本日のトピック(最前線情報)

岡地(株)東京支店投資相談部の川原忠夫が相場の分析を致します。商品業界に身を置くこと四半世紀、相場界の酸いも甘いも噛み分けた豊富な経験を生かし、ファンダメンタルを重要視しながら、的確且つ最新の情報を発信してまいります。尚、情報に関しては正確を期するように最善を尽くしておりますが、内容の正確性を保証するものではありません。利用にあたっては自己の責任の下で行うと共に売買の判断はお客様ご自身で行なってください。

2013年02月

株価上昇にリスクオン戻る

おはようございます

2月も早いもので本日が最終営業日となりました。こころなしか寒さのピークも過ぎているような、春が待ち遠しい今日このごろですね。

【金融・為替】
ドル円は92円20銭近辺で推移していて昨日の3時半からは40銭程度の円安・ドル高、ユーロは1.313ドル(ユーロ円は121.1円)に反発、イタリアの政局不安は続くものの、イタリア債の入札が順調に進んだことから緊張感がいくぶん緩和に向かったようです。ダウは欧州の債務危機の後退や中古住宅指標の改善傾向を好感して、175ドル高の1万4075ドルに大幅に続伸しています。10年債の利回りは1.896%に小幅に上昇しています。バーナンキ議長は前日の上院に続き本日は下院での証言、このところの長期金利の上昇は景気の回復を示すものと受け止めていると語り、QEの継続とともに出口戦略の検証にも言及しています。

【石油市況】
原由は92.76ドル(+0.13)に小幅に反発し、ブレント相場は111.87ドル(−0.84)に続落しています。WTIは週間在庫が予想されたほど増加していないことや、ドルの対ユーロでの下落、株価の上昇に支えられるものの、反発幅は小幅にとどまり供給過剰を嫌気する流れが継続しているようです。

【貴金属市況】
金は1595.7ドル(−19.8)に反落していて、昨日のまでの売り方のカバー一巡からの反落に見舞われています。イタリアの債券の入札が無事に終了したことや、株価が再び1万4,000ドルの大台に乗せたことから金融市場全般にリスクオンの動きが戻り、安全資産の金買いが後退するという値動きとなっています。また、バーナンキ議長が量的緩和策の継続を伝えるとともに、政策の出口の検証にも言及したことからネガティブな値動きとなっています。

【穀物市況】
コーン・大豆ともに期近限月中心に上昇していて、コーンは小麦の上昇に反応し、大豆は大口成約の報に動意を見せています。

バーナンキQEとアベノミクス支援

おはようございます

『イタリアの政局』
下院は中道左派、上院は中道右派のねじれ減少、1、ナポリターノ大統領が連立を仲介し両派の連合の可能性、2、前モンティ政権のように政治家以外の政権誕生の模索、3、再選挙、1は緊縮と反緊縮の相容れない原点が連立後の混乱要因となる可能性が高い、2はモンティ氏の緊縮策が国民に不人気であることが選挙で証明された、3は政治空白の長期化からユーロへの悪影響が避けられないもので、大統領は難しい選択を強いられることになりそうです。一先ず議会の招集は3月15日までで、それまでに連立工作や新たな政権を模索し、決まらなければ再選挙やむなしの方向性も探ることになりそうです。

『バーナンキ議長の上院議会証言』以下発言内容の一部と解説
「雇用市場が大幅に改善しない限り、資産購入を継続する」「雇用市場の現状は脆弱である」また、当局の資産購入や事実上のゼロ金利政策は景気回復を強く支援しているとして金融政策を擁護しています。

加えて先のG20でも通貨戦争の議論が戦われましたが、議長は「米国の金融政策は世界的に需要を増やし、米国に輸出する他国の企業にも支援している」とし、「通貨戦争に関わっていないと言明」また、「日本の金融政策も為替政策ではなく、経済政策である」と日本を擁護する発言も出ています。

【金融・為替】
ドル円は91円95銭と昨日とほぼ変らず、バーナンキ発言はQE擁護となったために一時91円10銭台で円は上昇したものの、日本のデフレ脱却努力を支援すると発言したこともありその後は92円を挟む水準に戻しています。通貨安競走の日米の連携は強い同盟となって、非難する国々の防波堤ともなる頼もしい支援ですね。ユーロは1.306ドル(ユーロ円120.1円)と昨日とほぼ変らず、イタリアの政局の混迷からユーロ不安は残り、イタリアやスペインの長期金利は続伸しています。

