本日のトピック(最前線情報)

岡地(株)東京支店投資相談部の川原忠夫が相場の分析を致します。商品業界に身を置くこと四半世紀、相場界の酸いも甘いも噛み分けた豊富な経験を生かし、ファンダメンタルを重要視しながら、的確且つ最新の情報を発信してまいります。尚、情報に関しては正確を期するように最善を尽くしておりますが、内容の正確性を保証するものではありません。利用にあたっては自己の責任の下で行うと共に売買の判断はお客様ご自身で行なってください。

株・ユーロ・原油・金から投機資金流出

おはようございます

【金融・為替】
本日のタイトル通り株式市場から溢れたマネーが流入していた通貨ではユーロ、商品では原油・金・銅などから引き揚げる動きが顕著となっています。世界的な株安で急騰しているのは恐怖指数の異名を持ちVIX指数で、今週は一時7年ぶりの高値を示現しています。このVIX指数がTOCOMで取引できたらどれだけ有意義なものになるのか、読者の皆さんも声を上げてください!

12月後半から独歩高のユーロが先週後半から変調をきたし、高値の1.253ドルから1.226ドルまで修正安となり、対円でも137.4円から134円割れに修正されました。ユーロ買いによるドル安誘導から商品に資金をシフトする向きも、ユーロの調整とともにポジションを閉じる動きとなっています。ドル円は109円45銭近辺と円は弱含みに推移しているものの、ドル指数は前日の89.6から90.3ポイントに上昇してユーロの下落でドル相場は総じて強含みの推移となってます。

ダウ平均は一時400ドル近く続伸する場面が見られましたが、じりじりと値を消す展開に前日比ではー19ドルの2万4983ドルに小反落して引けています。日経先物も前日からマイナス圏で推移しています。10年債利回りは2.847%に再び上昇していることが嫌味となっていて、FRBによる市場配慮の3月利上げ見送り観測も金利高を嫌気する反応を示しています。本日8日は米つなぎ予算の期限ですが、5度短期のつなぎでお茶を濁す見通しです。但し、3月上旬には米連邦予算が枯渇するピンチを迎えていて、抜本的に債務上限額を引き上げる必要性が高まっていることから、議会折衝に今後焦点が当たることが想定されます。

【石油市況】
原油は61.79ドル(−1.60)に大幅な続落となっていて、2週連続で米エネルギー情報局(EIA)の在庫統計が増加したことや、株式市場を含めた金融市場の不安定感が嫌気される売り物に押されています。ブレント相場も65.51ドル(−1.35)に続落しています。

【貴金属】
金は引き続き対ユーロでのドル高に押されて投機筋のロング縮小が売り圧力となり、1314.6ドル(−14.9)に続落して引けています。株式市場の不安定さは本来であれば安全資産としての金の出番ながら、今回は株価上昇のリスク選好の波に金も相乗りしての上昇だっったために、本来の機能を果たせずにいるようです。円相場はやや弱含みながらもドルの対ユーロでの上昇を受けたドル建て金の下落が大きく、本日の円換算は4625円前後になります。

【穀物市況】
小麦相場が穀倉地帯南部の乾燥気味な天候に反応を示し急伸、前日までの上昇の牽引役の大豆は小反落も、コーンは小麦高になびいて小幅ながら続伸しています。

利上げ先送り期待に株価反発に転じる

おはようございます

世界同時株安の犯人捜しは「自動売買」に求める記事が目を引きます。仮にAIを駆使したアルゴリズムの売り指令によって下落を強いられたとしても、上昇相場を必要以上に牽引してくれたのも同じ「自動売買」であったことを忘れてはいけません!世界の中銀の資金供給を謳歌して行き過ぎた相場を作り出したのは自動売買システムを作り出した人間側にあるもので、10年前の教訓が活かれているとは思えない悪夢の繰り返しです。おまけに株価急落から金融当局(FRB)が混乱回避に利上げを見送ってくれるだろうと本日は反発、甘ったれた放蕩息子の言い分ばかり聞き入れたのでは「真っ正直に生きる者」に示しがつかない状況です。

【金融・為替】
ドル円は昨日の東京時間に一時108円50銭台まで安全通貨の円買いが続きましたが、米国市場で株価下落に歯止めがかかり109円55銭近辺まで反発(円は反落)しました。ユーロは一時1.231ドルまで下落後に反発して1.237ドル近辺で推移も、投機筋のユーロ買い解消の動きに目立っているようです。ドル指数は89.6ポイントと90ポイント台に上昇後に下落、10年債利回りは2.768%と小幅低下していて、世界同時株安から経済・金融の混乱配慮からFRBの3月利上げの可能性の後退期待もあるようで、ダウ平均は2万4912ドル(+567)に急反発しています。前日急落の日経先物も500円反発しています。

