本日のトピック(最前線情報)

岡地(株)東京支店投資相談部の川原忠夫が相場の分析を致します。商品業界に身を置くこと四半世紀、相場界の酸いも甘いも噛み分けた豊富な経験を生かし、ファンダメンタルを重要視しながら、的確且つ最新の情報を発信してまいります。尚、情報に関しては正確を期するように最善を尽くしておりますが、内容の正確性を保証するものではありません。利用にあたっては自己の責任の下で行うと共に売買の判断はお客様ご自身で行なってください。

米雇用統計は利上げを後押し

おはようございます

シカゴの金利先物市場で既に95%の確率で利上げを織り込む中での12月の米雇用統計、雇用者数こそ17.8万人増と事前予想の18万人増をやや下回るものの、失業率は4.6%と前月を0.3%下回りリーマン前の2007年以来の完全雇用に近づく数値となりました。再来週13・14日両日に開かれるFOMCでの利上げはほぼ決まったものと想定され、注目は来年の利上げ回数(現状2回)がこれまでの予測を上回るのかということに加えて、来年の政権交代によるイエレン議長の経済見通し等に移ってきています。

週末のドル円は103円55銭近辺で取引を終了し昨日の東京時間からはやや円高・ドル安の水準で引けましたが、ユーロは1.006ドルに小幅に軟化し、対円では121.1円前後に週後半に軟化しています。明日のイタリアの国民投票を前にユーロに対する不安の広がりが表れているようです。事実上のレンツィ政権の信任投票で反対票が多数を占めると首相辞任となり、イタリアの政局や経済の不透明感が広がりユーロの信認にも少なからぬ影響を及ぼしそうです。

ドル指数は100.75㌽に小幅に軟化し、10年債利回りも2.392%に低下しています。ダウは1万9170ドル(−21)と4営業日ぶりに小反落しGSなどの金融株に益出しの売り物が入ったようですが、ハイテク主体のナスダックは堅調に取引を終えています。今週はトランプ相場が一息入れるのかと思われましたが、OPECの減産合意が決まりリスクオンが続いたまま一週間は終えることになりました。クリスマスムードの高まりにある年末商戦にも消費期待が高まっています。

商品市場では先の減産を受けてWTI原油は3日続伸し51.68ドル(+0.62)に、ブレント相場も54.46ドル(+0.52)に続伸しています。金はドル高傾向の一服に反発し1175.1ドル(+8.2)で引け、今週の安値から15ドル前後戻しています。原油は投機筋が上昇相場に乗り遅れまいと連日の強気買いが牽引し、金は債券市場同様に資金流出からリスク商品への資金移動に押される展開となっています。金先物市場ではファンドのネットロングは前週比ー48tの471.4tに、金ETFのSPDRもトランプ後に減少が続き870.22tに減少しています。円建ての週明けの換算は4270円前後と為替で相殺の保合いとなり、しばらくは冴えない足取りが続くものと推測されます。

よい週末をお過ごしください!

トランプトレードからオイルトレードに進化か?

おはようございます

【金融・為替】
トランプ政権誕生の賞味期限が切れそうな金融市場の流れに継続性を提供したOPECの減産合意、OPEC加盟14か国の面々が笑顔で会場を立ち去る姿が印象的でした。なかでも最後まで経済制裁解除前の水準まで増産を主張したイラン石油相は満面の笑みでしたが、一見一番オ功労者である最大生産国のサウジも1000万バレルを超える5%削減を請け負うものの、価格はすでに10%を超える上昇は差引しても原油収入の上振れは確実です。非OPECでは現在フル生産のロシアが1100万バレルを60万程度減らすのはわけないことで他力の石油価格上昇にプーチン政権も沸いていることでしょう。