ダウは115ドル高の1万3900ドルと昨日の下げ分の半分を取り戻しています。住宅関連の指標に改善傾向が続いていることや、消費者信頼感指数が4ヶ月ぶりの好調を示したこと、また、バーナンキ議長のQEの正当性擁護の発言を好感しているようです。10年債利回りは1.887%に増加しています。

【石油市況】
原由は株価が反発に転じたことや景気指標の改善傾向の追い風支援も、欧州の債務危機再燃や在庫増加観測から続落92.63ドル(−0.48)に、ブレントも112.71ドル(−1.73)に続落を強いられる展開となっています。

【貴金属市況】
金はバーナンキ議長の証言まえまでは1590ドル前半で揉み合うも、量的緩和策(QE)が継続される見方が広がりこのところ売り攻勢を仕掛けていたファンドのショートカバーを誘うものとなり、節目の1600ドルを抜け一気に1615ドル近辺まで上昇しています。セッションの引けは1615.5ドル(+28.9)で、安値から大よそ60ドル前後の反発は前日の取組高を6,000枚余り減少させていて、本日も売り方のカバーによる上昇と推測されます。

【穀物市況】
コーンは7ドルの大台に返り咲き大幅続伸となっています。このところの下げ過ぎによる底入れ感も出ているようで、値頃感からの下支えも見られるようです。大豆は小幅に続落していて、南米産の豊作観測に下押しされる展開となっています。

イタリアの政情不安からの混乱に

おはようございます

【金融・為替】
ドル円は昨日の早朝に94円75銭まで上昇(円は下落)したものの、イタリアの総選挙でモンティ政権の緊縮策の継続を公約とするベルサニ民主党陣営が苦戦、上院では反緊縮のベルルスコーニー前首相が勝利を収めたとの報道から、再選挙の可能性も浮上との報道からユーロが急落対ドルでは1.304ドルと1/10以来のユーロ安に、また、対円でも前日の125.21円から118.74円まで7円近い急落、ユーロ全面安のなかドル円も今朝がた一時90円86銭と昨日から僅か24時間で4円近い急落(円は急騰)しています。現在ドル円は91円60銭近辺で推移、ユーロドルは1.307ドル(ユーロ円119.7円)とやや落ち着きを鳥もしつつありますが、世界中がイタリアに神経を集中しています。与党の過半数割れとなると再選挙?であれば、昨年のギリシャと同じ状況となり、緊縮か?反緊縮か?国民の信を問うことも考えられます。イタリア情勢の行先が再びユーロ圏のソブリンリスク台頭に向かうのか、いずれにしても緊縮策継続から小康を保つ状況にもどるのか重要な曲面となりそうです。

ダウはイタリアの政局の不安定を受けて急落216ドル安の1万3784ドルに、10年債利回りは大きく低下して1.858%となっています。イタリア債10年物も4.5%台後半に上昇、ユーロ圏のこのところの安定も圏内第3位の経済大国の政情不安から、再び危機が世界中に悪影響を及ぼすことが今後の懸念材料となります。万一再選挙の場合にイタリア国民がギリシャ国民のように緊縮策を受け入れることが出来るのかも注目されます。

【石油市況】
原由は93.11ドル(−0.02)に小反落、ブレントは114.44ドル(+0.34)と小幅に続伸しています。序盤は上昇に転じる値動きでしたが、伊の総選挙の進行からドル高や株安の進行から軟化しています。

【貴金属市況】
金は1586.6ドル(+13.8)で先週の下落から反発しての引けとなりましたが、セッションお終了後にはイタリアの政局不安から更に上昇して一時1597.0ドルまで続伸、現在のスポット価格は1693ドルと反発地合いを維持しています。先週までの売り込みの反動と安全資産としての金買いがやや戻りつつあるようです。

【穀物市況】
コーンは期近が小幅に反発、大豆は続落を強いられる状況となっています。原油同様に金融市場がリスクオフとなったことからジリ安症状となっています。

TPP参加+黒田新総裁の相乗効果に94円台後半に

おはようございます。

「例外なき関税撤廃」というTPPの原則を歪めてまでも、米国は日本の参加を要請したことから、安倍総裁も選挙公約を守れることから参加意向を固めたようです。今週は自民党内での議論を経て参加への模索を測ることになりそうです。

また、懸案の日銀総裁は現アジア開発銀行総裁(元財務官)の起用が固まり、脇を支える副総裁は中曽宏現日銀理事と岩田規久夫学習院大教授でなる見通し、黒田氏は国際経験が豊富で知名度も高く、アベノミクスの強い支持者のひとりです。野党からはみんなの党が元財務省官僚に反対ですが、民主党は反対の理由がないと賛成にまわるものと推測されていて、この人事で決まる見通しとなっています。

