本日のトピック(最前線情報)

岡地(株)東京支店投資相談部の川原忠夫が相場の分析を致します。商品業界に身を置くこと四半世紀、相場界の酸いも甘いも噛み分けた豊富な経験を生かし、ファンダメンタルを重要視しながら、的確且つ最新の情報を発信してまいります。尚、情報に関しては正確を期するように最善を尽くしておりますが、内容の正確性を保証するものではありません。利用にあたっては自己の責任の下で行うと共に売買の判断はお客様ご自身で行なってください。

2007年03月

パニック売りの穀物市場だが・・・

穀物相場はコーンが制限安に叩き込まれ、本来強材料である大豆までもコーンに押されて急落症状となっています。

コーンの作付け意向面積は9045万エーカーと、予想の平均8806万エーカーを大きく上回り、反収を農務省予測にすると生産高は126億9200万ブッシェルとなり、在庫率は9%に上昇し、旺盛な需要に耐えられることになります。

大豆は意向面積が6714万エーカーと、事前予想の6917万エーカーを下回っており、期末在庫は6%台となることが予想され、現在のコーン在庫以上に逼迫感が強まることになります。

今回の発表ではコーンの作付けが予想以上に増加し、大豆は逆に減少しているということですが、米国の主力農作物のコーン・大豆・小麦・綿花の作付け合計が前年比3500万エーカーの増加となっており、休耕地の活用は来年度以降とされていることから、農地がどこからともなく湧き出したもので、正当性に欠ける側面も否定できないようです。

ともあれ、コーンは寄り付きから制限安で一日張り付きの状態で引けていることから、週明けの夜間取引は大幅に下落症状での入電と思われます。コーンの売り残はざっと10万枚です。大豆もコーンにつられて問答無用の下げに見舞われておりますが、本来強気の材料からすれば、立ち直りの早いことが予測され、コーンの下値を支えるものと思われます。

しかし週明けの東京とうもろこし市場は、2日連続程度の制限安に見舞われることから、大豆もコーンの抽選残りが否応なく出るものと思われ、週の前半は弱気一色に包まれことになりそうです。中長期で見ると天候相場前の最後の買い場を提供してくれるものと思われ、ポジションに余裕があれば週中当たりからは、絶好の拾い場とみて良いのではないでしょうか。

週末の海外市場

おはようございます。

円ドル相場は117円80銭と、昨日の東京市場とほぼ変わらずとなっています。ユーロ・ドルは1.3400ドルと2週間ぶりにドル安となっております。ダウは5.6ドル高の1万2353ドルと小確りとなっています。本日はいくつか経済指標が発表されており、概ね好感される数値となっています。また、イランのペルシャ湾を挟んだ、対岸に位置するバーレーンに居住する米国人に避難勧告が出されたようで、緊張の高まりは否が応でもエスカレートしております。

もうひとつ重要な問題として、米商務省が中国からの輸入製品に新課税を課すことを決定しております。中国の輸出企業に対して、中国政府が政府補助金を出していることを理由に、米国政府は相殺関税を発動することとなりました。関税発動については23年ぶりとなり、米中の経済衝突が懸念され、中国が米国債を購入しなくなることが懸念され、新たなドル安要因浮上とも受け取られます。

* 2月の米個人所得:前月比+0.6%
* 2月の米個人消費支出:同+0.6%
* 2月のコアPCE価格指数:同+0.3%
* 2月の米建設支出:同+0.3%
* 3月のシカゴ地区購買部協会景気指数:61.7に急上昇
* ミシガン大消費者信頼感指数:88.4に低下

原油は65.87ドル(−0.16)と小幅な下げとなっています。イラン情勢の緊張から66.78ドルまで上値を伸ばしたものの、週末を控えた利食いの売り物に押されて、製品の方も小幅な下げとなっています。この一週間の上昇幅も大きく、この水準への慣れには少し時間を要しそうとも思われます。15人の英兵の拘束は続いており、イランの挑戦的な態度や、英国の報復策から解決の難しいものとなっています。

