本日のトピック(最前線情報)

岡地(株)東京支店投資相談部の川原忠夫が相場の分析を致します。商品業界に身を置くこと四半世紀、相場界の酸いも甘いも噛み分けた豊富な経験を生かし、ファンダメンタルを重要視しながら、的確且つ最新の情報を発信してまいります。尚、情報に関しては正確を期するように最善を尽くしておりますが、内容の正確性を保証するものではありません。利用にあたっては自己の責任の下で行うと共に売買の判断はお客様ご自身で行なってください。

週末には師走入り

おはようございます

今週は11月最後の週となりますが、早いもので今週末には師走入りとなります。残された営業日は24日と、文字通り走り去っていきそうです。

週末12月1日は金曜日ですが、今回は米雇用統計の発表は予定されていません。年内最大のイベントは12月13・14日のFOMCで、来年2月で任期切れとなるイエレン氏に代わり、今週は次期FRB議長のパウエル氏の講演が予定されていて、イエレン議長の政策を踏襲する見方が大勢もトラン政権との親密性も注目されています。また、米国での関心事は上院での税制改革の議論の行方も注目され、減税が2019年以降になれば少なからぬ失望も予想されます。

欧州では最大経済大国ドイツの政局が注目されていて、今週30日にメルケル首相と野党第1党党首シュルツ氏の会談が大統領の仲介によって実現されます。連立に前向きとなるのか?或は再選挙?に向かうのか通貨ユーロにも影響しそうです。また、英国のEU離脱交渉の進展状況も注目されます。

中国では先の共産党大会で習主席を「核心」と呼ばれるこれまでの主席とは「別格」扱いとし、習氏の権力基盤を固めました。今後は経済面でインフラ投資の財政出動を減らす引き締めに向かうと見られることや、金融政策も引き締め利上げに向かうことが予想され、先週木曜の上海株が一時2%強急落したことからも今後の経済運営が注目されます。

今週もよろしくお願いします

独連立期待にユーロの上昇際立つ

おはようございます

感謝祭明けから市場参加者が限られる中での取引、外為市場ではユーロが1.192ドルに大幅上昇する動きが目立ちドルINDEXは92.7ポイントに大幅下落し、10年債利回りは2.340%に小幅低下しました。一方でドル円の動きは限定的なもので111円60銭近辺で今週の取引を終了しました。ユーロ買いの背景は政局不安のドイツで大統領が仲介に入り、メルケル首相と第2党の党首との会談が来週開かれることから再編への期待の拡大が背景にあるものと推測されますが、会談が成功裏に終える保証はなく内容が注目されます。

ダウ平均は2万3557ドル(+31)と小幅ながら史上最高値を更新、年末商戦への期待の盛り上がりや、原油が一時2年5ヶ月ぶりの高値を次元しエネルギーセクター主導の面も押し上げ要因となっています。12月に入り税制改革法案が上院で審議される予定で、成行を見守ることになります。

商品市場ではWTI原油が前述の通り一時59ドル台に乗せ、引けにかけても堅調を維持して58.95ドル(+0.93)に続伸して引けています。金はドル安や原油続伸の追い風もレンジの上限近辺で売り物に押され、1287.3ドル(−4.9)に反落して引けています。

良い週末をお過ごしください!

連休の谷間はブラック・フライデー

おはようございます

三菱マテリアルの小会社でも検査データを改ざんした不正が行われました。神戸製鋼、日産、スバルに続き「ものづくり日本」の根幹が揺らぐ由々しき事態です。3年前に免振技術でトーヨーゴムが不正を働いたことが始まりで、日本製品への不信感が更に広まることになります。これが「氷山の一角」でないことを願いたいものですね!

