本日のトピック(最前線情報)

岡地(株)東京支店投資相談部の川原忠夫が相場の分析を致します。商品業界に身を置くこと四半世紀、相場界の酸いも甘いも噛み分けた豊富な経験を生かし、ファンダメンタルを重要視しながら、的確且つ最新の情報を発信してまいります。尚、情報に関しては正確を期するように最善を尽くしておりますが、内容の正確性を保証するものではありません。利用にあたっては自己の責任の下で行うと共に売買の判断はお客様ご自身で行なってください。

2013年05月

QE継続見通しに下げ一服

おはようございます。梅雨の晴れ間となりましたが、今朝はウォーキングやジョギングの人がここぞとばかりいつもより多いようでした。5月も最終営業日となりました。

【金融・為替】
ドル円は欧州時間にIMF筆頭副専務理事のアベノミクス支持に円は一時101円80銭台に軟化を見せたものの、米景気指標の複数が事前予想を下回りドルが軟化し、現在は100円75銭近辺の円高水準で推移しています。この日は第1四半期GDPが予想の+2.5%に対して+2.4%に、新規失業保険申請件数が34万件に対して35.4万件となり、QE縮小観測が後退したことによってドル売り要因となった模様です。ユーロは1.304ドル(ユーロ円131.5円)にドルの軟化を受けて今月上旬以来の1.3ドル乗せとなっています。QEの縮小と継続に揺れる一週間となっていますが、所詮強いアメリカ経済への途上段階に現状は留まっていてQE縮小観測の高まりはまだまだ先のことのように思えてなりませんが、悲しいかなその思惑の膨らみや萎みに金融市場が振り回されていることも現状のようです。ダウは21ドル高の1万5324ドルに小幅反発し、10年債の利回りは2.111%と前日比ほぼ変らずとなっています。

【石油市況】
原由は93.61ドル(+0.48)とドルの軟化や株価の反発が支援要因となった模様、こちらもQEの継続維持は好感材料となっています。ブレントは102.19ドル(−0.24)に小幅に続落しています。

【貴金属市況】
金は1411.5ドル(+20.2)に大幅に続伸していて、QE継続観測に最も反応を示す動きとなっています。テクニカルでもこの水準は下値を脱出したものと推測され、今後1400ドルを固める動きとなるのか注目されます。本日のSPDRは前日と変らず、減少に歯止めがかけられるのかも今後の市況を占う上で重要な指標となりそうです。

【穀物市況】
穀物市況はコーン・大豆ともに期近限月中心に続落し、新穀限月は下げが小幅にとどまっています。今週の豪雨により影響からコーンの作付面積の減少が取りざたされていますが、一方では土壌水準が潤沢となることから夏場の熱波に耐えうるとの見方も上昇一服要因とされています。

リスクオン一服から金が反発

おはようございます

【金融・為替】
ドル円は101円15銭近辺で推移していて、昨日3時半からは90銭ほどの円高・ドル安水準となっています。欧米の株式市場が軟調に推移していることや、OECD(国際経済開発機構)に世界経済の成長率鈍化予測も安全通貨としての円買いを誘うものとなっています。ユーロは1.294ドル(ユーロ円130.9円)に反発をみせています。ドイツの失業者増加や、ECBの追加利下げ観測といった売り材料もドルの上昇に押される展開となった模様です。ダウは106ドル安の1万5302ドルと前日の上昇分を吐き出し、10年債の利回りは2.111%にやや低下しています。株安の要因は当局による根強いQE縮小観測が背景とのコメントも見られますが、本日講演を行ったローゼングレン・ボストン連銀総裁は「前例のない緩和策の継続が必要」と述べています。氏はFOMCでの投票権を持っています。

【石油市況】
原由は93.13ドル(−1.88)に急反落していて、ブレント相場も102.43ドル(−1.80)に反落しています。株価の下落に見られるようにリスクオンの動きが一服していることや、OPECの生産枠据え置き、IMFの中国経済の成長見通し鈍化観測が重石となっているようです。

【貴金属市況】
金は反発に転じ1391.3ドル(+12.4)でセッションを終えています。ドルの強弱に反応する場合は対ユーロ中心でしたが、このところのドル建て金の値動きを見ているとどうも対ユーロから対円に置き換えられているように見受けられます。それだけに円相場の動きに対して、これまで以上に注目が移っていることが推測されます。また、この日の上昇にはWGCのインドの金需要が四半期ベースで過去最大となったことも影響しているようで、中国の需要とともにインドを含めたアジアの需要拡大観測が背景にあるものとも推測されます。加えてSPDRが久しぶりに0.9tと僅かながら増加したことも心理的に影響しているようです。とは言えレンジ相場が継続していて、1400ドルが目先の上値関門が続いています。

【穀物市況】
穀物市況はコーン・大豆ともに期近限月が小幅に反落して、降雨による作付遅れから新穀限月は確りとなっています。

米景気指標改善にQE縮小模索

おはようございます。関東でも例年より早く梅雨入りのようですが、終えるにも早くなればいいですね!

