本日のトピック(最前線情報)

岡地(株)東京支店投資相談部の川原忠夫が相場の分析を致します。商品業界に身を置くこと四半世紀、相場界の酸いも甘いも噛み分けた豊富な経験を生かし、ファンダメンタルを重要視しながら、的確且つ最新の情報を発信してまいります。尚、情報に関しては正確を期するように最善を尽くしておりますが、内容の正確性を保証するものではありません。利用にあたっては自己の責任の下で行うと共に売買の判断はお客様ご自身で行なってください。

離脱巡る英国内の混乱に通貨ポンド急落

おはようございます

【金融・為替】
英国ではラーブEU離脱担当相の辞任が伝えられ、メイ首相の不信任案も取りざたされて通貨ポンドが急落しています。ユーロはポンド下落に連れて下落する場面も見られましたが、その後は反発に転じて1.327ドルと前日よりも小幅ながら堅調に推移、ポンドは各国通貨に対して大幅な下落となり対円では148円近辺から3円近い急落の145円前後で推移しています。ドル円は113円60銭前後でで推移、株価の反発もあり円売りの動きとなり、ドル指数は97.0ポイントとほぼ前日の水準にとどまる小幅な値動きとなっています。ダウ平均は2万5289ドル(+208)に5日ぶりに反発に転じ、10年債利回りは3.118%と小幅値動きとなっています。

【石油市況】
原油は56.46ドル(+0.21)と小幅ながら続伸していて、原油在庫の増加も製品在庫の減少を材料視、OPECの減産報道もあり急落に対する修正場面となっていますが、力強さには欠ける動きとなっています。

【貴金属市況】
金は1215.0ドル(+4.9)に続伸する動きとなり、今週は一時1200ドルを割り込む調整場面が見られたものの、値ごろ感に支えられる展開となっています。今週は株価の下落に対して安全資産として買いは限定的だったものの、米中の貿易摩擦や米中間選挙で下院を民主が勝ち取るねじれ議会、更に英国のEU離脱への不透明感など、限定的ながらもETFが増加していることから金への指向自体は継続されているようです。本日の円換算は4415円前後になります。

【穀物市況】
穀物市場は大豆、コーンともに小幅に続伸していて産地の寒波予想が引き続き押し上げ要因となっています。

株価4日続落に金は反発

おはようございます

【金融・為替】
英国のEU離脱交渉官の暫定合意は英国議会でも了承されました。本日メイ首相から合意内容の説明が行われ英国内の理解が得られると、EU側はこの月末に臨時の首脳会談を開く予定です。ダウ平均は連日の下落の反動もあり一時200ドルを超える反発を見せたものの、その後は中国景気の減速や原油市況の低調、更に一部アナリストがアップルの投資判断を引き下げたことから下落に転じ2万5080ドル(−205)に4日続落して引けています。ドル円は113円60銭前後で推移していて、株安の流れからじりじり円が買われています。ユーロは前日に続きポンドの続伸に連れて上昇し1.130ドルに続伸し、ドル指数は97.0ポイントに小幅に続落しています。10年債利回りは3.120%に低下しています。

【石油市況】
WTI原油はようやく反発に転じ56.25ドル(+0.56)で引け、OPECが140万バレルの減産を協議していると報道され、トランプ大統領の減産牽制も市場予想の100万バレル減少から減産幅を拡大していることから上昇する動きとなっています。

【貴金属市況】
ドル高の動きに押される展開が続く金ですが、本日はドルがやや軟化に転じたことや、株安のリスク回避の動きが続いていることから反転上昇に転じて1210.1ドルで引けています。本日の円換算は4410円前後になります。今週は一時的に1200ドルを割り込む動きも、大台割れには値ごろ感もあり持ち直しています。

【穀物市況】
穀物市況は大豆、コーンともに反発に転じ、コーンベルトの冷え込みによる寒波の報に反応を見せています。

ダウは戻り鈍く100ドルの続落

おはようございます

【金融・為替】
一部報道によると米中の貿易交渉が再開されたことから前日に急落したダウ平均は浮上する場面が見られましたが、戻り基調は長くは続かず下落に転じ2万5286ドル(−100)に続落しています。株安環境のなかで円買いの動きは意外にも限定的なもので本日も一時114円10銭台までの円安局面も見られ、現在113円85銭近辺で推移、一方でユーロは1.128ドルまで反発し、ドル指数は97.1ポイントに反落しています。米10年債利回りは3.143%に小幅低下しています。

