本日のトピック(最前線情報)

岡地(株)東京支店投資相談部の川原忠夫が相場の分析を致します。商品業界に身を置くこと四半世紀、相場界の酸いも甘いも噛み分けた豊富な経験を生かし、ファンダメンタルを重要視しながら、的確且つ最新の情報を発信してまいります。尚、情報に関しては正確を期するように最善を尽くしておりますが、内容の正確性を保証するものではありません。利用にあたっては自己の責任の下で行うと共に売買の判断はお客様ご自身で行なってください。

2007年09月

9/25現在のCFTCファンドポジション

CFTCより発表された9月25日現在のファンドポジションを紹介します。

円    2,449枚の売り越し(−1万8,618枚)
原油   4万3,564枚の買い越し(−1万608枚)
ガソリン 4万7,182枚の買い越し(+2,172枚)
留出油  3万6,574枚の買い越し(−730枚)
金    17万4,045枚の買い越し(+3万2,395枚)
銀    2万4,736枚の買い越し(+1万1,527枚)
白金   7,931枚の買い越し(+1,976枚)
PD    6,268枚の買い越し(+411枚)
コーヒー 3万6,595枚の買い越し(+6,047枚)
砂糖   3万5,278枚の買い越し(途転5万9,794枚)
コーン  20万6,644枚の買い越し(+1万7,042枚)
大豆   12万3,556枚の買い越し(+1万5,814枚)


* 原油相場は取組を減らしながらの高値更新場面ですが、新規買いのローテンションではなく、ショートカバーによる上昇と思われます。

* 金は重量換算で541.3鼎帆綾吉罎100.8鼎梁臧増加となっており、買い越し幅は史上最高水準を大きく更新、取組の44万枚も必然的に過去最高です。

* コーヒーの買い越しはここ数年では最高水準。

* 砂糖は途転の繰り返しながら今回の数量は半端ではないようです。ファンドの資金の逃避先も行き着くところに来たようです。

朝一番情報

おはようございます。

【金融・為替】
円ドル相場は114円80銭と昨日の東京市場3時半からは40銭の円高・ドル安、ユーロドルは1.426ドルとドルが対ユーロでの史上最安値を更新、米国景気の見通しが悲観しされる中、ユーロ圏の消費者物価上昇率が前年比+2.1%と発表され、利上げの可能性がでたことからユーロが買われる図式となっています。ダウは17ドル安と小幅反落模様。本日の景気指標はいずれも好調なものとなっており、つかの間の・・・・か?

* 8月の米個人所得及び支出
所得は前月比+0.3%
消費支出は同+0.6%
コアPCE価格指数は同+0.1%
* シカゴ地区購買部協会景気指数(9月):54.2に上昇
* 8月の米建設支出:前月比+0.2%
* 9月のミシガン大学消費者信頼感指数:83.4

【石油市況】
原油は反落しており81.66ドル(−1.22)で引けております。寄り付き後の早い時間帯に一台の高値83.76ドルに上昇しましたが、週末、月末要因の利食いに押されて引けております。メキシコ湾や大西洋上にある熱帯低気圧の勢力が弱まるなか、先行きの需給逼迫懸念が下値を支える動きとなることは今後も変化がないようです。

【貴金属市況】
金は大幅続伸しており中心限月の12月限は750ドルの大台に乗せています。対ユーロでの米ドルが史上最安値に落ち込んだことから、先行きのインフレ懸念が継続され、投機筋の買い物が一段と入る動きとなっており年初来の最高値を更新。白金も急騰しており金同様に投機買いが断続的に入り、1,400ドルに接近しております。8月のサブプライムで一時的に取組みを大きく減らしましたが、金は史上最高水準の取組に増加し、白金もボトムから4割増の動きとなっています。石油や穀物市場の調整も貴金属には影響されない動きとなっています。金のファンドのロングは540鼎箸海譴泙榛嚢眇綵燹換算は金が15円高、白金は60円高となります。

【穀物市況】
寄り付き前に発表された四半期在庫が大豆・コーン共に事前予想を上回ったことと、月末、週末要因が重なりファンドの利食い売りが先行し、大幅安に売られております。

*米農務省より9/1時点の在庫発表は以下の通り。

コーン:13億400万bu(事前予想11億4,700万bu・9/12分は11億4,200万bu)
大豆:5億7,300万bu(事前予想5億5,200万bu・9/12分は5億5,500万bu)

大引け雑感

今週もお疲れ様でした。

連休に挟まれ4営業日と先週に続いて短い一週間でしたね。私事ですがめいの挙式のためでしたが、先週の3連休は2年ぶりの帰郷を果たして来ました。片道600キロ往復1,200キロのドライブで少々疲れが残り、ブログの更新もついついさぼり気味となりました。

