本日のトピック(最前線情報)

岡地(株)東京支店投資相談部の川原忠夫が相場の分析を致します。商品業界に身を置くこと四半世紀、相場界の酸いも甘いも噛み分けた豊富な経験を生かし、ファンダメンタルを重要視しながら、的確且つ最新の情報を発信してまいります。尚、情報に関しては正確を期するように最善を尽くしておりますが、内容の正確性を保証するものではありません。利用にあたっては自己の責任の下で行うと共に売買の判断はお客様ご自身で行なってください。

2007年08月

ブッシュの演説、バーナンキの講演に注目!

今日も一日お疲れ様でした。

8月はサブプライムに明け暮れて終えた感じです。各々の商品のファンダメンタルや、需給とは無縁の相場つきでした。勝手の違う状況がこれだけ長く続くとは正直考えていなかっただけに、いらいらの続く状況のまま月末を迎えた感じですね。皆さんはいかがだったでしょうか?

さて、今夜はブッシュ大統領の演説が行われるということで、その内容は非常に注目されます。減税措置であるとか、このような事件が二度と起きない改革策を出すとか言われておりますが、真意のほどは12時10分からの演説内容を聞くまでは藪の中です。

東京市場では日経平均と円安傾向が、その期待感の現れとなっています。まもなく欧州の時間帯ですから、東京同様に期待感先行となりそうです。一方で「たかが住宅問題程度で一国の大統領がその対応を演説までするのは、相当に深刻な問題に波及しているのであって、なにか大変なことが我々に知らない悪い事態に発展している証拠」との意見もあり、手放しで楽観できないことも事実のようです。

この問題を根っこから一気に解決などできようがないことも実際で、不安感を取り除き安心感を与えることも大統領の仕事、しかし、その程度でわざわざ演説をぶつのはおかしい。それなりの内容が伴わなければ、返って市場の反感を買うことは分かっての演説でしょう。さて、一体どのようなことになるのか期待と不安が入り混じった視線が大統領に注がれるものと思います。

明日またお目にかかります。

サブプライム救済策

後場から株高・円安・商品高が進んでいます。主催は下記のロイターより参照

[ワシントン 30日 ロイター] ブッシュ大統領は31日に、サブプライムローン(信用度の低い借り手向け住宅ローン)の借り手が債務不履行に陥るのを避けるための対策を発表する。米政府高官が30日、明らかにした。同高官は、匿名を条件にロイターに対し「大統領は、将来的にそのような問題が起きるのを防ぐための改革にも言及する」と述べた。

同高官によると、ブッシュ大統領による発表はホワイトハウスのローズガーデンで米東部時間31日午前11時10分(日本時間9月1日午前零時10分)から行われる。この中で大統領は、サブプライムローンの借り手救済に向けた米連邦住宅局(FHA)の改革法案を可決するよう議会に訴える。

サブプライムローンをめぐっては、債務不履行の増加を背景にした信用収縮リスクを受けて個人消費が急激に落ち込み、米経済が後退局面に陥る可能性があるとの懸念が高まっている。

また、別の米政府筋はロイターに対し、ブッシュ大統領は「ローン返済に行き詰まった借り手を支援するため、税制改革に向けて議会と超党派で協力していくことに前向きな姿勢を示す見通し」だと語った。

株高→円安の相関性

日経平均の続伸基調から、円ドルもジリジリと円安方向に振れて116円台に乗せています。株価と円ドルは相変わらず、相関性を維持した展開です。

何故相関性に目覚めたのか?どちらが先行しているのか?

疑問噴出となりますが、サブプライム問題から「円キャリー」が必要以上に注目されていることは承知の通り。

株を買う→円キャリーを進める→株価上昇→円安→株を売る→円キャリーを巻き戻し→株価下落→円高・・・このサイクル

今夜はバーナンキの講演が注目材料・・・・金利政策に言及するのか?住宅事情への認識は?