英国とEUの離脱交渉が交渉官レベルで暫定合意に至ったようで、英議会は本日臨時閣議を開き次のステップに向かうと伝えら、これにより英ポンドが急伸しユーロも連れ高しています。米国では国土安保長官の解任報道があり、同長官を支持したケリー大統領補佐官の辞任につながる可能性も伝えられています。

【石油市況】
原油相場は55.69ドル(−4.24)に大幅に続落して約1年ぶりの安値を示現し、引き続きトランプ大統領がサウジの減産を非難する口先介入を嫌気する動きが続き、シェールの増産や、サウジによる記者殺人事件で求心力が低下していることなども伝えられています。

【貴金属市況】
前日に続落した金は欧州時間でユーロ安・ドル高が進んだ時間帯に一時1200ドルを割り込む場面が見られましたが、その後英EU合意からポンド高につられてユーロが反発に転じると金も戻りを試すも1205ドル台で戻りいっぱいとなり1201.4ドル(−2.1)に小幅ながら続落して引けています。前日に下落の中でETFに資金が流入したこともあり、大台は引け値ベースでは辛うじて維持されました。本日の円換算は4380円前後になります。

【穀物市況】
穀物市場は大豆が続落し、コーンも反落に転じ小麦の下落の影響も見られ、収穫時期の上値の重い展開が続ています。

ドル指数年初来高値更新に金は続落

おはようございます

【金融・為替】
ベテランズデーの休日で政府機関や債券市場は休場ですが、株式、商品市場は通常通りの取引です。先週は中間選挙のイベント通過からダウは週間で700ドル上昇しましたが、週明けの株価は急反落して2万5387ドル(−602)に大幅に続落するリスク回避の展開となりました。新アイフォーンの売れ行き不振からアップルが急落にして連れてハイ的株が下落、金融でも旧政権が私腹を肥やしたとされるマレーシア政府系ファンドの運用にゴールドマンサックスのCEOが関係したとの報から同社株も急落しています。ドル円は欧州時間に一時114円20銭まで円安進行も、その後の株安から円は買い戻されて113円80銭近辺で推移、ユーロは米株安や伊の予算案・英離脱を巡るEUへの先不透明感もあり1.122ドルに大幅続落し、ドル指数は97.5ポイントと10月末の高値を抜き去り1年5か月ぶりの高値を示現しています。

【石油市況】
原油はサウジなどの産油国が減産の意思を示したことから、アジア時間では一時61ドル台まで急反発する場面が見られましたが、トランプ大統領がOPECの減産を否定する発言から反転下落に転じ59.93ドル(−0.26)に11日連続安となり、終値ベースでの60ドル割れは今年2月以来9か月ぶりの安値になります。トランプ大統領はOPECの価格維持のための減産を批判し、カリフォルニアの山火事に関しても地盤とする民主党のせいに責任転嫁しています。

【貴金属市況】
金はアジア時間に原油も反発もあり1212ドル台に戻す場面も見られたものの、欧州時間にEU筋から英離脱交渉の不十分な情勢が伝わると英ポンドが急落し、連れてユーロが下落してドルが急伸したことから下落に転じ1203.5ドル(−5.1)に続落しています。株安のリスク回避の動きもドル相場の高値更新の動きに、辛うじて1200ドルは維持したもののじりじりと値を消す冴えない動きとなっています。本日の円換算は4380円前後になります。

【穀物市況】
穀物市場は大豆が中国との貿易摩擦の問題を嫌い続落し、コーンは小反発するまちまちな値動きとなりました。

サウジの減産報道に原油価格は動意するか

おはようございます

週明け12日の米国市場は「ベテランズデー(退役軍人の日)」で政府機関と銀行(為替)は休み、株式と商品市場は通常通りの取引となります。

イランへの米国の制裁により原油の先行きの供給不安から10月初旬には一時77ドルに接近した原油価格ですが、日本を含めた8か国への輸出の例外適用や、OPECの増産や米シェールの増産による先週は一時60ドルを割り込み10営業日連続安の急落に見舞われています。危機感を強めたサウジを始めとしたOPEC加盟国は急遽UAEで会合を開き、会合後のサウジアラビアの当局者からは来月には50万バレルの減産を開始すると発言し、原油価格急落の危機感が表面化しています。


米国のシェールオイルの増産が脅威となり昨年は40ドル台中盤まで軟化した原油価格ですが、昨年末からOPECの減産に加えて、トランプ政権の中東政策が原因となり緊張をもたらし、さらにイランへの原油の禁輸措置から70ドル台に上昇した原油相場は産油国の財政事情を大きく好転させることに寄与したものの、さすがにこのところの下落に産油国が耐え切れない状況となり、今後は価格の下支えに躍起となると見られます。

今週もよろしくお願いします!

