本日のトピック(最前線情報)

岡地(株)東京支店投資相談部の川原忠夫が相場の分析を致します。商品業界に身を置くこと四半世紀、相場界の酸いも甘いも噛み分けた豊富な経験を生かし、ファンダメンタルを重要視しながら、的確且つ最新の情報を発信してまいります。尚、情報に関しては正確を期するように最善を尽くしておりますが、内容の正確性を保証するものではありません。利用にあたっては自己の責任の下で行うと共に売買の判断はお客様ご自身で行なってください。

2006年08月

逆鞘銘柄の健闘

白金・銀と、逆鞘銘柄が健闘しています。

白金は2ヶ月間の大揉み合いから、上値抵抗線であった4,575円を上抜き、一時4,600円丁度まで買われ、引け際若干だれ気味ながらも4,582円と確りで引けております。大もみ合いは放れたほうに付けといいますから、今日から新たなトレンドに入ったものと思われます。

銀も戻り新高値を更新しており、白金同様に最近の2ヶ月間で、売りポジションを取ったものは全て引かれ玉となったことを意味しております。

昨日から指摘するように、貴金属で最も出遅れ感のあるのは金ですが、本日も上値抵抗である2,370円を、一時的に面合わせするのが精一杯で息切れしております。ボックス圏の中で一人取り残された感は、否めることは出来ません。

しかし、明日からいよいよ9月相場のスタートとなり、今夜からはNY市場の証拠金の引き下げもあり、NY市場の活性化に繋がることを期待したいものです。聞けばNYヤンキースの、松井選手のフリー打撃も始まっております、金と松井選手の因果関係については、当ブログの昨日夕方の記事を参照してください。

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前場雑感

入電通り全般に確り推移しています。

貴金属・原油共に夜間取引は確りとなっており、原油は70ドルを固める段階かと思われます。68ドル台が下限となれば、今後の動意に期待できそうです。

貴金属はNY市場が証拠金引き下げ(平均で16.6%下げ)を、決定しており本日より実行となります。取引所の政策が、市場活性化に繋がるのかどうか、注目されます。少なくともプラス要因と思われます。

穀物は寄り付き後、売り物に押されています。天候相場も終盤を迎える時期ですから、迫力はありませんが、フレートの上昇が止まりません。フレートの上昇は、コーンの下支え要因として今後も働くものと思われます。

ゴム、他商品高に連れておりますが、1円〜2円の戻りはいかにも上値の重さを感じさせます。

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朝一番情報

おはようございます。

米国の4〜6月のGDPが年率2.9%と米景気の先行きが懸念されて、ドル安・ユーロ高・円安となっています。米国政府の潜在成長率は3.1〜3.3%であり、今回の発表はそれを下回ったことになります。

明日はECB理事会が開催される予定ですが、今回は3.0%の金利を据え置き、次回10月6日に予定されている理事会でのり上げに、トリシェ総裁が言及するとの思惑が広がりつつあるようで、ユーロの先行き堅調を市場が先取りしてるようです。

円ドルは現在117円10銭と前日3時半より20銭前後の円安・ドル高で推移しています。金利差では円は先進国での最低水準となっており、市場の目線が金利差重視であれば、買われる余地はないものと思われ、将来的にも円相場のトレンドは弱含みとなることが考えられます。

原油は急落から70ドルの大台に返り咲き、68ドル台の下値が硬いことが確認されました。貴金属はドル安(対ユーロ)を背景に、久しぶりに全面高様相となりました。穀物も貴金属・原油の堅調を受けて確り推移しており、商品市場が久しぶりに価格に沸いた印象を受けます。

出来高では金の28,000枚はまだまだ少なく、本物とはいえませんが9月への価格上昇に、期待を持たせるきっかけとなればと思います。もっとも当方は何でも全ての銘柄を強気しているものではありませんし、そのあたりはレポートで確認していただきたいと思います。

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大引け雑感

本日も全体的に下げ基調のままに、一日を終えております。

今朝の日経紙の記事内容(国際商品、調整色強める)や、米国の消費者信頼感指数(インフレ後退)等が、投資家心理をネガティブにしています。夏枯れという長いトンネルの出口が、未だ見出せない状況が本日も続いております。

来週の月曜日(9月4日)はレーバーデーにて、米国市場は休場となり3連休です。本格的な休場明けは、火曜日の5日以降ということなります。

さて、貴金属は銀を除いては続落症状となっています。4銘柄を眺めていると、金が最も元気がないことが分かります。銀は徐々に自主性を持ちつつあるようです。白金は大揉み合いを継続しており、それぞれの動きをしていますが、きっかけ待ちというところでしょうか。やはり金に動意がないと、銀・白金の現状維持も難しいものとなりそうです。

