本日のトピック(最前線情報)

岡地(株)東京支店投資相談部の川原忠夫が相場の分析を致します。商品業界に身を置くこと四半世紀、相場界の酸いも甘いも噛み分けた豊富な経験を生かし、ファンダメンタルを重要視しながら、的確且つ最新の情報を発信してまいります。尚、情報に関しては正確を期するように最善を尽くしておりますが、内容の正確性を保証するものではありません。利用にあたっては自己の責任の下で行うと共に売買の判断はお客様ご自身で行なってください。

2011年01月

一転して株安の原油・金が確りに

今日も一日お疲れ様でした。

明日から早いもので2月入り、この一月は欧州の危機が一先ず後退し、米国では景気指標の改善傾向に浮かれて株高を演じました。但し中国の物価抑制からの利上げ懸念や、月末位にかけてエジプトの政情不安が市場心理を一挙に冷やす展開となり、株価が下落するのを尻目に、低迷していた原油や金が有事の買いを呼び込む展開となりました。

最も企業業績や景気指標の好調維持とは言え、当面の目標でもあったリーマン以前の水準に買い戻され、1万2000ドルを抜けてから足踏み状態にあったことからも達成感からの調整時期であったのかも知れません。逆に金や原油は中国の利上げ懸念から年初から調整入りしてもので、下げ止まりのきっかけ待ちのタイミングにエジプトの政情不安が出たもので、“渡りに舟”のような反応を示したのかもしれませんね。

為替市場では有事を嫌い株価が下落→債券高→金利安の反応となり、日米の金利差縮小からドル売り→円買いの動きとなり、今日も一時82円を割り込み、その後も82円を挟む水準で保ち合いとなっています。但しユーロは中東に依存する石油がエジプトとの地理的距離の接近から、対ドルでは軟化するという我々素人には頭の中で理解に苦しむ動きです。日本国債の格付け引き下げも、目先の危機ではないことから直ぐに織り込み、むしろ経常黒字を殊更はやしての円高、株も商品も為替も我々人知を超える領域であることを改めて認識させられる次第です。

中東・バーナンキ会見・雇用統計

おはようございます。ついこの間まで正月気分だったものが、今日で1月も最終日となります。昨日は「ザック・ジャパンのアジアカップ制覇」と「エジプトの民主化デモ」が主要ニュースでしたが、民主化運動はすでにヨルダンにも広がっているようで、ヨルダンと日本は予選リーグで戦っていて、渦中の中東での開催は今回のデモと無縁ではなさそうです。

すでにデモが始まって6日が経過、ムバラク政権は内閣を一新したものの、運動は大統領の辞職を促す方向で、欧米でも徐々に民主化運動を支持に回っていると伝えられており、政権維持も時間の問題のようです。問題は新たなエジプトの政治に「イスラム原理主義」が台頭しないかが注目で、イランのような国々が乱立すると対米・反米の動きが米国にはもっとも憂鬱な事態となります。また、中東産原油の多くはスエズ運河を通過するために、運河が閉鎖される事態に陥ると原油価格が更に急騰する事態も予想され、予断は許されない状況となっています。

今週は3日に「バーナンキFRB議長の記者会見」が開かれます。2月はFOMCが開かれないために、現状の金融政策をより広く市場や国民の理解を得るために行うようで、FRB議長の記者会見は異例のできごとのようです。現状の追加緩和政策(6,000億ドルの国債購入)への理解に向けての努力ようで、それだけに政策への賛否両論が渦巻き、より政策遂行をスムースに行う意図もあるようです。

週末4日は恒例の「米雇用統計」が控えています。非農業部門雇用者数は13万人増加の予想で、失業率は9.5%というところです。前回はそれぞれ10万3,000人増、9.4%となっています。FRBの追加緩和は「雇用と不動産市況の回復」を意図したもので、2月の数値もいつもどおり注目されます。

