本日のトピック(最前線情報)

岡地(株)東京支店投資相談部の川原忠夫が相場の分析を致します。商品業界に身を置くこと四半世紀、相場界の酸いも甘いも噛み分けた豊富な経験を生かし、ファンダメンタルを重要視しながら、的確且つ最新の情報を発信してまいります。尚、情報に関しては正確を期するように最善を尽くしておりますが、内容の正確性を保証するものではありません。利用にあたっては自己の責任の下で行うと共に売買の判断はお客様ご自身で行なってください。

今週末は大豆・コーンの納会

先物の強さと比較すれば、一般大豆とコーンの期近限月の弱さが際立っています。今週末に納会を控えて、買い方の整理遅れが節ごとに出てきており、一方売り方商社は利食いの買戻しを見送り、ジリジリ下値を切り下げております。

納会の見通しは両銘柄ともに今のところ買い端予想(渡し物が受けを上回る)であり、渡しものが多いというより、受け手が不在とみられています。商社は大幅な順サヤの時点で先を売り、それが期近に廻っており海外より割安となっているが、余程の割安感がなければ二番限に乗り換えながら長期に売りポジション維持と見られ、一本ずつ仕上げていく方針と見られる。

「鬼より怖いサヤ滑り」は納会前後から始まり、これでもかと買い方いじめをやるもので、買い方としては買い玉を先物から新甫へと乗り換えていくことが賢明と思います。一方売り方はサヤ滑りには時間を要する為に、忍耐強く持久戦に耐えていかねばなりません。6限月の内期近3本は売り方の勢力圏であり、買い方は極力先物で勝負、おかしいところは期中に売りヘッジを入れる勇気も必要と思います。

*本日は水曜日です。先週に続いてレポートを送信します*
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ロコLD急上昇

円ドルは現在117円90銭台と昨日より、50銭前後の円高となっておりますが、ロコLDのスポットは今朝入電換算で、金5ドル高・銀35銭と高・白金1ドル高と堅調推移となっています。朝懸念したことは杞憂に終えようとしております。

東京貴金属割高感より大幅な反落予想

おはようございます。

NY貴金属は銀が小幅高を除いて、その他の貴金属は反落しております。昨日の東京時間でのドル建て相場は急騰していた為に、換算値では大幅な下げが想定されます。銀は場合によっては18円の制限安となる可能性があります。金35円安・白金30円安の予想となります。

米国の対イランへの強硬姿勢を材料に買ったわけですが、目先材料出尽くしからの反落です。大勢のトレンドには何ら変化はありませんが、金の現物の動きは高値警戒から鈍いとのことです。換算値より東京が安く引けるようなら、NY市場に波及する可能性を残します。

そうなればNY580ドル前後までの調整も、ありうるので注意が必要となります。そのあたりは昼の更新時に改めてコメントします。

貴金属について

貴金属は銀のS高を含めて急騰し、白金がようやく最高値(4198円)を上抜きました。それぞれNYの今朝入電分より買われており、特に金はプラス2.5〜3ドル高・銀10〜15セント高を先取りしている状況となっています。

出来高については銀が今年一番の大商い、金や白金も二番目の出来高となり、まあまあ賑わって来ており、特に銀はRSIが80ポイントを超えており、反落時期が近いといえなくもない。しかし、この相場は手仕舞いこそいいでしょうが、新規に売ることにはあまり賛成できません。

なぜならトレンドが上向きであり、ETF上場もまだ確定していないわけで、買われた反動がでるにしても、それを狙って売り込む事には賛成できず、むしろその際の突っ込みを拾うくらいのつもりで見ておくほうが無難といえるでしょう。

銀ばかりが注目される中、金や白金も着実に下値を切り上げてきており、青天井状態の銀と比較すれば割安感すらでてきております。銀は取り組み枚数が少なく、一旦ストップがつけば売買不能のケースも出てくるものと思われ、注意が必要となります。行きはよいよい帰りはなんとかやらです。

工業品は全面高

NY原油は当月の5月限を除いて全ての限月が70ドルに乗せており、早晩全限月が70ドル台乗せの可能性がでてきております。今朝のコラムにも書いたように、原油ETFがスタートし初日としてはまずまずの成果というところでしょう。

今回のETFの売上げによっては、現在の大型銘柄(10日現在98万枚強)である原油に更に資金が流入し、100万枚の取り組みが恒常化される可能性があります。当然のように買い参入となりますから、原油にとってはプラス要因となります。

現在の上限が70ドルとなっておりますから、これを機に高値を更新する場合も充分に考えられます。原油といわず、金は現物で400トン以上ETFからの需要があり、今後は銀も予定されていますから、今後の相場の押し上げ要因として期待されます。

ドルにしろ円・ユーロにしろ通貨に対する支持率は低調であり、通貨に変わるものとしての実物資産が、金を始めとした商品に過剰流動資金の一部が、狙いを定めていることは明らかであり、今後もこの傾向は拡大傾向にあることは否定できないものと思われます。

原油連動投信が上場

おはようございます。

米国のイランに対する攻撃の可能性から、石油製品と貴金属・非鉄と急騰しておりますが、穀物や砂糖・コーヒーは置き去りにされた格好の入電となっています。

話は変わりますが日経紙の片隅にも掲載されていたいましたが、昨日10日にアメリカン証券取引所で、「原油先物相場連動型の上場投資信託(ETF)」が上場いたしました。投資家がETFを購入すれば、原油先物に投資するのと同じ投資効果を、低コストで得ることができるものであり、新たな資金が原油市場に流入することになります。

