本日のトピック(最前線情報)

岡地(株)東京支店投資相談部の川原忠夫が相場の分析を致します。商品業界に身を置くこと四半世紀、相場界の酸いも甘いも噛み分けた豊富な経験を生かし、ファンダメンタルを重要視しながら、的確且つ最新の情報を発信してまいります。尚、情報に関しては正確を期するように最善を尽くしておりますが、内容の正確性を保証するものではありません。利用にあたっては自己の責任の下で行うと共に売買の判断はお客様ご自身で行なってください。

2009年06月

今年も半分経過しました

今日で6月相場も終わり、気づいてみれば今年も丁度半分を経過したところです。1‐3月は昨年来の経済危機が尾を引き、株も商品も暴落後の底値探りを強いられましたが、春先以降は景気の底入れ期待が広がり、一旦流失した投資資金も市場に返り咲きここまで相場水準を築き上げてきたわけです。しかし、ここまでの展開を暴落に対するリバウンドと見るとこの先行きの見通しには楽観と悲観の意見が分かれるところです。

米国市場は今夜が四半期末と月末が重なる営業日、大方のファンドのポジション調整はほぼ終了したと思われ、波欄含みの展開の可能性は低いと思われます。この期を乗り越えると投資家もディーラーも「独立記念日」のお祭り騒ぎが待っているようです。3日が休日繰上げの振替休日となったことから、通常週末の金曜に発表される雇用統計も2日の木曜日になっています。

今日は日本の失業率が5.2%(前月は5.0%)と発表され、2日のユーロ圏の予想が9.3%、同じく米国が9.6%の予想となっています。企業は在庫調整と人員削減で一息入れたようですが、失業率の増加観測は個人消費の立ち直りを遅らせることが考えられ、回復期待といっても昨年比でせいぜい7・8割程度に復調すればいいほうで、「縮小均衡」の方向は雇用の改善にはまだ程遠いことを示しているように思われます。

中国経済は順調な回復振りを示しているようですが、4兆元の景気対策は内陸のインフラ設備中心のようで、臨海部の輸出産業の痛手は日欧米の景気回復の遅れから小さくないようです。また、各国の景気浮揚策は自動車に代表されるように「保護主義」を台頭させているようで、一時的減少としても「自由貿易」とは一線を画し歪められているのが現状です。

一方で各国政府の「財政出動と金融緩和」は新たな投資資金(過剰流動性)を生み出し、商品市場では原油を30ドル台→70ドル台に導きインフレ進行は景気回復の足かせとなっていることも事実のようです。投機からの実勢以上の上昇は個人消費を減退させるもので、回復の目を摘むことは回復基調そのものを遅らせることになりそうです。

米商品先物取引委員会(CFTC)は本来市場の拡大・活性を目指す目的ながら、事実上無制限に大きな資金を運用する「年金基金」を野放し状態にしており、議会圧力を受けて今後何らかの制限を設けることになりそうです。相場にとっては取組高や出来高に直結するもので、規制をかけて上昇力を削ぐという手法は政治圧力そのもので、相場の育成にとっては逆効果と思われます。

実態無視の相場が長く続くことは相場の歴史上にないことで、必ずそれ以上の咎めが値動きとなって表れることから、自由貿易から保護主義に移行するのと同じ示現で、保護主義の行き過ぎは市場そのものを駄目にしてしまうのであって、ほどほどにしてもらいたいものです。明日からいよいよ今年後半戦に突入です。今後もよろしくお願いします。

朝一番情報

おはようございます。

【金融・為替】
鳳濮蠑譴96円10銭と昨日から70銭の円安・ドル高で推移、ユーロは1.407ドルとユーロが確りに推移、ダウは90ドル高の8,529ドルに反発、10年物国債の利回りは0.02%低下し3.49%となっています。6月のユーロ圏景況感指数が昨年11月以来の高水準となったことに、ユーロが買われ法Ρ澆下落する方向となっています。中国国家外為管理局・国債収支司・司長は中国誌に寄稿し「ドルが世界で支配的な言いを占める通貨であり続ける可能性は高い、との見解を示し、ドルの優位は米国の非常に強力で包括的な国力に支えられていると指摘」しています。また、ドルに変わる超国家的なスーパー・ソブロン通貨には、複雑で巨大な金融市場が必要になるとの見方を示した。本日の景気指標は特になし。