貴金属は小幅反発症状となっており、中東の緊張やドル安が下値を支える展開となっています。前日の下げで1万1千枚ほど金は取組を減らしており、34万5千枚台となっており、2月末のピーク時と比較すると約7万枚減らしており、一頃に比べると人気の陰りが否定できない状況となっております。反対に原油の取組が2月のボトムから12万枚増加しており、イラン情勢への反応も原油中心となっています。言ってみれば原油においしいところを持っていかれており、金や銀がパッとしない情勢です。

27日現在のファンドポジションに大きな変化はありませんが、今週の動きからすれば300トンのロングを割り込んでいる可能性もあり、復旧には時間を要しそうな雲行きとなっています。しかしながらファンダメンタルは極めて良好であることから、一度火が付くと止まらない可能性もあり、中断の保ち合いが上に抜けることを期待しております。

一旦更新します。荒れている穀物は改めて更新します。

お疲れ様でした。セミナー案内です。

今週もお疲れ様でした。

本日はこれより外出です。TOCOMセミナーのスタッフとして参加します。もっともスタッフといっても要は雑用係りなのですが・・・。

私のセミナーにも皆さん、おいで下さい。詳しくは右の「セミナー入口」よりどうぞ!

相場展開に付いては改めて更新します。場合によっては明日になりそうです。皆さん良い週末をお迎え下さい。

原油市況について

原油の時間外取引は現在66.50ドル近辺で推移しており、本セッションより更に50盟宛絛含んでおります。イラン情勢の緊張や、OPECの3月の生産量が落ちたことや、いよいよ4月入りからのドライブシーズンを控えての、ガソリン在庫の減少も押し上げ要因となっています。また、チャートも64.15ドルの上値抵抗を抜けたことから、一気に上昇している状況です。

国内は週末の利食いもあり、制限高張り付きとなっても良いところを抑えられているようです。RSIがNY原油で70ポイントを超えており、短期間の上昇から高値警戒が付きまとうものの、一度放たれた矢は簡単には納まらない状況と思われます。中東情勢にもよりますが、70ドル台乗せへの時間は以外に早いのかも知れません。

朝一番情報

おはようございます。

円ドル相場は現在118円飛び台で推移しており、昨日の3時半からは約70銭前後の円安・ドル高となっています。ユーロ・ドルは1.3337ドルとややドル安となっています。またダウは48高に反発し、1万2348ドルとなっています。昨年10−12のGDPが事前予想より上方修正されたことを好感されており、今週のネガティブな景気指標の続出からやや開放されたムードを作っております。

* 10−12月のGDP:前期比+2.5%(事前予想は2.2%)
* 24日までの週の新規失業保険申請件数30万8,000件に減少

原油は大幅続伸しており66.03ドル(+1.95ドル)となっており、OPECの3月の生産高が2月を下回るレポートが出されたことや、イランが女性兵士の解放を見送り、イラン情勢の緊張継続が材料視されているようです。また、OPECの減産によるドライブシーズン向けのガソリン供給への不安から一気に上昇となっており、チャートが64ドルの抵抗線を上に抜けたこともファンド買いを誘っているようです。

貴金属は反落しており、月末や四半期末を控えたファンドの手仕舞い売りが終始優勢となったもので、但し原油急騰から安値からは金で7ドル前後戻して引けております。株価の低調から金に益だしが出やすい環境があり、また、貴金属から石油市場への資金移動も見られるようです。ロンドン非鉄市場が堅調です。第二四半期入りから中国の銅を中心とした、輸入の増加見通しがファンドの買いを誘っております。貴金属の換算は円安効果があり、それぞれ若干高が見込まれます。

穀物は大豆・コーン共に上伸しており、久しぶりに両銘柄そろい踏みでの上昇となっております。コーンは昨日の引け味を引き継ぎ大きく売られ気味からのスタートでしたが、原油の急騰の影響から下げ止まり、ベアスプレットの解消から期近高となったことを契機に下げどまっているようです。輸出検証高も事前予想を上回ったことを好感されているようです。

* 米農務省発表の週間純輸出成約高(3月22日までの一週間)
コーン:112万3400トン(事前予想:65万〜100万トン)
小 麦: 52万8400トン(事前予想:40万〜60万トン)
大 豆: 27万0100トン(事前予想:25万〜50万トン)

