アトリエ倭 やまと・虎の巻き

木のおもちゃ工房・アトリエ倭の不定期日記。

しりとり

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言葉をつなぎ人をつなぐ遊び、『しりとり』のインスタレーションを
東京おもちゃ美術館さんに納めてきました。

お話しをいただいた昨年夏からず〜っと取り組んでいて
お正月休みもスッ飛ばして製作し、ついに今週の月曜日に取付け。
既存の箱に引き出しを入れ込むという構造にしたので
正直取付けの前の晩は眠れなかったりしましたが
コンマ単位で引いた図面と正確な仕事の進君のお陰で無事にピタリと納まりました。

この『しりとり』は、2007年のARTOY展の作品。
約10年後に、こんな風に美術館さんに置いていただけるなんて
思いもしなかったな〜。

しりとりって、小さなお子さんから年配の方まで参加できる遊びですが
クチに出した言葉は宙へ消えて行ってしまいます。
それを視覚化するというインスタレーションで
右の引き出しに入っている文字から言葉をつくり、大きなパネルに差し込んで行くシステム。
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文字は『あ』の段から『お』の段まで日本の伝統色で色分けされており
15×15マスの『しりとり』が完成すると大きなモザイクが生まれます。
みんなの言葉のモザイクで、美術館の壁を飾ろう!というコンセプトです。
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年代によって出てくる言葉が違ったり、時々たてに読んでも面白い言葉が生まれたり
言葉の面白さを再認識する遊びだなぁと、取付け後に美術館の方と一面埋めつつ思いました。
今回は、子ども達の言葉の世界が広がるようにと本棚に辞書も置いてあります。
最近はなんでもネットで調べちゃうけれど、紙の辞書をひく感覚って改めて良いなぁと思ったり。
これから、どんな言葉がつながっていくか、とても楽しみです。

おもちゃ美術館さんは2月10日までお休み。
11日からオープンで、しりとりも11日から遊べます。

そして我々、2月26日(日)に在廊致します。
以前つくった、別のインスタレーションの展示もする予定!
お子さん連れで一日遊べますし、大人の方もしっかり楽しめる美術館です。
お時間ありましたら是非〜。

 東京おもちゃ美術館さん。

 ブログでもご紹介いただきました。

ちなみに。
この日は現場仕事なのでツナギで頭にタオル巻いて行って、そのまま完成の記念撮影を。
相変わらず、写真が苦手で途端に挙動不審な我々。
結果、誰もカメラを見てないっつ〜ね?
ありがちなパターンね?
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在廊のポスターを美術館さんに貼りだすそうなのですが
我々の写真を見て来館者さんが減りやしないか、今から心配です。

森、なう。

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久かたぶりに、図書館へ。
資料を一冊だけ借りる予定が、両手に満載です。

今回は、児童書多めだな。
の割りに、キングとかもあるけど。
(IT、すごい好き。シャイニングも。)

年末年始、いつも大量に本を借りて活字中毒を癒すのですが
今年はガッツリお仕事してたから万年活字中毒です。
今夜から、チビチビ読める…かな。

本を読める時間が限られているので外すのが怖く
半分以上、読んだことのある本なのが情けない。
昔は背表紙で選んでたのに、その勇気が無いのよ。

でも一冊、『おいしい数学』ってのだけ丸っきりの初見。
『証明の味はパイの味』ってコピーに惹かれて借りました。

本を読むのは好きだけれど、授業としての国語は嫌い。
『この時の、主人公の気持ちを考えてみよう』とか、意味が分からない。
そんなの人それぞれだし、正解なんてどうやって付けるの?
と、小学生の頃から思ってました。

その代わり(?)数学好きです。
答えが一つって、潔い。
特に証明とか、ハァハァする。
『よって…』とか、言いたいタイプ。
感覚で生きている風だけど、つくるものとか考えることとか
全部に理由が欲しい性が、こういうとこに現れますね。

