊き上げるそうですが、臭みがなく、実に良く乳化していました。意外に醤油っぽさも感じるタレで、濃厚な豚骨を引き立てる役割を発揮しています。チャーシューは長さのあるバラ肉。きくらげと葱がデフォルトで入ります。写真では紅ショウガと擂り胡麻が入った状態を映していますが、無料で加えることができます。彩り的には、紅ショウガが入ったほうが映えるので、こちらを掲載しました。

麺は加水の低いものを短い茹で時間で提供されています。本場に近い状態なのでしょう。なにもオーダーせず、この状態で出てくるのは珍しいと思います。が、麺そのものは、関西の麺屋さんのものではないでしょうか?直送されている可能性も否定できませんが、本場の麺に感じる独特の歯ざわりというか食感に乏しく、どうも麺の特製と茹で方にちぐはぐな印象を受けました。

総評としては、残念ながら、今ひとつ充実度に欠けています。なぜだろう?スープに臭みもなく、乳化の度合いも一定水準をクリアし、完璧ではないものの、本場の良さを志向するスタイルを貫いている。
同行者と意見交換しましたが、それは提供する側の問題ではなく、受ける側の価値観の変化によるところではないか。このラーメンが5年前に経験できていれば、関西に本格的な豚骨ラーメンが供される貴重なお店が登場したと、きっと喜んで迎えられたに違いありません。しかし、「無鉄砲」や「まりお流」のように、メッカにも見当たらないような、卓抜した豚骨スープの存在を持つ我々のにとって、どうしても同じ土俵で勝ちうることは至難の技であり、その比較において判断してしまう基準が、各々のなかにできてしまったのです。

しかしながら、これは偏った視点かもしれません。「無鉄砲」が今や押しも押されぬ人気を誇り、行列当たり前という状況ではあるものの、人によってはライト系の豚骨を好む人がいることもまた事実です。この「一撃亭」が、もっとたくさんの人に経験されて、「私の好きな豚骨はこんなラーメンだ」という議論が深まっていくような存在になってほしいと思います。

ところで、煮卵がトッピングされていますが、グルナビのクーポンにて無料でいただくことができました。まるごと一個入っているのが豪快ですが、中はしっとりの黄身で美味しかったです。その他、ワンタンなんて珍しいトッピングもありましたよ。

【2007年1月5日訪問】

■■■ お店DATA ■■■
九州最強努豚骨一撃亭
所在地 : 大阪市東住吉区駒川5-16-8 / Tel. 06-4700-1114
営業時間 : 11:30〜15:00 / 17:30〜売切次第
定休日 : 不定休

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