2008年01月05日

ラーメン軍団 重厚つけ麺

ラーメン軍団 重厚つけめん新年2店目は、昨年開業された軍団さんを訪問しました。
先月より定番メニュー化された重厚つけ麺をいただきました。
実は昨年夏季限定にて提供されるときから、しばしばいただく機会に恵まれ、その使用される麺の変遷についても、かなり事情を垣間見た立場です。この冬の定番化にあっては、麺屋棣鄂さんと綿密な打ち合わせを経て、店主の求める形にかなり近いものが作り上げられました。

また、つけ汁のほうも、以前提供されていたものをベースに、更なる工夫を加えられているみたいです。特に柚子の香りが漂い、一層幅広いそうに受け入れやすい形に持ってこられたように感じます。

ラーメン軍団 重厚つけ麺 麺これが、その練りに練られたつけ麺用の麺。14番角断面。かなり剛直な張りと歯応えがあり、この手のつけ麺を食べ慣れない人にとっては、度肝を抜かれるのではないでしょうか。京都という、比較的柔麺の強い土壌にあって、この個性的な麺は、実は関東で最先端を行っている麺と、かなり近い状態のものです。

この年末、東京にて現在最も注目されているつけ麺のいくつかを食する機会を得ましたが、同じような傾向を非常に強く感じます。特に西日暮里にある「つけ麺TETSU」の浅草開化楼製の麺と非常によく似ていることは、店主との会話でも明らかになりました。

しかしながら、食べた素直な感想は、やや剛直に過ぎる感があり、よく湯がかれているものの、若干粉っぽさを感じるところもあります。ほんとに些細なことで、これが一般のお店で提供されていれば、逆に賛辞しか生まれませんが、なまじ知った仲なので、重箱の隅をつつくような愚説を述べさせていただくと、現在の加水率であれば、もうすこし香りを感じる粉を使っていただきたいし、現在の粉なら、やや加水を上げて風味よりも食感を変えた方がよいのでは、と感じます。

ラーメン軍団 重厚つけ麺 スープ割実はメニューなどではあえて言及されていませんが、スープ割を頼むこともできます。和出汁系で割っておられるのか、濃厚なつけ汁がふんわりとまろやかになり、これだと最後まで飲み干すことができますね。

開業1年を待たずして、ご本人がほとんど食べていなかったという「つけ麺」という未開の分野で、これだけのものを作り上げてこられるのは、単に知識があるだけでは為せるものではありません。
人気ラーメンサイトの元主催者というレッテルは、ひょっとしたらいつまでも続くのかも知れません。しかし、京都のラーメン界にあって、新天地を切り開く新規気鋭の店主として、もっと評価されるべきだと、この「つけ麺」をいただくと強く思わざるを得ないのです。

【2008年1月5日訪問】

■■■ お店DATA ■■■
ラーメン軍団
所在地 : 京都市左京区高野泉町6-74 / Tel. 075-712-3134
営業時間 : 11:00〜14:30(平日) / 18:00〜23:00
定休日 : 不定休

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