本日のトピック(最前線情報)

岡地(株)東京支店投資相談部の川原忠夫が相場の分析を致します。商品業界に身を置くこと四半世紀、相場界の酸いも甘いも噛み分けた豊富な経験を生かし、ファンダメンタルを重要視しながら、的確且つ最新の情報を発信してまいります。尚、情報に関しては正確を期するように最善を尽くしておりますが、内容の正確性を保証するものではありません。利用にあたっては自己の責任の下で行うと共に売買の判断はお客様ご自身で行なってください。

2011年09月

朝一番情報

おはようございます。

9月も早いもので最終営業日を迎えることとなりました。それにしてもこの9月相場は変動幅・変動率ともおそらく歴史上に残る月となる事は必至!当方達も投資家の人たちもそれだけに「勤続疲労の蓄積」が相当にたまっているものと思われます。一般的に「高速取引(アルゴリズム)」や「米金融改革法案(ドットフランク法)」をボラの高まりの犯人とする見方もあり、筆者もかねてから米投資銀行の自己ディーリング撤退等のニュースは取引の円滑化の妨げとなることを危惧していました。但し相場乱高下の主因はやはり投資家心理の混乱にあることは否定しがたい事実のようで、その背景はやはり「欧州の債務不安」の拡大にあるようです。10月相場が穏やかになることを望むのですが、攪乱要因である欧州は問題を抱えたままの状況からすると投資家心理を落ち着かせるには不十分なことから、10月も身構えた慎重さを求められることになりそうです。

【金融・為替】
ドル円は76円80銭とやや円安水準、ユーロは1.614$と独議会での金融安定基金(EFSF)機能拡充の可決から上昇、ダウは欧州最大の経済大国ドイツのEFSF拡充の流れや、第2四半期のGDP改定値が予想以上となったことを好感する動きとなっています。10年債の利回りは1.986%と2%に久しぶりに接近するリスク回避後退の動きを示しています。独の可決はユーロ17ヵ国のうちの11番目となりますが、残り6ヶ国のうちオランダやスロバキアといったEFSFに否定的な国々が残されていて予断は許されない緊張が継続しています。また、昨日からギリシャにECB・IMF・EUのトロイカの代表団が入り、債務削減に向けたギリシャを精査することになっています。公務員削減3万人に対して首都アテネは連日のデモが行われており、国民の同意を得るには今後も問題山積状態で、トロイカの判断は再建不能のギリシャ財政に対しての他国への波及阻止を重く見ることから、支援承認に動かざるを得ない窮地の状態に立たされています。昨日は同時に伊国債入札が行われて長期債の利回りが5.86%に跳ね上がり、ECBは市場から買い上げるものとは違い入札という市場の判断は手厳しいものとなっており、火種はギリシャからの拡大の懸念を孕む様相となっています。

【石油市況】
原油は82.14ドル(+0.93)に反発、ブレントも103.95ドル(+0.14)に戻す展開となっておいます。欧州の緊張が幾分和らぐ状況からリスク回避ムードはやや後退して原油市場にもカバーを誘っているようです。

【貴金属市況】
金は上下に比較的穏やかな一日となったようで、コメックスの本セッション中の動きは上下に30ドル以内となりました。取組は更に1万2,000枚の減少から45万3,000枚となり、今年1月以来の低水準となっています。年初は銘柄の組み換えから、前年の金価格上昇から金のシェアを減らす動きに急落したことが思い起こされます。急減したポジションの積み直しが10月に行われるのか、注目に値するものとなりそうです。ここまでの金の動きは残念ながら原油や穀物同様に一商品としてのもので、換金という名の元に売り込まれていることが現状で「安全資産」或いは「代替通貨」または「インフレヘッジ」としての金の存在感の回帰が待たれる状況となっています。