【石油市況】
原油は63.39ドル(−0.76)に続落し、ブレント相場も66.86ドル(−1.72)に続落して引けています。ユーロ買い同様に投機筋のロングを手じまう動きが目立つものの、引け後に株価急反発に連れて時間外では64ドルに接近する戻りを見せています。

【貴金属市況】
金は東京時間の株価下落に反応を示し一時1350ドルに接近する場面が見られものの、ユーロ相場の軟調な展開や株価の反発から欧米時間で軟調推移が強いられて1329.5ドル(−7.0)と直近安値を更新して引けています。ユーロや原油同様に投機買いの手仕舞いもあるようで、調整を強いられる展開となっています。本日の円換算は4655円前後になります。

【穀物市況】
穀物市場は南米アルゼンチンの乾燥気候が続く見通しに大豆が上昇を牽引し、コーンと小麦も堅調推移となりました。

一時1500ドル超える続落にリス回避の動き

おはようございます

【金融・為替】
週末に続きダウ平均が一時1500ドルを超える下げを演じ、引け値ベースでも1175ドル安の2万4345ドルに大幅な続落となりました。雇用統計発表による賃金上昇から長期金利上昇に波及して、FRBによる利上げ加速観測から投資資金が株式市場などのリスク商品から資金を引き揚げる動きとなっています。主要国の株価は今年の上昇幅を全て吐き出す動きとなっていて、リーマンショック後に中銀が市場に供給した資金が株バブルを生みだし、必要以上に買われたことが原因で急落に転じ後始末に追われるいつもの様相です。

為替はECBドラギ総裁が議会証言で「過度な為替変動が新たな逆風となる」とこのところのユーロ高懸念に再び言及し、ユーロは徐々に水準を切り下げて現在1.238ドルに下落して推移しています。一方で円相場は110円台に戻す場面が見られたものの、株安のリスク回避に安全通貨(巨額の対外純資産保有)として買い戻されて109円25銭前後で推移しています。日銀による債券オペによる長期金利上昇に歯止めの効果も、株安のリスク回避の円買いには抗しきれないようです。ドル相場は対円で軟化も対ユーロでは下落して、ドル指数は89.5ポイントに持ち直しています。10年債利回りはやや落ち着きを取り戻し2.794%に低下しています。

【石油市況】
原油は64.15ドル(−1.30)に続落していて、株式市場の調整安が続く中、原油価格もリスク商品の一角として修正を余儀なくされている模様です。

【貴金属市況】
株価の下落が続く中で安全資産としての立ち位置から上昇に向かう場面もありますが、このところの金価格を左右しているのは主にドル相場の強弱であって、対ユーロでのドルの上昇が重荷となって1336.5ドル(−0.8)に小幅続落して引けています。引け後に1340ドル近辺まで戻すも、円高基調にある本日の円換算は4695円前後になります。

【穀物市況】
株式市場初めリスク商品が軒並み下落す中、穀物市場も例外ではなく下落に見舞われています。

NY市場混乱のなかイエレン退場、パウエル本日就任

おはようございます

今日からFRBパウエル議長誕生の新体制に変わります。イエレン議長の退職の日に皮肉にも史上3番目となる665ドルの暴落、為替は円安の110円台に軟化も日経先物も400円安とNY急落の煽りを受けました。10年前のリーマンショックでバーナンキがQE開始し、3年前からイエレンでQE縮小に着手、任期中は市場対話を通じて利上げと株高の同時進行が続いたことは大きな功績と言えるでしょう。但し、近年の議長としては政治的なものもあり短命の1期4年で終えることになり、適正金利への誘導とFRBのバランスシート縮小はパウエル新議長に委ねられることになります。

さて、NY市場の混乱の波及を受けた今日の東京市場ですが、ドル円は110円15銭前後とほぼ週末の海外市場を踏襲する動きですが、NY時間の終盤に小反発したユーロは反落に転じてスタートです。10年債利回りが賃金の上昇を受けて2.9%台に上昇し、金利高を嫌気する動きとなりました。今年の利上げ回数3回は既に織り込んでいる状況でしたが、賃金上昇=物価上昇=利上げ加速の可能性を嫌気するものとなりました。

