本日のトピック(最前線情報)

岡地(株)東京支店投資相談部の川原忠夫が相場の分析を致します。商品業界に身を置くこと四半世紀、相場界の酸いも甘いも噛み分けた豊富な経験を生かし、ファンダメンタルを重要視しながら、的確且つ最新の情報を発信してまいります。尚、情報に関しては正確を期するように最善を尽くしておりますが、内容の正確性を保証するものではありません。利用にあたっては自己の責任の下で行うと共に売買の判断はお客様ご自身で行なってください。

2009年10月

週末・月末の海外市場

おはようございます。

【金融・為替】
鳳濮蠑譴90円07銭と昨日から80銭強の円高・ドル安で引けています。ユーロは1.471ドルとドルが反発、前々日の某綵爐鮗禊劃兇┐襯疋觜發箸覆辰討い泙后ダウは249.85ドル安の9,7112ドルに急落、前日の急反発分以上の下げに見舞われ1万ドルの水準が重いムードに包まれています。月末・週末の重なりからのポジション調整といえども、景気回復に市場が疑心暗鬼となり、個人消費の今後の落ち込みも政策の終了から考えられ、先行きを不安視するムードが台頭しているようです。本日の景気指標では特に悲観視するものもなく、3月からの上昇波動も1万ドルの節目を達成したこともあり、期待先行の相場展開の限界も見られるようです。

*シカゴ購買部協会景気指数:54.2(同49.0)
*ミシガン大消費者信頼感指数:70.6(同70.0)
*第3四半期・米雇用コスト指数:前期比+0.4%・所得は変わらず・支出は前月比−0.5%(事前予想通り)

【石油市況】
原油も株価同様の展開に77.0ドル丁度にまで下落、株価の1万ドル原油の80ドルラインが同一のように思われてきます。今週は7‐9月期のGDPが好材料として受け止められたものの、9月の住宅販売件数が予想外に落ちており、先行きの景気回復にも指標に一貫した強さが見られないことも市況の足かせ要因となっている模様です。

【貴金属市況】
金も株価と原油市況の下落、ドル高に歩調を同じに下落、一時1,035ドルまで下に沈むも結局引け値ベースでは6.7ドル安の1,040.4で引けています。ただし株価株価が安値圏で引けたにもかかわらず、コメックスの引け後1,045ドルまで戻しており、東京の前日午後3時半からは僅かに2ドル安に戻しています。ドル相場も買い戻される中で「安全資産」として金に見直し買いが入っているものと思われます。

【穀物市況】
穀物市況は株・ドル・原油といった外部環境の悪化に反落しています。ドルが買い戻されるなか、株は転売圧力がかかり、商品のロングも手仕舞いを余儀なくされる展開です。穀物の来週の収穫進捗率も注目されます。米国の秋の終わりは日本より早く11月は冬支度の時期で、農家も例年より収穫に追われる日々が続くものの、お天気次第では来月中旬くらいまでかかりそうです。集荷時期の単収の落ち込みから収穫を放棄することも考えられ、穀物市況にとっては下支え要因となるものと考えられます。

来週からは11月入りですね

10月最終営業日も終えましたが、この週も米景気指標に市場が振り回される状況で、景気回復が本物かどうか、それによって金融政策に微妙な変化が起こるのかどうか、市場が疑心暗鬼になっていることも伺うことが出来るようです。その意味では来週は3日・4日のFOMC、それに続く声明文、5日はECB理事会、そして6日金曜日は恒例の米雇用統計と続きます。

国内でも今日は失業率が5.3%(予想は5.6%・前回5.5%)有効求人倍率は0.43倍(予想0.42・前回0.42)と微妙に改善していますが、勿論実感として誰しも改善↑方向とは考えにくい状況で実際に目に見える効果が出てこないと、財布の紐は締まりっぱなしの状態で米国とて似たり寄ったりと思われます。

続いて第2週の終わりが年に二度のヘッジファンドの決算期となります。これは年末にある程度の資金を手元に引くためには、「45日ルール」という契約の規則があり、解約及び一部解約には年末から45日前までにその旨を届け出るルールです。従って今年の場合は11月15日が日曜のために事実上は13日の金曜が締め切りとなります。