【穀物市況】
穀物相場も大豆・コーン・小麦3銘柄共に反発していますが、収穫時期の荷物の重みに反発も限定的な反応となっています。

朝一番情報

おはようございます。

【金融・為替】
ドル円は76円55銭と76円台中盤の保ち合いに本日も終始、円高の進行には介入警戒が歯止め役となっているようですが、期末の9月下旬の企業の決算もあり「お化粧介入」が入るのかどうか・・・今のところ音無しの東京ですが、果たして?ユーロは序盤に上昇するも現在は1.352ドルと前日比ではやや軟化気味に推移、ダウは179ドル安の1万1010ドルに反落、10年債の利回りは1.990%となっています。欧州ではギリシャへの支援問題や欧州安定基金の増額、ユーロ共通債の設立に向けた動きに対してECBやユーロ首脳、17カ国各国の首脳や議会、加えて各国の世論と意見の対立が混乱しており今後もユーロ不安が続くことが想定されます。

【石油市況】
原油は81.21ドル(−3.24)に急反落し、ブレントも103.81ドル(−3.33)と同様の動きで、急落に対するリバウンド的戻りも僅かに一日で終了というところ、株価の反落もリスク回避後退から進行に再び戻る悪い流れとなっているようです。

【貴金属市況】
金も反落に転じており1618.1ドル(−34.4)で引けており、引け後にスポット価格が1600ドルの大台を割り込む場面がありましたが、現在は1610ドル近辺での推移となっており荒れる展開が継続されています。NY金の取組高は46万5,000枚と今月上旬から5万8,000枚減少しており11%のも取組減少となっており、直近の投機筋ロング20日現在468トンも更に大幅に減少しているものと思われ、ピーク時の半減となっているものと推測されます。それだけにポジション調整の一巡を示す指標と思われます。一方で今週はSPDRも減少しているものの、前月比ではまだ10t程度の増加を維持しており先物市場ほどの後退は見られません。先週からの急落ではアジアの実需がせっせっと買っており、以外にも日本の大手貴金属商の店頭では買取りよりも販売が上回る状況、つまりお客さんの購入が売却を上回る状況に転じているようです。アジアでも今週の最大の買い手はインドで、現在の国際価格に2ドル程度のプレミアムが課されているようです。先物の投げ売り先行と、実需の買いのせめぎ合いですが、先物は現物の裏付けのない取引で自ずと現物買いが相場展開にも幅を利かす流れに変わるものと推測されます。相場格言には「需給は全てに最優先される」というものがあります。

【穀物市況】
市場全般にリスク回避の流れが戻り、穀物市況にも売り圧力となっています。加えて収穫時期の荷物の重みも重くのしかかる展開となり穀物価格を押し下げる要因となっています。コーン・大豆・小麦共に大幅な反落を余儀なくされる動きとなっています。

朝一番情報

おはようございます。

【金融・為替】
ドル円は76円75銭とやや円安方向、ユーロは1.358ドルへと反発しており、ECBや欧州当局のユーロ支援態勢をいくぶん評価するする方向に向き、ダウは146ドル高の1万1190ドルに続伸する動きとなりリスク回避ムードが後退して、リスクテークが株価を押し上げる動きとなっています。10年債の利回りは1.982%に更に小幅に上昇していることも、株を買い国債を売る動きとなりドル売りのリスクテークの戻りを期待させるものとなっています。しかし、冷静に見ると欧州の債務危機が緩和に向かうという兆候は表れていないのが現状で、このところの強烈な暴落展開のリバウンドの動きとみたほうが良さそうで予断できる状況ではないようです。ギリシャ支援を巡る動きや、欧州安定基金の増額を各国で再決する動きも不透明で、昔で言うアフリカの「南北問題」が北半球の欧州に飛び火し北の富と南の貧が浮き彫りにされているようです。また、「世界の火薬庫」と呼ばれた中東が現在では欧州に飛び火している状況とも言えるでしょうか。

【石油市況】
原油は84.45ドル(+4.21)と大幅に続伸しており、ブレント相場も107.14ドル(+3.20)で引けています。取り立てての材料はないものの、市場全般にリスク回避からの暴落によるリバウンドの戻りというところでしょうか。市場心理が改善気味な動向に左右される展開となっています。