株式のようなリスク商品に対して本来ならば安全資産として金の立ち位置は逆のケースながら、今回の金は金利上昇を反映することなくドル安のみになびいて上昇を続けています。本来ならばドル高でも株安のヘッジとして脚光を浴びる要素のある金ですが、ドル高を受けて株価と同時に下落する反応となっています。商品市場では原油や銅相場と同様に株式市場からの資金流入が、金価格の上下動をいびつなものにした感は否めません!一度リセットして「安全資産」や「代替通貨」として立ち位置を取り戻して欲しいものです。

今週は8日につなぎ予算が切れることから、与野党の議会でのドリーマーの扱いを巡る交渉の成り行きが注目されます。

今週もよろしくお願いします。

雇用統計受けた金利上昇に株価暴落

おはようございます

FOMC直後の米雇用統計は正直いつもほどの注目はされていませんでした。結果は失業率が4.1%と前月と変わらず、雇用者数の伸びは17.5万人の事前予想に対して20万人増と予想をやや上回るものでした。そして賃金の伸びは前年同月比で2.9%増と金融危機前の3%台に接近して、ようやく賃金上昇がFRBの求める巡航速度に到達する結果となりました。賃金上昇を受けてまず反応を見せたのは10年債利回りが2.85%まで更に上昇して、4年ぶりの高水準となりました。これを受けて米利上げペースが加速されることが意識されて外為市場ではドルが上昇し、株式市場では金利高による調達資金の金利負担を嫌気する売り物に暴落する展開となりました。

外為市場ではドル金利の上昇から金利差を久々に意識する動きからドル指数が89.1ポイントに反発し、対ユーロで1.246ドルに、対円でも110円15銭前後にドル高・円安が進行、前日の日銀による指値オペレーション(金利上昇を抑えるために臨時に国債を購入する方策)の効果も影響した模様です。ダウは30の構成銘柄全てが下落し、9年2ヶ月ぶりの下げ幅となり2万5520ドル(−665)に急落しリーマンショック時を彷彿させる暴落となりました。最もトランプ政権誕生から株式市場のリスク選好からの上昇が行き過ぎとの指摘は今に始まったものではなく、買われ過ぎの反動安が今回の金利上昇がひとつの発端となったものと推測されます。緩慢な利上げ期待がリスクの許容度を受け入れてきましたが、4年ぶりに上昇した長期金利の水準が水を差すものとなりました。

株価の急落とドル高の動きを商品市場も嫌気する動きで、WTI原油65.45ドル(−0.35)・ブレント原油68.58ドル(−1.07)・金1337.3ドル(−10.6)・銅7944.0ドル(−74.5)・大豆978.5ドル(−6.25)とほぼ全面安症状となっています。商品市場を代表する大型目柄には株価上昇の恩恵を受けた資金も一部流入していることは明らかで、株価の下落から資金を流出する売り物に押されたことが背景にあるものと推測されます。

良い週末をお過ごしください!

月替わり投機筋は再びユーロを強気

おはようございます

【金融・為替】
前日のFOMCでは、インフレ目標への見通しを修正してややタカ派的な内容となりましたが、ドルを買う動きは限定的で再びユーロを買う動きが強まりました。節目の2.5ドルを上回り現在2.251ドル近辺と1月25日以来のユーロ高となっています。2.5ドル以上のユーロ高にはドラギ総裁はじめ牽制発言も目立ち警戒される水準ですが、投機筋は月替わりどこ吹く風のように改めてユーロを買う動きを強めています。ユーロの占有比率が高めに設定されているドル指数は反対に下落し88.5ポイントと、こちらも1月25日以来の安値を示現しています。ドル円は前日に続きドルが強含みに推移して109円35銭前後に円が続落しています。財務省や日銀は先週の108円台前半で会合を開いていて、108円割れには動きがあるのでしょうね。ダウ平均は2万6186ドル(+37)と一時100ドル超の続伸からだれる展開となり、10年債利回りが2.773%に上昇したことが嫌気された模様です。

【石油市況】
原油は65.80ドル(+1.07)に続伸し、ブレント相場も69.65ドル(+0.76)に続伸しました。米国の原油生産量昨年11月に日量1000万バレルと初の大台を超える水準まで膨らんでいますが、投機筋はユーロを買いドル安を誘導し、ドル建ての原油や貴金属といった商品価格を上に向かわせているように推測されます。強気の背景には当然のようにOPEC+ロシアの協調減産順守もあるともちろん思われます。