それにも増して喜ぶのは米シェール企業で、協調減産なくして価格上昇の実を手に入れることになったわけです。原油価格上昇は産油国を潤し、新興国市場の経済低調を食い止める結果をもたらし新興国懸念は大きく後退することになりましたから世界の金融市場もホット一息でしょう。なにしろ年初の新興国初のリスクオフは悪夢だっただけになおさらです。しかし、今後は表面上の合意も実行力が問われるのは当然で、濡れ手に粟の米シェール企業はトランプの環境規制撤廃の可能性と相まって増産に拍車がかかる可能性が否定できません。来年も石油市況は市場をにぎわせてくれることだけは確実視されそうです。

ドル円は104円10銭前後で推移、ユーロは1.065ドルに小幅に反発し、ドル指数は100.9㌽とドルは小幅に軟化しています。ダウは1万9191ドル(+68)と高値を更新し、10年債利回りは2.441%に上昇してシカゴ金利先物市場では再来週の利上げをすでに95%織り込んでいる模様です。本日は米雇用統計(事前予想は18万人増の雇用者数と4.9%の失業率)発表が予定されていますが、既定路線の利上げから市場を震撼させるほどの影響力はなさそうです。

【石油市況】
原油は減産合意の翌日も続伸し51.06ドル(+1.62)に大幅続伸して10月下旬以来の50ドルの大台乗せを示現、ブレント相場も53.94ドル(+2.1)に大幅続伸しています。投機筋がOPEC総会警戒に買いを縮小していただけに、改めてロングポジションを作り上げている模様です。

【貴金属市況】
金はドル高や金利上昇を嫌って続落し1166.9ドル(−3.9)に続落、リスクオン真っ只中のドル高・金利高・株高・利上げ確実視などの悪材料を現在織り込みながらの展開となっています。現在は大部屋大根役者に逆戻りの境遇ですが、いずれ来る欧州不安の再燃や、産油国以外の新興国市場の混乱、更には原油高によるインフレヘッジニーズの到来も予想される陽の当たる日々を静かに待つ態勢となっています。本日の円換算は4275円前後になります。

【穀物市況】
穀物市況は大豆続落にコーンと小麦が連れる展開となっています。第3四半期のGDPに貢献した大豆輸出ですが、このところのドル高一辺倒から徐々に輸出競争力を落とす方向に動いています。

OPECは減産に合意(シェアより価格に軸足)

おはようございます

【OPEC総会】
OPECは30日定時総会を開き、現状の産油量から120万バレル減産し日量3250万バレルとすることを来年1月より実施することを決定しました。減産はリーマンショックで急落した2008年以来8年ぶりのことで、2014年に生産枠を据え置き非OPECや米シェールの競合を振るい落とす価格よりもシェアを優先した方針も、原油価格下落がサウジの財政赤字をもたらし背に腹は代えられず今回の減産合意に至りました。内訳はサウジが日量ー48万バレル、イラクは同ー21万、UAEが同ー123万の減産枠として、対立するイランには事実上10万バレルの増産を認めるもので、残り40万バレル強は他の加盟10か国に求めるものとなった模様です。同時にロシアなどの非OPEC諸国に60万バレル求める協議も行う予定です。イランは西側に経済精査が今年解けたばかりで制裁前の水準まで増産を要請、サウジは一時イランにも減産を要求していましたが減産合意を優先して譲歩したようです。今回の減産合意の勝者はイランに軍配があげられるようです。協調に応じるとしているロシアも勝者でしょうか。さて120万バレル+60万バル(非OPEC)=180万バレルの減産は順守されるのでしょうか?強気アナリストは55ドル近辺までの上昇を読んでいるようですが・・・・?

