2008年06月24日

Parade 塩のキラメキ

Parade 塩のキラメキ2008年6月24日をもって閉店されました

最後の営業日。

有終の美を飾るのは、店主の作り手として、忘れてはいけない基本のスープ。「塩のきらめき」と「醤油のこころ」。
このお店は、いわゆるラーメン好きな人とか、
近所の人から、支持が高かったお店ではなかったかも知れない。

むしろ、先鋭的なセンスに共感する若者たちが、
一番の理解者だったような気がする。

それは、店主の憧れた方向だったのかも知れないけど、
経営的な問題の中で、妥協点を見出せずに、いったんの退路を余儀なくされた。


さよならParadeこの日、店内にはアフロやおにぎりの被り物を身に着けた友人たちに
手伝ってもらいながら、この店での最後のラーメン作りに勤しむ店主がいた。
店内にはドリフターズの音楽である。

いかにも、しみったれた別れはゴメンだ、といわんばかりの演出に、
逆に閉めざるを得なかった慙愧の念が窺い知れる。

隣にすわったお客さんは、とりあえず行列になっていたから、
並んでみたといった風情の人で、このお店が今日で最後であることを知らない。
店員の格好や音楽をおかしなお店と思っていないのが不思議なくらいだったけど、
「このラーメンうまいなぁ」と話し合っていたのが、印象的だった。

そう、もう食べられないんだよ...。



後日店主とは再会をすることになりましたが、
まだまだラーメン作りには情熱を持ち続けている様子。
それが何年後になるかはわからないけれど、いろんな意味で成長を遂げ、
戻ってきてもらうことを切に願っています。

ありがとうございました。

【2008年6月24日訪問】

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