【石油市況】
原油は71.49ドル(+2.33)に急反発しており、株価の反発と同時にナイジェリアの武装勢力がシェルの石油施設に攻撃を加えたことが効いているようです。先週からナイジェリア政府を中心に武装勢力との停戦を働きかけた矢先の出来事に、市場が反応を占めす展開となっています。

【貴金属市況】
金は株高や原油高・ドル安の好条件が出揃っているにも関わらず、小幅反落動きとなっています。6月末の最終営業日が接近し、ファンドの四半期末の益出し確定の売り物に押される展開となったもようです。また、インドのボンベイ・ブリオン協会によると、6月の金輸入見通しを10トンとし、今年上半期の輸入が61.8トンで、前年同期の139トンを56%下回る見通しのようです。実需大国インドの需要減少はネガティブな影響を与えそうで、ETF等の投資需要や中国・ロシアといった投資や国家保有が有力な買い手となっています。

【穀物市況】
穀物市場も株高・原油高・ドル安といった外部環境のいいなか、貴金属以上に上値の重い展開を強いられています。中西部の天候が作物の生育に適した状態が続いており、コーンで6,000枚、大豆で3,000枚のファンド売りを伴い、引け後の作柄発表でもコーンの「良以上」が72%(前年61%)、大豆で68%(同58%)と生育状態の良さが裏づけされているようです。

危機に喘ぐ先進国、存在感増す中国

6月最終週、または7月第1週となる今週ですが、FOMCや米国債の入札といったイベントも終了し、2日に雇用統計があるものの、3日は独立記念日の振り替え休日ということもあり、週明けの市況が全般に軟調推移しているものの、正直ピンと来ない状況です。

相場自体は相変わらず「踊り場」の域を出ていないようで、暫くは新たなトレンド作りに時間を要するようにも思われます。イベントもテーマも一頃ほどのインパクト(市況への影響の意味)はなく、2日の雇用統計もこれまでほどの影響はなさそうな雲行きです?

さて、金融危機以降よきに付け悪しきにつけ、中国などの新興国の動向がこれまで以上に注目されています。チベットの動乱や天安門の記念日等のネガティブな材料も、北朝鮮やイランの問題の影に隠れて、人権問題の国際社会からの監視もするするとすり抜けた感じでしょうか。

今月中旬のBRICs首脳会議では「ドルに変わる基軸通貨を模索」とし、実際にロシアはここ数年で金の保有を数十トン増加させ、中国も共産党首脳部の金保有の増加や、IMFのSDR拡大構想を広げており、口先だけでなく行動に移していることが窺われます。

金は先物市場のファンドの買いポジションがまだ一巡したとは言い切れず、高水準のロングポジションは気になるところです。最も買いたい向きにいつも絶好の買い場を提供してくれるほど相場世界が甘くないのも現実ですが、押しを完了とはまだ言えない状況かと思われます。

中国のIMF債や金保有の言い分は、財政出動を続けるドルはどんどん薄められていくので、先行きのドルの価値は減少していくことが想定され、外貨保有の分散化を勧めることが国家の財産を管理することができるというもの、但し保有外貨200兆円の4割を占める米国債をあからさまに売ることも出来ず(自分たちの売りで急落を呼び込む)、売るに売れないジレンマもあるようです。

現在の金保有は1,054トンと、前回3年前にIMFに届け出てから454トン増加しており、金額ベースで4兆円台であることから、外貨に占める割合は2%強程度、欧米の外貨に対する60%台の持ち高と比較するとまだまだ低いということのようです。最も世界最大の外貨保有国の中国が金を100兆円分も持つことになったら,1,000や2,000ドルで収まるとも思えず、静かに米国債を減らし、尚且つ静かに金の保有を高めることになるものと考えられます。

いずれにしても、IMFの403トンの売却を中国が引き受けるという噂話も、あながち噂ばかりでないことも頷けるわけで、外貨保有の分散化のひとつが金であり、また、IMFのSDR債であって、米国債の保有比率が徐々に減少することは周知の事実に向かうようです。共産主義と言う一党独裁政権のなせる業ということでしょう。