朝一番情報

おはようございます。
【為替・金融】
全般に静かな動き、円ドル115円80銭台と40銭程度の円安・ドル高にて推移、ユーロ・ドルは1.353ドルとドルが若干持ち直し気味。ダウは50ドル安に反落ながらナスダックは小幅高。豪ヘッジファンドの破綻に加えて、ニュージーランドの消費者金融の破綻が加わり、サブプライム問題は蒸し返し気味。4-6GDPは織り込み済みから、来月のFOMCに目線は向かう方向。

* 4-6米GDP:改定値は前期比+0.3%
* 米週間失業保険申請件数:33万4,000件

【石油市況】
原油は小幅安の展開73.36ドル(−0.15)に軟化。ハリケーンシーズンの到来から下値は限定的な動き、納会を明日に控えて期近限月中心に玉整理、新たな展開待ちの状況。

【貴金属市況】
貴金属は全般に小幅反落模様、対ユーロでのドル高や、株価や原油市況の軟化から同値圏での小競り合い症状に終始。現状では金のこの水準は居心地の価格帯と思われ、新たな材料待ちの模様。白金の生産世界第2位のインパラ・プラチナム社は今年の世界需給は供給不足の見通しと発表しており、今後の下値サポート要因に浮上。

【穀物市況】
本日のファンドはコーン2,000枚買い越し、大豆6,000枚買い越しと大豆のロングの比重の高さに大きな変更はないようです。コーンの収穫は南部から徐々に北上をたどり、来週後半くらいから中西部にも進出、目先はハーベストプレッシャーに注意を要する展開継続。

レポート完成です!

今日も一日お疲れ様でした。

レポート完成しました。先ほどメール送信いたしました。

欧州時間の為替とメタルは一進一退の状況のようで、動意に欠ける展開ですが本番はこれからと言うことでしょうか。週明け3日(月)の米国市場は「労働感謝の日」で休場となるために、3連休入りとなります。週末にかけてはポジション調整が入る可能性もあり、注意を要するところです。

それにしても、この8月相場は例年にない大荒れに見舞われ、23営業日と長い1ヵ月も残すところ明日一日となりました。『サブプライムに明けてサブプライムに暮れる1ヵ月』となりましたね。長く荒れる8月も終盤、来月は穏やかな一月となることを望みたいところですが、思うように行かないのが相場の世界、「備えあれば憂いなし」といきたいところです。

明日も相場とのバトルが待ち構えています。(少しオーバーかな)身体が資本です。お互いに健康に注意して頑張っていきまっしょ!

場中より

マーケット特報の放送を追え、社に戻りました。

株価は100円高をも維持できず、昨日の270円安の1/3程度しか戻れない状況です。当然のように円はじりじりと買われて、金は逆にじりじり値を消す状況です。

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今週はサブプライム問題をおさらいし、私なりに分析しております。今後の世界経済への影響はどうなのか。このショックをアジア通貨危機にたとえる悲観的な見方もあるようですが、現在と98年では世界経済の仕組みはがらっと変わっており、抵抗力は強くなっています。

世界の金利政策は「日銀が利上げ見送り」「ECBは来週6日の理事会で見送り予定」「FRBは来月18日の理事会でFF金利の引き下げの可能性」と軒並みサブプライム問題以前から大きく転換しており、先進国の金利引き上げはピークを過ぎた感は否めません。金利高の打ち止めから先行きに起こることは?

金は円高とヘッジファンド撤退の悪材料と、ETF680トン強の過去最高水準に加えて、上海金取引所の個人投資家参入許可、東証ETF来春解禁(NY同様に現物背景)の強材料との綱引き。どちらを優先すべきか?

朝一番情報

おはようございます。
【金融・為替】
円ドル相場は現在116円飛び台と、昨日より1円60銭強の円安・ドル高にて推移、ユーロ・ドルは1.367ドルとドルは軟化傾向、ダウは247ドル高と急反騰状態で昨日とは一転した動きとなっています。本日は重要指標は特に発表はなし。

【石油市況】
原油は在庫統計が予想外に減少していることや、製油所のトラブルからガソリン在庫が危機的水準となっていることを材料視しております。米石油協会(API)とEIAから発表された17日までの週間石油統計での在庫は以下の通り。ロイター通信から発表された事前予想では、原油在庫が前週比80万バレルの減少、留出油が100万バレルの増加、ガソリンが170万バレルの減少でした。
        
API統計          前週比
原油  3億3153万バレル     488万3000バレル減少
ガソリン1億9524万5000バレル 244万1000バレル減少
留出油 1億2861万バレル     169万3000バレル増加
            
EIA統計         前週比
原油    3億3360万バレル    350万バレル減少
ガソリン  1億9260万バレル    360万バレル減少
留出油   1億2990万バレル    90万バレル増加

【貴金属市況】
貴金属は小幅上昇となっており、ドル安や原油高・株高の支援材料から幾分の上昇を見せております。南アの鉱山では大半がストライキを回避したようですが、ロンミン社は今月のストにて1トン程度の減産を発表しており、白金族の押し上げ要因となっています。

【穀物市況】
本日もファンドはコーンを3,000枚売り越し、大豆を3,000枚買い越しとなっており、これで1週間以上同じローテーションのポジション取りとなっています。コーンは南部のテキサス州等で本格的な収穫期に突入しており、天候相場の終焉を知らせると共に、ハーベストプレッシャーを感じさせる動きとなっているようです。

遅い夕方に更新!