さて、金・白金の上昇は止まることを知らないような上昇を見せて、この週を終えた形です。推定500田兇┐離侫.鵐匹蘯蟾砲魎砲瓩襪匹海蹐、ロングポジションは減るどころか増えているように思われます。米国のインフレムードは日本にも伝えられているようですが、当の米国では相当にテンションが高いように思われます。第2次ワシントン協定の期限が昨日で終えており、今日からは4年次入りです。正確な売却数の公表は10月に入ってからのようですが、ほぼ500渡箸鮖箸だ擇辰燭茲Δ謀舛┐蕕譴討ります。

今朝の市況報告では熱帯低気圧はハリケーンに成長しない見通しとお伝えしましたが、ひとつはハリケーンに成長したようです。しかし規模は小さく、メキシコ湾に入る可能性も低いと見られており、製油所設備への影響は軽微なものと思われます。昨日のレポートにも書いたように「金融資産から実物資産」への資金移動は顕著で、どの水準で調整を入れるのか読みの難しい状況ですが、年内は85ドル前後を大きく上回ることはないように見ております。

穀物は海外高ながら国内内部要因での動きとなっており、情報収集力がないと付いていけない状況です。大豆の期近限月は4営業日連続の制限高から高値を出し切った(売り方の踏み)感があり、コーンは買い方大手商社利食い売りの情報から荒れた展開となっています。

来週からは10月入りですが、9月の上昇相場に対する調整がどの時点で入るのか注目されます。インフレ懸念の高まりは米国のみでなく、日本にも小麦・ガソリン・食用油と広がりを見せており、大勢の流れに変化はありません。「押し目待ちに押し目なし」という格言もありますが、お腹が一杯になれば外に吐き出すことは相場も人も同じです。

朝一番情報

おはようございます。

【金融・為替】
円ドル相場は115円60銭と10銭程度の円安・ドル安となっており、ユーロ・ドルは1.414ドルとほぼ変わらず、ダウは34ドル高と続伸1万3912ドルと今回のサブプラム問題での下げ幅をほぼ取り返しています。

* 米週間新規失業保険申請件数:29万8,000件
* 米新築住宅販売件数(8月):79万5,000件と7年ぶりの低迷

【石油市況】
原油は大幅続伸しており82.88ドル(+2.58)にて入電、熱帯性低気圧は発達する可能性は低く、テクニカル的な動きに終始、日本で見ているより現地の「インフレ懸念の高まり」は半端ではないムードのようです。

【貴金属市況】
貴金属は原油の急騰を横目でにらみ、インフレ期待値の高まりから続伸症状、白金は1364.7ドルと今年の最高値を更新しております。取り組み増が続いており、買い方の回転が利いているようです。

【穀物市況】
小麦相場の続伸や、飼料穀物の不足懸念から続伸、商品価格全般に堅調なことも支援要因。

レポート完成です!

今日も一日お疲れ様でした。

「最前線レポート」完成! 会員の方々に送信済みです。

本日はラジオ日経出演とレポート作成に追われ、忙しい一日となりました。今週のレポートのタイトルを下記に示します。

* 内外の政治及び金融情勢
* 貴金属市況の見通し
* コーヒー相場の見通し
* 穀物相場の見通し

となっています。

「最前線レポート」はこちら

朝一番情報

おはようございます。

【金融・為替】
円ドル相場は115円50銭を挟んだ動きで昨日より60銭程度の円安・ドルとなっており、ユーロ・ドルは1.412ドルとほぼ変わらずの展開、ダウは耐久財受注の悪化から利下げの可能性の高まりからの上昇となっており、99ドル高の1万3,878ドルに。株高を受けてキャリートレードの復帰から円相場をジリ安方向に誘導。

* 8月の米耐久財受注:前月比−4.9%

【石油市況】
原油は期近中心に反発症状、製品は在庫増加を受けて小幅続落となっています。原油は一時利食いに押されて1ドル強の続落を見せたものの、先行きの需給逼迫懸念から引け際に買い戻されています。熱帯性低気圧「カレン」はハリーケーンに成長する可能性は低いと見られています。

【貴金属市況】
金は小幅反落となっており、株高や原油高を囃して一時+4ドル強買われたものの、ストップロスを巻き込んだ買い物一巡から下落方向に向かいました。取組はいよいよ44万枚に膨らんでおり、買い物はパンパン状態と見られます。一押しの欲しいところ。

【穀物市況】
小麦相場が一部制限高となっており、中心限月の12月限は917未9ドルの大台に乗せています。大豆やコーンは小麦相場に追随高を見せており、それぞれ反発しております。本日のファンドはそれぞれ3,000枚・6,000枚のロングポジション。

* 本日はラジオ日経「マーケット特報」に出演です。12時15分〜30分の間。ラジオNIKKEIのHPよりライブストリーミングでお聞きいただけます。よろしければ御視聴ください。レポートも本日送信予定です。