利上げが蒸し返され株・商品がほぼ全面安に

おはようございます

週末の市場は前日に開かれたFOMCで12月利上げの可能性がほぼ確実視されることを改めて嫌気する展開となり、前日までのリスク選考の動きが一気に後退する局面となりました。前日には12月利上げを織り込みながらの動きと思われましたが、市場は時間差で改めて金利上昇を嫌気する動きとなりました。

ダウ平均は2万5989ドル(−201)と2万6000ドルの節目を割り込む値動きとなり、利上げを意識する動きとともに中国上海株の下落に見られるように貿易摩擦背景の中国経済への懸念も再び頭をもたげているようです。

通貨では円とドルが買われる展開となり、ドル円は前日に一時114円台乗せも113円80銭近辺で引け、ドル指数は96.8ポイントに続伸して引けています。ユーロは1.133ドルに大幅に続落し、商品市場でも原油相場の10日続落の影響もありカナダドル初め新興国通貨の下落が目立っています。10年債利回りは3.188%に小幅に低下しました。

商品市場では前出のように原油が60.19ドル(−0.48)に続落し、サウジ政府がOPECが解散した場合の研究を始めたとの報を嫌気する動きとなっています。金はリスク回避時の安全試算として買いは本日見られず、ドル高や来月のFOMCでの利上げの動きを嫌気する売り物に押されて大幅反落し1208.6ドル(−16.5)で引けています。このところ米国債とともに逃避買いが復活する動きも見られましたが、本日は再びドル高を嫌気する動きが再発するものとなりました。週明けの円換算は4410円前後となり仕切りなおしとなります。商品市場の下げは原油や金にとどまらず、本日は幅広く売られる展開となりました。

よい週末をお過ごしください!

12月利上げ確実視からドルが堅調

おはようございます

【金融・為替】
中間選挙の結果に沸く米国市場のなかでも、本来波乱はないと見られたFOMCは政策金利を予想通りに2.00%〜2.25%に据え置きとしました。但し、声明文は「更なる利上げが正当化される」と改めて言及し、12月18〜19日の次回FOMCでの利上げがほぼ確実視される状況となっています。これを受けて10年債利回りは3.232%に上昇し、ドル相場も堅調な動きとなりました。ドル円は一段のドル高・円安が進み114円台に入り現在114円05銭前後で推移、ユーロも1.136ドルまで下落し、ドル指数は96.6ポイントに急反発しています。ダウは午後にマイナス圏に沈む場面も見られましたが、引け際に持ち直し+10ドルの2万6191ドルと4日続伸(但しナスダックとS&P500は下落)しています。ドル高を嫌うトランプ大統領のFRBへの牽制発言が今後増していくものと推測されます。

【石油市況】
原油は60.67ドル(−1.00)に9日続落し、60ドルの大台割れが迫る水準となっています。引き続きイラン制裁への例外を認めたこと、他の産油国の増産体制、そしてひざ元の米シェールの増産体制等を嫌気する動きで投機筋の売りが重石となっています。

【貴金属市況】
金はドル高進行の動きに抗し切れずに反落に一時1220ドル前後まで下落も、その後は反発に転じて1225.1ドル(−3.6)で引けています。今週も売り方ファンドの手仕舞い買いが下値を支える展開が続いていますが、さすがにドル高の動きが上値の重い展開を強いています。本日の円換算は円安フォローに4470円前後になります。

【穀物市況】
穀物市場は大豆が小幅に続落し、コーンは小反発する動きも値動きの幅は限定的なものとなっています。

ねじれより大イベント終了にリスク選好継続に

おはようございます

【金融・為替】
既報の通りに上院は共和、下院は民主が取りオバマ政権の1期目いらいの「ねじれ現象」となりました。今後のトランプ大統領の政権運営に支障がでることは疑う余地のないところですが、逆に政策の実行を下院の民主党が邪魔するとの逃げ道を作ったもいえます。ねじれは市場の予想通りということもあり、むしろ不透明な大イベントが終了したことから市場はリスク選好の動きが続き、ダウ平均は2万6180ドル(+545)に大幅続伸して10月9日以来の2万6000ドル台を回復しています。

