本日のトピック(最前線情報)

岡地(株)東京支店投資相談部の川原忠夫が相場の分析を致します。商品業界に身を置くこと四半世紀、相場界の酸いも甘いも噛み分けた豊富な経験を生かし、ファンダメンタルを重要視しながら、的確且つ最新の情報を発信してまいります。尚、情報に関しては正確を期するように最善を尽くしておりますが、内容の正確性を保証するものではありません。利用にあたっては自己の責任の下で行うと共に売買の判断はお客様ご自身で行なってください。

2010年09月

朝一番情報

おはようございます。

【金融・為替】
ドル円は83円70銭と昨日とほぼ変わらず、ユーロは1.362ドルと4月15日以来の水準に上昇、9月のユーロ圏景況感指数は103.2ポイントと予想の101.3を上回ったことや、米国の追加金融緩和への期待が根強いドル売りにつながっているようで、対円では日銀の介入警戒が一定のブレーキ役となって効果を発揮している面もあるようです。本日は米景気指標の特に重要な発表もなく、株価は22ドル安の1万835ドルに小幅反落、10年債の利回りは2.4956%(+0.1302%)といったところです。今日で9月も最終営業日で、海外では四半期末、国内では上半期の中間期末を迎えます。

【石油市況】
原油は77.86ドル(+1.68)に反発しており、ドルが対ユーロで5ヶ月ぶりの安値をつけたことや、週間在庫統計の減少に反応したものと思われます。EIAが29日発表した9月24日までの週間石油統計は以下の通り。事前予想は原油在庫が前週比30万バレル減少、留出油が同40万バレル増加、ガソリンが同50万バレル増加でした。       
 
           前週比
原油      3億5790万バレル     50万バレル減少
ガソリン    2億2260万バレル     350万バレル減少
留出油     1億7360万バレル     130万バレル減少

【貴金属市況】
金は9月末の益出しもからみ一時1305ドルに軟化したものの、その後はドルの対ユーロでの下落に反応を示しじりじりと前日の引け値水準に戻す展開に1310ドル前後で推移しています。米ウォールストリート・ジャーナル紙がFRBの量的緩和検討を報じたことで、追加緩和策の期待が金価格の上昇を側面支援、買い方はドル売り(ユーロ買い)・金買いを進めているようで、このところ素直にドル安に追随していることはこれらのポジション取りの裏づけとも見られています。

【穀物市況】
小麦は683.50漫福1.25)、コーンは505.0漫福5.00)、大豆は1099漫福11)とまちまちな展開、ファンドは2,000枚の売り、コーンは9,000枚の買い越し、大豆は6,000枚の売り越しとなっています。コーンは一時485未泙把汗阿靴泙靴燭、押し目買い人気の強さがうかがわれます。

つれずれ・・・隣人中国との付き合い方

今日も一日お疲れ様でした。

中国の民主活動家である劉(りゅう)氏(昨年12月反政府運動の罪で11年間の刑に服役中)が、この10月8日発表になる「ノーベル平和賞」の候補に上がっているようです。そんな中で中国政府はノルウェーに対して、「中国の法律を犯した人物に対してノーベル賞を与えることは問題!」として圧力をかけていると報道されています。

今回の尖閣諸島の問題では 漁船→監視船→軍艦 というパターンで、これまでも西尖(ベトナム)や南尖(フィリピン)の実効支配を軍事力を持って強引に推し進める方法を尖閣でも取り出したようです。ノーベル賞の問題にしても、先進国ではあり得ない異常な状態です。よくよく考えれば中国は北朝鮮の親分格でもあり、ロシアやイランとも近い国、ちまり平和ボケの日本が付き合うには手に余るのが現状で、今後の隣人付き合いも正攻法ではなかなか難しいことを痛感させられます。

次回の為替介入のタイミングは・・・

今朝発表された「日銀短観」はプラス8と6期連続の改善、但し今後3ヶ月の先行きはマイナス1の見方でした。現実の改善に株価は100円余り上昇して始まったものの、前場は59円高の9,555円で引けています。先行きの見通しが悲観的なだけに、来月4・5日の日銀政策決定委員会での一段の金融緩和見通しが広がっています。さりとて米国でも同様に昨日は消費者信頼感指数が予想を大きく下回り、11月のFOMCでの追加緩和観測が広がりドル安の流れが継続しています。

円相場に関しては83円台に入ると介入警戒がある程度円高を抑えていますが、公的債務不安の残るユーロがドル売りの標的にされる堅調維持となっています。欧州勢にしてみると日銀の15日の介入が恨めしいというところで、更なる日銀の介入に関しては欧州の同意は更に難しい情勢となりそうです。今日・明日で9月も終え、企業は重要な中間決算を迎えます。民主党政権にその器量があるかどうか?再度の為替介入からの円安誘導からの株価上昇で、企業業績の上方修正に持ち込むタイミングとしては悪くないと個人的には考えていますが果たして・・・・・?