「最前線レポート」はこちら

よもやま話

今日も一日お疲れ様でした。

今日の夕方のあるお客様とわたしの会話です。

『あけぼのから白金で出来た、一個100万の缶詰が発売されるらしい、白金は買いだね!』との話があり、

「誰がそんなこと言ってきたの?」と聞き返すと

『さっき近所の人が教えてくれたんだけど、こうなるとトヨタの自動車の売れ行きより、缶詰のほうが大事だね』

「ほうー、そうですか?念のために調べてみましょう」

「あけぼの」ブランドの缶詰はニチロ(旧日露漁業)が販売しており、鮭缶等が有名です。調べてみると明治時代に操業した老舗で「創立100周年記念のキャンペーン」で、クイズに答えた正解者に抽選で1名様に「18金の缶詰をプレゼントします」とのこと。

話がどこでどんなふうに変わっていくのかおかしな話で、噂話を真に受ける怖さを感じるとともに、笑えてしょうなないというところです。

日本の漁業は本来最先端を進んでいたわけですが、捕鯨禁止をきっかけに苦境に立たされているようで、日本人の好みのマグロを中国や韓国初め、世界的に誇れる日本食である「寿司」の広がりと共に、マグロの確保も難しくなっており、原油の値上がりも運賃コストの上昇から苦境に立たされているようです。他の産業同様に合併等を含めたリストラが進むことになりそうです。

他人事のように話していますが、我々の商品業界とて同じで、そもそも経済産業省と農林水産省の二元行政からして違和感を感じられます。金融庁配下の東京証券取引所との合併(吸収)もいずれ避けて通れない道でしょうね。お役所間の縄張り争いとか、天下りの問題は雇用の問題にも繋がり、官僚の死活問題にもなるのでしょうが、時間をズルズル引き延ばすことにならないことを望みたいものです。

穀取ザラ場取引は延期!

コーヒー砂糖が10月1日からザラ場取引に以降の予定でしたが、不具合があり延期となったようです。詳細は下記時事ニュースより。

◎東穀取、コーヒーと粗糖のザラバ取引移行を延期=価格情報配信に不具合
 東京穀物商品取引所は26日、10月1日に予定していたコーヒーと粗糖先物の
ザラバ取引への移行を延期することを決めた。午後4時に記者会見して詳細を明ら
かにする。
 
同取引所などによると、22日に模擬立ち会いを実施した際、価格情報の配信に
不具合が見つかった。修正には時間がかかるとみられ、両市場は当面、現行の板寄
せ取引を継続する。また、10月1日に予定していたザラバ取引開始式などは中止する。(了)

協定締め日です

今日は第2次ワシントン協定3年次の締め日となっています。残り40トン余りの残枠(年度は計500邸砲鮃垰箸垢襪里どうか注目となります。

* 米国の利下げ断行からインフレ懸念の再燃
* ETFが今月に入っても60トンを軽くオーバーの保有高
* ファンドは440トン強の買い越し後、500トンに接近中
* サブプライム関連のペーパーから実物資産に資金移動
* インドの需要が前年比倍増のペース
* アナリストからは800ドル説、1000ドル説も浮上中

金を取り巻く環境に強い材料は枚挙に存在する環境となっており、悪材料を強いて上げるとすれば、市場が買いすぎの傾向のみです。万人が万人強気になると相場は・・・?

「最前線レポート」はこちら

朝一番情報

おはようございます。

【金融・為替】
円ドル相場は114円60銭と若干の円高・ドル安で推移、ユーロ・ドルは1.413ドルとドルは対ユーロで史上最安値を更新、ダウは19ドル高と小幅続伸。中古住宅販売は予想通りに減少し、消費者信頼感指数の低下もドル安を促進する内容となったようです。

* 9月の米消費者信頼感指数:99.8に低下
* 8月の米中古住宅販売件数:550万戸と前月比4.3%の減少

【石油市況】
原油は大幅続落79.53ドル(−1.42)となっており、メキシコ湾の製油所の生産再開と、熱帯性低気圧がさして脅威とならない見通しから売り物を浴びたかたちとなりました。また、米国の景気指標の悪化から先行きの需要を悲観視するうごきもあるようです。

【貴金属市況】
貴金属は白金を除くと小幅続落模様、ドルが対ユーロで史上最安値を更新したものの、大きな上昇を見ることは出来なかったようで、ファンドポジションの膨らみ加減が大きく、一端の調整も視野に入れるべきか?

【穀物市況】
穀物市場は小幅下落しており、それぞれに収穫ペースが平年比を上回ったことが嫌気要因、小麦相場の9ドル手前の足踏み状態も上値を抑える要因と見られます。原油の下げも微妙に影響か?
相場に対する考え方
相場の世界は人間社会の縮図であり、より大きな視野に立つことが成功の秘訣です。ファンダメンタルを最も重要視し、商社や地場情報を取り入れながら、既存の見方にとらわれない独自の観点から、相場動向を分かりやすく解説し分析してまいります。
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