今週も宜しくお願いします。

週末の海外市場

おはようございます。

【金融・為替】
1月最後の週末のドル円は82円10銭近辺で終了、S&Pの日本格付の引き下げ報道も市場は冷静な判断を下したようで再び円が強含む展開に、逆にユーロは1.360ドルに下落しており、このところの対ドルでの上昇の調整や、中等情勢の緊迫がより地理的に近いユーロに売り物が入る展開となりました。ダウは166ドル安の1万1823ドルに急落、10年債の利回りは3.329%に急低下しています。中東の取りまとめ役でもあるエジプトの大規模デモに対して政府は夜間外出禁止令を発令し、一気に地政学的リスクが浮上、デモに参加以降していたノーベル平和賞受賞者のエルバラダイ氏を自宅軟禁し一層のヒートアップとなっています。欧米諸国ではイスラエルとのパイプ役としてムバラク政権を支持してきたものの、民衆のデモを武力で阻止しようとする政府への対応に窮する状況で、市場では中東の緊張=ホルムズ海峡封鎖のイメージまで湧き起こっています。株価のこの動きを嫌気し、原油や金が地政学的リスクの台頭に急上昇をみせる典型的反応を見せています。一方で米景気指標では昨年第4四半期のGDPが事前予想を下回ったものの、3.2%の高水準となり、年末商戦の個人消費は予想以上の数値となり米国経済が確実に立ち直っている証明の受け止め方となっています。但し追加金融緩和の賜物でもあり、QE2の打ち止めにつながるのかどうかは議論の余地がのこりそうです。

*昨年第4四半期・国内総生産(GDP、速報値):前期比+3.2%(事前予想は+3.5%)
*昨年第4四半期・米個人消費(速報値):前期比+4.4% (同+4.0%)
*昨年第4四半期・米雇用コスト指数:前期比+0.4% (同+0.5%)
*米ミシガン大消費者信頼感指数(1月、確報値):74.2(同73.3)

【石油市況】
原油はエジプトの政情不安を囃し急反発89.34ドル(+3.70)に上昇しています。エジプトの大規模デモ→民主化要求→ムバラク政権崩壊→中東の緊張→ペルシャ湾に拡大→ホルムズ海峡封鎖→原油価格暴騰というシナリオが一気にひとり歩きする反応をみせています。タイミング的にはこのところの急落に対する修正高ということや、スイス・ダボスでのエナジー関係者の強気見通しも影響したものと思われます。

【貴金属市況】
原油同様に中東の政情不安を材料に急騰しており、アジア時間の1310ドル割れの付近から一時1346ドルに上昇し、スポットの今週の終わりは1335ドル近辺で終了しています。急上昇の背景はこのところ弱気の新規売りを入れたヘッジファンドが、エジプト情勢の緊張から一気に売り玉を手仕舞う動きに上昇したものと考えられ、原油同様に下落に対する修正の上昇となっています。最近では北朝鮮の南への攻撃に見られた地政学的リスクによる上昇はつかの間であったように、エジプト情勢からの上昇には継続性を疑問視されますが、水準的にはこの事例をきっかけに1,300ドル近辺が今回の下げのボトムとなる可能性は高まったものと推測されます。

【穀物市況】
穀物市況は小麦相場の急落の影響もあり、金や原油市況の急回復の追い風も限定的となった模様です。序盤はアルゼンチンの減産報道や、中国・ロシアの買い付け期待からじょうしょうしたものの、小麦の急落やドル高が徐々に上昇力を削ぐ展開に変わったようです。ファンドはコーンを1万枚、小麦6000枚ショートし、大豆は6000枚のロングとなっています。

財政リスクと地政学的リスク

今日も一日お疲れ様でした。

「その方面に疎い」と物議を醸しているのは我らが宰相である菅さんの発言、昨日のS&Pの日本国債の引き下げに関するコメントのようで、「社会保障改革」を首相主導で行おうとしている最中の失言です。「疎いと発言したのは、情報がその時点で入っていないという意味」と盛んに言い訳しても後の祭りで、野党の国家審議否定の格好のターゲットとされています。

900兆円の国債発行残高に対して、日本の個人金融資産は1400兆円とまだ500兆円分のキャパが残されており、しかも外貨の所有率が極端に低く今後数年間では危機はないというのが専門家の意見ですが、今後数年間の更に数年間後はどうなの?となると、昔の映画の文句でもあるように「そんな先のことは分らない!」では済まされませんよね!