【金融・為替】
ドル円は102円30銭前後で推移していて、昨日3時半からは更に30銭ほどの円安・ドル高水準となっています。米国では住宅価格指数や消費者信頼感指数が事前予想を上回り、株高・ドル高が進行していて対極通貨としての円売りの構図となっています。ユーロも1.285ドル(ユーロ円は131.4円)とドル買いユーロ売りに押されています。ダウは106ドル高の1万5409ドルと終値ベースで史上最高値を更新しています。10年債の利回りは2.162%に上昇していて、QE(量的緩和)の縮小を意識しての動きとなっています。

【石油市況】
原由は95.01ドル(+0.86)に反発し、ブレントも104.23ドル(+1.61)に反発をみせています。複数の経済指標の好調さが原油価格をサポートしていますが、対ユーロでのドル高が上昇幅を狭めています。

【貴金属市況】
金は4月の中銀保有がWGCから発表され、30.23tの増加されたことを手がかりに一時1401.0ドルの大台乗せとなったものの、その後はドルの対ユーロでの上昇から弱気の売り物に押されて反落、セッション引けは1378.9ドル(−7.7)とまたもレンジ内に引き戻されています。今朝の日経紙にはファンドの売り物が339.4tと史上最大規模に膨らんでいることが伝えられています。ネットロングも249.6tに縮小、ファンド売りは回転が利くと下げ要因となりますが、価格水準が切り上がるとその分大量のショートカバーが入ることも推測され、相場にとっては「諸刃の剣」というところでしょうか。

【穀物市況】
穀物市況はここ数日の降雨から作付の遅れを囃し、コーン・大豆共に急反発をみせています。コーンベルト北西部の降雨に加えて今週も雨がちな予報が出されていて、穀物価格を下支えしています。

為替・株式の梅雨入りは避けたい

おはようございます。

西日本では“梅雨入り”関東も例年より早く今週中となりそうです。梅雨どきのジメジメを好むのは「ホタル」と「紫陽花」とのこと、東京でホタルを見ることはありませんが紫陽花は少しずつ色づいてきています。

さて、市況のほうですが英国・米国市場といった世界を代表する金融市場が休場、ドル円は101円を挟む水準の保ち合いに終始、現在101円05銭で推移しています。ユーロも1.293ドルの保ち合い、ユーロ円は130.7円といったところです。

欧州の株価は1%前後確りで引けていますが、調整途上の日経平均は時間外で1万3900円台に続落しています。今月に入りネット証券では新規の口座数が大幅に増加しているようですが、リスクを取る個人投資家の増加は政府の目標でもありましたが、この暴落で個人投資家が萎縮して「やっぱり株取引は・・・・?」が心配される状況です。

アベノミクスも実質上は黒田日銀の「異次元緩和」頼みで、第3の矢と呼ばれる成長戦略に世論や国際的な注目が集まっています。農業・医療・労働・介護といった反対勢力に抗し切る強さが安倍政権に求められています。「成長戦略」が目に見える形で機能しないと、一連の円安・株高は近隣窮乏策のそ尻を受けることになります。

メモリアルデーの休場

おはようございます。

キズナがダービーを制覇、末脚は父ディープ・インパクトゆずりの強烈なものでした。同時に武豊が復活し、キズナと共に秋の凱旋門賞を狙うようです。日本馬の優勝を見たいものです。

さて、本日は英国と米国が休場、それぞれバンクホリデーとメモリアルデー(戦没者追悼記念日)ですが、日中の時間外電子取引は貴金属と原油はあるようです。

中国の景気鈍化と米国のQE縮小が、アベノミクスの期待先行の行き過ぎた円安と株高を牽制する先週の動きとなりました。少々上昇のピッチが早すぎたために健全な調整入りとも捉えられそうです。

週明けのドル円は101.20銭近辺のスタートで週末からは40銭程度の円高・ドル安で推移、円安のピッチも修正しての仕切り直しといったところでしょう。

今週も宜しくお願いします。

3連休控えたポジション調整

おはようございます。

ドル円は101.20円と東京3時半から40銭程度のドル安・円高で終了、ユーロは横ばい1.293ドル(ユーロ円131.0円)で終了、ダウは8ドル高の1万5303ドル、10年債の利回りは2.008%にやや低下しています。日本株の大波乱から全般にリスクオンへの警戒が広がっていることや、連休を控えて金融市場全般にポジション調整を進める動きとなっているようです。

