今回はスジ彫り完了までです。


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イラレで作図していたスジ彫り用ガイドをプリントしてボディに合わせてみて、サイズとラインを検討します。


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イメージが違ったところを赤ペンでメモしておいて、もう一度イラレでラインを修正します。


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プリントした物をスプレーのりで0.2mm厚のプラペーパーに貼って切り出します。曲線はこの後ヤスリを使ってラインをスムーズにします。


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スジ彫り用のガイドが出来ました。



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実際に彫る前に鉛筆でラインを入れて、位置・形状に間違いがないか、またイメージと違っていないかをチェックします。



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一か所忘れてました(^_^;)
フロントウインドウの前側にパネルラインがありますね。微妙にサイズを変えた物を作図して、イメージに合う物をガイドにしましょう。


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こんな感じです。


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実際に彫り始めます。
最初はニードルを使ってアタリを取っていきます。最終的には0.2mm幅のタガネで仕上げますが、いきなりタガネで彫ると小さいR部分が彫りにくいので、いつも最初はニードルを使っています。


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向きは違いますがこんな感じですね。


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リアのホイールカバーのスジ彫りはタガネではなくニードルで仕上げています。
ドアのように開閉する部分(割と隙間が大きい)とパネルの接合部分(隙間が小さい)でスジ彫りのニュアンスを変えたいのでこのようにしています。微妙な差ですがメリハリが効くと思います。


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スジ彫り完了しました。



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ここはキットでは省略されていた部分です。
接合部なので0.15mmのタガネで彫っています。

それにしても今回のスジ彫りは難しかったですね~。
ライン自体が独特なこともありますが、現代のクルマと違ってフェンダー部分が張り出しているのでボンネット等のスジ彫りの際、フェンダー部分が邪魔をしてタガネが入り難いんです。
今までで一番苦労したかもしれません(笑)

ボディの整形はまだまだ続きます(^_^;)


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Aピラーの形状がグダグダですね・・・。厚みも有り過ぎです。
ドア上部のサイドウインドウと接する面も厚みが有り過ぎで、このままではサイドウインドウを取り付ける時に苦労しそうです。接着面が丸見えになってしまいますね。
ドアの内側に接着しろを取りたいので、ここも修正しましょう。


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ドアは鉛筆で印を付けた部分を削って薄くします。


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ドア後ろ側のラインも乱れていたのでシアノンを盛り削りして修正しておきました。


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Aピラーはシアノンを盛り削りしてここまでシャープにしました。
いったん切り離してプラ素材などで作り直しても良かったんですが、強度と接合面の経年劣化を考えてなるべくキットの素材を活かす方法を取りました。


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ボディとリアフェンダーの境い目にあるこの弓状の部分。
良く見るとラインがガタガタで、左右対称も出てなかったので削り落として作り直す事にしました。


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こんな感じに削り取ります。ヤスリが非常に入り難いところなので、元のモールドを修正するよりあっさり作り直したほうが早いしきれいになるでしょう。


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余分な物を削り落とし、純粋にボディラインの流れが解る状態になりました。
これでようやく基本形状が整って来ましたね(^_^)

ボディの整形の続きです。


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前回書いたように基本形状は悪くないと思うんですが、細かい部分の形状の煮詰めが甘いように感じます。
例えば、このリアフェンダーの先端部分。
キットではゆるやかで無難なラインで処理されていますが、実車はこんな曖昧なラインではありませんね(^_^;)
エッジがきちんと立っていて、緊張感のある美しいラインになっています。



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下側の部分は少しえぐれたようになっていて、下側のエッジが立っています。
彫る部分に鉛筆で印を付けます。



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ヤスリで整形しました。右側の赤丸部分が修正済みのラインです。
メリハリが効いてきたと思いませんか?(^_^)


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別のアングルから。下側のエッジが立っているのが解るでしょうか?


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リアフェンダー前側のボディに繋がるラインもゆるやかになっていますが・・・、



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実際にはこのように内側がえぐれていて峰のエッジが立っていいます。(写真だとちょっと解りにくいですね・・・。)



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同様にフロントフェンダー後ろ側も一枚目の写真のようにエッジが立っていて、ヒレ(?)の部分も薄くなっています(二枚目の写真がキットのまま)。



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下側から見てもシャープさの違いが解ると思います。


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フロントウインドウ下側の肉厚がかなりありますね・・・。実車はフロントウインドウからもっと自然に繋がっていくようなラインです。しかもこのキットのボディは、ボンネット後端からフロントウインドウ下側までの距離が実車より短いようなんです。
厚みが有る事でさらに距離が短く見えてしまいますね。


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削り込んでこのようなラインに修正しておきました。

まだまだ修正する所がたくさん有りますね~(^_^;)

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