朝一番情報

おはようございます。

円ドル相場は現在118円飛び台で推移しており、昨日の3時半からは約70銭前後の円安・ドル高となっています。ユーロ・ドルは1.3337ドルとややドル安となっています。またダウは48高に反発し、1万2348ドルとなっています。昨年10−12のGDPが事前予想より上方修正されたことを好感されており、今週のネガティブな景気指標の続出からやや開放されたムードを作っております。

* 10−12月のGDP:前期比+2.5%(事前予想は2.2%)
* 24日までの週の新規失業保険申請件数30万8,000件に減少

原油は大幅続伸しており66.03ドル(+1.95ドル)となっており、OPECの3月の生産高が2月を下回るレポートが出されたことや、イランが女性兵士の解放を見送り、イラン情勢の緊張継続が材料視されているようです。また、OPECの減産によるドライブシーズン向けのガソリン供給への不安から一気に上昇となっており、チャートが64ドルの抵抗線を上に抜けたこともファンド買いを誘っているようです。

貴金属は反落しており、月末や四半期末を控えたファンドの手仕舞い売りが終始優勢となったもので、但し原油急騰から安値からは金で7ドル前後戻して引けております。株価の低調から金に益だしが出やすい環境があり、また、貴金属から石油市場への資金移動も見られるようです。ロンドン非鉄市場が堅調です。第二四半期入りから中国の銅を中心とした、輸入の増加見通しがファンドの買いを誘っております。貴金属の換算は円安効果があり、それぞれ若干高が見込まれます。

穀物は大豆・コーン共に上伸しており、久しぶりに両銘柄そろい踏みでの上昇となっております。コーンは昨日の引け味を引き継ぎ大きく売られ気味からのスタートでしたが、原油の急騰の影響から下げ止まり、ベアスプレットの解消から期近高となったことを契機に下げどまっているようです。輸出検証高も事前予想を上回ったことを好感されているようです。

* 米農務省発表の週間純輸出成約高(3月22日までの一週間)
コーン:112万3400トン(事前予想:65万〜100万トン)
小 麦: 52万8400トン(事前予想:40万〜60万トン)
大 豆: 27万0100トン(事前予想:25万〜50万トン)

レポート完成しました!

今日も一日お疲れ様でした。

「最前線レポート」の今週号が仕上がりました。先程メール送信いたしました。

今週号は貴金属・穀物中心です。コーンは鞘取りも紹介しております。興味のある方はお申し込みください。

さて、夜桜見物と行きたいところですが、木曜は疲れもピーク、自宅に真っすぐ帰ることにします。お疲れ様でした。

「最前線レポート」はこちら

フレートについて

本日の日経紙朝刊の商品欄に「中型ばら積み船運賃・上昇」とありました。いよいよ史上最高値の70ドルとなっています。日本の穀物の輸入に使われるのは、パナマックス型(積載重量7万重量トン超)であり、米メキシコ湾から日本までの運賃を指します。一年前が35ドル前後ですから、ほぼ倍額となったことになります。要因は中国の鉄鉱石輸入が活発なことや、オーストラリアの小麦の不作を補うために、アジア各国が南米等の遠距離からの輸入に走り出したことも、一因となっているようです。

コーンは大豆と違い同じ1ブッシェルでも容積が大きく、フレート(海上運賃)が重くのしかかることになります。70ドルとはトン当たりの運賃であって、1ドル117円とすると1トンのコーンを輸入するごとに、70ドル×117円=8190円となります。現在のコーン価格が先限27000円前後ですから、そのうちの30%は実に運賃代となります。シカゴのコーンが1セント動くと円換算46円ですが、運賃が1ドル動くと117円となり影響は少なくないことになります。今後はシカゴ相場とフレートを両睨みということになります。

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前場雑感

株安や円高といった要因から、商品市場も前場はパッとしない状況となっております。また、来月から金の証拠金引き上げも貴金属市場にとっては、足を引っ張っているようにも思われます。市況に悪影響とは大げさですが、9万円−12万円に引き上げですから、1/3アップとなりますから、中には証拠金を合わせるために手仕舞いにでる向きもあるでしょうし、取組の増加という面においてはマイナス効果となります。相場は自然体で取組が増加することは、健全な上昇相場となりますから、取組は人気のバローメーターとも言えます。