写真は自宅と図書館の間にある、お気に入りの森。なう。
コーヒー買ってきて、このまま落葉と活字に埋もれたいぜよ。

とか言ってないで、帰って仕事しま〜す。

えんぴつけずり木。

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明けましておめでとうございます。
…という挨拶も、もはや気が引ける1月6日。
本年も、どうぞよろしくお願い致します。

2017年、最初のお仕事は、新作のワークショップから!
地元の初雁木材さんで行われる『初祭り』にて、新しいワークショップします。

その名も『えんぴつけずり木〜!』(ドラえもん風)
文房具好きの貴方に贈る、新ネタです。

と言っても相変わらずのただひたすらにヤスルのですが(笑)
色んな樹種からお好きな三枚を組み合わせてボンドで貼り合わせ
そっからはヤスリだけ渡して放置プレー!
角をまぁるくしたりラインを入れたり、お好きにどうぞのシリーズです。
気が済むまで削ったら仕上げのオイルを塗って
金属の鉛筆削り機を固定して完成です。

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鉛筆って、ものづくり(絵描き含む)の最初の一歩な気がします。
どんなカタチでも、一等最初はスケッチするし。
そんなお供に、使えば使うほど味の出る『えんぴつけずり木』を。
じっくり時間をかけて、愛着の湧く一品を作ってもらえたら嬉しいです。

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個人的に、刃物のとこから出てくる自然の螺旋が大好きで
削ったのが出てくる様に、いつもハァハァしたりします。(変態)
ワークショップで作るのは持ち手が付くので握りやすく
さらに削るシーンが見やすいので、すこぶるハァハァします。(とても変態)

って、引かれそうな告知で危ないので以下、イベントの詳細!

***

初祭り

日時:1月15日(日) 10時〜15時

場所 初雁木材さん

***

屋外なので寒い事間違いなしですが(笑)こぞって遊びにきてくださ〜い。

***

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そんで今さらの年越しは、大晦日の夕方まで仕事して
元旦は日帰りで福島いって、ばぁちゃんに挨拶して
二日からガツガツ仕事してます!
※写真は、元旦の夕焼け。
初日の出では無いとこが、チャームポイント。

2017年は『デザイナーと職人のユニット』の、それぞれの柱を
もっと強くしていきたいなと思っています。
アトリエ倭と仕事して良かったってシンプルに思ってもらえるような
そんな仕事がしたいです。

ちなみに。
一段落したら、としまえんに行きたい。(心の声)
フライングパイレーツとかトップスピンとか、3回連続で乗りたい。
(進君は1回でダウン)
ああいうとこって、乗り物の耐性が同じレベルの人と行くべきよねっ!

としまえんを鼻先にぶらさげて、春まで駆け抜けま〜す!

ローラースケートパーク。

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大掃除をしないと決めた大晦日。
が、暮れてゆきます。

毎年、同じビューで撮ってたアトリエの写真も
今年はこのカオスっぷり!
作業台の上の板っぱち達を、三日までに塗装するのでありんす。

大掃除をしないといいつつ、さすがに気になって
アトリエの大きな窓だけ拭きました。
オザケンの『ローラースケートパーク』を聴きながらする窓拭きは
なかなか爽快であった。
自宅も水まわりとパソコンまわりだけ少し掃除して
心持ち、年末感。
今の仕事を無事に納めたら、キッチリかたを付けてやるっ!

ちなみに平年の大晦日は、こんなでした。

2015年・大晦日→
2014年・大晦日→
2013年・大晦日→
2012年・大晦日→
2011年・大晦日→
2010年・大晦日→
2009年・大晦日→

今年は、アトリエ倭のユニットとしてのそれぞれの役割が
少しづつカタチになってきたかな…って年でした。
そんで日本橋三越さんで発表した、『ものつくりの人のためのスツール』が
今年を象徴している気がしています。
品物になるまで半年以上かかったけれど、とてもワクワクする道のりでした。

それから今年は、作家さんとのコラボをたくさんさせていただきました。
こうしてオファーをいただく度に、新しいものづくりの世界を
覗かせてもらっている気がします。

さらにアトリエのオリジナル以外に
デザインして進君が作って会社さんに納めるお仕事とか
デザインして他の方がつくるお仕事とか
デザインして海外で生産のお仕事とか
なんか、色々したな…。