【金融・為替】
OPECの減産合意を受けて金融市場ではリスクオンに戻りドル高が復活して、ドル円は114円40銭前後に上昇(円は下落)し、対ユーロでは1.059ドルに小反発し、ドル指数は101.5㌽に反発しています。ユーロの反発力が鈍いのは4日の伊の国民投票やオーストリアの大統領選を控えていることが関係しているものと推測されます。ダウはOPECの減産を受けてシェブロンなどの石油関連株が牽引して一時100ドル超の上昇も、その後はだれて1万9123ドル(+1)と小幅高にとどまりました。10年債利回りはドル高と12月利上げ確率上昇から2.368%に上昇しています。原油高はFRBのインフレ目標の側方支援とも見られ、今月13・14日のFOMCでの利上げはほぼ確実視される状況です。注目はメンバーの来年の利上げ回数の見方や、イエレン議長の米経済見通しとなりそうです。

【石油市況】
原油はOPECの減産合意から急反発に転じて49.44ドル(+4.09)と10月下旬以来の高値を示現し、ブレント相場も50.47ドル(+4.09)と同様に急反発に転じています。OPECのリーダー格のサウジがイランの増産主張を受け入れてまでも価格重視に重きを置いた結果となりました。今後は減産の順守や非OPECの協力、更には価格上昇からのシェールの生産量も注目されます。

【貴金属市況】
金はドル高進行でこところのドルの高値更新や12月利上げが確実視される状況に続落し、最近の安値を小幅更新して1170.8ドル(−17.1)に大幅続落を強いられています。買い方の整理売りとともに弱気の新規売りも見られ、ドルとの逆相関性を鮮明にしています。本日の円換算は4290円前後になり、円建て金相場は為替とドル建て金価格が相殺される日が続いています。

【穀物市況】
原油高もドル高進行の逆風に大豆が反落して、小麦も連れて下落、コーンはプラス圏から前日比変わらずまで軟化しています。

OPEC総会待ち

おはようございます

【金融・為替】
米第2四半期のGDP改定値が+3.2%と速報値の+2.9%を上回り、明日の雇用統計を待たずに12月利上げはほぼ確実される状況です。ドル円は米国時間に一時113円30銭台までドルが反発も、その後原油相場の下落に呼応するように軟化して現在は112円35銭前後で推移しています。ユーロは1.065ドルに小反発し、ドル指数は100.9㌽前後に小幅軟化しています。ダウは1万9121ドル(+23)に小反発して、10年債利回りは2.302%に小幅低下しています。

【石油市況】
原油は45.23ドル(−1.85)に急反落し、ブレント相場も46.38ドル(-1.86)と同様の値動きとなっています。本日のOPEC総会を控えて詰めの協議が進行してる模様ですが、イランの増産主張の強硬姿勢を嫌気する動きとなっていて決まるまで予断は許されない状況です。

【貴金属市況】
金はNY序盤のドル高の時間帯に1180ドル前後まで軟化も、その後はドルが軟化して戻り1187.9ドル(−2.9)に小反落して引けています。本日の円換算は4279円前後になります。NY金の取組高は直近11/4の54.3万枚から遂に41万枚まで減少し、現在の価格帯と同様に2月中旬の水準となりETF同様に資金流出が続いています。

【穀物市況】
穀物市況はこのところ堅調の大豆の反落や原油価格の下落になびき、全般に急反落に見舞われています。

株・ドルが反落し債券・金が反発

おはようございます

【金融・為替】
週明けの東京外為市場では一時111円30銭台まで円高が進行し、先週後半の水準から一時2円強の円高・ドル安が進みました。本日の円相場は再び112円10銭程度に円高が一服しましたが、明日30日に迫OPEC総会を警戒するもので協調減産ならば急伸し、協調決裂となれば急落するリスクを伴うためにこれまでのドル高・株高に対する警戒感や先行きの不透明感がもたらせたものと推測されます。今週以降のイベントしては2日(金)には米雇用統計、4日(日)にはイタリアで事実上のレンツィ政権信任を問う国民投票、再来週13・14日にはFOMCが控えています。

連休明けムードのNY史上本日のドル円相場は112円10銭前後で推移、アジアからのドル高一服が波及してドルは対ユーロでも1.060ドルと上昇が一服し、ドル指数も101.2㌽前後で推移しています。ダウは1万9097ドル(−54)に小反落し、10年債利回りは2.320%に低下しています。トランプトレードの終わりの始まりと捉えるのか?単なる一時的調整場面と捉えるのか?投資家は難しい選択を迫られる局面となっています。目先はOPEC合意でリスクオン継続・決裂でリスクオフに転換というところでしょうか?

