いよいよボディに取りかかります。


CIMG0661
これですね。

キットを受け取った時は「次はこんな形のクルマなのか~」ぐらいに思ってたんですが、資料写真に目を通した後では「なんか似てないな~」という印象を持ちました。
原因は色々あるんでしょうけど、似てない所をひとつずつ潰して行こうと思います(^_^)



CIMG0804
まずはフェンダー上のウインカー(?)を削ります。
ここは別パーツにしたいのと、フェンダーのラインを整えるのに邪魔になるためですね。


CIMG0807
削りました。



CIMG0808
フェンダーパーツとの合いも悪いので、ボディ本体側のラインもシアノンの盛り削りを繰り返して修正しています。



CIMG0809
CIMG0810
CIMG0811
あと、意外と気泡が多いんですね~。
プロバンスのキットってこんなもんなんでしょうか? 初めて作るので解りません(^_^;)。成型自体はきれいな印象なんですが・・・。
シアノンを盛って修正しましょう。
(でもこれぐらいじゃ終わらないんです。この後も後からどんどん気泡が出てきます(笑))



CIMG0820
気泡はボディ修正の最終段階でもう一度仕上げるとして、フロントフェンダー下の切り欠きを埋めておきましょう。
ここは抜きの関係か下側への回り込みが足りなくて、横から見た時に違和感を感じるんです。
1mm厚のプラ板を接着して整形します。



CIMG0826
フェンダー側面の下側も唐突に終わっているように感じたのでラインを修正します。
その時に肉厚が薄くなり過ぎるといけないので、シアノンで裏打ちしておきました。


CIMG0828
ヤスリを使ってこんなラインになりました(^_^)



CIMG0832
リアフェンダー前側のラインも何だかモッサリしているので、鉛筆で印を付けたラインに修正します。


CIMG0835
こんな感じに削り込みました。
上がキットのまま、下が修正した物です。
同じキットが2つあると、こういう時比べやすくていいですね(笑)



CIMG0837
全体の比較をしてみましょう。
こちらがキットのまま。


CIMG0838
こちらが修正した物。
フェンダーのラインと下側への回り込みの修正、そしてボディ本体とフェンダー部分のすり合わせをしたことで、元の状態より天地が低く(実際にはそう見えるようにしてるんですが・・・)なって、全体のラインの流れが良くなったように思います。

大改造をせずともプロポーションが良く見えるように、まだまだブラッシュアップして行きますよ(^_^)

タイヤ制作の続きです。


CIMG0772
前回作ったタイヤを再び治具に固定し、右勝手バイトでショルダー部分に段差を付けます。


CIMG0775
こんな感じです。
この段差、無くてもいいんですが、これをやるとよりいっそうタイヤに見えるような気がするんですよね(^_^)


CIMG0773
2台分なので予備を含めて10本作りました。



写真2
さて、このタイヤを取り付けるホイールなんですが、同じキットが2台分送られて来たのに生産ロットが違うのか形状が違うんですよね(^_^;)
一番大きな違いはワイヤーの太さでしょうか。リムの形状も違いますね。


写真3
実は幅も違っていたり・・・(笑)


CIMG0745
でも、完成後はこれぐらいしか見えないのでこのまま使おうと思います。



CIMG0715
ただし、ワイヤーの細いタイプのホイールはパーツ構成のためか、このようにエッチングパーツがリムに収まっていない物が有りました。


CIMG0777
さすがにそのままでは使えないので一旦分解します。
CIMG0778
一番外側のパーツに均等にテンションがかかってないのが原因なので、矢坊主を使ってすり鉢状になるようにクセを付けてあげましょう。



CIMG0782
組立て直しました。
もうエッチングパーツがリムからはみ出してないですね(^_^)



CIMG0791
こんなのも有ります。
エッチングパーツのテンションでリムの合わせ目が浮き上がって来ています。
エッチングパーツに曲げグセを付けてないのと、接着力不足が原因でしょうかね?