5月・11月の中旬がその時期にあたり、過去5四半期のこの時期の動きを追って見ました。ニューヨーク・ダウは1/5の確立で上昇、つまり上昇率は僅かに20%です。続いて原油は4/5で80%の高確率で上昇、金については3/5で60%の確率で上昇するという状況です。株価は要注意ですが、商品はそれほど気にしなくともよいという結果ですが、さてそれでは今回はというと誰にも分からないということだけが、いまのところの真実です。

現在のところ為替・株価・債券・商品と同じ器に入れた品物のように、前後左右と一糸乱れぬ同一の動きをしています。従ってパフォーマンスの独自性が乏しい状況です。本来は株価が下落しても商品は独自に上昇するケースがあることから、ヘッジファンドや年金基金が参入したわけですが、このところは株価に追従する動きが商品に見られます。米国の景気指標がいいと、本来はドルを買う要因ながら実際はドルを売る要因に、逆に景気指標が悪いと貿磴ね廾となっており、投資家家業もほんと複雑な環境となっています。

* ところで相棒の高田君の長男(小2)が新型インフルエンザから肺炎を併発し、今週は可愛そうに入院生活となっています。彼も奥さんも感染の可能性から職場に出ることも許されません。ずいぶんまわりでも広がっています。気をつけるといっても防衛には限度がありますが、みなさんも身体が資本ですから注意に越したことはないようです。というわけではありませんが、今週は「最前線レポート」はお休みとさせていただきます。

よい週末をお過ごしください。

前場雑感

昨日は9月の新築住宅販売の不調に悲観し、今日はGDPの予想外の成長に楽観する動き、景気指標に一喜一憂するドタバタ劇となっています。それもこれもゴールドマン・サックスがわざわざ成長を+2.8予想に引き下げ、ご丁寧に悲観論を流す、どうも彼ら一流の市場操作というと語弊がありますが、心ある投資家はGSにしてやられたとの意識が甦るようです。

“昨夏の原油200ドル説”を彷彿とさせるようです。故意か意図的か?(どちらも意味は同じ)基(もとい)正確には故意か偶然か?ですね。貧乏人根性からか穿った見方をついついしてしまいます。

さて予想外の成長とは言え、あまり楽観も出来ないようで、政府の景気対策の二点、自動車購入の支援が8月で打ち切り、もうひとつの住宅購入者の税控除は11月まで続くものの、手続き上は9月に終える必要があったための効果が大きく、既に自動車購入は打ち切り、今後住宅購入の税控除延長は検討中ながら財政面の問題もあり微妙な情勢です。

昨日の新築住宅件数は期待されたほどの駆け込み需要がなかったことも、数字上で証明されており今後の効果も疑問視される状況です。

5四半期ぶりのプラス成長となったわけですが、景気の落ち込みを食い止めた要因はなんと言っても「政府の景気対策」がその最大要因で、「財政の出動」は国家財政の負担を伴うものです。医療改革で今後10年間で総額80兆円規模の予算が必要となる見通しに加えて、今後も住宅購入者支援等の財政出動が続くことは、ほかでもない財政赤字を膨らまし続けることになります。

企業業績はリストラで保ち、ある程度の税収は望めるものの、失業者の増加は個人からの税収を減少させることにつながります。米国も日本も財政赤字の拡大が見込まれ、対新興国だけでなく、財政出動に慎重な欧州と比較しても悪くなります。従って“ドル安(円安)”基調は大勢の流れとして掴んでおく必要がありそうです。




朝一番情報

おはようございます。

【金融・為替】
鳳濮蠑譴91円40銭台と昨日から1円強の円安・ドル高で推移、ユーロは1.483ドルに大幅な上昇、ドルは円以外の主要国通貨に対してほぼ全面安となっています。ダウは大幅な急反発199ドル高の9,962ドルに反発、10年債の利回りは0.09%低下し3.501%に軟化しています。日本時間の昨夜9時半に発表された米GDP(第3四半期)は市場予想の+3.2%を大きく上回+る3.5%とされたことが全てで、リスク選好が一気に進み縫ャリーからの為替・株価・債券・商品全てが反応したものです。前日にGS社が2.8%と悲観的な見通しを出していただけに、その反動は大きなものとなったようです。その意味でも来週のFOMCの声明文が一層注目されることになり、金融緩和政策の見直し議論にも影響を及ぼすことになりそうです。正し今回の高成長の背景は自動車と住宅の購入者支援が最も好影響を及ぼしており、官製の好数値であることになんら変わりないもの思われます。

