2008年06月15日
Sao Paulo Underground / theprinciples of intrusive relationships

エクスプローディング・スター・オーケストラ,アイソトープ217、シカゴ・アンダーグラウンドなどを率いてきた、コルネット奏者のロブ・マズレクによるプロジェクト、サンパウロ・アンダーグラウンドの新作。
実は1stとか聴いたことがない上にこの辺のアーティストはそこまで熱心には聴いてないのですが、今回なぜ興味を持ったかというと、ちょっとフリージャズ的なものに興味が湧いてきたのと同時に、ブラジルという土地柄かそこに民族音楽的要素を感じたからです。ロブ・マズレク以外はブラジル人で、体にしみ込んだ南米ぽさがそこかしこに表れている。むしろもっと南米ぽくても面白いのでは、とも思いました。アニマムンディ(芳垣安洋とサンチャゴ・ヴァスケス他によるプロジェクト)とかにも近い印象。
3台のドラム/パーカッション、コルネット、電子音響のぶつかり合いは相当にかっこ良いですね。とくに前半の3曲のダイナミックで熱を帯びたバンド・セッションは面白い。ライブとかもそりゃかっこ良いことでしょう!
まあ、ちょっと違いますが、ノーネックとかやっぱりすごいなーと最近よく聴いているのですが、やっぱりフリーな演奏っていうのは面白いしスリリングだ!と思う今日この頃。ということで、よろしくお願いします!
入荷は、6月17日の予定です。(ヨ)
sao paulo underground