【石油市況】
原油は47.08ドル(+1.02)に急反発し、ブレント相場も減産合意に消極姿勢を示していたイラクが前向きな姿勢を示したことから合意に向けた期待の高まりに反応を示しています。明日の総会終了まで予断を許せない状況が続きそうですが、もし協調減産が合意できても犬猿のイランとサウジの協調(馴れ合い)が長続きするとは考えにくく、両者(スンニ派vsシーア派)の対決姿勢は今後も燻り続けるものと推測されます。

【貴金属市況】
このところドル相場の堅調が続き軟調推移一辺倒だった金ですが、本日はドル高が一服したことを受けて反発に転じ1190.8ドル(+12.6)で引けています。引き続きドル相場との逆相関性の高い取引が続いていますが、CFTCでも22日現在前週比でロングが32.9t減少してネットロングは519.6tに減少し、買い越し残高は8か月ぶりの水準に後退しています。もっとも23日以降はさらに大幅な減少と見られ、長く続いた買い過剰のファンドポジションは解消に向かい取組はすっきりしたとも考えられます。本日の円換算は4270円前後になります。

【穀物市況】
穀物市況は大豆が輸出好調を受けて続伸も、小麦相場の反落にコーンは高安まちまちとなっています。

グレートローテーションに安全資産からとリスク資産に

おはようございます

トランプ次期大統領の政策を巡る思惑からドル高・株高・債券安・金利安のリスクオン相場に入り、概ね3週間が経過しました。ダウは1万7000ドル台後半から1万9000ドル台に乗せて1200ドル幅の上昇となり、米金融大手バンクオブアメリカによると10日〜16日の一週間で世界の株式ファンドへの資金流入が3.1兆円、逆に債券ファンドからの資金流出は2.0兆円規模に上り債券から株に資金移動したことが分かります。しかもそのうち米株式市場に3.4兆円と全体の流入額を上回るものとなっています。その原因は新興国市場からの資金流出が6100億円に上ったことも一因で、新興国では資金流出とともに通貨安を引き起こす金融危機が懸念される状況です。

債券売りから10年債利回りは2.4%台と1年4か月ぶりに上昇し、金融市場では債券から株式に資金移動する「グレートローテーション」と呼ばれています。債券と同様に安全資産として立ち位置にある金も同様に売り込まれ、9日のトランプ当選日に一時1338.3ドルに跳ね上がったものの、その後はドル高・株高のリスクオンに見舞われて売り込まれ先週末の25日には一時1170.3ドルと値幅にして168ドルの暴落、率にしても12.5%の下落率となりました。最大金ETFのSPDRは残高885.04tと57.55tの急減となり、債券市場同様の資金流出となりました。NY先物市場も取組高が54.3万枚から42.3万枚と12万枚が短期間のうちに退いたことになります。先週は休日を挟んだためにCFTCの22日現在の投機筋のポジション発表は持ち越されましたが、投機買いが大きく減少したことは言うまでもありません。

NY金のRSI(相対力指数)は20㌽まで低下する水準から、今後は資金流出が一巡されるとリバウンドに入り時期も近いと思われますが、仮にトランプ政権の減税+公共投資が進むとすればインフレ率の急上昇が懸念されます。そうなると金の立ち位置は「安全資産」から「インフレヘッジ」に移ることも措定されることになります。もっとも共和党政権は元来「小さな政府」を示していて、大規模なインフラ投資には否定的なことから大統領と政策は議会側との摩擦となることも推測され、実際にトランプ政権が誕生してみないとなんとも言えないところです。

今週もよろしくお願いします!