話題は変わって金価格の1310ドル台への最高値更新に、昨夜は序盤はヘッジファンドや投資銀行の利食いに押されたものの、その後に発表された消費者信頼感指数によってドルは大きく対ユーロで下落(4月以来の1.35ドル)したために、売り方のショートカバー中心に急伸、このところ上傘となっていた1300ドルをあっさりと抜き去りました。取組高が61万枚を越えてからは投機資金の流入からの展開ですが、ETFが1300ドル台でも5トン余り増加しており、更に買い物を集めたものと思われます。11月のFOMCでの追加緩和は昨日の株価上昇同様に金価格の上昇にももはや既成事実化した感じが一層進んだようです。

ロンドンでは昨日LBMA(ロンドン金地金市場協会)の会合があり、今後一年間(来年9月末)までの価格見通しの平均値も発表されました。見通しは以下の通り
金1450ドル・銀24ドル・白金1857ドル・パラジウム702ドルといずれも強気の見通しが台頭しています。

朝一番情報

おはようございます。

【金融・為替】
ドル円は83円80銭台と昨日から40銭近い円高・ドル安で推移、ユーロも1.357ドルに急伸しており、円高・ユーロ高というより“ドル安”の流れ、米消費者信頼感指数が今年2月以来の水準に落ち込み、事前予想を大きく下回る数値に米景気回復の遅れが改めて表面化し、追加金融緩和を先取りする流れにドル売りが拍車をかける展開となりました。欧州でも昨日のアイルランドの銀行を格下げしたムーディーズに続き、S&Pも格下げに含みを持たせる可能性に言及したことや、PIIGS諸国の公的債務問題が燻るなかでも、本日は根強い米金融追加緩和に向かっており幅広くドルが軟化しています。ダウは46ドル高の1万858ドルに反発、景気指標の悪化に押される場面もあったようですが、ドル安背景に資源株の上昇が目立ったようです。10年債利回りは再び2.5%を割り込んでおり追加緩和期待の動きも影響しているようです。

* 9月の米消費者信頼感指数:48.5(事前予想は52.1)
* ケースシラー住宅価格指数:前年同月比+3.18%(同3.10%)

【石油市況】
原油は76.18ドル(−0.34)に反落しており、株価の上昇やドルの一段の下落には相変わらず反応の薄い状況が続いています。米国内の在庫情勢や需要等のファンダメンタルの悪さが、原油価格の上昇を抑える動きが継続しているようです。

【貴金属市況】
昨夜欧州時間でユーロが対ドルで軟化したことから一時1285ドルまでに売りに押される展開から、消費者信頼感指数の悪化から再びドル安に向かうとジリジリと上昇してあっさりと1300ドルをクリアし1310ドルに接近する水準まで上昇しています。9月末という第3四半期の決算に絡み、ファンドや投資銀行の利食いが先行する今週の展開ながら、ドル安と先行きの金融緩和を先取りする力が勝り利食いをこなしながらの1300ドル維持となっているところに力強さを感じさせられます。取組高は51万6,000枚台に膨らみ、過去最大規模に拡大しており、投機人気のバブルと判断するのか人気はまだまだ途上と判断するのか意見の分かれるところです。

【穀物市況】
小麦は684.75セント(−21.75)と節目の7ドル割れに、コーンは500.00漫福12.75)と辛うじて5ドルを維持、大豆は1110漫福18.50)、収穫の進む中西部では乾燥気味な天候が続き収穫には理想的なことから、ハーベスト・プレッシャー的な売り物に押される展開となったようです。ファンドはコーンを1万1,000枚、大豆を5,000枚、小麦を6,000枚ショートしており、期末のファンドの利食い売りが目立つようです。

朝一番情報

おはようございます。本降りの雨ですね!

