2015年12月19日
星をなくしたキャロテイン
Pubits、2-5人、15分
▼概要
少し大きめの、色々な恰好のウサギのイラストが描かれたアクリル板が7枚、それぞれのプレイヤーが受け取る小さいアクリル板が8枚ほどあります。これ以外に、ボードとなる濃い青の布が1枚入っています。
ゲームに付属している漫画(ストーリー)から、ウサギのキャロテインが夜空にウサギの星座を見る、というのがテーマと分かります。
空間認識のゲームで、手番では手元から色々な形をしたアクリル板(上に小さい点がラメ入りのインクで描かれている)を配置していきます。
もしくは「配置できない」と思ったらドロップします。
最後まで残った人がチャレンジタイムとなります。
7枚のウサギのうち、2枚を使い、それらドットを全て隠すように配置します。ポイントとして、2つまでは隠さなくてもよい、となっています。
こうして、成功したらポイント、間違ってたら他のプレイヤーのポイントとなり、ゲーム終了条件を満たすまでアクリル板を元に戻して、繰り返します。
▼プレイの概要
コンポーネントがアクリル板と布だけ、という、リリースされているボドゲを全体的に見ても珍しいタイプのゲームです。ゲムマで数部しか頒布されなかったということもあり、生産が難しいのかもしれません。
コンポーネントの選定やテーマとの融合性など、すごくしっかりしていて、分かりやすくなっています。良いところその1。
ゲームも空間認識系で「ここに置いたら微妙でしょ?」という感じで配置していくのが結構楽しいです。良いところその2。
得点方式がしっかり考えられていて、ゲムマの自主製作ゲームとしては1つ抜けてるなと思いました。乗せられたから得点、ってだけじゃなくて、「使われなかった星は乗せた人へのボーナス」「得点はアクリル板を裏返す」「2つまでのらなくていい」とか。その3。
自主創作ボドゲはこういったゲームがまだまだ出てくるので面白いですね。
ただ、自主創作になっている故の理由は多々あるのでしょうけれど(だから事前チェックやすぐに買いに行かないと、がでちゃう)
atckt at 17:17│Comments(0)│は行