CIMG0785
CIMG0786
CIMG0789
CIMG0801
リム部分をこじ開けて各パーツをバラし、古い接着剤を除去した後に再接着しました。
アルミ製のリムにキズが付かないよう、マスキングテープで養生したクリップで接着剤が乾くまで固定しておきます。




CIMG0802
ワイヤーが太い方のホイールにもちょっと問題が・・・。

シャフトに差し込むピンの部分が固定されておらず、クルクル回ります。しかも緩いのでグラグラしてホイールに対して垂直が出ていません。
そこで木片にピンが刺さる大きさの穴を開け、そこにホイールごと押し込んでからピンとホイール本体を接着しました。



CIMG0813
後は表面処理ですね。
挽物ですから切削痕やカエリが有りますのできれいにしておきましょう。
表面処理後はリムの太さの印象が変わって見える事があるので、ボディ、タイヤとのバランスを見る前のこの段階でやっておいた方が良いでしょうね。
リューターにくわえて回転させ、目の細かい紙ヤスリで仕上げます。



CIMG0816
左側が未処理の物、右側が表面処理をした物。
ほら、リムの太さが違って見えるでしょ?(笑)


CIMG0817
ワイヤーが細い方のホイール4本も表面処理をしておきました。

これでタイヤ・ホイール関連は終了ですね(^_^)



ご依頼者様からメイクアップさんを通して、資料写真の画像データをいただいています。
その前に自分で探していた画像も保存してあったので、全ての画像を整理してプリントしました。


CIMG0708
40枚ぐらいかな?


CIMG0711
CIMG0712
このようにファイルしています。
まぁ、制作前のいつもの儀式みたいなモンですね。きちんと整理しておくと作業がはかどるんです(^_^)


さて、今回はまずタイヤを作ります。
ここを先に決めてしまわないと車高を含めた全体のバランスが決まらないんです。
フェンダーの形状もほんのちょっとだけ弄りたいんですが、タイヤサイズが決まらないと肉厚の関係もあって、ラインをどこまで変更出来るかも判断出来ないんですね(^_^;)


CIMG0719
キットのタイヤを使ってバランスを見ればいいと思うかもしれませんが、そもそもタイヤが小さ過ぎてホイールにはまらない・・・(^_^;)


CIMG0726
しかも今回は同じキットなのに生産ロットが違うのか、タイヤの形状・素材が違います(笑)
制作する2台のタイヤ形状を揃えたいのでやっぱり自作ですね。



CIMG0729
黒のABS丸棒を旋盤で挽いて作りましょう。
今回はタイヤ外径を17.0mmとしました。


CIMG0732
中ぐりバイトでホイール外径になるまで穴を広げます。


CIMG0733
そして突っ切りですね。


CIMG0740
まずは試しに4本のタイヤの元を作りました。



CIMG0745
ボディと合わせてみてバランスチェックです。
タイヤのサイズ・ハイトは良い感じだと思います。若干車高が高いかな?
ここはキットのシャフト用の溝に仮に合わせているだけなので、調整で下げる事が出来るでしょう。


CIMG0746
前側から。
トレッドは本決まりではありません。
タイヤ幅が若干太いように見えますが現段階ではただの輪切りで、実際にはタイヤ側面を加工するとここからさらに細くなるので問題ないでしょう。



CIMG0748
タイヤ側面加工用の治具を作ります。
ホイール径12mmというのは今まで作ったことがないので、新たな治具が必要なんですね(^_^)


CIMG0750
十字に切り込みを入れて皿ネジを取り付けて治具の完成です。ここはいつも通りですね~。




CIMG0753
前回のドラージュとはタイヤのハイトも違うので、側面加工用の姿バイトも新たに作らないといけないんですね~。
未研バイトをグラインダーで加工して作ってみました。
相変わらずグラインダーは苦手ですね。火花出ますし・・・(^_^;)


CIMG0757
今回は前回のドラージュの時よりアールをきつくして、「タイヤに空気が入っている感」をより強調してみました。前回よりは少しでも進歩しないとですね(^_^)


CIMG0759
治具にタイヤの元をセットし、姿バイトを装着して加工開始です。



CIMG0762
片面が終わったらセットし直して、反対側も同じように加工します。


CIMG0764
まずは1本出来ました。
これでまだ完成ではないですが、とりあえずこの状態までの物を残り9本(2台分+予備もいるので)作りましょう(^_^)

↑このページのトップヘ