TPP参加と日銀総裁人事を受けて週明けの外為市場ではドル円が急上昇して一時94円70銭台(円は下落)、現在も94円50銭台で推移していて円は安値を更新しています。ユーロ円も123円台前半から125円近辺にユーロが上昇(円は下落)しています。

TPP参加機運高まる

おはようございます

『TPPに関する日米共同声明』
安倍首相の訪米を機に環太平洋経済連携協定(TPP)について、日両政府は以下のように共同声明を出しています。(要約)

全ての品目が交渉の対象になるとしつつ、日本には一定の農産品、米国には一定の工業製品というように、両国共に2国間貿易上の微妙な点が存在すると指摘し、交渉参加に際し、あらかじめ一方的に全ての関税撤廃を約束するものではない。

つまり「例外品目」を設ける可能性はあるよ!との解釈が成り立ち、これによって日本のTPP参加機運はより高まったものと推測されます。自民党にとっては参院選のネックとなる農業票取り込みの障害となる「コメ」を例外で出来れば、公約を守り、しかも米国や経済界が望む方向に一歩踏み出すことが可能となり、アベノミクスの第3の矢となる成長戦略にも一役買うことも出来るわけです。

【金融・為替】
ドル円は93円40銭近辺で今週の取引を終了、日米首脳会談では為替相場への言及はなく、米国サイドではこのところの円安傾向を概ね容認する姿勢を再確認されたものと思われます。ユーロは1.318ドル(ユーロ円123.1円)に続落基調が継続、ECBへの市中銀行の返済額が市場予想の半分程度にとどまり、ユーロ圏の金融機関の財務状況の改善の遅れ、また、週末のイタリアの総選挙を控えていることから伸び悩む展開となっています。ダウは119ドル高の1万4,000ドルに急反発していて、10年債の利回りは1.965%に低下しています。

【石油市況】
原由は序盤こそ前日の下落を引き継ぐ軟調推移を強いられましたが、株価が徐々に上昇に向かう動きに連れて反発93.13ドル(+0.29)で引けています。ブレントも114.10ドル(+0.57)に小反発して引けています。

【貴金属市況】
金は前日の反発から本日は逆に反落し、1572.8ドル(−5.8)でセッションを終えています。今週は1600ドルの節目を割り込み一時1555ドル近辺に暴落、リバウンドもあり週後半は安値より反発し、スポットの終わりは1680ドル近辺の引けとなっています。注目のCFTCによると投機筋のロングは322.3tと前週比で72tの大幅減で、ここ数年間では最もロングの水準が低くなっています。当サイトでも連日指摘しているように、下落相場にも関わらず取組の減少は見られず、むしろ増加傾向にある異常な状態です。詳細をお伝えすると、先程の322.3tはグロス(買いと売りの差し引き)で、それぞれ買いは609.2t、売りは322.4tとなっています。買い越しはここ数年の平均値ですが、売りはここ数年では前例がない状況です。ひとつ言えることは買いも売りも反対売買で決済することが先物市場の宿命で、売り叩きに回転が利いている分にはいいのですが、先行きは買い戻しすることで取引が終了することになります。

【穀物市況】
穀物市場は大豆が15ドルの大台達成となったものの、その後輸出成約の大口のキャンセルから急落に転じています。週間の輸出成約高はなんとマイナスとなり、買い気を削ぐには十分な材料となった模様です。コーンは大豆の急落に連れて小幅に続落を強いられる展開となっています。

これからの予定

あす23日の未明に「日米首脳会談」が予定されています。日米同盟の強化が日本政府の最も重要視する部分ですが、我々市場関係者の注目はやはりTPPへの参加の問題です。例外なき関税撤廃がうたい文句ですが、日本側としては農業・保険・医療等々の例外を設けての交渉参加が目的、参加表明ができるようであれば、アベノミクスの評価や期待が高まり週明けの市場は株高・円安の進行が期待されることになります。

続いて安倍首相の帰国後の仕事は「日銀総裁人事」、首相の金融緩和の意思を政策に反映させることのできる人物を選ぶということから、日本の今後の金融政策を担う人物として注目されます。一般的には元財務官僚では緩和に消極的、学者出身であれば緩和積極的と見られているようです。いずれにしてもインフレ率2%を目標に決めたわけですから、これまでにない緩和策が求められることになります。新総裁の最初の金融会合は4月3・4日の両日に予定されていて、新たな積極的な緩和策に注目が集まっています。

海外では米国の歳出削減法案の期限が切れます。今週までは議会は休会で来週の僅かに4日間の審議日程しか残されていません。オバマ政権が昨年末に続き共和党側に再延長を打診していることから、市場では延長するから心配の種は先送りされる模様とタカをくくっているようですが、期限を控えて緊張の一週間がスタートすることになります。