商品はWTI原油が小幅安で北海ブレントは小幅に上昇してまちまちな展開に、金は日本株の波乱に見られるように安全資産としての買いははいるものの、1400ドルには届かずに逆に反落1386.6ドル(ー5.8)に、QEの縮小見通しが根強く残ることが悲観要因となっているようです。穀物市況はコーンが小幅に続落、大豆は急反落となっています。

今週はアベノミクスや黒田異次元緩和への期待先行が修正に入ったことが世界の金融市場のサプライズ、一時的な調整とは考えられますが、日経平均1万6000円、ドル円103.5円近辺を抜き去るには応分の日柄調整が必要になるものと推測されます。

皆さん、良い週末をお過ごし下さい!

株安から安全資産として金が反発

おはようございます

大波乱の木曜日となりました。日経平均は東日本大震災以来の急落となったようです。話題は変わりますが、この週末は日本ダービー(優駿)、武豊騎手が乗る震災にちなんだ命名のキズナの活躍に期待、ディープインパクトの血を受け継ぎ末脚に期待です。武騎手がディープとキズナの親子でダービーを制すると史上初の快挙となるようです。ところで27日の米国市場は「メモリアルデー」の休場から3連休となります。

【金融・為替】
株価の暴落同様にドル円も東京時間の93.5円から、欧州時間に100.5円となんと3円幅の暴落(円は急伸)となりましたが、昨日の米景気指標(新規失業保険申請件数・新築住宅販売・住宅価格指数)は全てが事前予想を上回り、ダウも東京初の負の連鎖から一時100ドル超の下げとなっていましたが下げ幅を縮小、引けは12ドル安の1万5294ドルで終えています。世界同時株安の負の連鎖を米国の力強い経済が防波堤となったと言ってもよいのではないでしょうか。ユーロは1.293ドル(ユーロ円131.9円)に上昇していて、10年債の利回りは2.014%にやや低下しています。

【石油市況】
原由は94.25(−0.03)に小幅に続落していますが、株安連鎖で序盤の1ドル強の下落からは戻して引けています。ブレントは102.44(−0.16)とこちらも小幅続落しています。

【貴金属市況】
金は1391.8ドル(+24.4)に急反発していて、株式市場や為替市場のリスクオフの動きで唯一強さを発揮して「安全資産」としての面目躍如といったところでしょうか。4月の1321.5ドルの一番底に対してこの週明けの1336.3ドルが二番底となったのか?金価格の今後の去就に注目!

【穀物市況】
穀物市場は大豆・コーン共に小幅に続伸していて、作付けの遅れや需給逼迫を囃し堅調な値動きとなっています。

議長発言に株・為替・金が乱高下

おはようございます。

「バーナンキ議長」
時期尚早の引き締めは景気回復をリスクにさらすとの認識を示し、量的緩和策(QE)を追認するとともに、労働市場が本質的かつ持続的な形で改善すれば資産の購入を縮小させると発言しています。

「FOMC議事録」
資産購入減速には一段の雇用改善が必要との認識を示すとともに、複数の当局者は成長が十分力強く持続的なことが示されれば債券購入の縮小を支持するとしています。

【金融・為替】
為替はNY時間に一時103円70銭にまで円安進行、現在は103円10銭で推移していて昨日から50銭程度の円安・ドル高となっています。ユーロもバーナンキ議長の発言を受けて一時1.299ドルまで上昇して、現在は1.285ドルに小幅に下落しています。(ユーロ円132.6円)ダウも序盤は議長発言を好感して一時150ドル高に大幅に上昇するも、引けにかけては利食い売りに押されて80ドル安の1万5307ドルに反落しています。10年債の利回りは遂に2.028%と2%の大台に乗せています、QE縮小方向で金利は推移しているようです。

【石油市況】
原油市況は序盤こそプラス圏で推移していたものの、ドルの対ユーロでの上昇の流れや、株価の急反落から徐々に下落に転じて94.28ドル(−1.90)の大幅続落で取引を終了しています。ブレントも102.60ドル(−1.31)に続落しています。

【貴金属市況】
金は議長発言からQE継続を好感して序盤に1413.3ドルにまで駆け上がり、その後はドル高に転じた為替の動きや、議長のインフレ鎮静や資産買い入れ縮小の言及を嫌気してずるずると後退して一時1355ドルに急落、その後の時間外では徐々に落ち着きを取り戻し現在スポットで1,370ドル前後を推移しています。本日も上下に60ドル近い乱高下となっていて、不安定な取引が続いています。アルゴリズムと呼ばれる高速取引が上下動の振幅を拡大させているものと推測されますが、TOCOMの夜間取引も上下180円幅の乱高下となっています。そして結局は昨日の東京の引けとほぼ同水準の換算値、お騒がせ!疲れますね!