【金融・為替】
ドル円は84円25銭と昨日とほぼ変わらず、日銀の白川総裁は来月4・5日の日銀政策決定委員会で金融緩和を匂わす発言をしており、為替介入と同時に円買いへの警戒感が伴う動きとなっています。ユーロは一時1.35ドルの節目まで買われたものの、現在1.344ドル近辺で推移しており昨日の水準での動きとなっています。先週末に2%の急上昇をした株価は48ドル安の1万812ドルに反落、格付会社ムーディーズがアイルランドのアングロ・アイリッシュ銀行の格付けを引き下げたことから、金融株中心に反落する反応を示しています。本日の米景気指標の発表はとくになし、今夜のケースシラー住宅価格指数(予想は前年同月比+3.1%)と9月の米消費者信頼感指数(同52.1)の発表が注目となります。

【石油市況】
原油は76.52ドル(+0.03)と当月はしっかりながら二番限以降は反落しています。米国内のファンダメンタルの弱さと、株価の軟調推移が上値を重いものとさせています。

【貴金属市況】
本日の金価格は先週末に一時節目の1300ドル乗せを果たしことから小動きに終始、一部にはファンドの積み上げが膨らんでいることへの警戒感から調整を意識する動きもあり、更なる上昇には慎重な見方もあるようです。一方で昨日FT紙に掲載されたように、欧州中銀の金売却協定の第3次の初年度終了では売却量が僅かに6.2トンとされて、公的な金売却が大きく後退していることが先高を見る動きにもつながっているようです。白金族は金の高値警戒が指摘される中で、株価の反落も手伝い利食い売りに押されています。

【穀物市況】
小麦は手仕舞い売りに押されて706.50セント(−13.5)に反落、コーンも先週後半の急伸に対する調整に反落512.75セント(−9.00)に、一方大豆は小幅に続伸しており1128.5セント(+2.50)で引けています。本日のファンドは小麦3,0000枚、コーン1万1,000枚のショート、大豆は3,000枚のロングとなっています。

CBGAの年間売却は僅かに6.2トン

1999年に始まった欧州中銀金売却協定(CBGA)の第3次協定の初年度が、この9月26日で終了しました。 結果は僅かに6.2トンの売却量で、前年比では96%の減少となっています。協定発効後の10円間の平均売却量は388トンありましたが、金融危機以降は金への中銀の見方も変わりようやく協定の任務を終えようとしています。

90年代は英中銀中心に金利を生まない金保有量を減らし、国債を買うために大量の金塊を売却して一時300ドルを割り込むほどの下落を店、産金会社や産金国からの要請もあり、計画的に金を売却する協定を結んだことが始まりですが、いまでは中央銀行の金保有への意識も戻りつつあり、ネットで6.2トンの売却でもなかには購入している中銀もあるようで、金への保有認識が確実に変化したものと考えられます。

中銀売り+鉱山会社売り=過去の金価格上昇を抑制するもっとも大きな要因でしたが、現在では世界的大手の鉱山会社はヘッジ売りの大半を解消し、中銀売りも収まる状況に変わっており、金ETFの販売増加と共にこのところの金価格上昇の要因となっています。売り圧力の大きな要因が後退したことによって、金価格の上昇の揚げ足に弾みがついたことは否定しがたい事実で、中銀オのなかでは特に新興国の保有高の増加傾向が目立ち始め、今後の金価格上昇の一翼を担うものと思われます。

先進国の金融緩和政策からの出口戦略も一頃より長期に先延ばしされる見通しに変わり、物価上昇率からすると金価格の23000ドル台を指摘する声も上がっていて、今後も上下動は繰り返すものの上昇志向が今後1年や2年で収まるものではないようです。

朝一番情報

おはようございます。
台風一過と思ったら秋雨前線が勢力を持ち、今週は雲雨天の一週間となりそうです。スポーツ界では白鳳が全勝優勝して連続勝利記録を伸ばし、プロ野球パリーグはいち早くソフトバンクが優勝を決めています。スポーツの秋ですね!今週後半からはいよいよ10月相場入りで、早くも今年残すところ3ヶ月余りとなりました。暑い暑いの挨拶も知らずのうちに10月入りで、一年の速さを改めて思い知らされる次第です。東工取の夜間取引延長も無難な船出のようで、今後商社や外資の参加で盛り上げて欲しいものです。

