本日のトピック(最前線情報)

岡地(株)東京支店投資相談部の川原忠夫が相場の分析を致します。商品業界に身を置くこと四半世紀、相場界の酸いも甘いも噛み分けた豊富な経験を生かし、ファンダメンタルを重要視しながら、的確且つ最新の情報を発信してまいります。尚、情報に関しては正確を期するように最善を尽くしておりますが、内容の正確性を保証するものではありません。利用にあたっては自己の責任の下で行うと共に売買の判断はお客様ご自身で行なってください。

恒大リスク後退に株高・債券安・金安に

おはようございます

【金融・為替】
ダウは大幅続伸し3万4764ドル(+506)に、ナスダック総合指数は1万5052(+155)に3日続伸、S&P500市場も4448(+53)に続伸して総じてリスク選好の一日となりました。為替市場はドル円は110円30銭近辺にドルは続伸し、ユーロは逆に1.173ドルに反発、ドル指数は前日の93.4から93.1ポイントに小反落しています。米10年債利回りは1.435%に7月初旬以来の高水準に上昇しています。

中国・恒大グループが社債の利払いを国内向け分を履行したとの報に、金融の混乱が一先ず後退したとの安心感が広がり株高のリスク選好の展開となりました。一方で国外向け50数億円分は履行されず、この状態が続くと一か月後にはデフォルトに陥る可能性が残り予断は許されない状況です。また、中国不動産会社の連鎖も危惧される状況です。

前日のFOMCでは11月テーパリング決定と来年半ばの終了、更に来年中の利上げの可能性を示唆する内容でした。デルタ株の感染の拡大や、中国・恒大問題、更に債務上限引き上げ問題など課題が残る中でタカ派的な内容となりましたが、FRBによるこれまでのアナウンス効果もあり市場はある程度織り込んでいたことから、FRBの市場対話の成果との評価もできるでしょうか。もっとも、雇用改善が進むもまだコロナ以前には530万人余りが取り残されています。また、米国のコロナ感染の死者数は7日平均で2000人を超える深刻な情勢が続きます。

【石油市況】
原油は大幅続伸して73.30ドル(+1.07)で引けています。株高のリスク選好の動きが上昇を後押ししたことは勿論、前日の米エネルギー情報局(EIA)の原油在庫が予想以上に減少したことも意識されたようです。

【貴金属市況】
金は前日のFOMCが事前の予想よりもタカ派的なものとなり、NY引け後以降は下落を強いられる展開となり、アジア時間は1760ドル中盤で揉み合いが続き、欧州時間ではドル安から一時1774.5ドルまで戻すも、NY時間に入り株高と同時に債券安・長期金利の上昇を嫌気して売られて1749.8ドル(−29.0)に急反落して引けています。引け後も長期金利が1.3%台後半から1.4%台に上昇し、金は金利上昇を嫌い1740ドル台前半で推移しています。金を安全資産的な観点からみると、株式などのリスク商品と違い米国債とこのところ足並みを揃えていて、相場の強弱に関わらずその存在意義は高まっています。8月の雇用統計が好調(94.3万人)から一時1700ドルを割り込んで以来の安値を示現、実需の引き合いが入る水準ですが、悪材料の出尽くしから下げ止まる展開となるのか注目されます。本日の円換算は6190円前後になります。

FOMC来年利上げ前倒し示唆

おはようございます

注目のFOMCは資産購入の縮小(テーパリング)が次回FOMCの11月にも決定される可能性が示唆され、ほぼ事前予想に沿った時期でした。パウエル議長は経済成長と雇用は引き続き引き締まってとしたものの、新型コロナウイルスによる感染拡大により今年の経済成長を若干下方修正しています。また、資産購入の終了時期に関しては2022年の半ばが適切とし、インフレが顕著であれば同年後半に利上げ開始が適切とも示唆し、テーパリング終了から利上げへの道筋がこれまでの見通しより半年ほど前倒ししたことはサプライズでした。議長はこのほかにも債務上限問題をクリアすることや、中国恒大グループの破綻リスクにも言及しています。

FOMCを受けて市場はダウ平均は400ドル前後反発、為替市場はドル買い優勢で、ドル円109円80銭台に、ユーロは1.7ドルを割り込む下落、ドル指数は93.4ポイントに上昇するドル高水準に、10年債利回りは1.31%に小幅低下しています。商品市場は通常取引は様子見も、引け後は概ね堅調、原油は72ドル台に、非鉄、金属、穀物も堅調も、金は1790ドル接近後に下落に転じ1770ドル割れ(換算6235円前後)で推移しています。