【貴金属市況】
貴金属もこのところの急落による値頃感や、売られすぎによるリバウンドにより急反発しており、金は一時1679ドルと月曜日本時間の安値から140ドル強戻し、引け値でみても1652ドル(+57.7)と安値から100ドル以上反発する展開となっています。ところで渦中の欧州の金準備ですがワシントン協定により年間400tの売却が認められているわけですが、前年度分(10年9月中旬から11年9月中旬)は僅かに1.1tにとどまったことがWGCより発表されています。金をショートするファンド等が欧州の中銀の売却の噂を吹聴して、相場水準を下げる試みをこのところ見せているようですが、財政事情の厳しいさなかでも欧州は保有金の売却を見送っていることを証明されたようです。台所事情が厳しい折に金を売却する行為は、それほどまでに財政は逼迫しているのかと市場に読まれることは逆効果であることから売り難い面と、いざとなったときの担保となる金を売却するには時期尚早、或いは中銀内にもユーロ不信により金保有維持の意見も顕在しているようです。余談ですがTOCOM金は今週月・火の両日で取組高を10%減らしており、流石の急落にロングを手仕舞う動きとなった模様でNY市場同様に今回の急落で、買い方が大きく振るわれたことを意味しているようです。

【穀物市況】
穀物市場も小幅に上昇していますが、原油や貴金属市況ほどの上昇とはなっておらず、収穫時期特有のハーベストプレッシャーに押される動きとなっています。

30日の米農務省四半期在庫の事前予想は以下の通り(DJ調べ)
  予想平均          レンジ         前年同期 
コーン  9.62億Bu  8.20億−10.50億Bu  17.08億Bu
小 麦  20.46億Bu 19.59億−22.47億Bu 24.50億Bu
大 豆  2.25億Bu  2.02億− 2.40億Bu  1.51億Bu


朝一番情報

おはようございます。

【金融・為替】
ドル円は76円35銭前後で推移しており76円台前半の保ち合いが継続、9月期末を控え輸出企業のドル売りは78円近辺に鈴なりに控えているようで、株価も2年半ぶりの安値をつけており介入への催促とも思われる展開が期末・月末週につきまとっているようです。ユーロは1.352に続落しておりギリシャ支援問題やその他の国への波及が懸念される状況に変化はないものの、ECBの国債買入れや資金供給、来月6日の理事会での利下げ観測などがユーロを支える動きとなっています。ダウは272ドル高の1万1043ドルに続伸、米国債はやや軟化し10年債の利回りは1.896%に小幅に上昇しています。リスク回避ムードはいくぶん和らぐムードとなったものの、特に欧州情勢の緊迫感は続いており予断を許せない状況に変化は見られないようです。

【石油市況】
原油は80.24ドル(+0.39)と小幅に反発を見せており、リスク回避の動きに押される状況が継続していますが株価の急反発などの回避ムードの後退感からの反発を見せています。ブレントは当月が103.94ドル(−0.03)と小幅に続落ながら2番手以降は幾分反発しています。

【貴金属市況】
金は昨日のアジア時間に1535ドルにまで暴落、その後持ち直して欧州時間では一時1666ドルにまで反発し、コメックスの引けは証拠金引き上げもあり1594.8ドルと1600ドルを再び割り込むものとなっていますが、その後の引け後の動きは再び大台を回復して現在1625ドル近辺での推移となっています。下げ道中での証拠金引き上げの影響が心配されたものの、先週末の38万枚近い大商いのうちに凡そ整理も進んだものとの解釈もできるようです。東京市場は一日の値幅が500円を超える未体験のものとなり、買い方の整理も入り昨日の取組は9000枚ほど減少しており、NY同様に出来高も18万枚強と商いを伴う動きとなっています。リスク回避の換金売りが一巡したというとまだ?状況で、SPDRは5t余り久しぶりに減少、アジアの実需買いの効果が徐々に利いてくるものとは思われますが、下値を確認するには少しの時間を要することとなりそうです。東京市場も本日夜間取引から13万5,000円の証拠金が18万円に引き上げられます。

【穀物市況】
穀物市場は小幅に反発を見せておりドル高は継続されているものの、株価の反発や原油・金の下げ止まり一服といったところが穀物市況を支えているようです。中国買いの噂も復活していますが、市場全般のリスク回避ムードの後退が少なくともないと穀物市況の下支えとはならないようです。

