真我に出会って
私に起きた奇跡は、思いもしなかった実父に出会えたことです。
なんだか母の産道を行くようなそれは私の旅でした。




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2017年2月
いよいよ母の受講の日•••

母はいつもと変わらず、同じ時間に起きて朝食を作ってくれました。

私は、母の作る赤だしのお味噌汁が大好きで、美味しくいただくことができました。

いつもと同じ状況にしようと、私の提案で、母の講座受講の前に父と母と一緒にモーニングコーヒーの喫茶店に入ることにしていました。


私の運転で、名古屋支部に向かう途中、車内での母との会話は、いつもと変わらずたわいもないことでした。


モーニングコーヒーの喫茶店が近づいた時、私は今回の講座の受講料が17万円だということをさり気なく話したのです•••

案の定、母はびっくりして大声をあげて、そんな講座は受けられない!というような言葉を発したのですが、私はとにかく最高のものだということを伝えました。



喫茶店に入ってからは母も受け入れて、講座受講を待つばかりとなりました•••



名古屋支部の会場前に車を止めて、中に入っていく母の後ろ姿を、私はただただ見届けたのです•••


それからは、私と父( 養父 ) との長い時間となりました•••


もう、一人では行動できない父に心も寄り添いながら、父とのドライブを楽しみながら、実家に向かいました•••



その時私は、ふ〜っと思いました•••


2年前の実父との講座受講の時、受講そのものよりも、むしろ、ホテルへの移動時や食事、ホテルで過ごす時間等、その介護するような寄り添うことが、色々と手がかかり大いに実父と密接にかかわったのであり、私自身が、体も心もヘトヘトになったのでした•••


その時と同じように、私は今、養父にも、かかわらせてもらってるんだと思ったのです•••


私の二人の父に、どちらも同じように、寄り添って密にかかわらせてもらったのです!



2年前に私は実父と一緒に、未来内観コース、宇宙無限力体得コースを受講しましたが、その後、実家の父 ( 養父 ) が、脳出血で倒れた時、私はまるで養父が、自分の方とももっとかかわって欲しいというメッセージを放っているような気がしたのです•••


実際には日々、母が寄り添っているので、私は直接的にはあまり養父とかかわることもなかったのですが、この母の受講の機に、このような形で私は養父に密にかかわることができたのです!


養父は、脳出血の症状は軽くて麻痺が出ることもなかったのですが、ここのところ、認知症がかなり進んだようで、とにかく一人にはしておけない状態なのです。



父が、家着に着替える時、私は裏返った父の洋服を自分で表に返させ、自分一人でズボンを履く時も、母には甘える父を、私は厳しく見守った時、私の中から、何だか懐かしい私の熱い思いのようなものが、湧き出てきたのを感じたのです•••


父の動作は、時間がかかるものの、一人で取り組む姿をじっと信頼を持って見続けるその時間の尊さ•••


以前、私は特別支援学校 ( 養護学校 ) で子どもたちの生活指導において、その子が着替える姿をじっと信頼を持って、見続けた遠い日の私の熱い思いが、蘇ってきたのでした•••



父が取り組むその時間に、一瞬、深い感謝の思いさえ湧き上がってきたのです•••


けれど、その後、なんとも不甲斐ない父の言動に、声を荒げる私を見ながら、何度も自分を見つめる貴重な時間ともなったのです•••


お父さん、ごめんなさい•••

お父さん、ありがとう!!



父と夕食を済ませ、名古屋支部まで、父とドライブをしながら、母を迎えに行くことができました•••





比較的、落ち着いた面持ちで母が、一日目を終えて帰ってきました•••


私はなるべく何も聞かずに、黙っていましたが、母の方から、少しずつ、少しずつ話してくれたのです•••



あ〜そうでしたか•••

午前中の時点で、訳がわからず皆の前で、帰りたい!と、言ってしまった!と、母が話してくれたのです!


母は、そんなことを言ってしまった自分に、ちょっと驚いているようだったのです!

皆の前で、そんなことを言える母だったのです!


私は、そんなことも、隠さずに言ってしまった母が、すごい!と思いましたし、私にもそれを話してくれて、逆に、嬉しくなりました•••


また、皆さんが、真我が開いて大泣きして号泣しているのを聞いて、しらけてしまったと話してくれて、私もそうだったよ!と、言ってあげることができたのです•••



それから、帰宅してから、母が書き綴った用紙を、見せて!!と私は思わず言ってしまったのですが、なんと母は、いやだよ!と言って見せてくれなかったのです•••


私は、そうだな!!と思って、諦めたのですが、その後、おもむろに母は私に、OKをもらった用紙を恥ずかしがるわけでもなく、全部、見せてくれたのです•••


おばあちゃんと、父 ( 養父 ) で書いてあって、びっくり!


午前中、帰りたい!と言った母は、それでも、午後から夜、最後までがんばって取り組んだようで、よかった!とにかく、よかった•••



今日、二日目の母は、どんな風になるのかしら•••


自分の心に触れることを、避けてきた母ですが、真我に出会えて、ただただよかった!

よかった•••

すべて、夢のようです•••


すごい!すごいです•••



二日目の今日も、とてもとても楽しみです•••



ありがとうございます•••







                           つづく


 



     


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