* 第3四半期米GDP:前期比+3.5%(事前予想は3.2%)
* 米週間新規失業保険申請件数:53万件(同52万1,000件)

【石油市況】
原油は79.87ドル(+2.41)に急反反発、GDPの発表を好感したリスク選好の復活が支援要因となっています。ダウの1万ドル手前、原油の80ドル手前と節目の手前に止まっています。

【貴金属市況】
貴金属も同様に急反発しており、金は9月の高値であった1,024.7ドル近辺がサポートされた感じです。取組は48万8千枚に減少、ピークの51万6千枚から2万8千枚程度減少となるファンドの一部撤退も見られる現象となっています。

【穀物市況】
穀物市況も同様に外部要因の改善に急反発、また、独自要因としての収穫遅れや品質低下を材料視しています。ファンドはコーンを6,000枚、大豆を4,000枚拾っています。

ロシアの金売却はちぐはぐな財政事情から発生

IMFが発行するSDR債(法Ε罅璽蹇Ρ漾Ε櫂鵐)を購入した中国とロシアですが、金の公的保有も以前から見ると格段に進んでいます。「ドル不信」が背景にあることは言うまでないことですが、貴重な外貨をドルで保有することによって、ドル安から資産の目減りを回避しようということが主な目的となっています。

正し、同じロシアでも中央銀行が9月に17トンの金購入をしたこととは逆に、財務相が国家予算の赤字補填のために、最大50tの保有金を売却するニュースがメディアにリークされて、年末までに予定されていた国際市場での売却を延期しています。国家貴金属・宝石基金であるゴクランが保有する金を、貴金属輸出公団アルマズが市場に売却するというもので、中銀と財務省の足並みの乱れが目立ちます。

中国の外貨保有は邦貨に換算して約200兆円あることに比べると、ロシアは危機以前に50兆円規模あったものが、危機によってルーブルや株式市場に介入、原油や資源価格が一時的に大きく下落したことも影響し、外貨を大量に吐き出しています。新興国のみならず先進国のGDPもプラスとなるなか、ロシアは資源頼みの依存率が高くこれといった輸出産業もほかに無いことから、外貨収入が大きく減少して財政も同時に疲弊しています。

ドルに変わる通貨を外貨として保有したいなどと、格好をつけた米国バッシングとは裏腹に国家の財政が急速に悪化していることが現状です。金の保有ひとつ取って見ても、中銀が海外で買いつけ、財務省は備蓄金を手放すという具合です。今年の原油生産高は減産中のサウジを尻目に、世界一の原油輸出量に躍り出ており、原油大国とはいいながらも古い石油施設をフル稼働させて原油を掘りつくす勢いです。財政事情の厳しさが原油の輸出量にも表れています。米国に対抗して覇権国家を目指すには、中国と違い財政事情から程遠い状況に後退していることが現実のようです。

ドル安トレンドの一時的修正局面

ダウのチャートがまるくなってきています。景気回復期待に上昇し、その上昇要因が官製のものであることに気づき、しかもそれらの政策が期限を迎えつつあることを悲観したもの、或いは先だっての豪州や今日のノルウェーに見られるように、金融緩和策の終了に怯えての反応か、今夜の第3四半期のGDPは+3.0〜3.2%がこれまでのおおよその予想ながら、ゴールドマン・サックスは+2.8%と見通しを下方修正しており、下値誘導の意図的なものも感じさせられます。

今日の9月の新築住宅販売は44万件の予想が、実際は40万2,000件というもの、この11月で住宅購入の税控除が盛り込まれていますが、手続き等に1、2ヶ月要することから9月の駆け込み購入に期待が高まっていたところに見事に裏切られたかたちです。議会では住宅購入に関わる控除の延長に動いていますが、この8月で終えた自動車販売の購入支援が期限切れの9月に半減したことが明らかになっています。車と住宅では単価も大きく違うことから、延長したところの効果も限定的となる可能性があります。