踊り場から先への展望

おはようございます。

昨日は午後から夜半にかけて良く降りましたね、今朝の傘は必需品と思っていたらなんと晴れ渡った空で晴天、じめじめした家の中と違い、外はからっとひんやり心地のいい朝です。最もこれから家を出る方はどうか分かりませんが、わたしが家を出る5時過ぎは快適なようでした。

今週は6月と7月をまたぐ週で、早いもので一年の半分を過ぎようとしています。間もなく「海開き」で夏真っ盛りとなります。米国では週末は「独立記念日」のお祭り騒ぎ、この一年は経済危機から踏んだり蹴ったりのときを経験してきました。新しい大統領の下、お祝い気分から米国の再建を誓う記念日となるでしょうか。

日本国内では衆議院解散も間近に迫っており、政局波乱の時期を迎えています。明日は総務省より失業率の発表があり5.1%が予想されており、海外同様に雇用の問題の深刻度合いが深まりそうです。1日の「日銀短観」も注目要因です。

海外では30日に4月の米住宅価格指数と、6月のユーロ圏インフレ率、1日は米製造業の景況感指数、6月の米新車販売台数、2日は米雇用統計と続きます。中東ではイラン情勢の緊迫化が続き、アジアでは北朝鮮問題、中米でもホンジュラスでクーデターが昨夜起きたようで、先進国が景気回復に躍起となり外交がおろそかになっている間に世界中に地政学上のリスクが散らばり始めているようです。

株式も商品市場も3月以降は右肩上がりに推移、昨年の金融危機以来の暴落に対するリバウンドはこの6月でほぼ終了し、踊り場の様相を呈しています。企業の在庫調整等一通り消化して、今後の市況に期待する声が上がっています。景気の回復は昨年の半減規模からせいぜい7割程度への復帰がいっぱいのようで、もとの水準への戻りは期待薄の情勢のようです。相場銘柄にも取捨選択を求められるわけです。

今週も宜しくお願いします。

CFTCファンドポジション

CFTCより発表された6月23日現在のファンドポジションを紹介します。

円(YEN)  4,007枚の売り越し(−4,556枚)
原油     3万9,370枚の買い越し(+1万2,940枚)
留出油    3万1,347枚の買い越し(+971枚)
ガソリン   5万5,247枚の買い越し(−7,144枚)
金      16万6,294枚の買い越し(−9,249枚)
銀      2万6,205枚の買い越し(−3,190枚)
白金     9,918枚の買い越し(+775枚)
パラジウム  8,085枚の買い越し(−345枚)
コーン    12万7,533枚の買い越し(−4万5,982枚)
INDEX   29万7,262枚の買い越し(+115枚)
大豆     12万1,317枚の買い越し(−2,843枚)
INDEX   13万2,828枚の買い越し(−429枚)
コーヒー   1万6,598枚の買い越し(−5,778枚)
砂糖    19万9,044枚の買い越し(+1万7,614枚)

* 円が売り越しとなり3週目に入っていますが、ショートは半減しています。今週は史上最高額の米国債の入札が注目されていましたが、市場の予想に反して順調に落札されました。これを受けて国債が買われ、利回りは低下傾向となり、円とドルの金利差縮小からドル売り・円買いの流れとなっているのが「市場の解説論調」です。

* 原油はロングは横ばいながら、ショートカバーが進み減少、いわゆる弱気のポジションが踏み上げた状況となっています。

* 金はロングが28.7トン減少し517.2トンに減少しています。個人的にはもう少し減って欲しい感じで、24日に改めて大口の新規買いが入ったことは嫌味ですね。

* 穀物はコーンのロングが大幅に減少、但しこれはショートが増加したことによるもので、強気の投げを誘うものですが、勝敗はどちらに軍配が上がるのか注目されます。

週末の海外市場

おはようございます。

【金融・為替】
鳳濮蠑譴95円19銭と昨日3時半からは60銭の円高・ドル安で引けています。ユーロは1.405ドルとほぼ変わらず、ダウは34ドル安の8,438ドルに、10年債の利回りは3.51%と0.04%低下しています。5月の米個人所得・消費で貯蓄率が前月比+6.9%となり、過去15年間で最も高い伸びとなっており、今回の危機で個人の財布の紐はしっかり閉じていて、個人消費の低迷が長期化するとGDPの7割を占めるだけに景気回復には時間を要することとなりそうです。また、中国人民銀行がドルに変わる準備通貨が必要との考えを示し、ドル売り要因と見なされているようです。