さて、領土問題で揺れる日中関係ですが、改めて共産党一党支配の国であることを認識させられる状況で、関係構築の難しさを考えさせられます。政治は来年度予算審議よりも対中・領土問題が先行して来月始めの臨時国会も揉めそうです。政治の遅延状況が国民生活や日本経済への対策の後手を踏まないように、金融・為替問題の遅れにつながらないように願うばかりです。

日本の為替介入によって、世界中の通貨安競争が鮮明化されました。来週の日銀政策決定委員会、8日からワシントンで開催予定のG7と金融イベントが続きますが、更なる金融緩和も含めて日本の為替介入の正当性も問われます。これまでのような後手に回ることは避けて先手必勝の対応を期待することになります。これまでの政策の遅れを学習効果として政府・日銀の奮起を要求されることになります。

今週は米景気指標では28日の「9月の米消費者信頼感指数・ケースシラー住宅価格指数」、30日のバーナンキFRB議長の議会証言、1日の新車販売・個人消費・製造業と続きます。日本では29日の「日銀短観」が来月の4・5日の日銀政策に影響を及ぼしそうです。ユーロ圏や中国等の景気指標にも注目です。

今週も宜しくお願いします。

週末の海外市場

おはようございます。台風12号の影響で雨・風の強い早朝でしたが、徐々に雨も止む方向で雲が流れ出しました。午後は晴れるようですね!昨日は日銀の介入の話題より、中国人船長の処分保留の釈放がニュースバリューとしては大きかったようで、賛否両論ありましたが今後の日中関係と領土問題が混在していて政府も難しい判断を迫られたようですが、中国の攻勢に屈したとの見方の論調も目立ち、「粛々と日本の法律に基づいて執り行う」の政府発言もむなしい響きとなっています。国際世論をうまく味方につけるのも政治力の命題だけに、民主党政権が困難を乗り切ることを願うばかりです。

【金融・為替】
ドル円は84円20銭近辺で今週の取引を終えていて、昨日の日銀の介入も単発的であったことからその効果も限定的となっています。9月の中間期末を控え企業の本国送金も増加傾向であることや、米国の追加緩和策の根強さからドル安の方向性を変えるには力不足と言うところでしょうか。ユーロも公的債務リスク(PIGS)の衰えが見られない中、米金融緩和策の根強さに1.349ドルに上昇しており、4月中旬以来5ヶ月ぶりの対ドルでの高値を示現しており、主要国の通貨安競争はいまのところ米国の旗色が強いようです。ダウは197ドル高の1万860ドルに急反発しており、景気指標の改善傾向や欧州でもドイツの景気指標の予想外の上昇を好感する動きとなっています。

* 8月の米耐久財受注:総合は前月比−1.3%(事前予想は−1.0%)
* 8月の米新築住宅販売:前月比+6.9%の29万5,000件

【石油市況】
原油は続伸しており76.49ドル(+1.31)に上昇、ドイツや米景気指標を好感して欧米主要市場の株価上昇や、ドルの対ユーロでの下落基調を好感する動きとなっています。また、JP・モルガン・チェースの強気のレポート(2011年の見通しを80.25ドルから84.50ドルに引き上げ)も影響したものと思われます。

【貴金属市況】
金は対ユーロでのドル安の流れに乗り、中心眼月の12月限が一時1301.6ドルに乗せて区切りの大台に乗せる展開となりました。その後は週末要因の利食いに押されて若干調整を見せたものの、1296ドル台で今週の取引を終えて引け値ベースでも史上最高値を更新しています。ファンドの買い越しは22日現在758.9トンと前週比では若干買い越し分を減らしています。取組高は60万4,000枚近くに達しており、本日もオプションがらみの権利行使などを考慮すると更に取り組み増の流れが継続しているものと考えられます。来週は9月最終週で、第3四半期末となり商品市場全般に益出し売りに押される可能性も考えられます。

【穀物市況】
穀物市場は全般に急反発しており、小麦は720.00セント(+22.75)に、コーンは521.75セント(+22.50)に、大豆は1126.00セント(+32.50)にそれぞれ上昇しています。株高や飽造領れを追い風にしたファンドの攻勢が主な上昇要因となっており、本日ファンドは小麦を5,000枚、コーンを1万8,000枚、大豆を7,000枚買い越しています。