全般は利上げ前倒しはややサプライズも、概ね織り込みながらリスク回避の動きは避けられています。

金はFOMCの消化待ち

おはようございます

【金融・為替】
週明けの急落したダウ平均は時間外では一時300ドルを超える反発するを見せるも、本セッション終盤にかけて買いが続かず3万9190ドル(−50)に4日続落して引けています。一方でナスダック総合指数は1万4746(+32)に反発し、S&P500市場も4354(−3)に4日続落するまちまちな展開となっています。為替市場はドル円は109円20銭に一段の円高が進行、ユーロは1.172ドルに小幅に保ち合い、ドル指数は93.2ポイントとほぼ前日の水準で推移しています。

本日は日中は日銀金融政策会合、そして米国ではFOMC(政策金利は日本時間午前3時、パウエル議長の会見は同3時半から)があります。中国・恒大集団のデフォルト懸念の急浮上、米債務上限の引き上げ問題、足元のデルタ株の感染拡大などから今回のテーパリングは見送り(11月か12月に決定&開始)予想、テーパリングは月額1200億ドルの債券購入を約1年間かけて終了、その後の利上げは早くて来年末頃、利上げは2023年初旬というのが市場のコンセンサスとなっているようです。恒大問題は明日23日に90億円程度の社債利払いの結果が注目されています。同社の債務総額は33兆円規模でデフォルトの危機が続きます。一方でリーマン証券の負債のほぼ半分とされ、リーマンのような不透明なレバレッジ取引はなく、中国政府の対処の出方もありますが金融危機につながる可能性は現状は限定的との見方があります。

【石油市況】
原油は70.49ドル(+0.35)に反発して引け3日ぶりに反発に転じ、中国企業の信用不安問題によるリスクオフ一服からの反発、更にOPECから伝えられる報道によると、産油国の一部の国では増産が予定通りに進展していないと言われたことに反応を示しています。但し、FOMC控えて戻り幅も限定的なものものとなっています。

【貴金属市況】
前日の金融市場のリスク回避の動きに債券市場と同様に安全資産として買われた金ですが、この日も堅調地合いを維持して1778.2ドル(+14.4)に続伸して引けています。先週から長期金利の上昇やドル高に押されて1800ドルの割れから一気に1750ドル割れまで下落した金は、下落に対するリバウンド的な動きとなっています。割安是正の展開ですがFOMCを控えて中国・恒大問題や債務上限問題で下支えされえています。FOMCというイベントを消化して出直りにつながるのか注目されます。本日の円換算は円高加味して6225円前後になります。

中国恒大集団の破たんリスク連鎖に警戒

おはようございます

【金融・為替】
週明けのNY市場は波乱含みの展開でダウ平均は一時970ドル安に急落、引けにはやや戻すも614ドル安の3万3970ドルの大幅安で3日続落しています。ナスダック総合指数も1万4713(−330)に大幅続落し、S&P500市場も4357(−75)に続落して引けています。中国市場は本日まで「中秋節」の休場ですが、中国大手不動産恒大集団が多額の負債(約33兆円規模)を抱え、今週23日の社債利払いに行き詰まる可能性から中国のみならず世界の金融機関に連鎖するとの危機からリスク回避の動きとなりました。為替市場はリスク回避のドル売り優勢の展開となり、ドル売りの主力通貨となった円は109円40銭前後に円高進行、ユーロは1.172ドル前後でほぼ横ばい、ドル指数は93.2と小動きとなりました。米10年債利回りは株安・債券高から1.311%に低下しました。

恒大集団の債券はリーマン証券の半分の額、中国の銀行利益の1割程度であることに金融不安の拡大に至らないとの指摘もありますが、23日の利払いを巡りこれまでに投資した海外投資家や海外金融機関にもにも影響が及ぶ可能性もあり予断は許せない状況、今後の中国政府の出方も注目されます。米国では本日よりFOMCが開始され、結果は日本時間木曜日未明でテーパリング先送りも、参加メンバー金利見通しのドット・チャートが注目されます。

【石油市況】
原油は70.29ドル(−1.68)に大幅続落し、本日は株式市場の急落によるリスク回避の動きが原油市場にも波及した模様です。一方でハリケーンによる海上油田の操業はまだ影響を受けているようで、ロイヤル・ダッチの油送設備は来年初めで影響を受けるとの指摘もあります。