GW以来日本の連休中のクラッシュ

おはようございます。

*欧州のギリシャ債務危機が他の主要国に広がる懸念
*南欧債券保有の欧州金融機関の資本力低下
*米国のリセッション懸念の台頭
*新興国の成長力の鈍化傾向

これらの悲観観測の相乗効果から金融市場は一斉にクラッシュする暴落に見舞われる流れが先週の動きでした。週末のダウは下げ止まるものの、商品市場では暴落に見舞われたまま取引を終了しています。

貴金属市場ではCME(シカゴ・マーカンタイル・エクスチェンジ)では本日26日より金の証拠金を21%増に、同じく銀も16%の引上げとなります。原油や穀物は現在のところ引上げ報道はないので、暴落する銘柄の多い中でも金・銀の下げの凄まじさが想像されます。前述の4つの材料は本来は「安全資産」或いは「代替通貨」として金の上昇要因ながら、市場の換金圧力が値を沈めさせています。

週明けアジアの時間外グローベックスでは、証拠金引き上げを嫌気する売り物が先行してか金は1640ドル台前半に再び叩かれる展開となっています。週末もアジアの実需買いが活発でしたが、先物のレバレッジの利いた売り物に完全に玉負け、本日も活発な買い物が予想されますが、主体が先物市場なだけに波乱展開が予想されます。

言えることはコメックスの取組残高は7月ピークの54万枚超から49万枚割れにロングが既に大きく振るわれていることや、空売り筋もいずれショートカバーにより買い戻すことが将来的に上昇圧力となることが考えられます。一方の実需の買いは既に現物市場のプレミアムにつながっていて、アジアでは一部に品薄状態となっています。先物売りvs現物買いの構図の延長戦がどちらに軍配が上がるかが今後の注目となります。

商品市場は大幅続落

おはようございます。

ドル円76円40銭・ユーロ/ドル1.352ドル・ダウ1万771ドル(+37)

WTI79.85ドル(−0.66)・ICEブレント103.97ドル(−1.52)
AU1639.8$(ー101.9)・AG301$(ー64)PT1613$(ー97.4)
CORN638.5(−11.5)・SOYBEAN1258(−25)

G20では協調対応で合意されましたが、特段に評価できる内容の具体策に欠けるようです。
株価は下げ止まったものの、米景気後退と欧州危機は今後も波乱の種。
ドル円はこの週末辛うじて75.95円の史上最高値更新に至らない中、中間決算にあたる9月最終週の当局の動きが注目されます。

株価の下げ止まりに対して商品市場は前日に引き続きリスク回避の売り物に大きく続落強いられる展開。
特に貴金属がそれにあたり、下げの主役は金価格の暴落にあり、1700ドルの節目を大きく下回る水準に下落。
一時1631ドルに急落し8月上旬以来の水準となり、金の安全資産神話も揺らぎ出す状況となっています。
CFTCでは買い越し468.1トンにさらに急減、投機筋の資金流出が下げ要因と見られます。
アジアの実需買いは継続されており、今後はバーゲンハント的買い場の到来も考えられ、
危機のさなかでは消去法にも買うべき数少ない銘柄という点に変わりないようです。

悲観の連鎖

こんにちは、実家のある石川に帰っています。

それにしても悲観の連鎖する相場展開に直面しているわけですが、楽観相場も悲観相場も片側一車線通行で多くの人たちが並んだ一昨日の台風の電車を待つ行列を思い出させるもので、万人が同一方向にひたすら並んで待つ様を連想させます。金融危機と帰宅危機ではもちろん意味合いは違うのですが、投資家も帰宅する人もその選択肢がすくないことが背景にあるようです。

上昇したもの、 米ドル・日本円・米国債
下落したもの、 ユーロ新興国通貨・株式・商品その他ありとあらゆるリスク商品

金も下落したリスク商品同様の扱いで、金にこれまで追随の銀は一夜で10%以上の暴落で下落した代表銘柄という反応を示しています。金はここまでくると8月の1700ドルタッチが照準に入ってきますが、市場の視線がリスク商品として扱ううちは反発も限定的ながら、本来の安全資産としての見方が再開されると”上昇するもの”の代表銘柄になることを秘めています。

それにしても楽観過ぎも悲観過ぎもほどほどを願いたい物ですが、扱いやすいものにはリスクはなく、扱いにものほどリスクと同時にチャンスのあるわけで、世の中いいとこ取りはできないようです。

朝一番情報

おはようございます。”台風一過”の秋空は昨夜何事もなかったように澄み渡っっていますが、筆者は帰宅に徒歩と電車を乗り継ぎ二時間半余りの工程(´;ω;`)となりいつもの3倍の時間を費やす羽目となりました。今朝出社するとこのフロアにも帰宅難民が一名おりご苦労さまでした(´∀`*)いやはや皆さんお疲れ様でした!