二度目の介入効果を見極める

先週15日以来二度目の日銀の円売り介入が行われた模様です。21日のFOMCより米追加緩和策の期待が高まり、それまでの85円台後半からの水準を維持できずにその後はじりじり円高方向となったことから、休日明けの今日は84円台前半で推移、再介入のタイミングを計った上での介入と思われます。今日午前の国連での菅・オバマのトップ会談が行われており、場合によっては米国の同意取り付けの上での介入かも知れません。

今回は政府・日銀関係者からの介入肯定の発言は見られませんが、市場の急変がそれを充分に物語っているようです。15日以降は介入効果が徐々に薄れつつある状況のなかで、84円を割り込みそうなムードを振り払い、85円台維持の意思表示をしたものと考えられます。円高というより、剖睛の下落による日米の金利差縮小傾向からドル安の流れであるために介入効果はまだ限定的ながらも、「円高阻止」の意思表示の重要性もあり、これまでは比較的タイミングよく介入をしているという一定の評価もあるようです。

雇用・雇用・雇用と連呼しても、円高の進行はむなしくも雇用を蝕むもので、介入・介入・介入に頼るだけでは政策はいただけません。デフレ脱却のために全ての政策動因により克服をする努力も必要で、また、市場からある程度評価されるものは必要不可欠のようです。

朝一番情報

おはようございます。猛暑から11月上旬の気温に急降下していますが、なにしろ身体が着いていけませんね!話題は変わって大リーグではイチロー選手が前人未到の「10年連続の200本安打」同じ日本人としての誇りですね!さらに話題は変わって中国、尖閣諸島での漁船衝突事件から、日本への旅行の自粛、日本向けのレアアースの輸出制限、日本人の軍事区域進入で4人を事情聴取、また、前原・クリントン外相会談では「尖閣諸島は日米安保適用対象」と米国側の見解を述べ、問題がエスカレートする情勢ながら菅政権の外交力が試される事態となっています。これ以上の泥沼化を避けて問題解決に向かう力量が求められています。

【金融・為替】
ドル円は84円40銭と休日前から50銭程度の円高・ドル安で推移、FRBによる追加緩和策の観測が根強くありドル売りの流れが継続、日銀の円売り介入の次の水準を一部には試す動きとも解釈されます。ユーロは一時1.4ドルに買い戻されたものの、アイルランドやポルトガルの10年債利回りがドイツ債との比較で過去最大に広がっていることから、公的債務問題が事あるごとに蒸し返される状況に1.331ドル近辺で推移、ダウは76ドル安の1万662ドルに続落、10年債の利回りは2.540%(−0.017%)に低下しています。景気指標では中古住宅は事前予想を上回るものの、失業保険申請件数は逆に予想値より悪くまちまちの状況となっています。

* 米週間新規失業保険申請件数:46万5,000件(事前予想は45万件)
* 8月の米景気先行指数:前月比+0.3%(同+0.1%)
* 8月の米中古住宅販売件数:前月比+7.6%の413万件(同410万件)

【石油市況】
原油は75.18ドル(+0.47)に小反発しており、このところの下落基調からのポジション調整の戻りを見せています。前日に発表されたEIAの在庫統計では原油在庫が90年統計以来最高、ガソリンも半年ぶりの高水準となり、ファンダメンタルの弱さが上昇を阻害させる要因となっています。

【貴金属市況】
金は1300ドルの大台を前に脚踏み状態で、今日も1290ドル前後のもち合いとなっています。先のFOMCでの追加の金融緩和に触れる内容から、買い気の強い展開となっており取組高も6月以来3ヶ月ぶりに60万枚に乗せており、投機筋のロングの積み上げが進んでいます。テクニカルではオプション市場の1300ドルのコールの買いが6万枚に接近しており、1300ドルを抜けると買い方の権利行使が行われて一段の上昇が考えられますが、その水準を前にしての売り方、買い方の攻防戦となっています。他の貴金属も確りに推移しています。

【穀物市況】
小麦は697.25セントに急反落、エジプトの成約キャンセルが尾を引く展開が続いています。大豆・コーンに関してはコーン買い・大豆売りのスプレット解消の動きにコーンが下落、大豆が続伸する動きとなっています。ファンドは本日コーンを1万枚売り、大豆を4,000枚買っています。
相場に対する考え方
相場の世界は人間社会の縮図であり、より大きな視野に立つことが成功の秘訣です。ファンダメンタルを最も重要視し、商社や地場情報を取り入れながら、既存の見方にとらわれない独自の観点から、相場動向を分かりやすく解説し分析してまいります。
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