さて、米国市場は「感謝祭」の休場から入電はありませんが、時間外取引でWTI原油が58ドル台中盤まで続伸して、休み前よりも1.5ドル前後の急伸となります。FOMCの議事録では12月利上げの可能性は90%以上に高まっていますが、インフレ鈍化がメンバーの心配事項でしたが原油価格の上昇は下落の歯止め役となるかもしれません。

休日明けの外為市場はドル円111円20銭近辺で推移、ユーロは1.184ドル、ドル指数93.1ポイント前後で比較的静かなスタートです。本日はブラック・フライデーと呼ばれる年末商戦が開始され、4連休の人も多く市場参加者は限定的と見られています。

ドルの持ち高調整に下落、円・ユーロは上昇

おはようございます

日本は「勤労感謝の日」で休場、NY市場も「感謝祭」の休場を前にして、ドルの持ち高調整が進行してドル安方向に大きく触れて引けようとしています。NY市場開始から円売りのポジションがここ数週間積み上げた円売りポジションが振るわれる買い戻しが入り、112円から111円台後半へのドル安・円高が進みました。さらにFOMC議事録の発表後に一段円高が進行し、一時111円10銭台まで円高しています。対円で上昇したのはユーロも同様で、1.181ドルに急反発して今週の下落分を多方取り戻す動きとなりました。議事録の内容は概ね予想通りでメンバーの多くが追加利上げを容認し12月利上げはもはや既成事実化の流れになっていて、一部にインフレ鈍化懸念を見込む発言もあったようですが予想の範囲内といったところでしょうか。

ドル安の流れを受けてドルの相対的実力を測るドルINDEX(指数)は93.1ポイントに急反落しました。ドル売り要因の一角には10年債利回りが2.321%に急低下したこも影響した模様です。ダウ平均は前日に最高値を更新しましたが、休日前の益出しから50ドル前後の反落に転じて引けそうです。

商品市場はドル安背景に上昇し、WTI原油が58ドルに接近する直近高値を更新し、金も1290ドル台に大幅続伸して引けています。(円換算4610円前後)週末の金曜日は通常通りの取引再開となりますが「ブラック。フライデー」と呼ばれる年末商戦の幕開けとなり、市場参加者は徐々に減少するものと思われます。

よい週末をお過ごしくください!

休日を控えてダウは高値更新する

おはようございます

【金融・為替】
ドイツの連立決裂からメルケル政権は、少数与党若しくは再選挙の決断を迫られています。いずれにしても独政局の混乱はEUの結束や、英国の離脱交渉にも影響を及ぼすものと考えられ、ネガティブな材料として今後金融市場にも波及しそうです。アジアでは北朝鮮情勢が地政学的なリスクとして考えられ、こちらも年をまたいで来年以降も影響しそうです。西アジアではトルコと米国の関係悪化にトルコ・リアが史上最安値を更新、サウジではムハンマド皇太子の独裁政治が懸念されることや、対イランとの緊張の高まりが懸念されます。

また、米国ではトランプ政権のロシアゲート捜査の進展から、大統領の側近から当の本人にも波及するリスクが高まります。内政では税制改革の審議が上院でどのように進むのか注目され、法人減税が決まれば株高・ドル高のリスク選好の反面、財政赤字の膨らみから金利の急上昇が懸念されます。反対に減税見送りとなれば株安・ドル安・金利低下の反応を示すものと推測され、減税法案の行方はどちらにしても金融市場に影響しそうです。

さて、ドル円は112円45銭近辺で推移、ユーロは1.173ドル近辺で推移、ドル指数は93.9ポイントと為替市場は比較的小幅な動きにとどまっています。ダウ平均は2万3590ドル(+160)に続伸し、こんげつ8日以来史上最高値を更新しました。10年債利回りは2.363%前後で推移しています。世界の政情が安定感を欠くなかで、企業業績の好調が株高のリスクオンを牽引している模様です。

【石油市況】
原油は56.83ドル(+0.41)に反発し、ブレント相場も62.57ドル(+0.35)に反発しました。来週のOPEC総会を控えて、加盟国と非加盟国の連携が高まり減産延長に向けた動きに期待する買い物が堅調を維持させているようです。

【貴金属市況】
NY金は1281.7ドル(+6.4)に反発して引けています。前日の下げ過ぎ感からのリバウンド的な戻りや、ドル相場の上昇一服からの反発と見られます。本日の円換算は4615円前後になります。

【穀物市況】
穀物市場は材料難から小麦・コーン・大豆と小幅な値動きで、高安まちまちな展開となっています。

北を「テロ支援国」に再指定

おはようございます

【金融・為替】
トランプ政権は9年前に解除されていた北朝鮮の「テロ支援国」への再指定を決めました。これによって米国から北朝鮮への、一段の金融・経済などの追加制裁が決められるもの思われ、北朝鮮は一層の窮地に立たされることになります。週末から中国の特使が北に派遣されたものの、金正恩書記との会談が実現できず核問題の溝が埋まらずに帰国、北朝鮮の孤立化が一層すすむことになります。