【穀物市況】
穀物市場はコーンが急反発して、大豆は大幅に続伸しています。作付状況、天候の推移、在庫事情、需給の読みが交錯する乱高下が続いています。

金はカバー一巡に反落の日替わり相場

おはようございます。今夜は特別なライトアップがあるのかなー?と一周年記念日のスカイツリーを横目に出勤しました。

【金融・為替】
ドル円は102円50銭近辺で推移していて昨日とほぼ変らず、余り大臣の円安懸念の打ち消しも、今夜のバーナンキ議長の議会証言を前にブラード・セントルイス連銀総裁のQE継続発言に102円後半から中盤にドルはやや弱含む展開となっています。ユーロもドルの軟化に1.290ドル(ユーロ円132.2円)に続伸しています。ダウは52ドル高の1万5387ドルと、押しては約定高値を更新するパターンが続いています。10年債の利回りは1.926%に幾分低下しています。

【石油市況】
原由は96.16ドル(−0.55)に反落し、ブレントも103.89ドル(−0.89)に反落しています。これといった材料のないままに小動きに終始といったところでしょうか。

【貴金属市況】
金は昨日のアジア時間に一時1400ドルに戻す時間帯もありましたが、その後は前日のショートカバー一順から反落に転じ、セッションの引けは1377.6ドル(−6.5)で終えています。連日の上下に大きくブレル展開となっていて、安値を警戒する動きもありますが、一方でSPDRが4営業日連続減少していて今月に入り既に55t強減少しています。欧米のヘッジファンド・機関投資家の金離れが現在進行形で進んでいることから、弱気相場の終焉時期が先延ばしされる状況となっています。アジア中心の実需買いも欧米の売りに玉負けの状況が続いています。

【穀物市況】
穀物市況はコーンの作付進捗率が予想外に進んだことから、コーンが大幅に続落しています。大豆はコーンからの転作の見通しが後退して逆に期近がしっかりとなっていますが、コーン同様に今後作付は進行していくものと推測されます。

ムーディーズの格下警告に金が急反発

おはようございます

【金融・為替】
ドル円は102円25銭近辺で推移していて、昨日の3時半からは40銭ほどの円高・ドル安の動きとなっています。この日のサプライズは、格付会社ムーディーズが「米政策当局者は年内の格下げを回避するために、債務問題に取り組まなければならない」と警告していることで、ドルは対ユーロでも1.288に小幅に軟化しています。ユーロ円は131.8円とほぼ変らずで推移しています。米国債の格付は既に一昨年にS&Pが最高ランクより一段引き下げていて、他の格付会社の追随も示唆された時期もありましたが、今回忘れたころにやってきたというところでしょうか。ダウは19ドル安の1万5335ドルに小幅に反落し、10年債の利回りは1.961%に上昇しています。

【石油市況】
原由は96.71ドル(+0.69)に続伸していて、ブレントも104.80ドル(+0.16)に小幅続伸しています。ドルが対ユーロで軟化に転じたことや、シリアの内戦の長期化から中東情勢の不透明感も上昇要因とされているようです。

【貴金属市況】
金は急反発していて1384.1ドル(+19.4)と8営業日ぶりに戻しています。昨日のアジアの時間帯に一時1336.3ドルに売り込まれる場面もありましたが、欧州時間にじりじりと反発に転じて、米国時間ではムーディーズの格下警告の報道に上昇が弾みが付き急騰、引け後も更に上昇していて一時1399ドルに戻り、現在スポットは1,393ドル近辺で推移しています。24時間世界を一周するうちになんと60ドル強の振幅、ムーディーズの報は安全資産として金の見直し報道には違いありませんが、これだけの値幅の振幅は7営業日に及ぶファンドの売り込みの反動とも考えられ、弱気ファンドの自作自演に思われてなりません。

【穀物市況】
穀物はコーンが期近限月が小幅に反落し、大豆は続伸しています。発表されたコーンの作付は以外にも71%にまで進んでいることから、本日のコーンの時間外取引は軟調を強いられる展開と思われます。
相場に対する考え方
相場の世界は人間社会の縮図であり、より大きな視野に立つことが成功の秘訣です。ファンダメンタルを最も重要視し、商社や地場情報を取り入れながら、既存の見方にとらわれない独自の観点から、相場動向を分かりやすく解説し分析してまいります。
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