もっともも金のETFとは違い、現物を背景にしたものとは違います。ですから直接需給に影響を及ぼすものではありません。しかし、原油市場に新たな資金が投入されることは確実であり、しかもETFは買いから参入するのであり、今後の波乱要因となることは間違いのないところでしょう。

現在同取引所に申請を出している銀のETFも含めて、改めて痛感させらる点は、世界的に過剰流動性資金があふれており、商品市場がその受け皿として期待されているということであり、商品の流れが大きく変貌していることを気づかないことは、投資家にとって命取りとなることを肝に銘じることが重要です。

今夜はUSDAの需給報告

貴金属は軒並み高値で引けており、金は明日のNY+7ドル・銀は+25セント・白金は+15ドルまで買っています。先取りとはいえ銀以外は週末安く入電しており、強気論者も驚くほどの反応となっています。

アラビカコーヒーは22690円と引け値としては、最近の高値を更新して終えており、ブラジル政府の生産高予想を、NY市場がどのように捉えるのか注目されます。

一方穀物はコーンがしっかり、大豆は反応薄すで終えており、今夜のUSDAの需給並びに生産高予想が注目されます。先月はコーンの作付けが大幅に減り、逆に大豆の作付けが増えた為に明暗を分けました。

コーンの期末在庫(23億5100万ブッシェル)が下方修正されるとの見方が根強く、本日は高値引けとなりました。一方大豆の終日をとおして前日の引け値圏での小動きであり、コーンに釣られて買戻しも見受けられたようですが、強ばるには力不足といったところでしょうか。

USDA発表がコーンに有利なようなら、一般大豆及びnon大豆はは今月納会を控え更に上値の重い症状となる可能性があり、戻り売りに分があるように見受けられます。

9日付けワシントンポスト誌

ブッシュ政権がイランに対し、核兵器計画放棄を迫る広範な戦略の一環として、イランに対する軍事攻撃の各種選択肢の検討を行っていると報じたことが、本日の石油や貴金属の夜間取引の価格を押し上げています。

常識的に今の状況で米軍が先制攻撃を、仕掛けるとは確率的に低いのでしょうが、現状の価格帯やファンドのポジションからして、強材料に敏感になっていると言うことでしょう。また、地政学的リスクに反応しやすい状況ともいえます。

石油や貴金属(非鉄も含む)が採算より高いのに比較して、他の商品はあまり動意付いた動きとはなっておらず、玉次第というところでしょうか。NYコーヒーの今晩の反応(ブラジル政府の発表)に注目したいと思います。

前場スポット堅調(貴金属)

週末のNY貴金属市場はドル高と週末要因の利食いから、銀を除いて反落を余儀なくされましたが、本日のスポット価格は先週末比でいうと、金+4.5ドル銀+24セント白金+8ドルと軒並み買われています。

上昇の背景は今のところ定かではありませんが、雇用統計の改善は「景気好調からインフレ傾向」との読みも可能であり、若しくは一部米紙に「米政府がイランの各施設を攻撃するシュミレーションを組んでいる」との報道に反応したのかも知れません。そうなるとイランが黙っているはずもなく、報復攻撃にでた場合のリアクションを想定した動きととも受け取ることが出来ます。

特に銀は高値を更新しており、ETFの催促相場となっています。実際に上場が決まれば一時的に反落の可能性もありますが、実際4000トンを買い付けると言われるのはその後のことです。手仕舞いは好しとしても、決して新規で売るべきではありません。15〜20ドル相場の出現も否定できなものと思われます。

今週は12日に(GFMS)より「ゴールドサーベイ2006」を発表しますから、目先の注目材料となるものと思われます。最も前回予想の上限を(550ドル)を大幅に上回っている為に、上方修正がどの程度のものになるかであって、上げのピッチが早すぎるということはありますが、下げ要因に荷担するものとは考え難いでしょう。

ブラジル政府見通し下方修正(コーヒー)

おはようございます。

注目されたブラジル政府のコーヒー生産高予想は4062万袋(前回12月時は4043万から4358万袋)となり、事前予想の下限に近い数字となりやや強材料か。

表作から前年を23.3%上回りタイト感が窮屈になったと言うほどでもないが、政府の必要とする生産高は4200万袋といわれており、その意味では少ないといえるだろう。一概に統計数字を鵜呑みにはできないのですが、ブラジル政府の貴重な外貨獲得源であり、市況に有利に発表する傾向があり、若干数字は割り引いて見ておく必要もあるでしょう。

発表はNYコーヒーの引け後であり、常識的には今晩のNY市場を刺激するには充分な材料となるでしょう。ボックス圏が長く続いており市場は材料待ちの状態でしたが、110セントを目前にして今回の発表を期に、もみ合いを上に抜ける可能性を示唆しており、目先強気で対処してみたい。

商品全体に上向き指向のなか、出遅れ銘柄のひとつであったのですが、市場が買う材料を探していたともとれます。他銘柄との比較において割安感もあり、人気が付けば思わぬ高値の可能性も秘めています。


相場に対する考え方
相場の世界は人間社会の縮図であり、より大きな視野に立つことが成功の秘訣です。ファンダメンタルを最も重要視し、商社や地場情報を取り入れながら、既存の見方にとらわれない独自の観点から、相場動向を分かりやすく解説し分析してまいります。
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