欧州のすでに公的資金を受け入れているアイルランドやギリシャ、またその矢面に立たされているポルトガルやスペインは確かに国債の外人保有が多く、日本とは一線を画しているようです。しかし、その波は確実に日本にも押し寄せていて、同じように減税法案を可決した米国でももはや他人事ではないようです。

国家の財政リスクが市場に晒されていることと同様に、今年に入り北アフリカのチュニジアでは長年の失業続きから独裁政権の大統領が国外に脱出、今週はアフリカ最大のイスラム教の国エジプトにも飛び火しています。これまでになかったアフリカのイスラムの地政学的リスクが高まっています。長期政権ということではチュニジアの大統領を受け入れたサウジアラビアといえども安泰ではありません。

さて、国家の破綻リスクが高まり、地政学的リスクも高まっている状況のなかで、安全資産の金も売り込まれるという皮肉な現象ですが、一部には大手ヘッジファンド(SPDRの大口保有)の戦略転換に敏感に反応とも言われています。高値から100ドル強の下げ相場となっていますが、1,400ドルの時点と金の環境はほぼ変わっていないように思われます。つまり金を取り巻くファンダメンタルに大きな変化はないということです。

テクニカルでは200日移動平均線が1280ドル台の中間にあり、これを下に抜けた例は最近では2008年のリーマンショック時だけです。昨日のNYコメックスは大商いで1,330ドル割れでは買い方ファンドの手仕舞い売りもかなりでたようです。目先は新規売りを大量に這わせた売り方ファンドの主導権の展開ですが、彼らとて所詮は空売りであって買い戻すことで一連の売買が終了するのであって、買い戻しが底入れのきっかけとなる可能性もありそうです。

朝一番情報

おはようございます。

【金融・為替】
ドル円は82円90銭近辺で推移、昨日夕方S&Pが日本国債をAAからAAマイナスに引き下げた直後に83円21銭(対ユーロ114円11銭)が円安のピークでその後は82円台後半の保ち合いとなっています。日銀の先の発表でも平成23年度末に日本の累積赤字が990兆円を超えるというもので、民主党政権がねじれ国会から状況を打破する政策を断行できない可能性が高いことが、格付引き下げ要因と発表されています。ユーロは円につれて瞬間的に急落したものの、その後は落ち着きを取り戻し現在は1.373ドルと対ドルで続伸しています。ダウは4ドル高の1万1989ドルに小幅に上昇、10年債の利回りは3.389%と小幅に低下しています。米景気指標では失業保険申請件数や耐久財受注が事前予想を下回り、中古住宅販売は予想以上とまちまちな指標ながら、前日にFOMCが厳しい見方をしたことが一部の指標にも表れており、楽観的見通しはやや後退気味という感じでしょうか。

* ベイ週間新規失業保険申請件数:45万4,000件(事前予想は40万5,000件)
* 12月の米耐久財受注:前月比−2.5%(同+1.5%)
* 12月の米中古住宅販売成約数:前月比+2.0%(同+1.0%)

【石油市況】
原油は85.64ドル(−1.69)に反落しており、昨日発表された週間在庫統計が予想以上に増加したことや、本日の景気指標の足ふみにみられるように景気の先行き不安が影響しているようです。また、スイス・ダボスの経済会議において、仏サルコジ大統領やECB総裁トルシエ氏から、原油や商品価格の上昇に懸念を持ち、投機的な取引に制限を設ける合意に向けこの夏のG20の主要議題としたいとの意見も微妙な影響を及ぼしていることも推測されます。

【貴金属市況】
金は前日の急反発から一転して売り込まれる状況から一時昨年10月の安値1,315ドルに下落し、その後は戻して引けたものの、引け後には一時1310ドルまで下落、現在は1314ドル近辺での推移となっています。FOMCによる追加緩和策の継続が正式に発表されて、売り方のショートカバーに1,345ドル近辺に戻したのもつかの間、再び売り込まれる展開となっています。ファンダメンタルよりもテクニカル重視の弱気相場が継続しています。米株価が堅調に推移していることから、金からの資金シフトが相場を弱いものとしているようです。大勢の流れは変わらないものの、節目の1,300ドルが接近しており投機玉の推移次第では一時的に割り込む場面も想定されるようです。

【穀物市況】
原油や金といった主力商品が下げどまる気配を見せないことや、コーンは輸出検証高が予想の下限(50万〜90万tのところ54万t)であったことを嫌気する売り物に反落、大豆は逆に輸出検証高が94万トンと予想の55万〜80万の上限を超えたことを好感して上昇という相反する反応を見せています。ファンドは本日コーンを9000枚売り、大豆を7,000枚買っています。

