前回ダッシュボードの形状を修正したのでインパネ周りを制作します。
その前に位置の兼ね合いもあるのでABCペダルの土台となる床部分を作ります。


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プラ板を組み合わせて整形し、このようなパーツを作りました。


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こんな感じになります。
ボディの内側との干渉が結構あったので、床パーツ・ボディの内側双方を削ってスムーズに収まるよう調整しました。


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ステアリングシャフトを固定するためのパーツです。
片側はパイプに穴を開けて真ちゅう線を刺し、ハンダ付けしています。もう一方は真ちゅう線を潰した物を真ちゅうパイプに巻き付けてハンダ付けしています。こうする事でステアリングシャフトをこのパイプに刺して固定する事が出来ますね。


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このように固定されます。
ステアリングホイールの位置を確認するために、プラ板で作ったダミーを付けています(^_^)



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これでステアリングの位置を確認します。
まだちょっと位置が高いですね。写真では見えませんが、ステアリングとフロントシートの隙間も少しきつい感じです。


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よくよく観察するとフロントシートやセンタートンネルの高さ自体もちょっと高いようなので、床板パーツを薄い物に作り直し調整してみました。



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これで良い感じになりました。ステアリングとフロントシートの間隔も十分あり、ちゃんとしたドライビングポジションが取れそうです(笑)
写真では解りにくいですね。これ以上カメラが入らないんです(^_^;)



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この時点でもう一つ気になったのがダッシュボード上側の形状。
キットでは両端に行くに連れてなだらかに下がっていきますが、実車はほぼ真っ直ぐのようです。しかも中央の出っ張った部分の上側と両サイドに繋がる部分に段差はありません。
シアノンを盛って整形しておきました。



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基本形状が決まったところで細部の工作を進めて行きましょう。
まずは2連メーターの部分。ここはそのままデカールを貼ってその上からメーターリングを接着しても良かったんですが、少し奥行きが欲しくてドリルで少し彫りました。この後丸く抜いたプラ板を貼って奥行きを調整します。
一見めんどくさそうな作業ですが、この時点でデカールを貼る位置が決まっている方が僕にとってはラクなんです。奥行きも出ますし(^_^)



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同じく下側の5連メーターです。やはりこの方が後々ラクですね~。ここに均等にメーターデカールを貼る自信がありません・・・(^_^;)
ここは裏側から真ちゅう線を刺して奥行きを調整するので貫通させています。


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このように真ちゅう線を刺していきます。別にプラ棒でも何でもいいんですがメーターの直径が1.3mmで、そんなサイズのプラ棒は有りませんので真ちゅう線を使っています。



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メーターリングは0.2mm径のソフトワイヤーを丸めてカットした物を使います。



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奥行きが効いてますね。スイッチ取り付け用の穴も開けています。


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ほとんどのスイッチはアドラーズネストのリベット(0.5・0.6・1.0mm径)の頭部分をちょっと加工する事で対応出来たんですが、一つ特殊な形状のスイッチ(ノブ?)があったのでここは自作しました。
0.8×0.2mmの洋白帯板に0.3mmの穴を開け、アドラーズネストのリベットをハンダ付けして両端をヤスリで加工しました。


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スイッチ類を仮に取り付けてみました。

インパネの制作は結構好きだったりします。特に古いクルマのインパネは風情があっていいですね(*^_^*)

ドアの内張りを作りますが、その前にダッシュボードの形状を整えましょう。
ここを進めておかないとドア内張りとの兼ね合いが決まらないんです(^_^;)



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これがキットのパーツ。かなり厳しい出来ですね。
一から作り直したくなりますが、何とか芯として使いたいです。


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上から見るとこうです。有り得ないほど左右の絞り込みがきついです。このきつい斜面にスイッチが並んでいるのは不自然ですよね~(^_^;)



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スイッチ類のモールドは全て削り取り、ヤスリを使って整形しました。左右の幅も延長しています。


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上から見るとここまでラインが変わりました。これなら使えるんじゃないでしょうか?