【貴金属市況】
金はドルの対ユーロ(ドル指数)に素直に反応する局面が引き続き、欧州序盤のユーロ安の時点の1336.8ドルに反落した時間帯が安値で、その後はユーロが反転上昇したことを背景に水準を切り上げて1344.3ドル(+5.3)に続伸して引けています。ユーロ高・ドル安の動きは引け後も続き先月25日以来のドルや水準となっていることから、金は引け後の時間外取引で更に上昇を続け一時1250ドル台に復帰して先月26日以来の高値となっています。金利上昇を最も嫌う習性の金ですが、現在のテーマはドル安が主役に祭り上げられているようです。円相場の地合いが弱い中でのドル建て金価格上昇により、本日の円換算は4735円前後と今週の安値4653円から80円前後戻すことになります。

【穀物市況】
南米アルゼンチンの乾燥気候が気がかりな情勢が続く穀物市場ですが、農務省の輸出成約状況が明暗を分け大豆と小麦が下落し、コーンは小幅上昇しています。

FOMCは物価上昇に自信示す

おはようございます

【金融・為替】
FOMCでは政策金利は予想通りに据え置き、声明文では「経済活動は底堅い拡大が続いている」として成長への自信を深め、物価については「今年は上昇が見込まれる」と判断を一段引き上げています。先行きの金融政策は「緩やかな利上げが正当化される」として、今年3回の利上げが予定されているシナリオを改めて再認識させる内容となりました。イエレン議長の任期は今月3日で終了、バーナンキで始まった緩和策を利上げや債券購入減で事実上終了させ、しかも金融市場の動揺を最小限に抑えた功績が評価されています。後任のパウエル氏の就任式は来週5日に予定されていて、今後の米経済のかじ取りを引き継ぐことになります。

トランプ大統領の一般高所演説は過激な発言を封印し、米国民と議会の融和を訴える内容で巡航運転に徹するものとなりました。インフラ整備に1.5兆ドルの予算を組み、民主党に対しては不法移民二世(ドリーマー)の市民権を与える道を開く交換条件として、メキシコとの壁建設を要求する内容となっています。1月につなぎ予算で先送りした債務上限問題は来週8日に迫り、与野党の攻防が再び活発化しそうです。

ドル円は109円20銭にドルが反発に転じ、ユーロは1.241ドルと小反発し、ドル指数は89.1ポイントと小幅下落しています。ダウはボーイングの好決算で朝方200ドル超の急反発で開始も、FOMC後に一時マイナスに、その後は引けにかけ再び反発して2万6,149ドル(+72)と3日ぶりに反発しました。10年債利回りはFOMC後に一時2.752%まで上昇後に水準を切り下げて2.720%と、前日から低下して引けています。

【石油市況】
原油は11週ぶりの在庫減に時間外で63.67ドルまで続落も、製品需要の好調な推移や株価の急反発となるリスク選好の復活に下値を切り上げて反発に転じ64.73ドル(+0.23)で引けています。ブレント相場も69.05ドル(+0.03)と3日ぶりにに小反発しています。

【貴金属市況】
FOMCを控えたNY金は上下動しながらもドル相場の対ユーロでの下落に支えられ、小幅に反発して1339.0ドル(+3.6)で引けています。引け後のFOMCでは物価上昇に自身を深める声明文愛用を嫌気して一時1331.8ドルまで下落も、その後にユーロ反発によるドル安や10年債利回りの低下に支えられて反転して現在1345ドル前後の水準で推移しています。本日の円換算は4710円前後となります。直近安値4653円は1/2押しとなり(12月底値4511〜1月高値4793幅)反発基調に転じています。

【穀物市況】
株価や原油安のなか前日まで堅調な穀物市況は、本日は大豆と小麦が反落し、コーンはほぼ変わらずとなっています。

長期金利上昇を株価が嫌気して続落

おはようございます

【金融・為替】
日経平均が5日続落して下げ幅800円余り、アジア・欧州そして米ダウ平均も本日は362ドル安の2万6076ドルと二日間で500ドル超の大幅続落しています。欧州の利上げへの政策転換を巡る思惑から、ドイツなどの債券が売られて長期債利回り上昇の金利高を嫌気する動きが日米にも波及しています。米10年債利回りは2.726%と3年9か月ぶりの高水準となり、日欧の金利も上昇、但し日米の金利差は拡大して通常ドル買い・円売りにより為替は円安指向となるものの、日欧の金融の正常化観測の投機筋のドル売りが続いています。

ドル円は108円80銭近辺で推移、ユーロは1.239ドルとそれぞれ小幅保ち合い、ドル指数も89.2ポイントと保ち合い終始となっています。ダボスでの問題発言をしたムニューシン米財務長官は「長期的に米国の利益にかなう強いドルを望む」と発言して、本日のドル売りは限定的なものとなっているようです。予定されているトランプ大統領の一般教書演説は日本時間の本日午前11時ころの予定です。日本時間明日の午前4時はFOMC声明文の発表も控えています。