これから世に出るものもありますが、ずっと育ててた芽が
やっと開いたのかなと思っています。

***

工房からの風がメセナ大賞を受賞して、授賞式に呼んでいただいたのですが
その時に、作家群で、風のスタッフの皆さん宛ての色紙を書きました。
何を書こうかな…とずっと考えていたのですが、いざペンを持って色紙に向かったら
するすると、こんな言葉が。

 我が家には庭がないけれど、工房からの風に出逢って
 心の中に自分だけの庭が持てたような気がしています。
 毎日、少しづつ育てていきたいと思っています。

ちょとうろ覚えですが、こんな感じ。

自分の心の中の庭は、お日さまや雨や、楽しい事哀しい事
色んな感情で育っていくのだと思う。
怖がらずに向き合って、自分らしい自分だけの庭を
育てていきたいと思っています。

***

珍しく真面目風にしてみたところで、2016年のブログはおしまい。
今年もたくさん、作りました。
(現在進行形で、作ってます。)

『アトリエ倭と仕事してよかった』って、シンプルにそんな風に思ってもらえるよう
来年も、ワクワクすることたくさん考えるし作ります。

ではではこれから…恒例の本を読みつつダラダラ飲み。
進君は、先ほど買ってきた5キロ入りのミカンの箱に夢中です。

今年も面白かった。
アトリエ倭に関わってくださった、全ての方にお礼を。
今年もお世話になりました!
来年も一緒に、楽しいことしたいです!

皆さま、佳いお年をお迎えくださ〜い。

ヒゲとモジャモジャ。

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12月25日。
全国的にクリスマスですが、我が家においては結婚記念日です。
え〜っと…13回目?なのかな?

よく『クリスマスが結婚記念日なんてロマンチックですね〜』
なんて言われますが、我々においてはそんなロマンチック街道的なことでなく
『お互いの誕生日と、実家の家族の誕生日を覚えているので精いっぱいで
これ以上、記念日を増やしてたまるか!』
という、わりと切実な思いで選ばれた日です。
記憶力の問題?
世間が華やかで、なんか楽しいし。

その世間さまは3連休らしいですが、アトリエは通常営業中で
来年2月に某美術館さんに納めるインスタレーションの製作で
今年はお正月休みは無しです。
無しですっつ〜か、大晦日まで仕事して元旦と二日に大掃除して
三日から仕事。とか?
年末の進み方次第で、元旦も仕事の可能性あり!
相変わらずテレビの無い生活だし、年越しも静かで穏やかです。


今日で13年目の朝。
頂き物の甘いケーキをモサモサ食べる甘党の進氏に
淹れておいたブラックのコーヒーを勧めたところ
想定内に、アッサリお断りされました。

『甘いの食べる時は、苦いコーヒーで中和されてちょうど良くない?』
と一応提案してみたところ

『甘いの食べてクチの中が甘いから、いつもよりコーヒーも砂糖いれなきゃ甘さを感じない!』
だそうです。

…なんだか納得してしまった。
(悔しい)


冒頭は、某イラストレーターさんが描いてくれた我々。
ヒゲとモジャモジャにしてから、特徴がとらえやすいのか
良く似顔絵をいただきます。
今後も、ヒゲとモジャモジャをふっさふさで進んで行きたいと思います。
今夜から、主食はコンブ! ←(ウソ)

ではでは皆さま、佳い休日を。

ベリー・メリー・クリスマス☆

日記。

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何年か前から、日記を付けている。
…割と、病的に(笑)

自分の日記には、感情はほとんど出てこない。
時系列に一日のことを淡々と書いていくだけの日記。

例えば
朝何時に起きて、朝ご飯は何を食べて
何時から仕事をして、どんな作業をして
お昼は何を食べて、食後に何を飲んで
午後は何の作業をして、どんなメールをして
何時にしまって、どこに買物に行って
お風呂に入って、晩ご飯は何を作って
そのあと何時まで仕事をして、何時に就寝。
みたいな。

