現場が始まる前も現場の途中も、そして、終わってからも何度もご飯をご馳走して頂いたりした、とても仲良くして頂いたクライアントさん。長い間お待たせした、手すりの取付をいよいよできるかな…と思いながら、今日のバレンタインデーに大好きな甘いチョコレートを持ってお伺いしたら、表札がなくなっていた。電気もついてないし、あれ⁉︎と思い、隣家のおばさん宅のインターホンを鳴らしたら、一年前に突然亡くなられた…との事。
聞き間違いかと思いながらも、どおりでなんの音沙汰もなかったこの一年。おかしいと思いながらも、忙しさで訪問もままならず、今日は少しだけ胸騒ぎがしていた自分に、もしかして、呼ばれたのかと思いながらも、ずっとほったらかしていた自分を悔やみ、しばらく涙が止まらなかった。
高齢のお母様が車椅子でも生活できるようにとリフォームをされたのだが、それだけではない。自分のこれからの人生が豊かになるよう、素敵な空間に包まれて生活していきたいとずっとお話されていた笑顔が忘れられない。
たった2年程しか住んでもらえなかったが、彼女の人生の終末に関われたこと、そして、リフォームをとても喜んで下さっていたあの笑顔が今では救いかな⁉︎
食べてもらえなかったチョコレート。
明日、M氏と二人で食べよう。彼女を思いながら…。

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