【貴金属市況】
金は中国要因によるりリスク回避の動きに、アジア時間では換金売りにより先週の安値を一時下抜き1740.8ドルまで下落する場面がありました。その後売りが一巡するとじりじりと戻す展開となり欧州時間には1750ドル台に戻り、更に米国時間入り後にドル高一服や、長期金利の低下を受けて堅調に推移し1763.7ドル(+12.4)に反発して引けています。本日の上昇銘柄は債券相場同様に金も安全資産の一角として反発を見せました。本日の円換算は円高加味で6200円前後になります。

FOMCを意識か全般にリスク回避の展開

おはようございます

【金融・為替】
週末のNY市場はダウ平均は3万4584ドル(−166)に続落し、ナスダック市場は1万5043(−137)に反落、S&P500市場は4432(−40)に続落して引けています。史上最高値圏に水準への警戒や、感染の再拡大、来週のFOMCでテーパリング年内開始決定の可能性に利益確定の売りに押された模様です。VIX(恐怖)指数は1週間ぶりに20ポイントの乗せて上昇しました。

為替市場は主要通貨に対するドル買い優勢の展開にユーロが1.172ドルに続落、ドル円は109円90銭前後と前日並みで推移、ドル指数は前日の92.8から93.2ポイントに更に上昇しています。米10年債利回りも1.368%まで上昇、ドルも長期金利も来週のFOMCを意識させる展開となっています。

【石油市況】
WTI原油相場は71.97ドル(−0.64)に反落、足元の需給はハリケーンなどの影響からひっ迫気味な状況が続いていますが、稼働休止の海上油田が来週より再開の目途が立ったと伝わったことや、株安のリスク回避の動きに押された模様です。

【貴金属市況】
前日に急落した金相場は売られすぎもあり、アジアから欧州時間を通じて反発基調強め一時1770ドル近辺で戻す場面も見られましたが、NY市場の午後に株安に転じるとドル高と長期金利の上昇に押されて下落に転じ、今度は1750ドル割れまで叩かれる場面が見られました。但し、前日の安値1745.5ドルを抜けずに踏みとどまる展開となり1749.4ドル(−5.2)と3日続落して引けています。前日よりも一段のドル高と長期金利の上昇に、戻り地合いを弱める展開でしたが引け後は再び1750ドル台に戻し、円換算は6200円となります。

良い連休をお過ごしください!

予想外の小売の伸びにドル高・長期金利上昇伴い金は続落強いられる

おはようございます

*来週21日より「CME原油等指数」の新規上場に伴い、システム変更の都合上本日の夜間取引は休場となりますのでご注意ください!

【金融・為替】
ダウ平均は3万4751ドル(−63)に小反落して引け、序盤に一時270ドル安に下落するも安値からは戻して引けています。ナスダック総合指数は1万5181(+20)に続伸、S&P500市場は4473(−6)に反落して引けています。本日は8月小売売上高が発表され、前月比+0.8%と事前予想の−0.8%や前月の−1.1%を大きく上回るポジティブサプライズとなりました。コロナ禍で景気指標の見通しも難しく予想と大きく乖離した発表が目立つことが多いのですが、マイナス予想がプラスの結果となったことは予想外でした。米国でもデルタ株の感染が引き続き高水準なことから、先行きの経済見通しは難しい状況が続き来週のFOMCでのテーパリング決定が見送られる可能性は高いと見られますが、先行きの金利水準の見通しを各メンバーが発表するドット・チャートが注目となりそうです。

為替市場はドル円は東京時間に一時109円20銭前後のドル安・円高が進行しましたが、小売りの発表にドル買い優勢となり109円80銭までドル高進行に変化し、現在は109円70銭台のドル高・円安水準で推移しています。ユーロもドル高進行から1.176ドルに反落し、ドル指数は前日の92.4から92.8ポイントに反発しています。米10年債利回りは1.29%からこちらも小売発表から上昇に転じて1.341%水準で推移しています。

【石油市況】
原油はハリケーンによる海上油田の操業再開遅れにアジア時間では一時72.61ドルまで続伸するも、米国市場入り後は来週以降は徐々に操業が再開されるとの見通しに下落して71.53ドルまで下げ、その後は前日に発表された米エネルギー情報局(EIA)の原油在庫の減少などを手掛かりに戻すも72.61ドル(±0)で引けています。