* 5月の米個人所得・消費:所得は前月比+1.4%(事前予想+0.3%)・消費支出は前月比+0.3%(同+0.3%)・コアは前月比+0.1%(同+0.1%)
* 6月の米ミシガン大消費者信頼感指数:70.8(事前予想は69.0)

【石油市況】
原油市況は69.16ドル(−1.07)と70ドルを巡る攻防戦が継続されています。本日の下落要因は米国最大の製油所エクソン・モービル所有のテキサス州ベイタウン製油所が操業を再開したこと、ナイジェリア治安部隊が武装勢力に停戦を持ちかけたことが原因となっています。また、株価の反発も翌日にはもう息切れしたことも、先行きの需要減退観測につながったことから嫌気要因とされたようです。

【貴金属市況】
金は940ドル台と今週の高値を抜き、テクニカル改善に続伸したものの、原油や株価の反落に上値を抑えられる展開、投機玉の買い越しも期待したほど減少していない模様で、玉整理が更に一段進んでほしいものです。白金は1,200ドル台を回復しており、南アの労使交渉時期を迎えたことや、電力料金の値上げが上昇要因となっています。

【穀物市況】
コーンが小確りの入電、大豆は作付け増加観測と、天候推移の状況が穀物の生育に適した状況が続いており、売り物に押される展開となっています。株価や原油価格といった外部要因も市況へのマイナス要因として作用しています。

注目される来週火曜の米農務省報告の事前予想は以下の通り(ダウ・ジョーンズ調べ)。
*コーン
・作付面積 8415.8万エーカー(作付意向面積8498.6万エーカー)
・ 四半期在庫 41億9000万Bu(前年同期40億2800万Bu
*大豆
・作付面積 7830.5万エーカー(作付意向面積7602.4万エーカー)
・四半期在庫 5億8600万Bu

ユーロの反発に共鳴するコモディティ

今日も一日お疲れ様でした。

通常木曜に送信するレポートが今週なかなか手に付かず(今週も?)遂に週末に突入、観念して一旦書き出すと以外にすらすらと進むものです。“論より証拠”“習うより慣れろ”とどちらも意味が違いますね(このボキャの乏しさも筆の進まぬ原因)そんなわけでして6時頃までには全員に送信できそうです。

さて、日本時間に入るとユーロが反発し、一気に1.4ドル抜けとなりドル安から海外夜間が上昇、国内も時間の経過とともに値位置を切り上げる展開となっています。ユーロは今週は1.40ドルを上下に“理由なく反抗”(ちょっと古い?)、ドル建て相場は同様にドルの強弱にぶれる展開です。

金は今週の高値である944ドルをアジア時間であっさり更新、24日の22時頃にファンドの大量買いが入ったことで、一旦買い越しが縮小して喜んでいた矢先の出来事、しかもすんなりこの玉がいうことを効いている?ユーロの不安定な動きともに“定石が通用しない”世界ですね!

今週もお疲れ様でした!来週からは7月相場に入ります。7月4日は米国では『独立記念日』です。土曜に付き振り替え休日制度が働かないようです。日本では小豆の天候相場の分かれ目は『札幌まつり(今月中旬)』、米国では『独立記念日』ですが、例年になく在庫率の低い年です。果たして今年の天候相場はどこまで続くのか?簡単には終えそうもないですね!また、週末には「雇用統計」も控えています。

「最前線レポート」はこちら

朝一番情報

おはようございます。

【金融・為替】
ドル円相場は95円95銭と30銭の円高・ドル安で推移、ユーロは1.399ドルとややユーロ高の動き、ダウは急反発の172ドル高の8,472ドルとなっています。前日のFOMCでは金利は据え置き、金融政策は現状を維持するという方向性で特段のサプライズはなかったようですが、7年債の入札も順調のようで史上最大規模の発行もスムースに進んだことから、目先は安心感が広がりつつあるようです。目先は大きなテーマもなく、波乱要因が後退しているためによく言うと安定感、悪く言うと材料不足からボラティリティは低下気味な展開が続きそうです。GDPの確報値は上方修正され、失業保険の申請件数は予想を上回っているようです。