日記というより、日誌に近いのかもしれない。
書くというより、保存に近いのかもしれない。
毎日を上書き保存して確定していく、みたいな。
そんな感じ。

だから何かの拍子に日記をつけなくて、2日分とか溜まっていると
とても落ち着かない。
昨日の記憶の方が鮮明だけれど、まずは一昨日を書いて
その次に、昨日。
そうやって毎日を、上書き保存していく。

日記って、なんの為に書いてんのかな。
とかこないだ思って。

そしたら、忘れる為に書いてんだなって、分かった。

毎日はどんどん過ぎていって、考えなきゃいけない案件はどんどん増えて
すぐに頭の中がいっぱいになっちゃうから
忘れてもいいように、書いてどんどん忘れて隙間を増やすために
日記を書いてるんだと思う。

よく『忘れないように手帳に書いておこう』とか言うけれど
あれは逆で、忘れてもいいように、手帳に書いてんだと思う。
だって本当に大切なことは忘れないから手帳に書かないでしょう?

日記も同じで、日々の些細なことを忘れる為に書いていて
忘れちゃいけない、気持ちのことは何も書かない。
忘れないように、書かない。

なんか。
日記に書かない大切な気持ちとかが、これから増えてくといいなとか
今日の日記を書きながら、思いました。

冬の贈り物展。

新作2点 (`_´)ゞ (`_´)ゞ

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一つ目は、来年の干支の酉を象嵌した、葉書を入れる箱です。
年賀状とか、その年の写真とか、約100枚収納できます。
今年から12年、干支が一回りするまで作ろうかなと画策中につき
スタッキングもできるようにしてみました。

年賀状って、毎年宛名も手書きで
必ずその方に向けた何か一言入れなきゃ気が済まない身としては
いただいた年賀状もきちんと取っておきたい派。
そんな気持ちごと、その年の始まりの記憶として取っておけるといいな…
ってとこからデザインした箱です。
12年後は何歳なんだっけか?とか数えちゃうとこが情けないけど
干支がぐるりと揃ったら、なかなか壮観な気がしています。

酉年は個人的に、トサカがとんがっててパンクでロックなとこが
お気に入り(笑)
来年も、パンチの効いた年賀状が届くといいな〜。
そしたら試作の箱に、すかさずしまってやろうと思っています。

***

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もう一つは、アクセサリーを掛けるツリーとトレイ。
『花梨のある庭』というタイトルです。

花梨(カリン)という赤い樹種で作った木と
白いメープルの材で作った小さな庭のセットで
ご自身のアクセサリーで花を咲かせ実をつけていただく
というコンセプトで考えました。
そんで個人的に今、『庭』って言葉がお気に入りなので
タイトルにそのまま使っちゃった。

この木のデザイン、今まで違う樹種作って展示の際に使っていたのですが
『これ、売ってるの?』と、あちこちでお声掛けをいただきました。
その度に『ディスプレイ用で…』と言い続けてきたのですが
この度満を持して新作に。(おおげさ!)
品物にするにあたりコンセプトを練り直して庭をつけ
さらに『花と実を…』という想いから樹種を花梨にしてみました。
花梨は初めて使ってみましたが、赤の木目が美しくて
装身具も映える気がしています。
皆さん、どんな花を咲かせ、実をつけてくださるかな〜。

両方とも、週末から始まる『冬の贈り物』展にて初披露致します。
クリスマスプレゼントにも、お年始の贈り物にも喜んでいただけるかな
とか思っています。

***

冬の贈り物展は、12月9日(金)から21日(水)まで
大森の『Gallery-FIRST LIGHT』さんにて。
詳細は、コチラ (=゚ω゚)ノ
Gallery-FIRST LIGHT


今年、最後の展示です。
お立ち寄りいただけたらモジャモジャヘアーも
パンクでロックにとんがる予感しかしない。

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スナフキンとシップ

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第14回、工房からの風、無事に閉幕しました。
ちゃんと今の気持ちを一つ前のブログで真面目に書いて一区切り。
したあとの番外編!