【貴金属市況】
金はアジア時間は概ね1790ドル前後に軟化して推移、欧州時間以降は対ユーロのドル高が進み更に軟化して1780ドル前後まで下落、NY時間入り後は小売売上高の発表後に一段のドル高と長期金利の上昇に見舞われ、直近レンジの下限を下抜けるとストップ売りを巻きこみ更に下落し、一時1745.5ドルと8月12日以来の安値を示現、午前に安値を付けて以降は売り物が一巡して戻すも1756.7ドル(−38.1)に大幅続落して引けています。このところ強材料で買われても持続性に欠け反落する場面が多く、弱材料に敏感に反応を示す地合いが続きます。次期が先送りされてもテーパリングや利上げはいずれ訪れることに疑いの余地なく、弱気投機筋は幅を利かす内部要因が主導する展開となっています。それでもこの水準は値ごろ感から実需の引き合いも見られると思われ、売り一巡後は仕切り直しというところでしょうか。本日の円換算は6185円前後になります。

1800ドル台の滞空時間短く反落に

おはようございます

【金融・為替】
ダウ平均は3万4814ドル(+236)に反発して引け、ナスダック総合指数も1万5161(+123)に6日ぶりに反発に転じ、S&P500市場も4480(+37)に反発して引けています。この日発表されたNY連銀製造業景気指標は34.2と事前予想の17.1や前月の18.3を大きく上回りました。一方で米鉱工業生産設備稼働率は0.4%と事前予想0.4%と一致する数値となっています。

為替市場では円を買い戻す動きが強まり、ドル円は109円35銭前後に円高・ドル安が進行、一方のユーロは1.181とこちらは小幅に上昇し、ドル指数は92.6から92.4ポイントに小幅低下しました。米10年債利回りは1.301%と再び1.3%台に上昇しました。株買い・債券売り・金利上昇のサイクルでしょうか。株式市場はこのところ金利上昇を好材料と受け止める傾向があるようです。

【石油市況】
原油は72.61ドル(+2.15)に大幅続伸して5日高、米エネルギー情報局(EIA)の原油在庫が予想を大きく上回る減少となったことや、製品在庫の減少も材料視されています。ハリケーンによる影響から海上油田の稼働率は現状でも正常時の3割にとどまっているようです。

【貴金属市況】
金は前日のCPIに反応して1800ドルの大台を回復を果たす展開になりましたが、アジア市場は売り優勢の展開が続き軟調に推移、欧州から米国時間序盤までは逆にユーロ高・ドル安の動きに反応して1808.5ドルと前日の高値圏まで戻す場面も見られました。その後NY連銀製造業景気指標が発表されるとドル買いが優勢となり、長期金利が1.3%台に乗せたことを嫌気する売り物に押されて反落に転じ1794.8ドル(−12.3)に反落して引けています。引き続きレンジ相場が続きますが、本日の円換算は円高加味して6305円前後に軟化します。

CPI予想に届かずテーパリング後退も、市場はリスク回避に

おはようございます

【金融・為替】
NYダウは朝方発表された消費者物価指数(CPI)が事前予想を下回ったことから120ドル続伸する場面が見られましたが、その後は買いが続かず失速に転じて3万4577ドル(−292)に反落して引けています。ナスダック総合指数も1万5037(−67)に5日続落し、S&P500市場も4443(−25)に続落しました。CPIはエネルギー&食品除くコア指数は前年同月比で+4.0%で、事前予想の4.2%や前月の4.3%を下回り、来週のFOMCでのテーパリング決定が先送りされる可能性が高くなっています。材料的には本来は株式市場には好材料ですが、実際には下落する展開となり株価の調整局面を指摘する向きもあるようです。

CPIが予想を下回り米10年債利回りは一時1.26%に急低下し、現在も1.28%台と2週間ぶりの低水準となっています。為替市場ではCPI発表直後はドル売り優勢となり、ユーロは一時1.184ドルまで上昇しましたが、株価が軟調に転じると下落に転じ1.180ドルとほぼ前日並みの水準となっています。ドル円は109円50銭近辺まで下落(円は上昇)し、現在109円70銭近辺まで戻して推移しています。ドル指数は92.3から92.6ポイントに戻しこちらもほぼ前日並みの水準です。

【石油市況】
原油はCPI発表直後に71.22ドルに戻り高値まで続伸も、その後は株価は一転して軟調に転換しリス回避の動きとなると下落に転じて、前日比僅かに0.01ドル高の70.46ドルに小幅に続伸する程度で引けています。また、米気象庁から熱帯性暴風雨ニコラスが勢力を弱めて、今後は熱帯性低気圧に変わる見通しの発表も下落となった模様です。