* 第1四半期の米GDP確報値:前期比−5.5%
* 米週間新規失業保険申請件数:62万7,000件

【石油市況】
原油は70.23ドル(+1.56)に急反発しています。このところの下落に対する調整と株価の大幅な反発や、ナイジェリア情勢が反発要因と思われます。

【貴金属市況】
金は続伸し小幅しっかりとした展開となっています。今週は一時913ドル台に下落したものの、本日の940ドルに近い水準は10日平均の934.9ドル、100日平均の929.7ドルの上で推移しており、チャート観測上下値を出し切ったことが買い要因となっているようです。インドの金貿易協会会長のハヤグリーブ氏は09年の金輸入見通しを400〜500tとしており、年前半の急減少を今後取り戻すとしています。因みに08年実績は396トンです。南ア政府は国営電力会社エスコムに対し、7月から電力料金を31.3%引き上げることを承認しています、金より白金の生産に影響を及ぼす可能性が考えられます。

【穀物市況】
穀物市況は大豆の期限月を除き軟調な展開となっています。このところの気温上昇と適度な降雨が生育を即すものとの反応を示しています。また、来週30日の農務省作付け確定値では大豆の増反が予測されているために、大豆は期近買い新穀売りのブルスプレットが入っている模様です。昨日夕方に更新したCFTCによる建て玉制限に関しては、具体的な制限はまだ決められておらず、24日のシカゴで材料としては織り込んだようです。

まわりまわって金ですか!

先週の日曜夜九時から「NHKスペシャル」残念ながら気づかずに見逃してしまいました。世界最大の年金基金「カルパース」の基金の運用に関するものだったそうです。

ところで今日の日経夕刊の総合2面の記事、「米、年金基金の農産物投資規制」の見出しとなっています。内容を簡単に説明します。米商品先物取引委員会(CFTC)は、年金基金などによる農産物投資に対する持ち高規制を検討する方針を明らかにした。2008年の小麦相場の乱高下は年金の国際商品投資の受け皿となるインデックス・ファンドの資金流入が原因とする報告書を、米上院が公表したためとされています。

おおよそ上記のような内容です。現在ヘッジファンドには持ち高制限が厳然としてあるのですが、インデックスファンドと呼ばれるカルパース等の年金基金には、実質当業者扱いとなっており制限がありません。週末に当サイトでも紹介しているコーンや大豆のファンドポジション(20日土曜を参照)です。現在はコーンのヘッジファンドより遥かにインデックスファンドのロングが目立っています。

今日・明日というわけでないにしろ心理的な影響もネガティブに作用されそうです。うーん?実際どうしたものだろうか?と考えさせられますね!それにしてもカリフォルニア州の財政は火の車で、破綻騒ぎにまでなっていて、現役の職員が数多くリストラに会っているのに、退職者年金の運用額は世界一です。現役の雇用不安のなか、退職者はその原因の責任の一端があるようにも思われ、運用に血眼になっているのはおかしな事態です。

昨年の穀物や原油市況が急騰した時点で、ファンドの持ち高制限が議会で非難の的となったものの、市況が急落して忘れられたと思っていたら、市況の回復とともにバッシングの再開です。原油も小麦も庶民生活に影響を及ぼすとなれば、商品への投資資金の受け皿は消去法から庶民と無縁の『金』ということになりますか!

雑感

株も商品も今日は急反発する一日となっています。日経平均と円ドルの動きを眺めていると、株高=円安=円キャリーを彷彿させる連想となっています。ここまでの調整も一服症状となっており、内外ともに買い方がある程度ふるいにかけられ、整理一巡となったことから戻り足も軽いものとなっています。ダウは続落したものの、IT関連のナスダックは確りしており、FOMCと米国債の入札というイベントも特に悲観的要因はないようで、買いが広がる展開となっているようです。

しかしながら、株も商品もこのところの下落に対するリバウンドの域を出ていないために、“押しを完了したとは言いがたいところ”です。ある程度各銘柄の玉整理は進んだものの、戻りの水準では“やれやれの売り物に押されやすい”環境と思われます。現状ではそれらの売りを消化するほどの要因が、見当たらない情勢と思います。行きつ戻りつしながらもトレンドを見極めていく段階と考えられます。個人的には貴金属や穀物は押し目買い、エナジー関連は戻りを売られる環境下と見ています。

さて、今週のレポートですが本日中の送信は難しいようですので、宜しくお願いします。
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