FOMCはサプライズなしがサプライズ

今日も一日お疲れ様でした。

FOMCは政策金利の据え置き(ゼロ〜0.25%)と、追加緩和策(6,000億ドルの国債購入)の継続を維持するとういうもので、ほとんどサプライズなしという結果に終えました。但し追加緩和策の中止を期待したポジションの投資家にはサプライズ、空売り玉を一斉に買い戻すというものです。サプライズのないことがサプライズ?となったようです。

FOMCでは今回から持ち回りで地区連銀総裁から新たな委員が4人入れ替わったわけですが、11人全員が今回の決定に賛成を示したことは異例の出来事、景気回復から異例の低金利と異例の緩和策を維持するための周到な根回しもあったようです。政策維持の要因として「雇用」と「住宅」が上げられていて、逆にいうとこれらの指標が改善されるまで政策を維持するというスタンスの判断がされるようです。

金市場のほうもこのところ「QE2の中止の可能性」からファンドの弱気のポジションが積み上がり、FOMC直後から買い戻しを入れる展開に1,345ドル近辺に反発するという動きとなりました。ブラジル・インド・韓国といった新興国の利上げや中国の利上げ懸念、加えてECBでも利上げ議論がなされるほどに、各国中央銀行はインフレ対策を講じる段階で、FRBの緩和策が中断となるといよいよ世界的な利上げモードの盛り上がりとなったところですが、「米金融当局は緩和策を維持する正当性を長期に維持する」といういつもの文言を踏襲しており、“利上げ=売り”という方程式に変調がみられたようです。

通貨情勢としてはこのところユーロの反発が顕著で、対ドルでは1.37ドルに、対円でも112円90銭に戻しています。ポルトガルやスペインの国債入札が無事に済んだことや、今週初めて発行されたEFSF債(欧州金融安定基金)50億ドルでは、そのうち日本が20%を購入しており今後は中国やロシアの購入も予想され、ユーロ支持の広がりを好感しています。またECB総裁のインフレ懸念発言が利上げを予測されるものとされ、ユーロ買いの背景となっています。

一方で、前述したポルトガルやスペインは目先の危機は回避されたものの、4月、6月には国債の大量償還を控えており予断は許されない状況です。ドイツのようにユーロの恩恵を一身に受けて経済回復を果たす国と、そうでない国が混在している寄り合い所帯の金融政策はより難しい選択肢をせまられることになりそうです。米国とて「減税法案の延長」による財政赤字の拡大問題は、ゆくゆくは基軸通貨ドルを脅かすもので慢心できない状況は同じです。勿論我が日本の状況は言うに及ばずというところでしょう。

朝一番情報

おはようございます。

【金融・為替】
 ドル円は82円20銭と昨日から20銭程度の円安で推移、ユーロは1.370ドルとさらに続伸、日本時間午前4時15分に発表されたFOMCでは現在の政策金利を据え置き、6,000億ドルの追加金融緩和を継続するものとなっています。声明文では雇用や不動産セクターの回復傾向が鈍く、現在の金融政策を維持することの正当性を主張する内容となり、追加緩和策の継続を維持する内容となっています。ダウは8ドル高の1万1985ドルに、10年債の利回りは3.424%に小幅上昇しています。一方でダボス会議(世界経済賢人会議)に参加しているユーロ圏首脳からは「金融政策は物価の安定を実現する判断」として、インフレ抑制に動き準備に怠りのないことを確認するものとなり、利上げもほのめかす従来の意見を確認させる内容となっています。従って、景気回復から抜け出す場合には金融引き締めがユーロ圏が米国よりも早く対応する可能性が高く、このところのユーロ高の背景となっているようです。

* 12月の米新築住宅販売件数:前月比+17.5%の32万9000件(事前予想は30万件)
* FOMC:政策金利をゼロ〜0.25%に据え置き

【石油市況】
原油は87.33ドル(+1.14)に急反発しており、このところの急落に対する自立反騰となっています。EIAの週間石油在庫の増加を序盤は嫌気するものとなりましたが、新築住宅の販売が予想外に好調であったことや、ドル安・株高を好感しての上昇をみせています。在庫統計は以下の通りです。
           
  前週比
原油      3億4060万バレル    480万バレル増加
ガソリン    2億3010万バレル    240万バレル増加
留出油     1億6570万バレル    10万バレル減少
     