トランプトレードに株価続伸・金続落

おはようございます

ブログ更新直前に記事がすべて飛びショックのまま気をと直して書き直しです。ワードで下書きして移すという手順を省略して直接書き込む手抜きはいけませんね!

さて、米国では感謝祭の休場明けも本日はブラックフライデー(黒字の金曜日)という年末商戦入りから、本日も市場は短縮取引で市場参加者は限定的となっています。思い起こせば一年前のこの時期は、クリスマス商戦真っ只中のFOMCで利上げという消費者心理を冷やすことはないだろうという見方が大きく覆され、FOMCは利上げ断行を実行しました。今年は既に利上げ確率を金利先物市場で90%以上織り込む、逆に利上げ見送りとなるほうがサプライズとなるようです。

トランプトレードは週末も継続され、ドル円は113円10銭近辺、ユーロも1.0587ドル、ドル指数は小緩むものの101.48㌽も、10年債利回りは2.309%に上昇し、ダウは年末商戦期待も期待も手伝い1万9151ドル(+68)と高値を更新するリスクオンとなっています。

商品市場はドル高の動きに押される展開が原油は46.06ドル(−1.90)に大幅続落しています。28日週明け予定のOPEC+非OPECの協議にサウジが不参加との報が嫌気された模様です。金はアジア時間に一時1170ドルと2月以来の安値を次元、11280ドルを割り込む下落にストップ売りが誘発されたようです。NY金の22日の取組高も3.7万枚余り取組高が急減していて、強気ファンドの投げ退きが進行しているようです。最大金ETFのSPDRの急減少(55t強)も市場心理を冷やしているようです。安全資産として同様に米国債も売られて、安全資産からリスク資産に乗り換える動きが顕著に表れています。NY引けは安値からやや持ち直すも1178.4ドル(−10.9)に大幅続落しています。引け後に1183ドル近辺まで戻し円換算は4275円前後となります。

来年の金のテーマは「インフレヘッジ」も意識されそうですね。良い週末をお過ごしください!

NY休場もドル高の加速がサプライズ

おはようございます

NY市場は「感謝祭」で休場ですがドルの上昇ピッチが止まりません。ドル指数は一時102㌽台に乗せ14年ぶりの高値(統計上の史上最高値は1985年のプラザ合意前の160㌽・当時のドル円は260円で指数算出法違いやユーロ誕生以前であったことを考慮すると当時との比較には?)を示現し、現在も101.7㌽と堅調に推移しています。背景は承知の通りトランプ政権が誕生後の政策(減税・公共投資・金融規制緩和等々)によりインフレが進行し、FOMCによる利上げピッチが加速するとの見方に金利上昇をもたらし、金利差の拡大傾向も背景にあるようで株高によるリスクオンもそれを牽引するしているようです。それにしてもNY休場にも関わらずドル高の進行加速は意外です。

ドル円は103円50銭台まで円安進行し、現在も103円30銭前後で推移しています。ユーロは1.0554ドル前後で揉みあう動き、ユーロ円は119.6円とトランプ勝利から円は対ユーロでも5円前後の円安・ユーロ高となっています。円安基調を受けて日経先物は1万8400円台に続伸しています。政局面では日米安全保障問題やTPP法案の行き詰まりの難局を迎えていますが、目先の円安は輸出企業や株式市場にとっては歓迎するムードとなっています。但し、ドル高ピッチの加速は米国内の輸出企業には大きなブレーキとなることは明らかで、ドル高に対するけん制発言等に配慮の必要がありそうです。

商品市場はNYは休場でWTI原油はお休み、ロンドン・ブレント原油は49.00ドル(+0.05)と小幅な値動き、来週30日のOPEC総会が焦点で減産合意に成功すれば60ドル台に接近し、物別れになれば再び40ドルを割り込む可能性もあり他商品にも影響を及ぼしそうです。金はNY休場からスポット価格は横ばい推移で現在1183ドル前後で推移、換算値は4290円前後になります。