貴金属ではなんといっても金が主役ですから、脇役の活躍だけでは主役を輝かせることは出来ません。主役が活躍して初めて、脇役が引き立つものと思われます。主役が永い眠りからいつ目覚めるのか、それが問題です。

例えて言うとイチローが、或いは大塚が、城島が、井口が活躍しても、例年ほど日本の大リーグファンは盛り上がりに欠けています。お分かりですね、やはり主役の松井の復帰をファンは待ち望んでいるのです。

金相場の上昇劇を待ち望む方は、「松井の復帰」が一日も早くなることを願おうではありませんか。

今日は途中で脱線してしまいましたが、お許しください。金の立場になって考えましたので、他意はまったくなく純粋なものです。

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前場雑感

本日の日経紙朝刊に、「国際商品、調整色強める」との記事が、掲載されております。
ご覧になっている方も多いと思われますが、CRB指数が5月ぶりに330ポイントを割り込んでおり、強材料を織り込み、ファンドの買い意欲が鈍っているとの内容でした。

実際に原油は70ドルの大台を割り込み、金は600ドル台前半で揉み合い、穀物関連も天候相場の終盤戦から下げ基調となっています。

日経紙朝刊は的を得ていないとの、反論の余地はあまりないのですが、相場は下げ基調の時にみんなが弱気になり、そして底入れするときも下げ基調の最中であることは、賢明な読者の方は百も承知ではないかと思います。

天下の日経紙にけちをつける意図は毛頭ありませんし、むしろ愛読者でもあります。
しかし、こと相場感に到っては一言ありで、売られ過ぎの銘柄も随分あり、この水準からの下値を買い時と思われるものも、いくつか存在していることも事実です。

昔から「夜明け前が一番暗い」と言われます。
夏枯れ8月相場も残すところあと僅かです。
9月以降の秋相場は意外性のあるものと、希望と期待が膨らみます。

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朝一番情報

おはようございます。

ドル円は現在116円60銭を挟んだ動きとなっており、前日午後3時半より約20銭の円高・ドル安で推移しております。

8月の米消費者信頼感指数が昨年11月以来の低水準となっており、それに加えて8日のFOMC議事録で、インフレが徐々に低下する見通しなどが示されたことが、本日の商品市場にも影響を及ぼしているものと思われます。

インフレが徐々に解消に向かうことを、市場は嫌気要因として受け止めて、原油の70ドル割れとなって現れているといっても過言ではないようです。

インフレ抑制 → 利上げ休止 → 商品高 としてのイメージとは現在のところなっていないのですが、利上げがひとまず打ち止めとあらば、いずれは利いてくるものと思われます。

さて、原油は70ドル割れとなっており、悲観的になるところですが、チャートでは5月・6月の安値である68ドルが下値抵抗線であり、むやみな弱気はこの水準からは避けたいところです。

来週の月曜日2日は、米国ではレーバーデーで休日ですから、今週末から海外3連休となります。9月相場も少しお預けとなりますが、米国市場の休日明け頃より、本格的な秋相場のスタートと考えております。

これまで通り基本線は「工業品買い・農産物売り」のスタンスで臨みたいと思います。

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ゴムについて

夕方更新した白金同様に、ゴムは逆鞘の優等生でした。

つまり2004年11月から日柄にして、1年半以上の間上昇したわけであり、スタート地点116円80銭から、終着点324円50銭まで約3倍という大相場に発展したわけですが、その間に一時は20円幅の逆鞘となりました。そして逆鞘から同鞘化していく途上の、7月の下旬辺りからの下げが強烈となったのはご存知の通りです。

逆鞘の優等生もいつしか、同鞘から順鞘に変わる頃からはすでに劣等生でした。
劣等生に変身してからというもの、「上昇志向」が消えうせ、落ちるところまで落ちたというところでしょうか。

しかし、この劣等生はいつ「心を入れ替えて」優等生に戻るのかが重要です。

目先は3月の安値238円90銭が下値抵抗線ですが、すでにリーチのかかった状態です。
この重要な抵抗線を守ることが出来なければ、これは落ちるところまで落ちきっていなかったことになります。

期近から期中限月は、300円前後の引かれ玉が鈴なり状態であり、ファンドの玉も整理途上とも思われます。220円或いは最悪の場合は200円割れも、否定することが出来ません。その意味で238円90銭を守れるのかどうかは、重要なポイントとなるものと考えられます。