ドル円は下院で民主党の勝利が伝わると一時113円を割り込む場面も見られましたが、株高のリスク選好となったことからドル買いが復活して113円60銭前後で現在推移し直近の円の安値を更新しています。ユーロも一時1.15ドルに接近する上昇後に反落し、現在1.143ドル前後で推移しています。10年債利回りは3.213%と小幅な動きにとどまっています。

【石油市況】
原油は61.67ドル(−0.54)と8日続落し一時は株価に連動する動きも見られましたが、現状は見る影もない状況となっています。週間の原油在庫が予想外に増加したことや、米エネルギー情報局(EIA)によると米原油生産量が大幅に増加していることに反応を見せています。

【貴金属市況】
金は下院での民主勝利からドル安が進行し一時1240ドルに接近する場面も見られましたが、前日の高値に届かなかったことやドル安が一服したこと、更に株高のリスク選好に押されて軟化し1228.7ドル(+2.4)と小反発にとどまっています。本日の円換算は4460円前後になります。

【穀物市況】

国も市場は大豆、コーンともに続落する値動きとなっていて、農務省需給報告を控えて神経質な展開となっています。

選挙結果待ちも株価はリスク選好に続伸基調

おはようございます

【金融・為替】
日本時間の昨日の午後から米東部から投票が開始され徐々に西海岸へと移ります。大勢は本日の午後となりそうですが、焦点は下院の結果に絞られてきているようです。ドル円は113円45銭近辺へと円安・ドル高が進行し、株高のリスク選好の動きや長期債利回りの上昇がドル買い要因となっています。ユーロはNY時間序盤に反発も上値は重く1.141ドルと小幅続伸し、円に対して強含みのドルもユーロ比率(6通貨中57%を占める)の高いドル指数(INDEX)としては96.2ポイントに小幅に続落しています。10年債利回りは3.214%に上昇しています。

【石油市況】
原油は62.21ドル(−0.89)に続落していて、引き続きイラン産原油輸出の例外適用から原油輸出が継続していることや、他の産油国の増産観測に上値の重い展開となっています。

【貴金属市況】
NY金は取引序盤に対ユーロでのドルの下落に一時1237.8ドルまで反発するも、その後はじりじりとユーロが軟化してドルが堅調に推移したことや、株高・金利高もあり下落に転じて1226.3ドル(−6.0)に続落して引けています。本日の円換算は4465円前後になります。

【穀物市況】
穀物市場は小動きに終始して、大豆は小幅続落し、コーンは小反落しています。

中間選挙待ちモード

おはようございます

【金融・為替】
翌日に投票を控えた週明けの米国市場はダウ平均が2万5461ドル(+190)に反発し、イランへの制裁第2弾発動もリスク回避姿勢となならず比較的落ち着いた取引となりました。為替は対円で113円20銭と株高もあり円を買う動きは限定的となり、対ユーロでも1.140ドルと小幅な動きととどまり、ドル指数は96.3ポイントと前週末比では小反落しています。10年債利回りは3.203%に小幅に低下しています。中間選挙の投票は日本時間の本日昼頃から西海岸の地区から始まり、明日の午前中まで続き、大勢判明は明日の昼から夕方にかけてとなりそうです。上院はほぼ共和党で決まりですが、下院の行方が最大関心事となります。

【石油市況】
原油は63.14ドル(−0.04)に小幅に続落していて、イランへの制裁に関して日本などの原油輸入の例外を政府が正式に発表したこともあり、需給ひっ迫が限定的なものになることから上値が限定的なものとなりました。

【貴金属市況】
金はドル相場が小反落も株高のリスク選好の動きもあり、上値の重い展開が続き1232.3ドル(−1.0)に小幅に続落して引けています。米中の貿易摩擦に代表されるようにトランプ大統領の政権運営の危うさに対して、金融市場は徐々に不透明感を強めていることが現状で、これまで蚊帳の外に置かれていた金に対して徐々に安全資産として見直す動きが生まれていて、ドル高進行の動きとなってもその存在意義を示す動きも見られます。本日の円換算は4465円前後になります。

【穀物市況】
穀物市場は大豆が小反落も、コーンは小幅に続伸するまちまちな展開となっています。
相場に対する考え方
相場の世界は人間社会の縮図であり、より大きな視野に立つことが成功の秘訣です。ファンダメンタルを最も重要視し、商社や地場情報を取り入れながら、既存の見方にとらわれない独自の観点から、相場動向を分かりやすく解説し分析してまいります。
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