豪州やノルウェーはご承知のように「資源大国」であって、危機以降に石油市況にしろ鉱山資源にしろ市況回復が追い風となっています。それに比較すると日米欧の先進国にはそれほどの資源が存在しない国々が多く、また、人口も多く抱えており、「金融緩和解除」の出口が見えないことが現実です。むしろ景気対策の延長方針は財政出動を加速させ、国家財政を窮地に陥れる可能性が高まり、通貨安要因となります。簡単にドル安トレンドが急転するほどの背景は乏しいものと思われ、現在の貿磴ぬ瓩靴領れもどこまで続くかという程度のことと思います。

朝一番情報

おはようございます。

【金融・為替】
ドル円相場は90円70銭と昨日から65銭の円高・ドル安で推移、ユーロは1.471とドル買い戻しの動きが継続されています。ダウは119ドル安と続落9,762ドルで引けています。9月の米新築住宅販売の予想外の不振や、今夜発表となるGDP(事前予想は+3.0%)に関してGS社が予想を+2.7%に引き下げ警戒感を煽ったようです。円相場はドルに事実上リンクした動きがここのところ見られ、ユーロの下落とは逆相関性の動きとなっています。商品市況はドル高に全般に売られており、金や原油・穀物は取組を減らしており、ヘッジファンドと思われる手仕舞いが相当量みられるようです。シカゴ・グローベックスでは日経平均は9,900円割れに叩かれています。

* 9月の米新築住宅販売件数:前月比−3.6%の40万2千件(事前予想は44万件)
* 9月の耐久財受注:前月比+1.0%(同+1.0%)

【石油市況】
原油は77.46ドル(−2.09)と大幅続落となっており、住宅指標の悪化にリスク回避のドル買いや株価の下落から先行きの需要に対する悲観見通しから、手仕舞いが先行したものと考えられます。原油在庫予想ほど増えていないことには反応が限定的となっています。
EIAから発表された10月23日までの週間石油統計は以下の通り。市場の事前予想は、原油在庫が前週比180万バレル増加、留出油が110万バレル減少、ガソリンが80万バレルの減少だった。
 
        前週比
原油    3億3990万バレル    80万バレル増加
ガソリン  2億0860万バレル    170万バレル増加
留出油   1億6780万バレル    210万バレル減少

【貴金属市況】
金は昨年の高値であった1,033ドルを下に抜けて続落、現在スポットは1,026ドルに軟化しており9月中旬以来の水準に売られています。コメックスでは前日の取組が1万1,000枚強減少しており、総取組は50万枚を割り込んでおりファンドの手仕舞いが相当数はいったことがわかります。本日も前日に引き続き手仕舞いが入ったものと思われ、買い方ファンドの玉整理進行は、中長期の買い方にとっては好材料と判断されます。

【穀物市況】
外部環境の後退から穀物市況も連れる動きに、小幅な続落を強いられています。他商品同様にファンドの新規買いが目立ったことから、本日も大豆・コーンともに3,000枚の売り物が出ており、金同様にファンドの投げが目立つようになっています。収穫の遅れが穀物の下値を支える要因となっています。

円は目先ドルにリンクか

ドルが対ユーロで1.48ドルを挟んでもち合い、1.5ドルからの調整にドルが一段買い戻されるのか、或いはユーロが反発して1.5ドルに再び向かうのか、これが分かれば苦労しませんね。職業上、常日頃いつもドル・ユーロと鳳澣擇啅皀好櫂奪箸10分足(1分足を必要とするデイトレーダーではないこと、5分足だと12時間前にさかのぼれない、10分足がわたしには丁度いい)の3銘柄を追い続けています。

言える事は金のドル建てスポット価格が、殆ど素直に「ユーロ・ドル」に準じていることが大半です。稀にそうでないケースもありますが、長くは続かないようです。そこでこのところ感じられるのは、円が対ユーロでドルに準じた動きに変化していることで、今日あたりの動きは寸ぷん狂わぬほどの従順性を出しているように思います。どうやら民主党政権の2010年度概算要求が、95兆円と報じられてからのように思います。