【金融・為替】
日本時間午前3時半にFOMCの発表があり、政策金利据え置き(予想通り)、ツイストオペ(FRB保有の3年債以下の短期債を6〜30年の長期債への乗り換え・予想通り)の決定となり、景気見通しは「著しい下振れリスクあり」としました。政策はほぼ市場では事前に折り込み済で新味なし、景気の下振れリスクありを悲観すると一斉にリスク回避ムードに突入して、株価が急反落、原油や穀物市況も下落、一旦は上昇志向となった金も反落して1800ドルを割り込み、結局は米国債が買われて金利は1.8%台に下落、ドルもリス回避名目に上昇しユーロは1.358ドルに下落、ドル円は瞬間円相場が76円70銭台に軟化したものの、その後は76円台の前半に再び戻し円を買う動きとなりました。ダウは283ドル安の1万1124ドルに、10年債の利回りは1.866%に更に低下しています。中古住宅販売は年率換算475万戸の予想が503万戸となったものの、市場は予想どおりの域を超えない金融緩和策や、景気見通しの引き下げを嫌気するものとなりリスクのあるものから一斉に資金を引き上げる動きとなりました。欧州のギリシャ支援も宙ぶらりんな情勢が続いていることから、債務危機の拡大懸念は根強く残される状況も市場のリスク回避姿勢に追い打ちをかけるものとなっています。この週末はIMFと世銀の年次総会が開かれる予定で、世界経済の見通しや各国の債務削減等に言及が及ぶとさらなるリスク回避ムードが広がる可能性もありそうです。ポジティブ要因が覆い隠されてネガティブ色の強い市況からの脱出を願いたいものですが、その深刻度合いは強まるばかりのようです!

【石油市況】
原油は85.92ドル(−1.00)に反落し、FOMC織り込み済の時間外では更に1ドル程度の下落となっています。ブレントは110.36ドル(−0.18)にこちらも反落しています。

【貴金属市況】
金はNY本セッションの引けが日本時間では午前2時半であることから1800ドルをキープしたものの、FOMC後は一時1820ドルに接近する場面も見られたものの、その後は金融市場全般のリスク回避の売り物に押されて1780ドル台前半で現在推移しています。1800ドル台維持に失敗したかたちとなり、この水準での攻防線が延長戦に入ったという感じでしょうか。つまりファンド売りvs実需買いの延長となっています。

【穀物市況】
穀物市況もリスク回避の動きと収穫時期のハーベストプレッシャーに市場は押される展開となり、特に大豆の輸出不調が響いているようです。

朝一番情報

おはようございます。台風15号は関東にも午後には接近する見通しですが、洪水被害や、交通マヒに至らずに通過することを願うばかりです。

【金融・為替】
ドル円は76円45銭近辺と警戒区域の76円台前半に侵入(台風じゃないか?)それにしても史上最高値まであと僅か(75.95円)まで迫る水準ながら要人の口先介入すらないのは摩訶不思議な現象ですね。ユーロは1.369ドル近辺で保ち合い、ギリシャ向け第一次支援の6回目(80億ユーロ)融資は加盟国の好むと好まざるに関係なく、S&Pによるイタリア債引下に見られるように他国への波及は避けたいところで、もはや融資以外の選択肢は残されていない状況、IMFの今年、来年の世界成長見通しが引き下げられたことにより、FOMC(日本時間明朝3時15分頃)でもなにがしかの対応策なしでは乗り切れない状況の深刻化が進み、ツイストオペ(短期債から長期債への切り替え)等の市場が予想する最低限の対策は発表されるものと推測されます。ダウは7ドル高の1万1408ドル、10年債の利回りは1.931%に続落しています。FRBが注目する雇用と同様に重要視される本日発表となった8月の住宅着工件数は57万1000件と予想を下回るものとなったことも、バーナンキ議長への無言の圧力となっているものと思われます。