【貴金属市況】
金は序盤は住宅販売の好調からドル高に推移することを嫌気し一時1324ドルに売り込まれたものの、前日の安値1321ドルの安値に届かず反転して上昇するものの、こちらも上値が抑えられる展開でした。動意が見られたのはFOMCで6,000億ドルの国債購入の継続が発表された直後から急反発し、現在は1,345ドル近辺で推移しています。一部に国債購入の中止の可能性も取り沙汰されたものの、継続となったことからこのところの弱気のポジションが手仕舞いされる流れとなったようです。売り込みの反動高という局面を迎えたようです。

【穀物市況】
株高・原油や金の上昇に連れる展開から穀物市況も急反発をみせています。ファンドはコーンを1万3,000枚、小麦を5,000枚、大豆を7,000枚ロングしています。全般にアルゼンチンの降雨という悪材料よりも、改めて供給不足というファンダメンタルを見直す展開となったようです。

雑感

今日も一日お疲れ様でした。

オバマ大統領の一般教書演説は、技術革新やインフラ整備など経済成長と雇用創出の促進に取り組んでいく考えを示し、また、財政再建に対しても積極的に動くことを表明しています。数年前のブッシュ時代に「エタノール導入」を大々的にぶち上げたときは、コーン相場が急騰したことが記憶に新しいところですが、今回は市況への影響が限定的ではないかと見られています。

今夜はFOMCが開かれ政策金利がゼロ〜0.25%据え置きまでは既成事実のようですが、景気回復の見方や、金融緩和策に言及するものがあるのか注目材料となっています。スイスではダボス会議が開かれており、昨年は著名投資家ジョージ・ソロス氏が「金はバブル」という発言を記者が取り違えて報道しその直後に急落、その後ソロスのファンドが金ETF・SPDRの大口保有者であることが判明し物議を醸すこととなりました。当然のごとくその後は急騰劇を演じることとなりました。




金ETF急減に訂正です

今朝の更新時に金ETFは前日と変わらずとしましたが、31.262トン急減していました。失礼しました。情報源によりこのETFはばらつきがあって、入手時間帯にもよって変わってきます。これで年初から凡そ50トンの減少となります。機関投資家やヘッジファンドのリバランスは確かに金のウェイトを下げているようです。

朝一番情報

おはようございます。手袋の欲しいほどの寒い朝です。それにしても日韓戦は120分間の闘いでもドロー、PK戦に持ち込まれましたが今朝は寝不足気味の同輩がさぞかし多いことでしょう。目覚まし4時40分セットの筆者には今日は特に厳しい(笑い)

【金融・為替】
ドル円は82円20銭と昨日から25銭前後の円高・ドル安で推移、ユーロは1.368ドルと続伸しており、一時は昨年11月以来の水準に戻しています。ダウ3ドル安の1万1977ドル、10年債の利回りは3.330%といくぶん低下しています。景気指標では消費者信頼感指数が予想を上回ったために、ドルを買い戻す動きもありましたがドル売りの流れが継続しており、オバマ大統領の「一般教書演説」(本日午前11時予定)や、FOMC(明日の明朝)待ちのムードとなっています。

【石油市況】
原油は続落しており86.19ドル(−1.68)で引けています。前日のOPECの盟主サウジのヌアイミ石油相の増産発言が本日も市場をネガティブなものとしているようです。

【貴金属市況】
金は続落しており一時1321ドル台に下落、昨年11月以来の水準に売り込まれましたが現在の時間帯は1,332ドル近辺と、昨日の東京市場3時半の水準に戻しています。注目のETFは本日は動きはなし、リバランスの影響か出入りの激しい月になっています。金融緩和政策の効果で景気回復期待が高まり、金という安全資産の意識の低下がファンド売りを誘っているのですが、今の米国経済から簡単に“酸素吸入器”ははずせないもので、売り圧力の限界地点も接近しつつあるのではないでしょうか。出直り待ち!

【穀物市況】
主要な原油・金・銅などの商品市況が総売りの状況に、さすがに腰の強い穀物市況にも波及する流れに下落を強いられています。ファンド売りはコーン1万5000枚、大豆1万枚とロングを手仕舞う動きが目立っていますが、需給逼迫の状況に大きな変化はなし、なし崩し的な下げのスパイラルは回避できるものと思われます。
相場に対する考え方
相場の世界は人間社会の縮図であり、より大きな視野に立つことが成功の秘訣です。ファンダメンタルを最も重要視し、商社や地場情報を取り入れながら、既存の見方にとらわれない独自の観点から、相場動向を分かりやすく解説し分析してまいります。
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