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金利銘柄と逆鞘銘柄

ほぼ全面安症状ながら、貴金属や石油製品は安値よりいくらか、戻り基調で終えております。特に意外な戻りは白金であり、この2ヶ月間は4,400円を下限にして、上限を4,600円としての大揉み合いとなっています。「大揉み合いは放れたほうに付け」と昔から言われていますが、この白金相場がどちらに放れるのか注目されているところです。

他の貴金属がマイナス圏に沈んでいながら、本日プラス圏で引けた事は当然好感が持たれますが、その要因の最たるものは、やはり何と言っても逆鞘にあるのではないでしょうか。
昨日は貴金属の納会日でしたが、白金は4,630円とほぼ一代の高値で終えております。3,100円で発会して、一年間の旅を経て1,500円幅上昇したことになります。

本日は既存限月が鞘出世したことになり、逆鞘銘柄の強さを見せ付けられたことになります。本日より当限に回ってきた10月限も、3,500円前後の発会値であり8月限と同じ道をたどる可能性を秘めております。比較的安定した逆鞘銘柄の白金は、買い方には常に追い風となっており、今後も強い見方となるものと思われます。

白金と比較すると金などは慢性的な順鞘銘柄であり、逆に新甫発会すると既存の限月が若干の鞘すべりをすることになります。金は他の貴金属と比較すると、通貨的な意味合いを持っているために、それぞれの国家の政策金利に応じた鞘をつけることになります。

たとえば本日のTOCOM金の当先の鞘は24円幅となっており、年率に直して0.10%となります。現在の日本の政策金利は0.25%ですから、若干金の鞘の幅が足りないものの、低金利国に見合ったものになっています。一方の米国の金については当月と一年先物の鞘は26.8ドルあり、同様に年率換算すると4.35%%となっています。現在の米国政策金利は5.25%であり、それに見合ったものとなっております。

このように金の鞘というのは、その国の通貨建てに応じた鞘をつけるものであり、その国の政策金利が金の鞘を決定付けるものとなっています。ある意味で日本の政策金利が最小限のために、鞘すべりも最小限となっており、現在の買い方が比較的負担が少なくなっており、その分売り方の優位性も小さいということになります。因みにバブル時の金利が高い時代は金の当先が150円幅の順鞘の時代がありました。

ゴム下に放れる展開

全面安症状となっていますが、特にひどいのはゴムであり、250円どころの揉み合いが一気に下抜けた形となり、午前中11月限が一時制限安となりました。海外商品が全面安入電の影響もありますが、産地ゴムも下落しており買い方の整理が殺到しており、寄り付き時点より下抜けとなりました。

その後も期中限月中心に売り物が途絶えず、特に期中は300円台の高値取り組みが多く残留しており、薄商いの中での売り物から制限安となっています。売り方の次の目標は3月の238円90銭となり、すでに射程圏に入っています。

朝一番情報

おはようございます。

円ドル相場は現在117円20銭台となっており、東京前日3時30分とほぼ変わらず。円はユーロに対して、史上最安値を更新しており、金利差の格差を材料視しております。円金利引き上げは遠のきつつあり、対ドルにおいても、円は金利面の劣勢が今後も続くものと思われます。

商品は全面安症状となっており、原油は70.61ドル(−1.90)となっています。トロピカルストーム「アーネスト」は、ハリーケーンに勢力を増していますが、メキシコ湾地域より遠ざかりつつあり、石油施設への直接被害が避けられることからの急落となっています。最も「アーネスト」でそれほど買われたわけではないですから、売られすぎの感じも拭えないのですが、「付いた値段が相場」ですから、認めるとしましょう。

昨日東京時間から原油夜間取引は大幅に売られており、それを横目にしても貴金属の現物は下げない状況でしたが、本セッションではさすがに、原油の2ドル前後の急落は利いたようです。他の銀・白金・パラジウムも反落症状となっています。しかし、原油は70ドル台を維持しており、ボックス内の動きであり、余りここからを弱気するには値しないものと思われます。

コーヒー・砂糖・穀物も原油安からの影響を受けており、軒並み下落しております。CRB指数は330ポイントを僅かに割り込んでおり、6月中旬の下限を若干下回り、3月末以来の水準となっています。逆にこの水準で止まれば、底入れの線形ともなりますので、この水準が下限となるのかどうか要注目となります。
相場に対する考え方
相場の世界は人間社会の縮図であり、より大きな視野に立つことが成功の秘訣です。ファンダメンタルを最も重要視し、商社や地場情報を取り入れながら、既存の見方にとらわれない独自の観点から、相場動向を分かりやすく解説し分析してまいります。
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