【貴金属市況】
金はアジア時間では概ね1790ドル台前半で推移し、欧州時間から米国時間序盤には軟調に転じ一時1780.6ドルまで下落、その後にCPIが予想に届かず長期金利の低下やドル安の流れに反転して上昇に転じ、1800ドルの大台を回復し昼頃には一時1810.6ドルまで買われ、引け値も1807.1ドル(+12.7)に続伸して今月3日以来の水準で引けています。月初の雇用統計や本日のCPIと金には追い風が続きますが、引き続き1800ドルの上下30ドルのレンジにとどまっています。本日の円換算は6360円前後になります。

消費者物価指数(CPI)に注目

おはようございます

【金融・為替】
週明けのダウ平均は3万4869ドル(+261)と6営業日ぶりに反発に転じ、ナスダック総合指数は1万5105(−9)に小幅に続落、S&P500市場は4460(+10)に反発して引けています。このところの5日間で800ドルを超える下落に及び値ごろ感が働いたことや、デルタ株の感染拡大がピークを迎えたとの見方が浮上したようです。原油高による石油セクター株の上昇も牽引役となりました。

為替市場はドル円は110円超を挟む保ち合い、ユーロは1.177ドルを一時割り込む場面も見られましたが、その後は反発に転じて1.180ドル近辺で推移、ドル指数は92.6ポイントと週末比でほぼ変わらずの水準です。米10年債利回りは1.326%に低下しています。本日は来週のFOMCにも影響すると見られる消費者物価指数(CPI)の発表が予定され、エネルギー&石油を除いたコア指数の予想は前月比+0.4%、前年比+5.3%となっています。予想を上回るとテーパリングや利上げ時期が早まる可能性にドル買いに、予想を下回るとその逆でドル売りが教科書的な推測となります。

【石油市況】
原油は70.45ドル(+0.78)に反発して引け、引き続きハリケーン・アイダによる海上油田の稼働遅れによる供給障害や、新たな熱帯性暴風雨の発生から警戒が再び高まっています。

【貴金属市況】
金はアジア時間は反発して推移も、欧州時間にかけて対ユーロのドル高進行に米国時間序盤には一時1884.4ドルまで下落し、ここ数日のレンジの下限を試す下げとなりました。しかし、その後はユーロの反発局面入りとなりドルは下落に転じ、金はじりじりと反発しい一時節目の1800ドル台に瞬間戻す展開となりました。但し、1800ドル台では買いは続かず売り物に押されて1794.4ドル(+2.3)に小反発して引けています。本日のCPIの発表を控えてレンジ内の値動きです。本日の円換算は6340円前後になります。

テーパリング時期は9月スルーも年内開始か

おはようございます

9月も中旬に入り、国内では自民総裁選と衆院選の政局が続きます。自民党政権が盤石ではありませんが、野党の支持率低調から政権交代の可能性はほぼゼロ、市場は新政権の経済対策に踊り株価は3万円奪回を果たしています。総理が再び1年ごとに交代するような事態に戻ることなく、他国の首脳と渡り合うような安定政権が望まれます。

米国では9.11のイベントから20年が経過、当時のテロによる死者数は3000人を超えてテロとの戦いに明け暮れた20年、軍人の死者も7000人に近く出ていて1万人にも上ります。20年の歳月を経てテロは続き、アフガン戦の終了も撤退による混乱が続きバイデン政権の支持率は低下し、政権運営にも今後影響しそうです。また、その間に中国が経済でも軍事でもアメリカに台頭する勢力となり、米中間の覇権争いが世界中を巻き込む事態となりつつあります。

目下の注目はFRBによるテーパリング時期ですが、来週21・22日のFOMCはスルーする見通しながら、次回11月の決定を示唆する内容となりそうです。その意味では10月発表の9月の雇用統計が影響するものと思われ、来月の雇用統計が左右する可能性があります。また、FRBが一時的とするインフレですが、先週末のPPIも10年ぶりの高水準となり、インフレ抑制の指摘が一段と高まり、雇用重視もインフレ警戒の両にらみが続くことになります。今週14日のCPIも注目されます。

今週もよろしくお願いいたします!

相場に対する考え方
相場の世界は人間社会の縮図であり、より大きな視野に立つことが成功の秘訣です。ファンダメンタルを最も重要視し、商社や地場情報を取り入れながら、既存の見方にとらわれない独自の観点から、相場動向を分かりやすく解説し分析してまいります。
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