今年の工房からの風、直前にパーマをかけて気合いのモジャモジャで挑んだのですが
前々日の設営があまりに寒くて、スナフキンみたいな帽子を装着してたところ好評で
当日の二日間も終日スナフキンで、おりました。

そのスナフキン、アトリエから荷物を積み込む時にか、会場に降ろした時にか
久しぶりに腰をやってしまい、前日の夜にはピリピリするくらいの痛みが(汗)
シップを買って帰りたかったのですが予約していたホテルがある駅はなかなか味のある風情で
大きなドラッグストアとかは無く、着いた時間も遅くって
(金曜ロードショーのカリオストロが、もう終盤だった)
小売の薬局も、こぞって閉店済。

ス、スナフキン、ピ〜ンチ!


先に食事を済ませていた進君に『申し訳ないけどシップを買ってきて〜』って頼んだところ
近所のセブンに買いに行ってくれることに。
これでなんとかなるかな?って期待していたらあっさり電話が来ましたよ。


『冷えピタしか無いじょ?』


冷えピタ (=゚ω゚)ノ
それじゃムリぽ (=゚ω゚)ノ

翌日から始まる本展を走りきれるか不安で
結局進君が、隣駅のドラッグストアまで行ってくれることに。
もう、ツルツル頭から後光が射して見えました。


感謝のうちに冷えピタでなくシップを貼って寝たお陰で、翌朝には回復し元気に会場に!
着いたのですが、そっから怒涛の設営で、壁を立てて机を並べてワークショップの道具を出して
テントが整ったころには、腰はまた昨夜と同じピリピリ状態に。

ス、スナフキン、またもやピ〜ンチ!


10時のスタートの前に、慌てて腰にまたシップをペタリ。
シップしながらワークショップなんてしたことないけど、試してみるしか道は無いのです。

そっから…現地にいらっしゃった方はご存じかと思いますが
ワークショップは常に満席で、テントの外にもお並びいただく状態。
受付と、作り方の説明や道具の使い方などお伝えする度に
スナフキンは腰をかがめたりしゃがんだり、もう大忙しでした。
腰に貼った、シップの存在も忘れるほどに。

あのシップっつ〜のはねぇ、皮膚にペタリとするもんでねぇ
そらぁ動けば動くほど剥がれていくわけですわ。

あれはそう…お昼頃だったかなぁ〜。
道具の説明をして立ちあがり、テント内を少し移動した時に
背後に『ぽさ』って軽い音が。

ん?
ぽさっ??

振りむいたスナフキンの目に飛び込んできた白いもの。
それは腰から剥がれたシップなの。

あ。
それ、アタシのです (。-_-。)
(スナフキン、心の声)

幸い皆さん作るのに夢中だったので誰にも気が付かれなかった(と思う)うちに
ササっと拾ってゴミ箱にダンクシュートしましたが
今年の工房からの風で、スナフキン最大のピンチでした。

嗚呼、お母さん。
やはりワークショップ中にシップを試すなんて、無謀だったのでせうか。

ここでスナフキンの名言を一つ。


『何か試してみようって時には、どうしたって危険が伴うんだ。』



…本当です!



ちなみに。
撤収が終わった月曜日、17時間くらい寝てたお陰で腰はすっかり回復しました。
みなさんも、ワークショップ中のシップの使用はお気を付けください。
そんでカリオストロはやっぱり面白くて、最初っからぜんぶ観たいなう。

第14回 工房からの風

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第14回、工房からの風、無事に終わりました。

今年は春から風人として関わらせていただき、会期の二日間もだけど
それまでの時間が、いっぱい自分の中に風を吹かせてくれたなぁと思います。

なんだかまだ全然、気持ちも言葉もまとまらないのだけども
あの場所にいて、出展者の皆さんやお客さまと風を感じられたことに
ただただ今は、心がじんわり柔らかくなっています。