【石油市況】
原油は86.89ドル(+1.19)に自立反発する展開となり、ブレントも110.54ドル(+1.40)に反発にしています。欧州の株価が反発に転じたことや、FOMCによる金融緩和策に期待する動きもあるようです。

【貴金属市況】
金は前日に1770ドル割れを先週末から二度に及び試される展開となったものの、再び1800ドルの大台に回復しNYの立会は1809.1(+30.2)ドルで引けています。材料と値動きの不一致する価格の上下動が続いていますが、欧州の債務問題、米国の景気後退観測、世界経済の成長率鈍化傾向により金融緩和策の長期化は確実視されるなか、金利を産まない金にはフォローとなることが見込まれることや、金融緩和策による紙幣の流通量の拡大傾向が通貨の信認を揺らぐ要因となり、代替通貨としての金への志向は簡単には終わらないものと考えられ、ポジション調整ののちは最高値を取る動きに概ね変化はないと思われます。

【穀物市況】
穀物市況はコーン・大豆・小麦3商品共に動意に欠ける値動きとなっており、ハーベストプレシャーという季節的要因が相場上昇の足かせとなっています。中国のコーンの買い付けの噂も信ぴょう性に欠けることも、上値を重いものにしたようです。

朝一番情報

おはようございます。

【金融・為替】
ドル円は76円55銭と円高が進行しており、一時は76円32銭と8月19日以来の円高水準となっています。政府・財務省・日銀あたりからの口先介入が予測されますが、介入の実行レートをどの水準においているのか本日の動きが注目されます。ユーロは再びギリシャ債務支援の蒸し返しに1.367ドルに下落しており、先週末の欧州財務省・中銀総裁会議で危機回避の道筋を示す方針が示されないことを、市場はユーロ売りとしての判断材料と受け止める反応を示しています。ダウは108ドル安の1万1401ドルに反落しての週初の反応、10年債の利回りは1.954%と再度2%割れ示現となっています。本日と明日は米国でFOMCが開催される予定で、緩和策の内容に注目が集まることになります。

【石油市況】
原油は欧州の債務危機再燃から株価下落のリスク回避の動きに押されて続落、87.70ドル(−2.26)に売り込まれています。ブレント原油も112.22ドル(−0.08)に小幅に続落していて、OPECのバドリ事務局長の原油需要は従来予測よりも需要の伸びが鈍いとの発言も影響し、WTIは一時84.79ドルに暴落するもの売られすぎから幾分戻して引けています。

【貴金属市況】
金は時間外のアジア時間に1832.9ドルに急騰をみせたものの、米国時間には株安や原油安といったリスク回避の売り物が金にも波及、NYの引け間際には1771.0ドルにまで急落しそのまま1778.9ドルで取引を終了しており、週末の東京時間をやや上回る1777ドル近辺で現在は推移しています。昨日の東京市場が休場で良かったのか、或いは悪かったのか?投資家には悲喜こもごもの安定感に欠ける展開となっています。週末の1760ドル台では値頃感が出たことにより、1830ドル台に一気に駆け上がる展開をみせたもののすぐさま息切れ症状に陥り下落、ファンドのロングは一頃より相当料減少しており買い余力を感じさせるものの「行って来い」相場の展開となり、振り出しに戻される展開となっています。

【穀物市況】
株式や原油の下げといった外部要因の悪化に伴い穀物市況も売りに押される展開を余儀なくされ、大幅に続落基調を強いられた展開でしたが、コーンには中国買いの噂の広がりとともに下げに一服感がでて反発、結局前日の引けの水準に戻しています。一方の大豆は大きく戻れず続落のまま引けています。
相場に対する考え方
相場の世界は人間社会の縮図であり、より大きな視野に立つことが成功の秘訣です。ファンダメンタルを最も重要視し、商社や地場情報を取り入れながら、既存の見方にとらわれない独自の観点から、相場動向を分かりやすく解説し分析してまいります。
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