2013年11月29日

『赤ちゃん縁組で命を救え』NHK地方発ドキュメンタリー



11月26日(0:50~1:35)に
NHK地方発 ドキュメンタリー
『赤ちゃん縁組で命を救え』 


が放送されました。


愛知県の児童相談所職員だった、
矢満田篤二さん(やまんだとくじさん)

が約30年前に作った、

『特別養子縁組』制度

この制度は、
民法などの規定により、
実子として戸籍をもつことができるし、

親権も育ての親が持つことができるという、
画期的なもの。

ことの始まりは、

新生児の虐待死を防ぐためのもので、
子供の命をいかにすれば、救えるかという
ところから、作られたそうです。

そして、
制度をつくったところ、

子供を産んでも、育てられないひと、

子供を望んでも、授からないひと、

子供のことで悩んでいるけど、
どうしたらいいか迷っているひと。

この三方が丸く収まるものに
なったとのことでした。




番組内では、

4人の子供と養子縁組した、
福井県の西畑さん一家。

20数年前、
乳児院から養子縁組したという
深谷さんご夫婦。

愛知県の金田さん一家。

の、3組のご家族が登場。



まず、はじめに、

福井県の西畑さん一家は、
高校生の長女、小学生の長男、次女、三女がいる。
長女と長男は乳児院から迎え、
次女と三女は、愛知県の赤ちゃん縁組から。


会社員をしているお父さん
西畑智秀さんの収入で
一家はやりくりしていて、
お母さんは、専業主婦の宏子さん


両親は日々の暮らしの中で、
血のつながりがないことを
伝えているとのことで、

家には、
お父さんの作った、
子供たちのアルバムがたくさんある。

父がまとめた、成長の記録。

大切なのは、ともにすごしてきた時間。

そういう思いがこめられていると、
ナレーションで解説があった。


お母さんは一家を取り仕切っていて、

こどもたちと、

『お母さんは、生んでいないけど、
どうかい?
どうってことないよね。』

とかいう
会話が普通にある。

そして、
子供たちは、

『西畑家は、
すごくいいよ。

テレビカメラがまわっているから、
言うんじゃないよ。
ホントだよ』

って、言うんです。




そして、
深谷さんご夫婦のお話にうつる。


赤ちゃんは、
とにかく、1日でも早く
家庭に託したほうがいいというお話。


それは、
どういうことかというと、

子供は、成長していくと、

育ての親が
本当に、
自分へ愛情を持っているのか、という

『親だめし』というのをするのだそうです。

それは、
暴力的になって、
親の手足を、血が出るまでかんだり、

味噌汁をわざとこぼしたり、

布団の中に、
うどんを入れて、まぜまくって、

親の反応をみる。

そういったもの。

お子さんを
乳児院から引き取ったときは、
礼儀正しく、
おとなしい子供だったんだけど、

しばらくすると、
そういう行動をし始めて、
親も子も
それは大変だった
と話していた。


だから、
乳児院からではなく、
『新生児、
赤ちゃんの時から、家に迎えてあげたかった』

と、深谷さんご夫婦はおっしゃっていた。



そして、
最後に、
愛知県の金田さんご夫婦。

里親には、
無条件で迎え入れる覚悟が必要。
という話。

愛知方式の
特別養子縁組では、

赤ちゃんを迎えるにあたり、
いくつかの条件に
同意が必要となる。

その中で、最も重要なのが、

①障害を持って産まれるリスクも
あるかもしれないが、
それでも受け入れられるか。

②性別は問わない。

③告知をすること。

というもの。


金田さんご夫婦は、

障害については、
不妊治療をしていた時から、
お医者さんから、
そういうリスクの話があっていて、

自分たち夫婦は、
その頃から、
覚悟はできていたから、
自然と
受け入れることができました。

とおっしゃっていた。


そして、
告知について。

これが、とても考える必要があって、
勉強会をしている風景がうつっていた。

その中で、
印象的だったのは、
お母さんが、

『お母さんのおなかがこわれてたから、
そこから生まれてこれなくて、
だから、違うおなかから、生まれたんだよ」

というようなことを言っていた。

そして、
お父さんのほうは、

『とうちゃんとかあちゃんは、
ずっと、この家にいるから、
心配しなくていいんだよ』
と、一生懸命
何度も何度も言っていた。


子供が知りたい時になったら、
伝えてあげることができればと。

いい意味で悪戦苦闘して、
いい意味で、
自然に生きていければ、

構えなくてもいいんだけど。

とおっしゃっていた。


そして、
さらに、印象的だったのは、


どのお父さんお母さんも、

命というものを、
とても大切に、深く深く考えていて、

子供に対して、

『おなかは、お母さんのとは違うけど、
でもね、
生まれ落ちるときから、
ウチの子として、
生まれてくることに決まってたんだよ」

って、
一生懸命
言っているのが、

それが、
強い強い覚悟と、
深い深い愛情、

それと、
なんていうんでしょうか。

ひとつの命を
とても大切に思う心。

それって、
すごいなぁと、
思ったのでした。


で、
余談ですが、
ちょっと、
番組の中で、
赤ちゃん縁組の契約書が
映し出されたのですが、

どうも、
親の年齢が
『40歳まで』と、
書いてあるように見えたので、

赤ちゃん縁組を検討されていて、
そのあたりの年齢のかたは、

愛知県の児童相談所へ、
確認されたほうがよいかも。

と思いました。


ウチの場合は、
年が明けると、
わたしが40歳になるし、

夫は、50歳なので、



この制度の存在を知るのが、
ちょっと遅かったなぁ。

『残念。」ってカンジでした。


でも、まぁ、
それならそれで、
なにかほかの方法で、


親御さんのいないお子さんたちを、
何らかのかたちで、
支援していくとか、

いずれ、
生活に余裕ができたりしたら、

自分たちで、
なにか、見つけたり
考えたりしていこうね。

なんて、
夫婦間で話すようになりました。


こういう話ができるようになったのも、

ここ10日間くらいで、
テレビ番組などから、

愛知方式の『特別養子縁組』の
存在を知ったからです。


わたしたち夫婦は、
親には、なれませんでしたが、


この制度の存在を知って、

いろんな覚悟と思いで、
親になっていく
そのご両親と子供さんの姿を見て、

心がゆたかになれたというか、


微力ですが、
ずっと、応援していきたいなぁと
思ったのでした。



これから生きていく中で、

子供ができなくて苦しんでいる
若い夫婦たちに、
出会うこともあるかもしれません。

そのときに、

こういう制度もあるんだよって、

わたしは、知るのが遅かったから、
無理だったけど、

30代の夫婦は、
そういうことも、選択肢があるんだよって、
教えてあげられるなぁって。


それって、
結婚して、
長い間、苦しんできた
わたしたちだからこそ、
できることなんじゃないかなぁって、


そんなことを
想像しながら、
心は
青空のように、
澄み切った気持ちになったのでした。



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