ドル高の失望売りに金は1200ドル割れ

おはようございます

東京での11月中の雪は54年ぶりとのこと、いつもと同じ軽装を後悔!これからは寒さ対策が大切です。と思ったらまた地震ですね!ところで米国から南米への外交に忙しいい安倍総理ですが、プーチンは北方領土問題に慎重、トランプは正式にTPP離脱表明、昨日はベトナムが日本の原発建設を正式に中止と苦境に立たされています。一方で外為市場では112円台中盤に円安が進行、輸出企業や株式関係者の笑顔もトランプのお陰という皮肉な展開となっています。今夜の米国市場は「感謝祭」で休場となります。

【金融・為替】
ドル円は112円50銭前後に大幅な円安・ドル高で推移、ユーロも1.055ドルに続落し、ドル指数は101.6㌽に続伸しています。ダウは1万9083ドル(+59)に続伸して、10年債利回りは2.357%に上昇しています。ドル高・株高・金利高のトランプトレードがいつまで続くのか?年末まで続くとの強気の見方も出ていますが、修正にも備えておきたいものです。

【石油市況】
原油は47.96ドル(−0.07)に小幅続落し、ブレントも48.95ドル(−0.17)に反落しています。22日に総会前の関係者の会合が持たれましたが、加盟14か国の一律減産に多くの加盟国が賛成(リビア・ナイジェリアは除外)の模様ですが、減産からの例外を望むイランとイラクの動向が不透明なことから30日の総会までもめることになりそうです。

【貴金属市況】
金はドル高の逆風が続く中、このところの安値を下抜き第一弾のストップ売りを誘発し、更に1200ドルの節目を割り込むと第二弾のストップ売りが入り大幅に下落し1189.3ドルに急反落しました。大台割れは5月末以来の水準で、終値ベースでは2月5日以来の安値となります。大幅な下落は売買を伴い推定出来高が47万枚超えとなり、先週に続く買い方ファンドの投げ退きと新規売りを多く集めた模様です。本日の円換算は4280円前後になります。

【穀物市況】
穀物市況は大豆が旺盛や輸出需要から堅調も、小麦相場が下落して、コーンは高安まちまちな展開となっています。

トランプトレード真っ盛り

おはようございます

今日は「勤労感謝の日」で休場、明日は米国は「サンクスギビングデー」の休場、週末25日から年末商戦がスタートです。気ぜわしい時期に入りますね!

さて、海外市場は引き続きドル高・株高のリスクオンとなり、昨朝の日本中を震撼させた地震と津波の被害も最小限にとどまり、リスクオフが世界へ波及する最悪のシナリオを逃れることができました。

ドル円は111円10銭台で推移、ユーロは1.062ドル、ドル指数が101.05ポイントと続伸しドル高の動きが堅持されています。ダウは1万9023ドル(67)と史上初の1万9000ドル乗せと、トランプトレードが絶好調と言わんばかりの展開です。10年債利回りは2.314%と小幅に低下しました。

商品市場は全般にドル高に押されるも、株高が続き一部には消費需要の拡大期待もあるようです。WTI原油は48.03ドル(−0.21)と小幅安もブレントは49.12ドル(+0.22)とまちまちな値動きに、金は保合い相場が続き1211.2ドル(+1.4)と小幅な値動きにとどまっています。

明日の朝は一部に雪の予報、寒い季節となりましたが良い休日をお過ごしください!
相場に対する考え方
相場の世界は人間社会の縮図であり、より大きな視野に立つことが成功の秘訣です。ファンダメンタルを最も重要視し、商社や地場情報を取り入れながら、既存の見方にとらわれない独自の観点から、相場動向を分かりやすく解説し分析してまいります。
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