穀物はシカゴの下げに反応薄で、消化不良の状況です。今週は3月最終週の年度末ですから、大手商社が新規売買を手控え気味とも言われており、マーケットの潤滑油的な役割を望めない状況とも思われ、コーンに関しては東京の期先限月の割高感を拭えない状況です。特に期先2本が割高に見えてならいのですが、攻略方法は本日のレポートにて紹介させていただきます。興味のある方はご請求ください。

石油市況は軍事衝突が噂に終えたために、一服症状となっております。しかし急騰以前に「往って来い」とはならず、64ドル前後をキープしており、緊張の高まりは否定できないものと思われます。米軍のペルシャ湾への兵員移動数は、イラク戦争以来といわれており、イランに対する強圧的態度は高まるばかりとなっています。今回の急騰で昨年12月の戻り高値を上回ったことから、チャートは上値を追うかたちに見えます。

朝一番情報

おはようございます。

円ドル相場は現在116円90銭と、昨日の3時半からは約40銭の円高・ドル安となっています。ユーロ・ドルは1.3319ドルとややドル高傾向となっており、ダウは96ドル安の1万2300ドルと続急落症状です。2月の米耐久財受注が予想より悪い数字となったことや、バーナンキ議長の発言が「経済の先行きに不透明感」が広がっていることや、「インフレ懸念」や「住宅市場の悪化」といったネガティブなものとなったことを、悲観的に受け止めたようです。また、中東情勢からの原油高も株式に悪影響を及ぼしたものと思われます。

* 2月の米耐久財受注:前月比+2.5%(事前予想3.5%)

原油は続伸64.08ドル(+1.15)となっており、ペルシャ湾の緊張を背景に買われた昨日の展開を継続しています。在庫は原油在庫が減少したものの、製品はそれほどでもなく、更に上値を買い上げるほどのインパクトはないものとなりました。以下の通り。チャート的には昨年の12月の戻り高値を更新しており、中東の情勢次第によっては上伸の可能性を残しており、新たな展開に入ったものと思われます。

米石油協会(API)とEIAから発表された3月23日までの週間在庫統計は以下の通り。ロイター通信によると、事前予想は原油在庫が前週比160万バレルの増加、留出油が120万バレルの減少、ガソリンが180万バレルの減少だった。
     
API統計           前週比
原油  3億3529万6000バレル 593万9000バレル増加
ガソリン2億0247万1000バレル 222万3000バレル減少
留出油 1億1923万9000バレル 410万3000バレル減少
ヒーティングオイル   
4008万7000バレル  245万5000バレル減少
EIA統計          前週比
原油    3億2840万バレル      90万バレル減少
ガソリン  2億1020万バレル      30万バレル減少
留出油   1億1800万バレル      70万バレル減少
ヒーティングオイル 4030万バレル   70万バレル減少

貴金属は確りしており、昨日の夜間取引並みとなっております。原油市況同様にペルシャン湾の緊張を囃したもので、東京市場ではすでに前日織り込んでいることになります。先週の667.6ドルを抜けており、一段の上昇を見込めることになりそうです。また、株式やドルとの逆相関性も戻りつつあり、好感できるものと思います。換算は金が5円安、銀1円高、白金20円安、パラジウム10円安となります。

穀物はコーン安、大豆高となっており、作付けの増加と減反傾向に反応を見せております。本日のファンドはコーン6000枚売り、大豆6000枚買いと対照的となっております。コーンの買いを大豆にスイッチする動きも見られ、明暗を分けた展開となっています。2日後の農務省発表を控え、コーンに悲観人気となぅており、大豆が逆に楽観人気となっております。
相場に対する考え方
相場の世界は人間社会の縮図であり、より大きな視野に立つことが成功の秘訣です。ファンダメンタルを最も重要視し、商社や地場情報を取り入れながら、既存の見方にとらわれない独自の観点から、相場動向を分かりやすく解説し分析してまいります。
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