2007年03月24日

ラーメン荘夢を語れ

ラーメン荘 夢を語れ今や京都で一番行列ができるお店となった「夢を語れ」。1時間待ちも珍しくありませんが、今日はたまたま雨。並んでいる人も少なかったので、待ち3名で入店できました。
2店目ということもあり、注文したのはラーメン(小)(550円)。呪文は特に唱えません。

このラーメン。そのお店の人気度合いを測るバロメーターとしての行列の長さが示すほど、所謂「万人受け」をしているとは思えません。けして否定するわけではありませんが、東京の「二郎」がそうであるように、ネガティブな評価すら飲み込んで、逆説的にそこが「二郎」の魅力であるといわんばかりに、コアなファンを獲得していく、むしろ反骨なお店であると理解しています。それは、「二郎」について語られる様々な見解から読み取れますし、幾度か足を運んで実際にそれを口にしても感じるところです。

故に誰にでも薦められるものではない。むしろ「二郎」を食べるには、一種の「資格」が必要であると。
現に今日の同行者はその「資格」を持ち合わせていなかったらしい。

京都のラーメンを愛するものにとって、東京で熱狂的な信者を持つ「二郎」が京都に出店したことは、愛郷的に否定しかねない立場ではありますが、自らの見解を明らかにしておくと、極めて中立的です。今のラーメン界における位置、言わば功績については過去の日記で触れ、そんなお店が京都にできたことは、むしろ嬉しく、歓迎しています。

しかし、今このお店に繰り広げられるあの行列は、いったい何なんだろう?
「二郎」とは、そんな多くの人に受け入れられるラーメンだったろうか?

確かに話題先行の面も否定できないでしょう。ただ連日続くあの行列をそれだけで説明尽くされるとは思えません。

今の若い人の趣向に合ったラーメンなのか?「メガマック」に代表される「ガッツリ系」という時流に乗っているのか?

「夢語」の現状が東京の「二郎」と同じ状態にあるとは思えません。今「夢語」の行列を為している人は、少なくないとは思うものの、「ジロリアン」ばかりではないということです。お店の繁栄は嬉しいことだけれども、ただ「夢語」はやはり「ジロリアン」のためのお店であって欲しい、というのが実は正直なところの「ファン心理」ではないのかと想像します。

むしろ、このお店だけが話題を席巻しているかのような風潮は、ひいては京都の他のお店がそれだけ人を惹きつける魅力に乏しいことを意味しています。これこそが、意外に問題の核心かもしれません。一ラーメン好きとしては、認めたくない事実ですが...。

「夢語」は、実は開店してまだ1年も経っていないお店です。今後の推移を見守っていく必要はあるでしょう。

【2007年3月24日訪問】

■■■ お店DATA ■■■
ラーメン荘夢を語れ
所在地 : 京都市左京区一乗寺西杉ノ宮町48-1 / Tel. 075-724-5995
営業時間 : 18:00〜24;00 / 11:00〜17:00(日曜)
定休日 : 月曜・第一火曜

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