【石油市況】
原油は64.50ドル(−1.06)に続落し、本日発表される原油在庫見通しが増加に転じる可能性の高まりや、株安の動きが投機筋の利食い売りを則した模様です。ブレント相場も69.02ドル(−0.44)に続落しています。

【貴金属市況】
金はアジア時間から大幅に続落して一時1332.8ドルまで下落、その後欧州のGDP速報値が堅調な内容となりユーロが反発に転じたことから金もドル安背景に上昇に転じて1347.8ドルまで戻すも、FOMCを控えた利益確定の売りに再び売られて1335.4ドル(−4.9)に3日続落して引けています。ドルの下落基調は追い風のものの、ようやく金利上昇を嫌う反応も見せ始めたようで高値買い付き手仕舞い売りも見られています。株高と同時進行の金高は、株安とともに下落に転じていて、これまでのところ金は安全資産というよりもまるでリスク資産のような反応です!?本日の円換算は4670円前後になります。

【穀物市況】
穀物市場は南米アルゼンチンの乾燥予報を受けて本日も全般に堅調な展開となり、株価や他商品とは異なる動きをしています。

大統領の教書演説、FOMC,雇用統計と続く

おはようございます

【金融・為替】
今夜のトランプ大統領の一般教書演説や、明日のFOMC、さらに月末接近のポジション調整もあり本日はドルを買い戻す動きとなり、ドル円が109円丁度、ユーロドルは1.237ドル近辺、ドル指数が89.3ポイントに反発しています。10年債利回りは2.699%に上昇し、ダウ平均は2万6439ドル(−177)と4日ぶりに反落して引けています。今回のFOMCでは利上げ見送りが大勢を占めていて、3月の新議長パウエル氏の記者会見時の利上げの可能性が7割強の見通しです。声明文では今年から始まった減税法案による景気上振れ観測から一部には今年4回の利上げを見込む動きがありますが、声明文のニュアンスが年3回か、もしくは4回かで今後のドル相場の流れが変わる可能性もあります。要注目です!(日本時間は2月1日午前4時)

【石油市況】
原油は65.56ドル(−0.56)に反落していて、ドル安地合いが一服したことや、EIAによる週間原油在庫が11週ぶりに増加に転じる見通しを嫌気する動きとなっています。

【貴金属市況】
金市場においてもドル高の動きを嫌気する売り物に押され続落し1340.3ドル(−11.8)で引け、直近高値から25ドル前後の調整となっています。ドル相場の強弱次第に敏感に反応する金相場ですが、NY市場では投機筋の資金の流出入が波乱要因で、先週は2営業日連続で70万枚近い大商いが続き取組高を大きく上回る出来高は過熱状態を招いてるとも観測され、今週はFOMCや雇用統計により大きくぶれる可能性もあります。株高から資金流入している資金が踊っている状況が金市場にも波及し、一段のドル高となれば退場の催促の可能性も考えられます。本日の円換算は4690円前後になります。

【穀物市況】
ドル高で他市場が冴えない状況ながら穀物市場では小麦の急伸に支えられ、コーンと大豆も堅調に推移しました。

イベント盛りだくさんの一週間

おはようございます

年が明けて早くも1月は最終週を向かえます。寒さが身に染みる毎日、網走では流氷も確認され、札幌では雪まつりの準備、もっと寒い2月を迎えるにあたって寒中見舞い申し上げます。

さて、今週はイベントが並ぶ一週間となります。明日30日はトランプ大統領の種瀬方針演説、先のダボス会議ではドル安を否定し、TPPやパリ協定の再考を示唆する国際社会へ協調する含みを残す発言をしていますが「米国第一主義」は基本的にぶれることはなく、「保護貿易主義」が後退することはないと見られ、知的所有権など中国への関税引き上げなどが今後考えられ、北米貿易協定の見直し、日本との二国間協定なども目指すものと考えられ「自由貿易」には望み薄の状況が続くものと推測されます。

30・31日はFOMCが開かれ、2月3日で任期が切れるイエレン議長の最後のFOMCとなります。声明文で3月利上げの可能性を探るものとなり、次期議長のパウエル氏の政策実行も注目度の高いものとなります。月替わりの週末2月2日は雇用統計、3月利上げを巡る思惑が交錯することになります。

今週もよろしくお願いします
相場に対する考え方
相場の世界は人間社会の縮図であり、より大きな視野に立つことが成功の秘訣です。ファンダメンタルを最も重要視し、商社や地場情報を取り入れながら、既存の見方にとらわれない独自の観点から、相場動向を分かりやすく解説し分析してまいります。
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