***

『工房からの風』というタイトルを、自分は特別に思っていて
すごく多くのものを含んでいるし、こちらに投げかけるものがあったり
ずっと前から、そのずっと先まで続いていくような
繋がりとか流れみたいなイメージを持っていて
今さらだけど『工房からの風』という言葉に、とても惚れています。

そこから派生した、去年の『風のカケラ』だったし
今年の『風のイレモノ』だったし
ただそれは、自分だけで想っていてもカタチにならなくて
それに呼応してくださるお客さまがたくさんいらっしゃる
あの場所だから出来るんだなと
ワークショップの説明をする度に思っていました。

普段のワークショップとは全然違う観点で考えたり伝えたり共有したり
自分も成長させてもらっているなと毎年思います。

***

その『風のイレモノ』もお陰さまで好評で、10時のスタートから常に満席で
沢山の方に参加していただけました。
今年はカンナや鎌毛引きや目立てヤスリや、木工の道具に触れていただけたことが
昨年より一歩進めたかなとか自分達なりに思っています。
あの二日間の風を封じ込めた100個のイレモノ達が
気持ちの佳い風を、またふわりと吹かせてくれていたら嬉しいな。
ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました!

***

番外編もあとで書きますが、なんだか一つ、書いて気持ちがおさまった。
仕事場の窓から空を見ながら、あの輝くような二日間が本当にキラキラしていて
ついこないだなのに遠いみたいな、まだ不思議な気持ちです。
出展者さんを見送っている時、皆さんすごく気持ちの佳い表情をしていて
それだけが、もうずっと、ぜんぶ嬉しい。

今年出逢えた皆さんに、深くお礼を。
本当に、ありがとうございました。

風のイレモノ。

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今年も、工房からの風でワークショップします。

昨年の『風のカケラ』に続き、今年は『風のイレモノ』。
工房からの風の会場に吹いている『風』を持ちかえるための
イレモノをつくるワークショップです。

***

一年前。
工房からの風に初めて風人として関わらせていただいて
改めてこの展覧会の想いの深さや豊かさに
心が揺さぶられた日々でした。
当日の二日間、ワークショップの合間に会場をウロウロして
出展者の皆さんやお客さまの気持ちのよい表情と
お互いに何度も『ありがとう』を伝え合っていることになんだか感動してしまって
歩きながら一人でポロポロ泣いてました(笑)

あの日、会場に吹く風が本当に心地よくて、暖かな流れが目に見えて
これを残したい!と思ってたくさん写真を撮ったのだけど何か足りなくて
この風をそのまま持ち帰れたらいいのにな…
と思ったことがずっと心に残っています。

***

からの、『風のイレモノ〜!』 
(ドラえもん風に)

また相変わらずの、ただひたすらに磨く!磨く!磨く〜!のシリーズ。
最近、この木を磨くだけってのが自分の中で流行っています。
角を丸くしたり、ラインを入れたり、好きなだけ磨いていただいて
オイルを塗って仕上げます。
最後に、透明のアクリルの蓋に取っ手の革ヒモを付けて完成です。

今年は100人分、樹種は4種ご用意しました。
トチ、タモ、マホガニー、ウォールナット。
それぞれに、香りも硬さも違います。
そのへんも、楽しんでもらえたらと思います。

***

掌に納まる自分だけの小さなちいさなイレモノに
その日の風を封じ込めてもらって。
持ち帰ってからは例えば子ども達だったら
ニッケ鎮守の杜に落ちているドングリを入れてもらったり。
大人の方は工房からの風の作家さんのアクセサリーケースとして。
ご自宅で開ける度に今年の風がよみがえる
自分だけの小さな宝箱みたいになれたら嬉しいな、と思います。

第14回『工房からの風』は、いよいよ来週末
10月15日(土)16日(日)
ニッケコルトンプラザ 屋外会場にて。
今年の出展者さんの紹介も、続々と上がっています。

工房からの風

気持ちの佳い風が吹く会場で、お待ちしております。
プロフィール
香田・オット
おもちゃを作るひと。

香田・ツマ
おもちゃを考えるひと。
このブログを綴るひと。
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