欧州ではメルケル首相の与党を中心とした連立に失敗し、欧州の盟主であるドイツ政局の混乱が欧州統一に向けた動きが失速し、通貨ユーロが週明けから下落をたどる動きとなりました。ユーロは欧州時間で持ち直すも再び下げに転じ1.173ドルに、対円でも週末の133円後半から132.1円前後に上昇、ユーロの独歩安からドル指数は94.0ポイントに急反発しました。欧州の政局不安は続くものと推測されますが欧州株は後半に反発に転じ、ダウ平均は2万3430ドル(+72)に反発して引けました。債券は下落して10年債利回りは2.272%に上昇しました。欧州ではメルケルの4選に黄色い信号が点滅し、米国では減税法案を巡る議会審議が不透明さを増しています。

【石油市況】
原油は56.09ドル(−0.46)に反落し、ブレント相場も62.22ドル(−0.50)に下落しています。来週30日のOPEC総会を巡る減産延長などの報道が活発となっていますが、投機筋の過去最高の買い越しに偏ったポジション調整や、ドル高の動きが本日の下落要因と見られています。

【貴金属市況】
ドル安背景に週末に急反発したNY金は、週明けは一転逆にドル高に押されて急反落し1275.3ドル(−21.2)で引けています。この日は週末に下落した株価も反発に転じたことから、投機筋の買いポジションを手じまう動きが売りの圧力となった模様です。本日の円換算は4610円前後になります。

【穀物市況】
穀物市場は原油相場が下落に転じたことや、ドル高の動きを嫌気して小麦が急反落し、大豆は小反落、コーンはしぶとく小幅ながら続伸しました。

今週は東京・ニューヨークともに飛び石連休

おはようございます

一時は上場廃止の瀬戸際に追い込まれた東芝ですが、6000億円の増資がきまり2年連続の赤字決算を逃れ上場の維持できる見通しとなりました。それでも収益の9割は売却が予定されている東芝メモリーに負うために、売却後の収益源を確保することが命題となります。

さて、今週は東京市場は「勤労感謝の日」で木曜日が休日、米国も同様に「感謝祭」の休日で年末商戦入りとなり、市場は金曜日に開くものの「ブラックフライデー」と呼ばれる商戦入りから参加者は限定的となりそうです。

今週もよろしくお願いします

株安・ドル安に原油と金が急反発

おはようございます

ボジョレヌーボーが今週解禁されましたが、日本でも一頃ほどの報道はされませんでした。フランスからの報道によると12年前と比較すると生産量は62%減少し、人気上昇から大量生産され品質も劣化してピークが去ったとのことで、今後は品質向上の農家の動きもあり仕切り直しとのことです。妙にありがたがったバブル時代が思い起こされます!

ダウ平均は反落に転じ2万3358ドルと100ドル安で引けています。前日に下院を通過した財政改革は一歩前進も、実行を一年先送りするという上院での採決待に不透明感が漂っています。また、来週23日の「感謝祭」の休日を前に益出しの売り物も出ているようです。

ドル円は一段ドル安が進行して112円10銭前後で取引され、ユーロも1.179ドルに、ドル指数は93.5ポイントに続落しています。株安・債券高に10年債利回りは2.347%に低下しています。GSがドル安見通しを発表したことも、幅広くドルを売る動きにつながった模様で10年債利回りは2.347%に低下しています。

商品市場では原油と金が大幅に上昇、WTI原油は56.55ドル(+1.41)に、ブレント相場も62.72ドル(+1.36)に急反発しています。サウジが月末のOPEC総会に向けた強い減産への意思表示をしたこともありますが、金が1296.5ドル(+18.3)に急反発したように、ドルが主要通貨に対して下落していることが主な上昇要因と思われます。

良い週末をお過ごしください!