欧州ではこの週末にイタリアの総選挙が投票されます。現モンティ政権の緊縮策からイタリアの金融の緊張は緩和されたものの次期政権が気に係るところで、元首相のベルルスコーニー氏の人気の回復から政権奪取となれば、緊縮策が棚上げにされる可能性が高まることから、国債利回りが再び急上昇する懸念が残されます。

為替はG20効果に小康

おはようございます

【金融・為替】
ドル円は93円10銭前後で推移していて、昨日3時半からは30銭程度の円高・ドル安水準となっています。週間の米新規失業保険申請件数が増加したことやフィラデルフィア地区連銀景況指数が予想を下回るドル売り要因から、円はやや買い戻される展開となっています。先のG20以降、日本の要人は外債購入を否定したり、円のレートに言及することを避けていることから小康状態といったところですが、次期日銀総裁人事や成長戦略(TPP含む)期待から円の上昇も限定的となっています。ユーロは1.318ドルに続落(ユーロ円122.8円)していて、今回のG20での懸念材料であった円安とユーロ高の是正がやや進んでいることから、一定の効力が利いたものとある程度の成果を伴ったものと判断される状況のようです。ダウは46ドル安の1万3880ドルに続落し、10年債の利回りは1.975%に低下しています。

【石油市況】
原由は92.84ドル(−2.38)に続落し、ブレントも同113.53ドル(−2.07)に続落しています。週間の原油在庫増加が予想以上のものとなり、失望売りを誘う展開に年初来の安値水準に落ちています。

【貴金属市況】
金は1578.6ドル(+0.6)に小反発していますが、昨日のアジア時間の安値1555ドルからは20ドル余りの反発となっています。以前にも書いていることですが、NY金は今月上旬の高値1687〜昨日の1555ドルに急落、下げ幅は130ドルほどの下落となりますが、その間に取組高が2万6,000枚もの増加を見せていることは異例で、通常は上昇=取組増、下落=取組減少がパターンですが、今回は軟派の新規売りが相当量増加したものと観測されます。売りの回転が利いているうちはいいものの、相場が反転に転じると通常以上の上昇ピッチに変化することも考えられます。今月に入りNYの先物市場は売り方優勢の展開、最大金ETF・SPDRも今月38トンの減少、対してアジアでは現物の引き合いが強く、今週は週の前半に既に売り物が途絶えるという好対照の市場となっています。天気図でいうと“西低東高”といったところでしょうか。

【穀物市況】
穀物市況はコーンが急反落に転じ、今年の米産コーンの生産見通しを農務省が史上最高としたことを嫌気する動きとなっています。大豆も今年の生鮮増加観測を嫌気する動きも、足元の需給がタイトに推移していることから期近限月中心に続伸基調を辛うじて保っています。

金は議事録後に大幅に続落

おはようございます

『FOMC議事録』
1月29・30日に開かれたFOMCの議事録であって、失業率が6.5%程度まで低下するまでゼロ金利政策を維持する方針(毎月850億ドルの債券購入策)が金融市場ではいつまで続くのか関心が高まっていました。
今回幾人かのメンバ−が「効果とコスト、リスクの判断結果によっては、労働市場の見通しが大幅に改善する前でも資産購入を減らしたり終了することが出来る」という見解を示し、量的金融緩和策(QE)の将来の縮小・停止に関して議論を交わしたことが明らかになっています。

【金融・為替】
FOMC議事録は日本時間今朝4時で発表後はドルが急伸、ドル円は一時94円03銭に上昇し(円は下落)その後は落ち着きを取り戻し93円60銭前後で推移、ユーロの1.327ドルに急落して現在は1.328ドルと下落した水準で保ち合いとなっています。ダウは議事録の発表直後に急落108ドル安の1万1万3927ドルに、FRBが出口戦略について議論しだしたことから株価も商品価格も下落を強いられる展開となっています。10年債の利回りは2.008%に低下しています。

【石油市況】
原由は94.46ドル(−2.20)に大幅に急反落、ブレントも115.60ドル(−1.92)に急落、発表された住宅着工件数が予想外に悪化したことや在庫の増加見通し、ドルの対ユーロでの下落、株価の下落からリスクオフの流れに押された模様です。