これまではドルと他の主要通貨が対峙する図式でしたが、目先は円相場もドルに順ずるような展開が想定されます。そのように見ていくと、

ドル安 → ドル建て商品上昇 = 円安・円建て商品上昇
ドル高 → ドル建て商品下落 = 円高、円建て商品下落

という流れが想定されます。ドルにリンクするのであれば、円建ての商品価格は為替の変動要因を加味すると、ドル建ての商品価格の変動率より大きくブレルことが考えられるので、値動きに振り回されないことが重要、大勢はドル安と思いますが、小勢の向かう先がどちらか悩ましいものです。

前場雑感

ダウは小幅反発したものの、日経平均や豪州やアジア株は軒並み軟調に推移、先週後半くらいから変調の兆しがみえるようです。官製の景気回復策も徐々に織り込みだし、その景気対策も既に終わりを迎えたもの、間もなく終えるもの、終えるであろうものと終盤に向かい、その後に控えているのは金融緩和政策の見直し問題となります。消費や雇用の持ち直しが見られない中、財政出動には限界があることから「見切り発車」の可能性に対して市場がネガティブに反応をみせている部分が表に出たものと考えられます。

29日日本時間21時30分に発表される米GDP(第3四半期)が、事前予想の3.0%を大きく上回ったりすると「出口戦略」の語論が蒸し返される可能性がでてきます。来週のFOMCの声明も通常以上に注目に浴びることになりそうです。日本の場合も月末の30日8時半に失業率(予想5.6%)と有効求人倍率(同0.42倍)が、今後の金融政策、景気対策に影響を及ぼし、当然のように円相場への影響もでてきます。

そのドル円は今日じりじりと円高の方向に進んでおり、91円前半にドルが軟化を見せています。ユーロ・ドルは1.48ドルを挟んだ持ち合いに入っており、目先は1.5ドルの達成感からドル高が一時的に後退しています。ドル売りポジション(シカゴIMM)の膨らみすぎや、株や商品の反落がキャリートレードの巻き戻しにもつながっているようです。

昨日書いたように、これまでであればいい押しということで、押し目を買う人気が高いように思われますが、少し市場に変調の兆しがみえるようで、安易に飛びついて買うには躊躇を覚えるところです。少し慎重に動きましょうか。昨日の日経紙「あっぱれ山下記者」のコメントも頭をよぎるようです。

朝一番情報

おはようございます。

【金融・為替】
鳳濮蠑譴91円75銭と昨日から20銭の円高・ドル安で推移、ユーロは1.480ドルとユーロがいく分続落基調、ダウは14ドル高の9.882ドルと小反発しています。ケースシラー住宅指数の落ち込みは予想の範囲内ながら、消費者信頼感指数が50ポイントを割り込み、リスク回避のドルの買い戻しが入っているようです。

* 8月のケースシラー住宅価格指数:前年同月比−11.32%(事前予想は−12.1%)
* 10月の米消費者信頼感指数:47.7(同54.3)

【石油市況】
原油は79.55ドル(+0.87)と反発、本日入電の商品のなかでは唯一の反発銘柄となっています。正し80ドルが一日上傘となったようで、ドル高はプレッシャー要因となっているようです。明日の在庫統計は原油が180万バレル増加観測、留出油・ガソリンの製品はそれぞれ180万・110万バレルの減少予想となっています。

【貴金属市況】
貴金属は軒並み続落、ドルの対ユーロでの堅調推移が嫌気する要因、また前日の13ドル下落した金の取組が6,000枚近く増加したことから、本日の続落によりファンドの手仕舞い売りにつながったものと思われます。銀や白金はこのところ金に追随しての上昇展開から、金に売り物が入ったことから大きく値位置を切り下げています。ロシアのアルマズが金売却計画はメディアの暴露のために延期するとインターファックス通信が報じています。コメックスの取組が少しほぐれるほうが、先行きのトレンド構成には望ましいと思います。

【穀物市況】
穀物市況も続落しており、テクニカル要因からファンドの売り物はコーン・大豆それぞれ8,000枚・4,000枚のショートとなっています。相変わらず収穫遅れが目立ち、今後も天候状況には過敏に反応するものと考えられます。来週の好天予想にどれだけ進むのか注目。
相場に対する考え方
相場の世界は人間社会の縮図であり、より大きな視野に立つことが成功の秘訣です。ファンダメンタルを最も重要視し、商社や地場情報を取り入れながら、既存の見方にとらわれない独自の観点から、相場動向を分かりやすく解説し分析してまいります。
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