下院通過後に上院の壁(米税制改革)

おはようございます

9月15日の「火星12」以降は北朝鮮の目に見えた挑発行為は途絶えています。国連による経済制裁により米やガソリンなど物価が急騰しこれ以上の情勢悪化を避けるためと、米国の空母3隻に見られるように米軍の示威行動が効果を発揮している面もあるようです。本日は習主席の特使が訪朝することから、北朝鮮の出方が注目されます。

ロシアがSNS(ソーシャル・ネット・ワーキングサービス)を駆使して昨年の米大統領選挙の妨害活動をしたことが既報の通りと思いますが、欧州でも英国のEU離脱の国民投票や、最近ではスペインカタルーニャの住民投票も関与したことが明らかになってきています。改めてプーチンの脅威が再認識されます。

【金融・為替】
昨日は日経平均が7営業日ぶりに反発に転じことが牽引役か、欧州株も上昇、ダウ平均も6日ぶりに反発に転じました。連日の下げから戻るタイミングが重なったものか、或いは高値を更新する始まりとなるのか注目されます。一時112円台中盤まで買われた円相場は113円05銭近辺で下落、ユーロは1.177ドル、ドル指数は93.9ポイント前後で推移しています。ダウ平均は+187ドルの2万3458ドルに反発して、債券相場は軟化し、10年債利回りは2.361%に上昇しています。米下院で税制改革法案が可決れましたが、問題は上院のほうで今後の審議が注目されます。

【石油市況】
原油は55.14ドル(−0.19)に続落し、ブレント相場も61.36ドル(−0.51)に続落しました。前日のEIAの週報で原油生産量が過去最高の水準となったことが上値を重いものにしています。OPEC減産延長による価格政策=米シェールを結果的に利する図式が続いています。

【貴金属市況】
NY金は1278.2ドル(+0.5)と小幅に上昇、前日比でドルが若干下落したことが買われる要因ながら、高値の1280ドル台維持はできず株高が嫌気されるものとなっていますが、引き続き小幅レンジ相場が続いています。本日の円換算は4635円前後となります。

【穀物市況】
穀物市場は前日上昇を牽引した大豆が反落して、コーンが小幅下落、小麦相場は逆に反発するまちまちな展開、引き続き高水準な収穫量と、南米の作付けに都合の良い展開が重石となっています。

株高の修正に円相場が強含む

おはようございます

【金融・為替】
日経平均が6日続落し、アジア・欧州株も冴えずダウ平均も2万3271ドル(−138)に続落しています。昨日の日経紙に米最大の年金基金カルパースが運用面の見直しを始めていて、株式の下落リスクを抑えるために債券運用の比率を高める(約39兆円の運用額で現状50%を株式、19%が債券運用)とありましたが、年金基金のようなお堅い運用元には現状の株高を警戒する動きもあるようです。

株安を受けてドル円は一時112円50銭を割れるべ面も見られる動きも、その後はややドルを買い戻す動きから現在112円85銭前後で推移しています。但し、一方で前日急伸したユーロが反落に転じて1.178ドルに後退し、下落したドル指数は93.8ポイントと前日とほぼ変わらずまで戻しています。株安・債券高から10年債利回りは2.335%に低下しています。

【石油市況】
原油は米石油協会(API)の原油在庫が減少予想が大きく覆り急増したことから一時55ドル割れまで大幅続落しましたが、EIAの在庫増がAPIほどでなかったことから下げ幅を縮小して55.33(−0.37)で引けました。ブレント相場も61.87ドル(−0.34)に続落しています。


【貴金属市況】
金はこの日発表された10月の小売売上高やCPI(消費者物価指数)が利上げを後押しできるほどの内容に乏しいことや、株安のリスク回避の動きから一時1290ドル台と戻り高値を更新する場面が見られたものの、その後は急速に失速して下落に転じ1277.70ドル(−5.2)に反落しました。市場環境は上昇に追い風ながらも失速した背景は、ドル安の流れがユーロの下落によりドルが買い戻されたことも原因と見られます。引き続きレンジ内に戻しての展開となり、本日の円換算は4625円前後になります。

【穀物市況】
穀物市場は大豆が反発して、小麦が急落し、コーンは大豆につれて小幅反発するまちまちな展開となっています。
相場に対する考え方
相場の世界は人間社会の縮図であり、より大きな視野に立つことが成功の秘訣です。ファンダメンタルを最も重要視し、商社や地場情報を取り入れながら、既存の見方にとらわれない独自の観点から、相場動向を分かりやすく解説し分析してまいります。
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