【貴金属市況】
金は売り方ファンドの攻勢から節目の1600ドルを割り込み、先週の安値1596.7ドルをも割り込みストップロスの売り物を次々にヒットし、セッションの引けは1578.0ドル(−26.2)に急落して終えています。更にFOMC議事録で出口戦略が議論されたことから、引け後に一段の下落を強いられる展開となり現在スポット価格は1564ドル近辺に沈んでいます。水準は昨年7月以来のもので、RSIも23ポイントに下落、本日もアジアの実需買いVSファンドの売りの構図が鮮明となるもの思われますが、売り方がカサにかかる展開となっています。

【穀物市況】
コーンは7ドルの大台に返り咲き、大豆も続伸基調を維持しています。大豆はブラジルの輸出停滞を材料に買い進められ、コーンは大豆高をみての反発となっています。

麻生財務相が外債購入を否定

おはようございます

【金融・為替】
ドル円は93円55銭と昨日3時半から10銭余りの円高・ドル安で推移、週明けの安倍総理の外債購入という考えもあり、を麻生財務相が否定したことから円を買い戻す動きとなっています。G20で財務相が足かせをはめられたようなものですが、個人的には除外ではなく、選択肢にひとつとして手の内に置いたほうが有利と思うのですが?

ユーロは1.338ドルに小幅に上昇(ユーロ円125.3円)していて、スペイン債の入札で利回りが低下したことが上昇要因と見られます。ダウは53ドル高の1万4035ドルに続伸、10年債の利回りは2.027%に上昇しています。

大きなイベントは目先控えていないものの、明日日本時間早朝(朝4時)に発表される1月のFOMCの議事録で、QE早期解消の議論の程度が注目されます。また、訪米する安倍首相との日米首脳会談でのTPPの行方、参加の意思を表明すれば第三の矢の本気度アップと見られます。来週には日銀の総裁人事、民間からの重用となればアベノミクスの大胆緩和への期待は高まるものと推測されます。

【石油市況】
原由は96.66ドル(+0.80)に反発、ブレントも117.52ドル(+0.14)に上昇しています。ドルの対ユーロでの軟化傾向や、株高に見られるようにリスクオンの動きを好感しての反発のようです。とは言え現状はレンジ相場継続から方向性に見極めにくい状況が続いています。

【貴金属市況】
アジア市場での反発もNY市場のレバレッジの利いた投機的売り物に押されて続落、セッションの引けは1604.2ドル(−5.3)で引けています。先週末のように1600ドル割れは回避されたものの、弱気の新規売りに押される構図となっています。週末の出来高は28万枚余りと大商いとなっていますが、取組高は更に微増となっていることから新規売りが更に増加しているものと推測され、アジアの積極的な実需の買いを飲み込んでいるようです。旧正月明けの上海黄金交易所では金は上場来の大出来高となり、休暇中の下落から買い引き合いが旺盛であることが推測されています。1600ドル近辺の実需買いvs投機筋売りの攻防戦となりつつあるようです。

【穀物市況】
コーンは先週末10営業日ぶりに反発に転じたものの、週明けは早速反落する弱い展開となっています。連休中のアルゼンチンの降雨が少なく大豆は急反発に転じましたが、コーンは南米の豊作観測や、今年の米作付け増加観測にテクニカルも加わり弱い展開を強いられているようです。

米国市場休場につき凪ぎ

おはようございます

米国市場休場が「プレジデントでー」から本日の入電はおやすみとなっています。

ドル円は欧米時間では94円台が傘となり、一時93円70銭台まで円は硬化し現在は93円95銭と昨日とほぼ変らず、ユーロは1.353ドル(ユーロ円124.5円)と小幅に上昇、米国市場休場から全般に小動き小康といったところです。

商品ではブレント原油が117.38ドル(−0.28)と小幅に続落、LMEも銅を初めアルミ・ニッケルと小幅軟調推移となっています。金はスポット市場は昨日からやや軟化していて、現在1609ドル近辺で推移、昨日の3時半から7ドル程度の軟調推移となっています。

今週は安倍首相の訪米から日米首脳会談が開かれ、日米同盟の進化は勿論、経済面では日本のTPP参加が焦点となっています。例外品目ありの参加模索と伝えられていますが、夏の参院選を前にGDPでは1%に満たない農業票に配慮した姿勢となっています。「第3の矢」は成長戦略、構造・規制改革が1丁目1番地とも言われますが、金融緩和→財政出動に続く三の矢は最も重要で、アベノミクスの生命線となることから日本経済の浮沈に関わる重要事項です。

一国民として積極的にTPP参加を模索して欲しいものです。
相場に対する考え方
相場の世界は人間社会の縮図であり、より大きな視野に立つことが成功の秘訣です。ファンダメンタルを最も重要視し、商社や地場情報を取り入れながら、既存の見方にとらわれない独自の観点から、相場動向を分かりやすく解説し分析してまいります。
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