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ダッシュボードの位置を確実にするためのピンを付けました。ここをきちんと決めておかないと、ステアリングとフロントシートの位置関係が仮組みの度に変わってしまいますからね~。



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ドア内張りはこのキットパーツを活かして使う予定でしたが問題が出てきました。
なんと後ろ側(リアシートに接する部分)が無いんです。ここを継ぎ足して修正するぐらいなら一から作った方が良いですね。ちょっと厚みも有り過ぎてシートに干渉してしまうようですし・・・。



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内張りを作り直すにしてもやはりフロントシートとの隙間が少ないので、ボディの内側をリューターで削ります。



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リューターで削ってデコボコになった面をペンサンダーで均しました。


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このプロクソンのペンサンダー、なかなか便利で重宝しています。
昔(十数年前か?)、安い電動歯ブラシを改造して電動ヤスリ(スピンヤスリと呼ばれていましたね)を自作するのがネット上で流行りましたが、それの強力版がこのペンサンダーです。
電動歯ブラシ改造のヤスリはその後、GSIクレオスから同じような内容で製品化されましたね。

プロクソンのペンサンダーはそれらの電池仕様とは違い、家庭用電源を使うのでかなパワフルで、上のように平面を均す時にはかなり使えます。


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付属のアーバーは正方形、丸、三角の形状が付属していますが、僕は正方形の両端を切り落として少し小型化して使っています。アーバーはABS樹脂製なので必要に応じてカンタンに加工出来ます。
これにスポンジ両面テープで好きな番手のペーパーを貼って使っています。



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ドア内張りに使うプラ板をセットしてシートとの干渉具合をチェックします。



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内張りの上側はボディーカラーになりますので、プラ板を重ねて加工しモールドを再現しました。
このほうが後々塗り分けがラクですね。


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見えにくいですがドアのスジ彫りを0.2mmのタガネで彫り込みました。


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下側のドアポケットは0.1mm厚の鉛板で再現してみます。キットパーツに鉛板を重ねてモールドを写し取りました。ポケットの縁の厚みが再現出来ればと思います。


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鉛板を切り出してエポキシ接着剤で接着すればドア内張りの完成です。


まずはリアシートを仕上げます。


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リアシートはキットの物を加工して使います。
シャーシを真ちゅう板で作り直しているので、リアシートをキットのシャーシから切り離しました。


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途中経過を撮っていませんが、全体をヤスリで整形してシートらしい丸みを付けています。
また一部ヨレていたスジ彫りもシアノンで埋めて彫り直しました。一枚目の写真と比べると雰囲気が良くなっていると思います。
ここは元の形状が悪くなかったのでキットのパーツが活かせましたね(^_^)


次にセンタートンネルを作ります。
最初はプラ棒を半分にカットした物を組み合わせれば出来るだろうとカンタンに考えてたんですが、実車写真を見るとそんな単純な形状ではありませんでした。


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太い部分、細い部分とも少し縦長なんですね(細い部分はこの写真では解りにくいですが)。
プラ棒は半分にカットしただけでは少し雰囲気が違います。


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以前、DBパナールを作った時と同じ方法で作ってみます。
適当な直径のドリル刃を芯にして0.2mm厚の真ちゅう板を丸く曲げます。


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ドリル刃の直径と同じ厚さのプラ板を挟み、クランプで固定して糸ノコで余分をカットします。


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切り口をヤスリで仕上げてセンタートンネルの細い部分が出来上がりました。
きちんと高さがありますね(^_^)


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同じ要領でセンタートンネルの太い部分を0.3mm厚の真ちゅう板から作りました。


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そして曲面部分を矢坊主でプレスして作ります。ここのところ矢坊主が大活躍ですね~。
サイコロ玉台を買っておいて良かったです。


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プレスした真ちゅうをポンチで抜いて、円周の1/3ぐらいをカットします。
これを先程0.3mm真ちゅう板を丸めた物とハンダ付けします。

ところでハンダ付けする時に使うフラックスはどうやって塗ってます?



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僕はハンダ付けを始めた当初からこれを使っています。
「呉竹」というメーカーの水筆ペンで、これの柄の部分にフラックスを入れておいて少し押してやると穂先からフラックスが出てきます。穂先が細いので狙ったところに適量フラックスを塗る事が出来ますよ。
押しすぎてフラックスが出過ぎた場合は、一旦テッシュに吸い込ませてから使えばOKです。
爪楊枝や専用の筆を使っていて、誤ってフラックスの容器が倒れて大惨事!という事も無くなります(笑)



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話を戻しましょう。
それぞれのパーツを台にしっかり固定してハンダ付けしました。位置決めと固定さえしっかりしてやれば、ハンダ付けはあっと言う間に終わりますね。


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しっかり水洗いした後、余分なハンダを除去し、センタートンネルの細い部分が入るようヤスリで凹みを入れました。


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こんな感じですね。



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以前プラ板で作っておいた床下パーツの上に、全てのシートとセンタートンネルを置いて位置の確認をしています。


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ボディも被せてみてシートの高さもチェックします。

少しシートが高いですね~。床下の厚みはキットパーツの高さから割り出した物なんですが・・・(^_^;)
キットのまま作るとこうなっちゃうワケですね(笑)



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ここは単純な部分なのですぐに厚みを変更した物を作り直しました。
これでシートの位置と高さが決まりましたね(^_^)

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