更新が遅れました。

明日のラジオの原稿やら、レポートの準備に今まで追われておりました。大体準備ができたので遅い更新となりました。

ラジオの話題は当然「サブプライムの問題」は避けて通ることは出来ない情勢のよです。私なりのポジティブな意見をラジオを通して伝えようと考えております。勿論個々の商品の見通しも伝えていくことになります。

ラジオ日経「マーケット特報」30日12時15分〜30分の15分間です。ライブストリーミングはラジオNIKKEI社HPよりお聞きいただけます。勿論無料です。

さて気にしていた円ドル相場ですが、現在は114円80銭を挟んだ動きとなっており、東京3時半からはやや円安の方向です。日本時間の日経平均と円ドル相場は、最近相関性が高く、しかも株価が先行し、円ドルは後追いと思われます。円安ならば株価が健闘しており、円高ならば株価は腑抜け同然の頼りなさというところでしょうか。

この間米国の公定歩合引き下げや、日銀の利上げ見送り、EFBの9/7の理事会も見送り濃厚?と世界的に金利抑制が働きます。一時的に投機資金を引き上げたファンドは金利停滞から、リターンが更に縮小に向かいファンドの運営資金など捻出しようのないところです。

「出ておいで」と声をかけなくとも、いずれ時間の問題です。そのときにジャンク債のようなペーパーには懲り懲りのはずです。従って資金投入の場所は株式に加えて○○市場ということになるでしょう。必要以上の悲観論に振り回されないように!

サブプライムは最終派か?

円ドルは114円を挟んだ動き、日経平均は400円前後安、金は50円前後安と、サブプライムの蒸し返しは株・為替・商品を直撃しており、それぞれの独立性の展開ではなく、同一歩調を取り動きになっています。

商品は金に代表されるように、海外安と円高を受けて同一歩調をたどっています。不思議なことにサブプライムの問題の発生時に、ドルが売られることなく、ユーロに常に売り物が入ることであって、本家本元の米ドルが対ユーロで堅調維持はどうも合点がいかない状況です。

米景気指標は今日は消費者信頼感指数と、住宅価格指数が発表されており、ネガティブな統計となっており、信用収縮(クレジットクランチ)の動きが再来という状況のようです。

相場の流れ事態は2番底を取りに行く状況と思われ、株も円相場も商品も同一歩調をたどっているものと考えております。

朝一番情報

おはようございます。

【金融・為替】
金融市場はネガティブな反応、円ドルは114円20銭前後と昨日より1円40銭前後の円高・ドル安となっており、ユーロ・ドルは1.360ドルにユーロが下落、円はユーロ初め殆どの通貨に対して買われており、リスク逃避の円買戻しに見舞われております。消費者信頼感指数や民間住宅価格指数の低下が信用収縮につながっているようです。ダウは280ドル安の1万3,000ドルを死守したものの、最近の戻りを半分程度帳消しにする展開。

* 8月の消費者信頼感指数:106.0に低下

【石油市況】
原油は小幅反落模様71.73ドル(−0.24)に下落、ガソリン価格が5営業日で9%超の急伸から調整入りしたことや、在庫統計を明日に控えてポジション調整の動きとなっています。又、ハリケーンシーズン到来から下値が限定的なことも同様に言えることとなっているようです。

【貴金属市況】
貴金属はドル高や株安の影響を受けて金が小幅下落しており、白金は東工取の上昇を受けて確りに推移しております。ドル建て相場の下げは限定的なものの、本日の円建て相場は円高がのしかかることが考えられ、金は40円安、白金50円安、銀は5円安、パラは25円安となっています。

【穀物市況】
穀物はコーンが大幅下落、大豆は小幅安となっております。コーンは南部テキサス州等で収穫が開始されており、目先ハーベストプレッシャーを受けやすい環境にあると思われ、ファンドも収穫に合わせて連日買いポジションを縮小する動きとなっています。
相場に対する考え方
相場の世界は人間社会の縮図であり、より大きな視野に立つことが成功の秘訣です。ファンダメンタルを最も重要視し、商社や地場情報を取り入れながら、既存の見方にとらわれない独自の観点から、相場動向を分かりやすく解説し分析してまいります。
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